6460 セガサミーHD 2019-04-26 15:30:00
2019年3月期 決算説明資料 [pdf]

                                         2019年3月期 決算説明資料

                                                                          2019年4月26日


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本資料における市場予測や業績見通し等の内容は、現時点で入手可能な情報に基づき、
経営者が判断したものであります。従いまして、これらの内容はリスクや不確実性を含んでおり、
将来における実際の業績は、様々な影響によって大きく異なる結果となりうることを、予めご承知おきください。


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1.2019年3月期 実績 /2020年3月期 計画
                                                                                    決算ハイライト
 (単位:億円)
                       2018/3        2019/3        2020/3
                        実績            実績            計画
売上高                       3,236         3,316         3,900
                                                                 2019/3期 実積
営業利益                        177           130           270
                                                                     前期比で増収、減益
             営業利益率          5.5%          3.9%          6.9%
                                                                     遊技機事業及びデジタルゲーム分野が
  営業外収益                         32            21            15        低調に推移
  営業外費用                         64            77            55

経常利益                        145               74        230      2020/3期 計画
  特別利益                           9            82             -       前期比で増収、増益を計画
  特別損失                          31            87             -       遊技機事業において新基準機(6号機)の
税引前当期純利益                    124               69        230           販売による販売台数増加を見込む
                                                                     デジタルゲーム分野の収益性改善に取り組む
親会社株主に帰属する当期純利益                 89            26        150

ROA※                        1.8%          0.6%               -

 ※ROA(%)=親会社株主に帰属する当期純利益 / 総資産
                                                                        ⇒詳細は「2019年3月期 決算補足資料」参照
                                                                                                  -3-
                              段階利益 (2019/3期 実績)
                              営業外損益、特別損益内訳   (単位:億円)
                    (単位:億円)

                                営業外収益              21
                                 受取配当金                  4
                                 投資事業組合運用益              4
                                 その他                   13

                                営業外費用              77
                                 持分法投資損失               38
                                 賃借料                    9
                                 その他                   30

                                特別利益               82
                                 固定資産売却益               52
                                 投資有価証券売却益             17
                                 その他                   13

                                特別損失               87

※1特別損失を含まない、税引前利益                減損損失                  83
                                 その他                    4


                                                            -4-
                                                                      連結費用

                                 (単位:億円)    (主な要因)


           2018/3     2019/3     2020/3
                                            2019/3期 実積   2020/3期 計画
            実績         実績         計画

研究開発費・                                      デジタル新作タイトル   パッケージ新作投入に
コンテンツ制作費        620        666        725   投入に伴い増加      より増加


設備投資額           241        344        248   本社移転に伴い増加    本社移転完了による減少


                                            移転実施に伴う、
減価償却費           162        145        136   加速償却額減少


                                                         パッケージ、遊技機における
広告宣伝費           154        160        210   -
                                                         新作タイトル投入による増加




                                                                         -5-
                                      (単位:億円)          連結貸借対照表 要約
              2018/3期末    2019/3期末    増減
流動資産              2,723       2,604        -119
                                                  主な増減要因              前期末比
   現金・預金          1,578       1,374        -204
   有価証券            246         145         -101
                                                  流動資産
固定資産              2,011       2,041         +30
                                                  売上債権及び棚卸資産が増加した一
資産合計              4,734       4,646         -88                        -119
                                                  方で、現金及び預金、有価証券が減少
流動負債               844         875          +31
   社債(1年以内)        100         125          +25
                                                  固定資産
固定負債               785         717          -68
                                                  本社移転に伴う有形固定資産の増加、
   社債              225         100         -125                         +30
                                                  投資有価証券、出資金の増加
負債合計              1,630       1,593         -37
純資産合計             3,104       3,053         -51
                                                  負債
総資産               4,734       4,646         -88
                                                  社債の償還や借入金の減少          -37
              2018/3期末    2019/3期末    増減
現金・現金同等物          1,765       1,480        -285
有利子負債              870         761         -109
ネットキャッシュ           895         718         -177
自己資本比率            65.0%       65.1%


                                                                          -6-
                                                          連結キャッシュフロー
  現金及び                         (単位:億円)
現金同等物残高
                                                  営業キャッシュフロー
2018/3期末                                          税金等調整前当期純利益     +69
                   1,765
                                                  減価償却費          +188

                                                  売上債権増加額        -102
                                          営業CF    たな卸資産増加額       -100
                                         +148億円
                                                  その他             +93


