2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
2020年2月12日
上場会社名 日本ピストンリング株式会社 上場取引所 東
コード番号 6461 URL https://www.npr.co.jp/
代表者 （役職名） 取締役社長 （氏名） 山本 彰
問合せ先責任者 （役職名） 経理部長 （氏名） 津原 直浩 TEL 048-856-5011
四半期報告書提出予定日 2020年2月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 無
四半期決算説明会開催の有無 ： 無
（百万円未満切捨て）
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績（2019年4月1日∼2019年12月31日）
(1) 連結経営成績（累計） （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2020年3月期第3四半期 41,428 △3.0 1,202 △59.2 1,225 △58.5 497 △71.2
2019年3月期第3四半期 42,690 1.6 2,947 4.8 2,955 △3.5 1,725 △18.6
（注）包括利益 2020年3月期第3四半期 278百万円 （△69.1％） 2019年3月期第3四半期 901百万円 （△65.5％）
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 60.65 60.16
2019年3月期第3四半期 209.81 208.49
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 ％ 円銭
2020年3月期第3四半期 65,144 32,066 47.2 3,798.05
2019年3月期 65,793 32,495 47.4 3,789.58
（参考）自己資本 2020年3月期第3四半期 30,726百万円 2019年3月期 31,166百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 30.00 ― 45.00 75.00
2020年3月期 ― 20.00 ―
2020年3月期（予想） 55.00 75.00
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想（2019年 4月 1日∼2020年 3月31日）
（％表示は、対前期増減率）
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円銭
通期 55,500 △2.7 1,500 △56.2 1,500 △55.4 700 △62.9 85.39
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動） ： 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ： 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 有
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
(4) 発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 2020年3月期3Q 8,374,157 株 2019年3月期 8,374,157 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 284,122 株 2019年3月期 149,855 株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2020年3月期3Q 8,197,368 株 2019年3月期3Q 8,224,425 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。実際の業績は様々な要因により異なる可能性があります。
日本ピストンリング株式会社(6461) 2020年３月期 第３四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………２
（１）経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………２
（２）財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………２
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………２
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………３
（１）四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………３
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………５
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………７
（継続企業の前提に関する注記） …………………………………………………………７
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） …………………………………７
（会計方針の変更） …………………………………………………………………………７
（セグメント情報等） ………………………………………………………………………８
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日本ピストンリング株式会社(6461) 2020年３月期 第３四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第３四半期連結累計期間における世界経済は、米中貿易摩擦等の影響による経済成長率の減速
が継続し、不透明感が残る状況で推移いたしました。また、我が国経済におきましては、雇用・所
得環境の改善を背景に緩やかな回復が続きましたものの、輸出等に弱さがみられました。
当グループが関連する自動車業界におきましては、中国やインド等の新興国経済の成長鈍化によ
り、世界の自動車生産台数は減少となりました。このような状況を受け、当グループの売上高は
414億28百万円（前年同四半期比3.0％減）となりました。
損益面におきましては、原価低減を推し進めてまいりましたが、減産や受注構成の変化等により、
営業利益は12億２百万円（前年同四半期比59.2％減）、経常利益は12億25百万円（前年同四半期比
58.5％減）、親会社株主に帰属する四半期純利益は４億97百万円（前年同四半期比71.2％減）とな
りました。
セグメントの業績を示すと次の通りであります。
① 自動車関連製品事業
自動車関連製品事業は、自動車生産の減少影響等により、売上高は355億81百万円（前年同四半期
比2.7％減）となり、セグメント利益は17億38百万円（前年同四半期比47.0％減）となりました。
② 舶用・その他の製品事業
舶用・その他の製品事業は、産業機械向け製品等の需要減少により、売上高は16億33百万円（前
年同四半期比14.9％減）となり、セグメント損失は２億14百万円（前年同四半期はセグメント損失
1億26百万円）となりました。
③ その他
商品等の販売事業を含むその他における売上高は、42億13百万円（前年同四半期比0.5％増）とな
り、セグメント利益は１億29百万円（前年同四半期比30.0％減）となりました。
（２）財政状態に関する説明
(資産)
当第３四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ、６億49百万円減少し、
651億44百万円となりました。これは主に、「たな卸資産」の増加７億11百万円、「投資有価証
券」の増加３億46百万円、「退職給付に係る資産」の増加１億12百万円に対し、「受取手形及び売
掛金」の減少14億91百万円、「有形固定資産」の減少３億15百万円、「現金及び預金」の減少１億
58百万円があったこと等によるものであります。
(負債)
負債におきましては、前連結会計年度末に比べ、２億19百万円減少し、330億78百万円となりまし
た。これは主に、「支払手形及び買掛金」の減少10億15百万円、「未払法人税等」の減少４億41百
万円、「電子記録債務」の減少５億59百万円、流動負債「その他」の減少２億88百万円に対し、
「有利子負債」の増加14億53百万円、「繰延税金負債」の増加４億28百万円、「営業外電子記録債
務」の増加１億４百万円があったこと等によるものであります。
(純資産)
純資産におきましては、前連結会計年度末に比べ、４億29百万円減少し、320億66百万円となりま
した。これは主に、「その他有価証券評価差額金」の増加３億17百万円に対し、「為替換算調整勘
定」の減少６億33百万円、「自己株式」の取得による減少１億93百万円があったこと等によるもの
であります。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、2019年8月9日に公表いたしました予想値から変更ありませ
ん。
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２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
(単位：百万円)
