6464 ツバキ・ナカシマ 2021-05-14 16:00:00
2021-2023 中期経営戦略 [pdf]

Precision for a changing world




2021-2023 中期経営戦略
2021年5月14日
株式会社ツバキ・ナカシマ
(東証一部 6464)
          2018-2020 前中期経営戦略でめざしたこと
         ⚫ 2017年に買収したNN社PBC事業とOne Team/One Tsubaki-Nakashimaとなり、
           成長を追求する組織を形成した
         ⚫ コンプライアンス意識を定着させ、厳守する仕組みを作った


          グローバルコントロールの進化            QCDSの一層の向上                        成長

         グローバル一体経営の進化         ものづくり                           販売
         ✓ コンプライアンス厳守          Frankston bogans vic market,
                              ✓生産性向上                          ✓マクロ成長の確実な捕捉
前中計の目標   ✓ 透明性維持              ✓品質改善
                               the city loop food.            ✓セラミックボールの拡販
         ✓ グローバルコントロール質的向     ✓購買原価低減                         ✓アジア市場の拡販
           上                                                  ✓新規分野での成長



         ✓ グローバルコントロールを質・量     ✓ コスト改善活動、グローバル                ✓ マクロ成長を上回る販売を達成
           ともに向上し、コンプライアンスを      レベルでの購買原低・ロジス                ✓ セラミックボール・アジア市場での
           厳守する企業構造を達成           ティックコスト低減の定着、                  拡販は新中期戦略において継続
         ✓ 活発なコミュニケーションにより       品質の安定向上                        して取り組む
目標の達成度     透明性向上                                              ✓ 新規分野は新中期戦略でメディ
                                                                カルデバイスビジネスに取り組む




                                                                                   1
                                   2018-2020 中期経営戦略

 売上収益・営業利益 (実績対比)                        売上収益                 億円         営業利益
                                                             160
                              億円
                             800                             140
⚫ 売上収益は、2018年では前中期計画をほぼ達
  成したものの,2019年から始まった米中摩擦,                                    120
  2020年の新型コロナウイルス感染症の影響に     700
                                                             100
  より計画に対し大幅な未達
                                                850           80
⚫ 2020年の売上減少幅はマクロの減少幅に比べ     600
                                                                                150
  て小さく、相対的にはポジティブ                  750   748                  60   115
                                                                         99
⚫ 2020年は、コロナ禍による異例な年のため売上                                     40
                             500
  収益は2018年比30%ダウンであったが、毎四半
  期とも営業利益を黒字とし通期で36億円を確保                               520    20                       36

                             400                               0
                                     2018           2020             2018           2020

                                         前中計   実績                        前中計   実績

                                                                                            2
 2021-2023
中期経営戦略




             3
2021-2023 中期経営戦略の基本



  成長戦略          ESG戦略

 セラミックビジネ    グローバルサステ
  スの拡大         ナビリティシステム
  EV・風力発電を    ビジョンゼロアプロ
  注力エリア        ーチ
 メディカルデバイ    ものづくりにおけ
  スビジネスの拡大     るサステナビリテ
  ・世界展開        ィとしてエネルギ
 アジア市場の拡大     ーの削減、スラッ
  強化           ジのリサイクル、
               材料歩留りの向上
               、人間工学的アプ
               ローチ

                           4
                “Best in Class” ものづくり企業

                        ベース技術の革新

     ➢人財育成/開発          ✓ スチールボール        戦略投資を実行するための
人                       • ハイパフォーマンス       キャッシュの創出
     ➢多様性の推進
                        • 加工傷への技術対策
                        • プレス球形状革新

                       ✓ セラミックボール
                        • 新素材・ソーシング      利益率の抜本的改善
R&D ➢外部人財・知識導入          • 加工時間の短縮
    ➢研究開発体制強化
                                        ✓ スチールボール収益性向上
                                          • 米国・中国
                          ものづくり革新       ✓ 構造改革
                                          • ローラービジネス
                                          • リニアビジネス
                       ✓ 自動選別
資本   ➢Net D/E レシオの改善     (セラミック/スチール)
                       ✓ 工程間自動搬送
                       ✓ 自動研磨
                       ✓ 自動梱包

                                                         5
                         2023年 での達成目標
                         売上収益及び営業利益
             億円          売上収益           億円          営業利益
            800                        140
    2023年                       750

            700                        120                 115
                         608
            600
• 売上収益            520
                                       100

            500
    750億円                              80

• 営業利益      400
                                       60
                                                    61


    115億円   300


• 営業利益率                                40    36
            200

    15%     100
                                       20


              0                          0
                  2020   2021   2023         2020   2021   2023

                                                                  6
                           “成長” (販売戦略)
                           ~3つの成長戦略の推進~

                                                    (億円)
                                                    対2020
                 1. 商品戦略:セラミックボールの拡販
ツバキ・ナカシマの競争力を                                83      +30
                              53      55
基にマクロ成長+成長戦略
で売上収益は750億円
                             2020    2021   2023