                                                  投資キャッシュフロー
                                                  有形固定資産の取得      -182
                                 投資CF
                                -221億円            有形固定資産の売却      +103

                                                  無形固定資産の取得      -102
                                                  その他             -40


                       財務CF                       財務キャッシュフロー
                      -206億円
                                                  長期借入れによる収入     +149
                                                  長期借入金の返済       -158
                                                  社債償還           -100
2019/3期末   1,480
                                                  その他             -97


                                                                        -7-
                                                            移転費用
本社移転に伴う移転費用の発生

   一過性移転費用(参考値)
              (単位:億円)
                                           一過性移転費用
                              (単位:億円)

                                              2018/3        2019/3
                                               実績            実績


                              連結                       24            49
                        公表値        遊技機                  8            11

                                   エンタメ                14            30

                                   リゾート                 0             0

                                   全社/消去                2             8



                                                                          -8-
2.セグメント別 実績 /計画
                                                  遊技機事業
売上高
営業利益
営業利益率   (億円)
               2019/3期 通期実績
                  前期比で減収、増益
                   パチスロ:新基準機(6号機)の型式試験適合率が低水準で
                        推移したことから、タイトル数、販売台数が減少
                   パチンコ:旧基準機を中心に販売し、販売台数増




                (販売台数の推移)

                               2018/3(実績)   2019/3(実績)   2020/3(計画)

                 パチスロ            85,401台      67,140台     120,000台
                 パチンコ           140,013台     159,848台     164,000台
                         本体      97,655台      91,858台      78,600台
                         盤面      42,358台      67,990台      85,400台
                                                                      - 10 -
                                                 遊技機事業
売上高
営業利益
営業利益率   (億円)
               2020/3期 通期計画
                  増収/増益を計画
                   パチスロ:旧基準機撤去による需要増加が見込まれることから、
                        新基準機を中心に販売を実施
                   パチンコ:新基準機を中心に販売し、前期並みの販売台数を計画
                        リユース等の利益率改善施策実施による大幅な増益を
                        見込む




                (販売台数の推移)
                              2018/3(実績)   2019/3(実績)   2020/3(計画)

                 パチスロ           85,401台      67,140台     120,000台
                 パチンコ          140,013台     159,848台     164,000台
                         本体     97,655台      91,858台      78,600台
                         盤面     42,358台      67,990台      85,400台
                                                                     - 11 -
                                                                             遊技機事業

    2019/3期の主な販売タイトル                                       2020/3期の販売予定タイトル




『パチスロディスクアップ』   『ぱちんこCR真・北斗無双 第2章』                『パチスロディスクアップ』       『P SHOW BY ROCK‼』
                                                                   ©2012,2019 SANRIO CO.,LTD. APPROVAL
                 ©武論尊・原哲夫/NSP 1983 版権許諾証KOK-115
                                                    第5弾 ホワイトパネル    NO.S593668 SP# ©Sammy
©Sammy           ©2010-2013 コーエーテクモゲームス ©Sammy    ©Sammy




                                                                                                         - 12 -
売上高                  エンタテインメントコンテンツ事業
営業利益
営業利益率
        (億円)
               2019/3期 通期実績
                  前期比で増収、減益
                  デジタルゲーム分野において損失を計上
                  パッケージゲーム分野において、欧米のリピート販売が
                   堅調に推移し、収益を底支え




               2020/3期 通期計画
                  開発・運営タイトル数の適正化により、デジタルゲーム分野における
                   収益改善を見込む
                  パッケージゲーム分野において、既存IP新作タイトルの投入による大
                   幅増収を見込むものの、タイトル投入に伴う開発費等が発生




                                                  - 13 -
売上高                                     デジタルゲーム
営業利益
営業利益率
        (億円)
               2019/3期 通期実績
                  期初計画に対し大幅な未達、前期比で増収、損失計上
                  既存タイトルの減衰を新作で補えず
                  評価減等、運営タイトルのサービス終了に伴う損失を計上
                  新作タイトル投入数
                    期初計画 12タイトル ⇒ 実績 8タイトル


               2020/3期 通期計画
                  開発・運営タイトル数等の適正化を図り、収益性改善に取り組む
                  2019/3期に損失計上したことによるランニングコストの減少
                  収益が見込まれる領域にリソースを移管
                  新作タイトル投入予定数
                    2020/3期 計画 6タイトル




                                                    - 14 -
                                                                                                                                デジタルゲーム
2019/3期の主なタイトル                                                                                  2020/3期の主なタイトル




『プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド』                                                                   『リーグ・オブ・ワンダーランド』
©SEGA                                                                                           ©SEGA
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                                     『龍が如く ONLINE』                                                                 『けものフレンズ3』
                                      ©SEGA                                                                        ©けものフレンズプロジェクト2G ©SEGA   - 15 -
                                             パッケージゲーム
売上高
営業利益
営業利益率   (億円)
               2019/3期 通期実績
                  新作タイトルの遅延が発生したものの
                   堅調なリピート販売により、前期比で減収、増益



               2020/3期 通期計画
                  既存IPの大型新作タイトルを多数投入することで、
                   大幅な増収を見込む
                  新作タイトル投入に伴う開発費・広告宣伝費等の発生、
                   及びリピート販売の減少により、減益の見込み

                 パッケージ販売本数
                                                      (単位:万本)

                             2018/3     2019/3     2020/3
                              実績         実績         計画

                  新作              813        409        1,069
                  リピート            920      1,935        1,450
                  合計            1,733      2,344        2,519

                                                                - 16 -
                                                                        パッケージゲーム
2019/3期の主なタイトル




    『Yakuza 6: The Song of Life』   『JUDGE EYES:死神の遺言』   『Football Manager 2019』
    ©SEGA                          ©SEGA                © Sports Interactive Limited 2019.
                                                        Published by SEGA Publishing Europe Limited.




                                                                                                       - 17 -
                                                                                                         パッケージゲーム
2020年3月期の主なタイトル




 『チームソニックレーシング』
 ©SEGA


                                                   『Total War: THREE KINGDOMS』
                                                   © SEGA.
                                                   Developed by The Creative Assembly Limited.




              『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピックTM』
              TM IOC/TOKYO2020/USOC 36USC220506.
              © 2019 IOC. All Rights Reserved.
                                                                                                 『新サクラ大戦』
              © NINTENDO. ©SEGA.                                                                 ©SEGA
                                                                                                                - 18 -
                                        アミューズメント機器
売上高
営業利益
営業利益率   (億円)
               2019/3期 通期実績
                  前期比増収、減益
                  ビデオゲーム、プライズ機の販売を実施
                    Fate/Grand Order Arcade
                    UFO CATCHER TRIPLE TWIN
                  タイトルの稼働停止および移転による費用増

               2020/3期 通期計画
                  好調なプライズ機に加え、主力タイトル「StarHorse」
                   の新作を中心に投入予定
                    StarHorse4
                    Maimai でらっくす
                  本社移転に伴う固定費増により減益を見込む




                                                   - 19 -
                                              アミューズメント施設
売上高
営業利益
営業利益率   (億円)
               2019/3期 通期実績
                   前期比増収、減益
                   プライズを中心に堅調に推移
                   既存店売上高5期連続で100%超え



               2020/3期 通期計画
                   新規出店による増収の一方で
                    消費増税の影響等により減益を見込む


               国内アミューズメント施設 店舗数/既存店売上高前年比

                          2018/3   2019/3      2020/3
                           実績       実績          計画

               店舗数(店舗)       189       190              195
               既存店売上
               前年比(%)      101.9      104.0        104.4

                                                              - 20 -
                                          映像/玩具
売上高
営業利益
営業利益率   (億円)
               2019/3期 通期実績
                  映像: 動画配信等の収入を計上
                    劇場版「名探偵コナン」シリーズなど

                  玩具: 新製品や定番製品等を販売
                    WHOareYOU? など




               2020/3期 通期計画
                  映像・玩具新作投入により増収を見込むが、
                   映像製作収入比率上昇のため、利益横ばい
                    劇場版「名探偵コナン」




                                              - 21 -
                                      リゾート事業
売上高
営業利益
       (億円)
              2019/3期 通期実績
                 前期比で増収、損失幅縮小
                 国内IR費用の発生増加
                 フェニックス・リゾートの収益改善



              2020/3期 通期計画
                 既存施設において引き続き収益改善に取り組む
                 国内IR参入に向けた取り組みの活発化による費用増




                                             - 22 -
                                 フェニックスリゾート
売上高
営業利益
営業利益率   (億円)
               2019/3期 通期実績
                  リニューアル効果及び各種プロモーション施策により売上、
                   利用者数が増加




               2020/3期 通期計画
                  各種営業施策を継続的に実施し、収益性の向上に取り組む
                  ゴルフおよび、MICE利用の活性化に取り組む




