6466 TVE 2019-11-01 16:30:00
繰延税金資産の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2019年11月1日
各位
上場会社名 東亜バルブエンジニアリング株式会社
代表者名 代表取締役 笹野 幸明
コ-ド番号 6466
上場取引所 東証2部
本社所在地 兵庫県尼崎市西立花町五丁目12番1号
問い合せ先 取締役管理本部長 飯田 明彦
TEL 06(6416)1150
繰延税金資産の計上及び
業績予想の修正に関するお知らせ
最近の業績動向を踏まえ、2018年11月9日に公表した2019年9月期の連結業績予想(2018年10月1日から2019
年9月30日まで)を下記の通り修正致しました。また、この修正の一因であります繰延税金資産の計上につい
て併せてお知らせいたします。
金額単位:百万円
1.業績予想の修正
2019年9月期連結業績予想数値の修正(2018年10月1日~2019年9月30日)
親会社株主
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
円 銭
前 回 発 表 予 想 (A) 8,200 250 290 260 114.41
今 回 修 正 予 想 (B) 8,239 520 576 714 313.28
増 減 額 (B-A) 39 270 286 454 -
増 減 率 (%) 0.5% 108.0% 98.6% 174.8% -
( ご 参 考 ) 前 期 実 績 (2018 年 9 月 期 ) 8,105 544 581 480 211.24
2.業績予想修正の理由並びに繰延税金資産の計上の内容
当連結会計年度の業績は、売上高82億39百万円、営業利益5億20百万円、経常利益5億76百万円、親会社株主に帰
属する当期純利益7億14百万円となる見込みです。
当第3四半期連結累計期間(2018年10月1日から2019年6月30日まで)までは、営業利益、経常利益ともに赤字の
報告をしてまいりましたが、売上計画に重大な変更なく推移してきたことから、第4四半期連結会計期間での回復
を目論んでいたところ概ね計画通りの売上高となり、それに応じ採算の方も改善する形で黒字決算を迎えることが
できる見込みとなりました。
採算面では、当連結会計年度は受注損失引当金の繰入超過を前提に予算を組んでいたため、売上目標達成のほか
に、変動費の低減とたな卸資産(仕掛品)増減のコントロールが鍵になると考え、前者については、製造予算の徹
底管理に取り組み、加えて比較的採算性に優れる原発案件等に恵まれたことあって、変動費は前期に比して1ポイ
ント以上の改善となり採算の向上に寄与しました。
後者については、来期第21期(2019年10月1日から2020年9月30日まで)のはじめに売上計上予定の原発定期検査
工事等の原価が積み上がり、当連結会計年度期首のたな卸し残高を超過したことから当期に負担する固定費が減少
し、大幅な営業利益、経常利益の改善につながりました。
親会社株主に帰属する当期純利益については、当社グループはこれまで、東日本大震災以降の業績不安定化に伴
い、繰延税金資産の全額に対し評価性引当金を引き当て、資産として計上しないこととしてまいりました。しかし
ようやく来期以降の課税所得の計上について一定の確実性を認めることができる状況となったため、当連結会計年
度より繰延税金資産の一部である2億55百万円を計上したことから、当該利益の増加となったものです。
期末配当につきましては、今後、取締役会で議論し、これまでの予想に変更が生じた際には直ちに開示すること
といたします。
以 上