6460 セガサミーＨＤ 2021-06-11 18:30:00
横浜市における統合型リゾート事業への参画に関するお知らせ [pdf]
2021 年 6 月 11 日
各 位
会 社 名 セガサミーホールディングス株式会社
代 表 取 締 役 社 長 グ ル ー プ CEO
代 表 者 名
里 見 治 紀
( コード番号 6460 東証第一部 )
上席執行役員経営企画本部長
問 合 せ 先
高 橋 真
( 電話番号 03-6864-2400 )
横浜市における統合型リゾート事業への参画に関するお知らせ
当社は、 2021 年 6 月 11 日開催の取締役会において、 日本国内における統合型リゾート事業 （以下、
国内 IR 事業）への参画を目指して、世界有数のリゾート施設運営企業であるゲンティン・シンガポ
ール・リミテッド（Genting Singapore Limited）
（以下、GENS 社）と協業し、綜合警備保障株式会
社、鹿島建設株式会社、株式会社竹中工務店、株式会社大林組とともにコンソーシアム（以下、当コ
ンソーシアム）を組成し、横浜市の実施する特定複合観光施設設置運営予定者の公募（以下、RFP）
に応募することを決定するとともに、同日横浜市に RFP 提案書を提出し受理されました。
なお、国内 IR 事業への参画は、RFP において当コンソーシアムが事業者として選定されること及
び横浜市が特定複合観光施設区域として区域認定されること等の一連の事業者選定プロセスを通過
することを前提としております。
1．本件の趣旨
当社は 2012 年以降、宮崎県のフェニックスリゾート株式会社のグループ会社化や、韓国における
合弁会社 PARADISE SEGASAMMY Co.,Ltd.を通して、統合型リゾートの開発・運営ノウハウを蓄
積し、国内 IR 事業への参画を目指してまいりました。
その過程において、世界で最も厳格な規律の下で統合型リゾートを開発・運営している地域の一つ
であるシンガポールで、リゾート・ワールド・セントーサ（Resorts World Sentosa）の開発・運営を
成功させている GENS 社が、国内 IR 事業を成功させるためのベストパートナーであるとの判断に至
りました。当社は、GENS 社との協業の下で、国内 IR 事業の市場分析、開発計画の立案、コンソー
シアム組成等のプロセスを進め、RFP 応募準備を行ってまいりましたが、この度、横浜市の実施する
RFP に正式に応募いたしました。
なお、正式な国内 IR 事業の開始には、合弁会社の設立等を目的とした株主間契約の締結等のプロ
セスを進める必要があるほか、 RFP において当コンソーシアムが事業者として正式に選定され、 その
後に横浜市が国交省により特定複合観光施設区域として区域認定される事等が前提条件となります。
これらの一連のプロセスを経て、 正式な国内 IR 事業者として選定されることを目指してまいります。
2．本件の概要
(1) 事業内容
横浜市における IR 施設の企画・開発・運営
開業予定時期：2020 年代後半（予定）
(2) 当該事業を担当する部門
当コンソ―シアムが主体となることを想定しておりますが、詳細は未定です
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(3) 当該事業の開始のために支出する金額及び内容
事業者選定、区域認定等の一連のプロセスを通過する事を前提として、 事業開始期日までの累計で、
当社から最大約 1,200 億円を支出する予定です。なお、支出額は今後の金融機関からの借入等の割合
により変動する可能性があります。また、最大限支出した場合においても、当該事業は当社の連結対
象にはならない予定です。
3．GENS 社の概要
（1） 名 称 Genting Singapore Limited
（2） 所 在 地 10 Sentosa Gateway, Resorts World Sentosa, Singapore
（3） 代表者の役職・氏名 President COO, Tan Hee Teck
（4） 事 業 内 容 統合型リゾート施設の開発・運営
（5） 資 本 金 S$5,528 百万 （約 4,587 億円）
（6） 設 立 年 月 日 1984 年 8 月 16 日
当社と当該会社との間には、記載すべき資本関係は
資 本 関 係
ありません。
当社と当該会社との間には、記載すべき人的関係は
人 的 関 係
上場会社と当該会社 ありません。
（7）
と の 間 の 関 係 当社と当該会社との間には、記載すべき取引関係は
取 引 関 係
ありません。
関連当事者へ
当該会社は、当社の関連当事者には該当しません。
の該当状況
（8） 当該会社の最近 3 年間の連結経営成績及び連結財政状態
決算期 2018 年 12 月期 2019 年 12 月期 2020 年 12 月期
S$7,781 百万 S$8,058 百万 S$7,836 百万
連 結 純 資 産
645,823 百万円 668,814 百万円 650,388 百万円
S$9,767 百万 S$9,250 百万 S$8,788 百万
連 結 総 資 産
810,661 百万円 767,750 百万円 729,404 百万円
S￠64.6 S￠66.8 S￠64.9
１株当たり連結純資産
53.6 円 55.4 円 53.9 円
S$2,539 百万 S$2,480 百万 S$1,064 百万
連 結 売 上 高
210,737 百万円 205,840 百万円 88,312 百万円
S$975 百万 S$863 百万 S$116 百万
連 結 営 業 利 益
80,925 百万円 71,629 百万円 9,628 百万円
S$755 百万 S$689 百万 S$69 百万
当 期 純 利 益
62,665 百万円 57,187 百万円 5,727 百万円
S￠6.27 S￠5.71 S￠0.57
１株当たり連結当期純利益
5.2 円 4.7 円 0.5 円
S￠3.5 S￠4.0 S￠1.0
１ 株 当 た り 配 当 金
2.9 円 3.3 円 0.8 円
※相手先からの要請により一部記載事項を非公表とさせて頂きます
※S$＝シンガポールドル
※S￠＝シンガポールセント
※円換算レート：1S$＝83 円（2021 年 5 月 31 日時点レート参照）
4．日 程
(1) 取 締 役 会 決 議 日 2021 年 6 月 11 日
(2) 事 業 者 選 定 2021 年夏 （予定）
(3) 区 域 認 定 2022 年 5 月以降 （予定）
(4) 事 業 開 始 期 日 2020 年代後半 （予定）
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5．今後の見通し
国内 IR 事業への参画を目的とした支出は、一連のプロセスにおいて事業者として選定される事等
を前提としているため、2022 年 3 月期通期連結業績への影響は軽微です。
当社は、当コンソーシアムを通じて横浜市における IR 事業に主体的に参画し、日本国内における
新たな産業を創出するとともに、国内経済及び観光業の活性化などに貢献してまいります。また、社
会の持続的な発展に寄与する、高い透明性及び持続可能性を有する IR 施設の開発・運営を実現する
ことで、将来的な国内 IR 事業の拡大を目指してまいります。
以 上
(参考) 当期連結業績予想 (2021 年 5 月 13 日公表分) 及び前期連結実績
（単位：百万円）
親会社株主に帰
連結売上高 連結営業利益 連結経常利益 属する当期純利
益
当期連結業績予想
312,000 20,000 20,000 14,000
(2022 年 3 月期)
前期連結実績
277,748 6,553 1,715 1,274
(2021 年 3 月期)
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