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(2019年３月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,386 4,227
受取手形及び売掛金 12,821 11,330
たな卸資産 9,983 10,694
その他 1,354 1,373
貸倒引当金 △56 △54
流動資産合計 28,489 27,571
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物（純額） 8,759 8,318
機械装置及び運搬具（純額） 13,991 14,306
土地 5,179 5,162
建設仮勘定 1,030 739
その他（純額） 879 999
有形固定資産合計 29,840 29,525
無形固定資産 815 885
投資その他の資産
投資有価証券 5,039 5,386
退職給付に係る資産 687 800
繰延税金資産 665 646
その他 260 333
貸倒引当金 △4 △4
投資その他の資産合計 6,648 7,162
固定資産合計 37,304 37,573
資産合計 65,793 65,144
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(単位：百万円)
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(2019年３月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 4,044 3,028
電子記録債務 4,619 4,059
短期借入金 4,611 8,567
1年内返済予定の長期借入金 3,585 3,447
リース債務 81 84
未払法人税等 595 153
設備関係支払手形 205 203
営業外電子記録債務 1,568 1,672
その他 3,690 3,401
流動負債合計 23,001 24,619
固定負債
長期借入金 7,142 4,754
リース債務 253 273
繰延税金負債 74 503
退職給付に係る負債 2,703 2,808
その他 122 119
固定負債合計 10,296 8,458
負債合計 33,298 33,078
純資産の部
株主資本
資本金 9,839 9,839
資本剰余金 6,080 6,080
利益剰余金 14,599 14,561
自己株式 △330 △524
株主資本合計 30,189 29,957
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,452 2,770
為替換算調整勘定 △66 △700
退職給付に係る調整累計額 △1,409 △1,301
その他の包括利益累計額合計 977 768
新株予約権 94 116
非支配株主持分 1,233 1,223
純資産合計 32,495 32,066
負債純資産合計 65,793 65,144
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（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第３四半期連結累計期間
(単位：百万円)
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 42,690 41,428
売上原価 32,499 32,807
売上総利益 10,190 8,620
販売費及び一般管理費 7,243 7,418
営業利益 2,947 1,202
営業外収益
受取利息 10 9
受取配当金 157 164
その他 162 177
営業外収益合計 329 350
営業外費用
支払利息 142 151
為替差損 102 60
その他 76 115
営業外費用合計 321 327
経常利益 2,955 1,225
特別利益
投資有価証券売却益 － 137
特別利益合計 － 137
特別損失
減損損失 141 20
特別損失合計 141 20
税金等調整前四半期純利益 2,814 1,342
法人税、住民税及び事業税 848 495
法人税等調整額 153 276
法人税等合計 1,001 771
四半期純利益 1,812 571
非支配株主に帰属する四半期純利益 86 73
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,725 497
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四半期連結包括利益計算書
第３四半期連結累計期間
(単位：百万円)
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 1,812 571
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △492 317
為替換算調整勘定 △367 △717
退職給付に係る調整額 △50 107
その他の包括利益合計 △910 △292
四半期包括利益 901 278
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 843 288
非支配株主に係る四半期包括利益 58 △9
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（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（会計方針の変更）
（米国財務会計基準審議会会計基準編纂書(ASC)第606号「顧客との契約から生じる収益」の適用）
米国会計基準を適用している在外子会社において、ASC第606号「顧客との契約から生じる収益」を、第１四半期
連結会計期間より適用しております。
これにより、約束した財又はサービスが顧客に移転された時点で、当該財又はサービスと交換に利益を得ると見
込む対価を反映した金額で、収益を認識しております。
なお、当第３四半期連結累計期間において、四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
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日本ピストンリング株式会社(6461) 2020年３月期 第３四半期決算短信
（セグメント情報等）
前第３四半期連結累計期間（自 2018年４月１日 至 2018年12月31日）
１ 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
（単位：百万円）
四半期連結
報告セグメント
その他 調整額 損益計算書
合計
自動車関連 舶用・その他 (注１) (注２) 計上額
計
製品事業 の製品事業 (注３)
売上高
外部顧客への売上高 36,578 1,919 38,498 4,191 42,690 － 42,690
セグメント間の内部
－ － － － － － －
売上高又は振替高
計 36,578 1,919 38,498 4,191 42,690 － 42,690
セグメント利益又は
3,278 △126 3,151 184 3,335 △388 2,947
損失（△）
(注)１ 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、商品等の販売事業を含んでおりま
す。
２ セグメント利益又は損失（△）の調整額△388百万円は、各報告セグメントに配賦していない研究開発費等で
あります。
３ セグメント利益又は損失（△）は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
２ 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
（固定資産に係る重要な減損損失）
当第３四半期連結累計期間の「自動車関連製品事業」において、経営環境の変化に伴う収益性の
低下等により、減損損失を141百万円計上しております。
当第３四半期連結累計期間（自 2019年４月１日 至 2019年12月31日）
１ 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
（単位：百万円）
四半期連結
報告セグメント
その他 調整額 損益計算書
合計
自動車関連 舶用・その他 (注１) (注２) 計上額
計
製品事業 の製品事業 (注３)
売上高
外部顧客への売上高 35,581 1,633 37,214 4,213 41,428 － 41,428
セグメント間の内部
－ － － － － － －
売上高又は振替高
計 35,581 1,633 37,214 4,213 41,428 － 41,428
セグメント利益又は
1,738 △214 1,523 129 1,652 △450 1,202
損失（△）
(注)１ 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、商品等の販売事業を含んでおりま
す。
２ セグメント利益又は損失（△）の調整額△450百万円は、各報告セグメントに配賦していない研究開発費等で
あります。
３ セグメント利益又は損失（△）は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
２ 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
（固定資産に係る重要な減損損失）
当第３四半期連結累計期間の「自動車関連製品事業」において、経営環境の変化に伴う収益性の
低下等により、減損損失を20百万円計上しております。
－8－