                 2. 商品戦略:メディカルデバイスの拡販
                                             40      +33
                              7       11
マクロ成長を超える既存事
業での売上増に加え、戦略                 2020    2021   2023
事業エリアの比率1/4を実現
                 3. 地域戦略:アジア地域での拡販
                                            50       +21
                             29      33

                             2020    2021   2023   計 +84
                                                            7
                                                   財務指標
ハイブリッドローン等の資本性資金の導入                          FCF                          配当
 によりNet Debt/Equityレシオを改善                          (単位:億円)                       (単位:円/株)
                                80                           100
           Net Debt/Equityレシオ
     1.2                        70                           90

                                                             80
     1.0                        60
                                                             70
                                50
     0.8                                                     60

                                40                           50                       98
     0.6                                               75
            1.2   1.1
                                30                           40
                         0.9
     0.4                                                     30
                                20
                                                                          46
                                      29                     20
     0.2                                     27
                                10                                 24
                                                             10
     0.0                         0                             0
            2020 2021   2023
                                     2020   2021      2023         2020   2021       2023
     (単位:倍)             目標
                                                      目標                             目標

発行体格付“BBB+(R&I)”の維持・向上                                               配当性向 50%
                                                                                            8
              ベース技術の革新

スチールボール
•   ハイパフォーマンス: Motus 4.0 (ツバキ・ナカシマ製造システム)の完全導入
•   加工傷ゼロへの技術対策: 品質向上・材料の有効活用・コスト低減
•   プレス球形状革新: バリを極小化する成型技術による材料歩留まりの向上


セラミックボール
• 新素材・ソーシング: 窒化ケイ素に加え、新たな材料の開発(複合材・コーテ
    ィング)
• 加工時間の短縮: ケミカル研磨やメタルダイヤなどによるリードタイム削減

                                                 9
            ものづくり革新
   自動化とAIによる品質改善と資源の最適化


✓自動選別 (セラミック / スチール): 画像処理により選別を自動化/渦流探
傷検査
✓工程間自動搬送: 研磨の工程間搬送自動化による連続行程
✓自動研磨: 研磨量を自動測定し、加工条件を自動制御
✓自動梱包: 梱包作業の自動化による効率化、作業環境の改善




                                          10
                                                    ESG

                                                ビジョンゼロアプローチ
                                        事故ゼロ・職業病ゼロ・廃棄物ゼロ・不平等ゼロ・知識不足ゼロ


    グローバルサステナビリティ                                   TNアカデミー
        システム
    (ISO 14001, ISO 45001, ISO 50001)                                       コーポレートガバナンス
                                                  トレーニングプラン
                                                                        •   ガバナンスのさらなる強化

        ものづくりプロジェクト                                                     •   コンプライアンスの推進
                                                One Team Management     •   リスクマネジメントの強化
•    エネルギー管理と責任ある資源の利用
                                                                        •   内部通報制度認証(WCMS)に登録され
•    スラッジのリサイクル
                                                                            た内部通報制度の運用強化
•    材料歩留まりの向上
                                                   従業員の満足度
•    エルゴノミクス




                  E                                     S                          G

        Environment                                   Social                  Governance
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                               免責事項
本プレゼンテーション資料は、本プレゼンテーション資料の日付現在において有効な経済、規制、市場及びその他の条件に
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本プレゼンテーション資料には、1995年米国私的証券訴訟改革法上の将来予想に関する記述を構成する記載(推定値、予想
値、目標値及び計画値を含みます)が含まれております。当該将来予想に関する記述は、将来の業績について当社の経営陣
が保証していることを示すものではありません。当社は、将来予想に関する記述を特定するために、「目指す」、「予測す
る」、「確信する」、「継続する」、「試みる」、「見積もる」、「予期する」、「施策」、「意図する」、「可能性があ
る」、「計画」、「潜在的な」、「蓋然性」、「企画」、「リスク」、「追求する」、「はずである」、「努力する」、
「目標とする」、「予定である」等の用語及びこれらに類似する表現を使用する場合があります。また、将来予想に関する
記述は、戦略、計画又は意図に関する議論により特定可能な場合もあります。本プレゼンテーション資料に記載されている
将来予想に関する記述は、当社が現在入手可能な情報を勘案した上での、当社の現時点における仮定及び判断に基づくもの
であり、既知及び未知のリスク、不確実性その他の要因を含んでいます。当該リスク、不確実性その他の要因により、当社
の実際の業績又は財務状態が、将来予想に関する記述により表示又は示唆されている将来の業績又は財務状態から大きく乖
離する可能性があります。

当社以外の会社又は当事者に関連する情報又はそれらにより作成された情報は、一般的に入手可能な情報及び本プレゼン
テーション資料で引用されているその他の情報に基づいており、当社は、当該情報の正確性及び適切性を独自に検証してお
らず、また、当該情報に関して何らの保証もするものではありません。




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