                                                 - 23 -
                                         パラダイスセガサミー(持分法適用)
PARADISE SEGASAMMYドロップ額*推移
                                                                                        (億ウォン)
(百万ウォン)
                                                                         2018/3期     2019/3期
                                                 売上高                         2,005       3,016
                                                                   カジノ       1,749       2,486
                                                                  ホテル          256         503
                                                                  その他            -          28
                                                 売上原価                        1,760       2,850
                                                                   カジノ       1,179       1,616
                                                                  ホテル          581         992
                                                                  その他            -         242
                                                 売上総利益                         244         166
                                                       販売費及び一般管理費              572         374
                                                 営業利益                        -327        -208
                                                 EBITDA                        -62         200
                                                 純利益                         -468        -530
                                                                  出所:パラダイス社決算資料より作成

                                                  セガサミー
                                                                             -28         -31
                                                  持分法取込額(億円)


          ※ 「パラダイスセガサミー」は当社持分法適用関連会社 ※ 「パラダイスセガサミー」の数値は3ヶ月遅れで計上     ※ ドロップ額=テーブルにおけるチップ購入額
                                                                                                 - 24 -
Road to 2020 進捗
 営業利益             (単位:億円)
 営業利益率

                            営業利益は2期連続の未達

                            (主な要因)

                            遊技機
                            規則改正による影響

                            エンタテインメントコンテンツ
                            主にデジタルゲーム分野に
                            おけるヒットタイトル不足


                                             - 26 -
遊技機事業
Road to 2020の振り返り(遊技機事業)


     事業環境変化を受け当初目標は未達も
     利益率は大幅に改善
         規則改正による環境変化
          ・適合率が低下
          ・販売市場が低迷

         利益改善施策は着実に進行

                           - 28 -
Road to 2020の実行施策と成果(営業利益率の比較)
ダウンサイド                             パチスロ比率の低下

                                    販売台数減

            リユース対象率の向上

アップサイド       部材共通化促進

              原価低減
                                               28.1%
            ZEEGの設立、始動
                         24.2%
              ブランド戦略

            共通固定費の削減

             開発効率の改善
 17.7%
  2017/3期                2020/3期               2020/3期
    実績                     計画                  当初目標

                                                         - 29 -
Road to 2020の実行施策と成果
               利益率の改善は着実に進行
  重点施策          成果
                リユースを意識した製品設計
  リユース対象率の向上
                リユース対象部品を30品目⇒50品目以上に拡大
                共通部材比率のアップ(パチスロ 88%、パチンコ 52%)
  部材共通化促進
                パチスロ、パチンコ間の部材共通化
                原価指標を用いた管理強化
  原価低減
                デバッグ業務の内製化による費用削減、役物専用品の厳選
  ZEEGの設立、始動    前期よりZEEG筐体の投入を開始
  ブランド戦略        サミーブランドへの一本化
                開発期間の短縮(規則改正の影響を受け当初計画には届かず)
  開発効率の改善
                評価プロセスの強化、開発タイトル数の厳選
                固定費の大幅な削減
  共通固定費の削減
                当初想定を大幅に上回る改善

                                                - 30 -
市場動向(設置台数/販売台数の推移)
  旧基準機の撤去期限に伴い、パチスロ遊技機の販売台数は増加を見込む

パチスロ市場予想               パチンコ市場予想
 設置台数        (単位:万台)    設置台数      (単位:万台)
 販売台数                   販売台数
 回転率                    回転率




                                  (自社推計・予想)

                                              - 31 -
今後の入れ替え需要(新基準機の市場シェア:推計)
       2020/3期 3Qに撤去期限が集中
パチスロ
                   撤去時期                      台数(推計)
                              1Q (4-6月)        約3千台
                              2Q (7-9月)        約1千台
                   2020/3
                              3Q (10-12月)   約182千台
                              4Q (1-3月)        約9千台

                   2021/1月末                 約1,188千台

パチンコ

                   撤去時期                     台数(推計)
                   2020/3                    約58千台

                   2021/1月末                 約2,130千台




                                                 (自社推計)
                                                       - 32 -
今後のタイトル投入、開発方針

  今後目指すもの
     適合率の改善
       ・パチスロ、パチンコともに複数スペックの申請


     マーケットトレンドに合わせたパチスロ機の開発
       ・高純増
       ・技術介入性
       ・既存大型IPの活用


                                - 33 -
年間イベントスケジュール
       2020/3期
        4月     5月       6月      7月   8月    9月     10月   11月   12月   1月    2月    3月


                                                         主力5号機の            2021年1月末
業界関連           G20サミット                    ラグビーワールドカップ     撤去期限           新規則機へ完全移行
              入替自粛(未確定)                    入替自粛(未確定)



       パチスロ猛獣王
        王者の咆哮
パチスロ                                       新基準機(6号機)を順次販売予定
              パチスロディスクアップ
              第5弾ホワイトパネル

       P七つの大罪 強欲Ver.

