6464 ツバキ・ナカシマ 2021-05-14 16:00:00
劣後特約付シンジケートローンによる資金調達のお知らせ [pdf]
2021年5月14日
各 位
会社名 株式会社ツバキ・ナカシマ
代表者名 取締役兼代表執行役社長CEO 廣田 浩治
(コード番号 6464 東証第1部)
問合せ先 IRマネージャー 森田 郁史
(TEL 06-6224-0193)
劣後特約付シンジケートローンによる資金調達のお知らせ
当社は、2021年5月14日開催の取締役会において、劣後特約付シンジケートローン(以下「本劣後
ローン」)による資金調達について決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 本劣後ローンでの調達の目的と背景
当社は、本日、“セラミックビジネスの拡大、メディカルデバイスビジネスの拡大・世界展
開、アジア市場の拡大強化”を成長戦略に据えた「中期経営戦略」を発表いたしました。
上記3つの成長戦略を推進するとともに、財務体質の強化および資本効率の維持・向上を図る
ため本劣後ローンでの資金調達を行うことといたしました。
2. 本劣後ローンの特徴
本劣後ローンは、資本と負債の中間的な性質を持ちながら、負債であることから一株当たりの
株式価値の希薄化は発生しない一方、利息の任意繰延、超長期の償還期限、倒産手続き等におけ
る劣後性など、資本に類似した性質および特徴を有しております。このため、当社では株式会社
格付投資情報センター(R&I)より資金調達額の 50%に対して資本性の認定を受けることを
見込んでおります。
3. 本劣後ローンの概要(予定)
調達金額 100 億円
契約締結日 2021 年 5 月 25 日
実行日 2021 年 6 月 30 日
弁済期日 2051 年 6 月 30 日
期限前弁済(注) 実行日から7年目以降の各利払日に、又はその他一定の事由に
該当する場合に、元本の全部または一部の期限前弁済が可能
資金使途 長期事業資金
利息支払に関する条項 利息の任意繰延が可能
劣後特約 本劣後ローン契約に定める劣後事由(清算、破産、更生手続、再
生手続等)が発生した場合、本劣後ローンの弁済順位は全ての上
位債権者に劣後する。
本劣後ローン契約の各条項は、上位債権者に対して不利益を及
ぼす内容に変更してはならない。
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貸付人 株式会社りそな銀行(リードアレンジャー)、株式会社日本政
策投資銀行(ジョイントアレンジャー)、株式会社中国銀行、
株式会社南都銀行、第一生命保険株式会社、富国生命保険相互
会社、株式会社関西みらい銀行、株式会社みなと銀行、株式会
社八十二銀行
資本性 株式会社格付投資情報センター「クラス3、資本性 50」
(注)当社は、本件の弁済期日以前に期限前弁済を実施する場合は、普通株式又は格付機関
から同等以上の資本性が認定される証券もしくは債務(以下「借換証券」)により資金調達
を行うことを想定しています。ただし、7年目の任意期限前弁済日以降に期限前弁済する際、
一定の財務水準を満たす場合は、借換証券による資金調達を見送る可能性があります。
本劣後ローンは、“当社の戦略的投資を通じた経営の革新が、コロナ禍からの迅速かつ着実な
回復・成長に寄与し、ひいては地域活性化に貢献する取り組みであり、ポストコロナ時代の経済
社会全体の活力向上につながるもの”との意義を踏まえ、株式会社日本政策投資銀行(以下「D
BJ」)が「特定投資業務」の一類型として設置した、「新型コロナリバイバル成長基盤強化フ
ァンド」を活用しています。詳細につきましては、DBJより公表されておりますニュースリリ
ースをご参照ください。(https://www.dbj.jp/news/)
以 上
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