6460 セガサミーHD 2019-02-05 16:00:00
通期業績予想の修正及び減損損失の計上に関するお知らせ [pdf]
2019 年 2 月 5 日
各 位
会 社 名 セガサミーホールディングス株式会社
代 表 取 締 役 社 長 グ ル ー プ COO
代 表 者 名
里 見 治 紀
( コード番号 6460 東証第一部 )
上席執行役員財務経理本部長
問 合 せ 先
大 脇 洋 一
( 電 話 番号 03-6864-2400 )
通期業績予想の修正及び減損損失の計上に関するお知らせ
当社は、2018 年 5 月 11 日に公表いたしました 2019 年 3 月期(2018 年 4 月 1 日~2019 年 3 月
31 日)の通期連結業績予想を修正いたしましたので、お知らせいたします。また、2019 年 3 月期
第 3 四半期決算において、 下記のとおり固定資産の減損損失を特別損失として計上いたしましたの
で、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 2019 年 3 月期通期連結業績予想の修正(2018 年 4 月 1 日~2019 年 3 月 31 日)
親会社株主
1 株当たり
に帰属する
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益又は
当期純利益又は
当期純損失(△)
当期純損失(△)
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
△1,500 △6.40
前回発表予想(A)
390,000 21,000 16,000 12,000 51.20
△53,000 △8,000 △8,500 △13,500 △57.60
今回発表予想(B) 337,000 13,000 7,500
△13.6 △38.1 △53.1
増減額(B-A)
増減率(%) ― ―
(ご参考)前期実績
323,664 17,720 14,578 8,930 38.10
(2018 年 3 月期)
■修正の理由
エンタテインメントコンテンツ事業のデジタルゲーム分野においては、国内モバイルゲーム
市場の競争環境が激化する中、運営長期化に伴い当社の既存主力タイトルは減衰傾向にありま
す。当期は、新作タイトルの投入による収益拡大を目指してまいりましたが、 新作タイトルの投
入時期が遅延したことや投入したタイトルが期待値を下回ったことなどから、既存主力タイト
ルの減衰を補うには至らない見込みです。デジタルゲーム分野以外のエンタテインメントコン
テンツ事業は、パッケージゲーム分野を中心に概ね前回予想を上回って推移しておりますが、
デジタルゲーム分野の収益低下を補うには至らず、エンタテインメントコンテンツ事業の売上
高・営業利益は前回発表予想を下回る見込みとなりました。
遊技機事業においては、型式試験における適合の取得が想定を下回ったことを主因に、 販売タ
イトル数・販売台数が当初の計画を下回る見込みとなり、 営業費用の抑制に取り組みましたが、
売上高・営業利益は前回発表予想を下回る見込みです。
また、次項のとおり減損損失を計上したことから、2019 年 3 月期の通期業績予想を修正いた
しました。
なお、配当につきましては、期末配当 20 円(年間配当 40 円)から変更はございません。
(参考情報:セグメント別内訳)
2019 年 3 月期通期業績予想 (単位:百万円)
前回発表予想 今回発表予想 増減額
セグメント
(A) (B) (B-A)
合計 390,000 337,000 △53,000
遊技機事業 122,000 102,000 △20,000
売上高 内
エンタテインメント
訳 258,000 224,500 △33,500
コンテンツ事業
リゾート事業 10,000 10,500 500
合計 21,000 13,000 △8,000
遊技機事業 18,500 14,000 △4,500
エンタテインメント
営業利益 内 13,500 9,700 △3,800
訳 コンテンツ事業
リゾート事業 △3,000 △2,800 200
その他/消去等 △8,000 △7,900 100
2. 減損損失の計上
当社の連結子会社である株式会社セガゲームス及びその連結子会社が保有するデジタルゲ
ーム分野の固定資産の一部について、2019 年 3 月期第 3 四半期決算において減損損失 6,108
百万円を特別損失に計上することといたしました。
3. 今後の取り組み
エンタテインメントコンテンツ事業においては、IP 軸での事業展開を加速させ、当社グル
ープが保有する IP 群の価値を最大化させるとともに積極的に外部 IP を活用し、収益拡大に
向けて取り組んでまいります。デジタルゲーム分野においては、収益拡大傾向にあるパッケー
ジゲーム分野との組織統合・再編等を通じて、リソースの有効活用や開発管理の精度向上を図
るとともに、デジタルゲーム分野におけるタイトル数等の精査を行い、開発・運営規模の適正
化を進め収益改善を図ってまいります。また、デジタルゲーム分野については IP 展開の重要
チャネルの一つとして、引き続き事業展開を進めてまいります。
遊技機事業においては、新規則・新内規に適応したタイトルの供給を本格化させるべく、適
合率の向上及び魅力的なタイトルの供給を進め、 販売台数の拡大ならびに市場の活性化に取り
組んでまいります。また、引き続きコスト改善等の効率化を進めて収益性の向上を図ってまい
ります。
2017 年 5 月に公表した中期事業戦略「Road to 2020」の最終年度となる 2020 年 3 月期の
業績見通しについては、上記の取り組みを踏まえて、2019 年 3 月期本決算と合わせて公表す
る予定です。
※本資料内に記載した数値や業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情
報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる結果と
なる可能性があります。
以上