パチンコ         ぱちんこCRどらきゅあ!                       新基準機を順次販売予定
             P SHOW BY ROCK!!

                                                  ※入替自粛については未確定の情報のため当社の推測となります


                                                                                      - 34 -
エンタテインメントコンテンツ事業
Road to 2020の振り返り(デジタルゲーム分野)

 事業環境の悪化、ヒット不足により当初想定を
 大幅に下回る
 外部要因               内部要因
  上位タイトルの固定化       既存タイトルの減衰
  IPタイトルの増加        ヒットタイトルの不足
  国内市場の競争激化        新作タイトルの遅延・開発中止




                                      - 36 -
Road to 2020の振り返り(パッケージゲーム分野)

 海外販売、リピート販売の伸長に伴い
 当初想定を上回る
外部要因              内部要因

 欧、米、アジア市場の伸張     国内スタジオIPの海外販売比率増加
 Steam等の新たな       海外スタジオIPによる安定した収益基盤
  プラットフォーマ―の成長     製品クオリティの向上
                    (2018年Metacriticメジャーパブリッシャランク2位)




                                                       - 37 -
市場動向(2020年の市場予測)
                                         アジア
 拡大                                     モバイル
       アジア
      パッケージ
                         欧米
                        モバイル
                                                                      海外市場が拡大
                                                  欧米
                    日本                            パッケージ


          日本
                   モバイル
                                         欧米                           国内市場が停滞
                              アジア        CS/PCデジタル
         パッケージ
                           CS/PCデジタル

          日本
      CS/PCデジタル
 縮小


                                                          市場規模(mn$)
                         10,000      20,000      30,000

              デバイス、プラットフォーム別 市場規模 (2020年(予測))
                  (出所:IDG report_Nov.2017 をベースとして全世界の数値を参照)
                                                                                - 38 -
重点領域の見直し

 好調な海外市場のうち、自社の強みを生かせる領域にリソースを集中

 Road to 2020発表時                   2020/3期以降
                   国内   アジア   欧米                    国内   アジア   欧米

           パッケージ                            パッケージ        ●     ●
           CS/PC                            CS/PC
  国内スタジオ                           国内スタジオ
           デジタル                             デジタル
           モバイル                             モバイル
                   ●    ●     ●                     ●    ●     ●
           デジタル                             デジタル
           パッケージ                            パッケージ        ●     ●
           CS/PC                            CS/PC
  欧米スタジオ                           欧米スタジオ                      ●
           デジタル                             デジタル
           モバイル                             モバイル
           デジタル                             デジタル




                                                                    - 39 -
デジタルゲーム分野の改善策

  開発・運営タイトル数の規模を適正化
     新作タイトル開発数の絞り込み
     自社運営タイトル数の適正化
     既存IPタイトルを中心に展開

  リソース再配分の推進
     海外パッケージ分野等、期待分野へのリソース投資
     既存タイトルの内製化を推進

                                - 40 -
IP価値の最大化
IPの特性を活かしたマルチリージョン・マルチデバイス・マルチプラットフォーム展開
           豊富なIP群               プラットフォーム
    既存IP         リバイバルIP
                              コンソール(現世代・次世代)

                                   Steam

                                  WeGame
                メガドライブミニ
                その他休眠IP           モバイル

                                新プラットフォーム
    新規IP            外部IP
                 けものフレンズ
              オリンピック公式ライセンス

                                               - 41 -
リゾート事業
現在までの取り組み
                       国内IR進出に向けた準備

2012年5月
               2012             2012年3月
                                フェニックスリゾートの
PARADISE GROUPとの合弁会社            全株式を取得
「パラダイスセガサミー」を設立
          2014年4月
          パラダイスセガサミーへの                          2017年12月
          当社従業員の派遣開始                            ネバダライセンス取得
                    2014年11月
                    韓国初のIR施設                               2017年12月
                    「パラダイスシティ」の着工                          京大との依存症対策研究
                               2017年4月
                               「パラダイスシティ」OPEN


                                                              2019
                                                                      - 43 -
                                        https://www.segasammy.co.jp/




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