6460 セガサミーHD 2020-11-06 11:30:00
業績予想の修正および剰余金の配当(中間配当)の決定に関するお知らせ [pdf]
2020 年 11 月 6 日
各 位
会 社 名 セガサミーホールディングス株式会社
代 表 取 締 役 社 長 グ ル ー プ COO
代 表 者 名
里 見 治 紀
( コード番号 6460 東証第一部 )
上席執行役員財務経理本部長
問 合 せ 先
大 脇 洋 一
( 電話番号 03-6864-2400 )
業績予想の修正および剰余金の配当(中間配当)の決定に関するお知らせ
当社は、2020 年 8 月 5 日に公表した業績予想について、下記のとおり修正いたしましたのでお
知らせいたします。また、本日開催の取締役会において、剰余金の配当(中間配当)について下記
のとおり決定いたしましたので、併せてお知らせいたします。
記
1. 2021 年 3 月期通期連結業績予想の修正 (2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)
親会社株主に帰 1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 属する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想(A)
277,000 △15,000 △20,000 △17,000 △72.31
今回発表予想(B) 283,000 △1,500 △5,000 △24,500 △104.21
増減額(B-A) 6,000 13,500 15,000 △7,500 ―
増減率(%) 2.2 ― ― ― ―
(ご参考)前期実績
366,594 27,643 25,296 13,775 58.65
(2020 年 3 月期)
(参考情報:2021 年3 月期通期業績予想セグメント別内訳) (単位:百万円)
前回発表予想 今回発表予想 増減額
セグメント (A) (B) (B-A)
合計 277,000 283,000 6,000
遊技機事業 56,000 60,000 4,000
エンタテインメント
売上高 内 214,000 216,000 2,000
コンテンツ事業
訳
リゾート事業 6,500 6,500 ―
その他/消去等 500 500 ―
合計 △20,000 △5,000 15,000
遊技機事業 △10,000 △10,500 △500
経常利益 エンタテインメント
内 11,000 24,000 13,000
(※) 訳 コンテンツ事業
リゾート事業 △12,500 △11,000 1,500
その他/消去等 △8,500 △7,500 1,000
※2021 年 3 月期より、セグメント利益の測定方法を「経常利益」に変更しております。
2. 通期連結業績予想修正の理由
直近の各事業の動向を踏まえ、売上高・営業利益・経常利益が前回予想を上回る見込みと
なりました。一方で、当社が取り組んでいる構造改革の影響により、特別損益の計上を見込
むことから、親会社株主に帰属する当期純損失は増加する見込みとなりました。なお、事業
別の状況、及び構造改革の取り組みについては下記のとおりです。
(遊技機事業)
主力パチンコ機『P 真・北斗無双 第 3 章』の受注が好調に推移するなど、パチンコ機の販
売は概ね堅調であるものの、利益率の高いパチスロ機の型式適合に時間を要していることか
ら、一部タイトルの投入が翌期に遅れる見込みになりました。また、期末に向けては部材等
棚卸資産の精査を進めているため、売上高は前回予想を上回る一方で、経常損失は概ね前回
予想と同水準となる見込みです。
(エンタテインメントコンテンツ事業)
主にリピートタイトルおよび F2P(フリートゥプレイ)の各タイトルが好調に推移してい
ることから、コンシューマ分野が前回予想を大きく上回る見込みとなりました。また、11 月
4 日公表の「構造改革に伴う特別損失の計上および連結子会社の異動(株式譲渡)に関する
お知らせ」のとおり、アミューズメント施設分野の構造改革実施に伴い、当該分野の経常損
失が改善する見込みです。これらのことから、売上高・経常利益ともに前回予想を上回る見
込みとなりました。
(リゾート事業)
国内においては、
『フェニックス・シーガイア・リゾート』において、引き続き団体旅行や
法人需要の回復は低調であるものの、足元では「Go To トラベル事業」の効果もあり個人需
要が回復傾向にあります。海外においては、
『パラダイスシティ』において、7 月以降一部施
設の営業休止や固定費削減等を進めております。これらのことから、売上高は概ね前回予想
と同水準となるものの、経常損失は若干改善する見込みとなりました。
(構造改革の取り組み)
11 月 5 日公表の「特別利益(投資有価証券売却益)の計上に関するお知らせ」のとおり、
投資有価証券の売却を実施したことなどから、通期で特別利益を 75 億円計上する見込みで
す。
一方で、上述のアミューズメント施設分野の構造改革実施や、本日公表の「希望退職者の
募集および役員報酬減額に関するお知らせ」に記載のとおり、希望退職者の募集を行うこと
などから、通期で特別損失を 340 億円計上する見込みとなりました。なお、これら構造改革
による翌期の経常利益改善効果は約 150 億円を見込んでおります。
3. 2021 年 3 月期中間配当の内容
直近の配当予想 前期実績
決 定 額
(2020 年 8 月 5 日公表) (2020 年 3 月期)
基 準 日 2020 年 9 月 30 日 同左 2019 年 9 月 30 日
1 株当たり配当金 10 円 00 銭 未定 20 円 00 銭
配 当 金 総 額 2,350 百万円 - 4,695 百万円
効 力 発 生 日 2020 年 12 月 1 日 - 2019 年 12 月 2 日
配 当 原 資 利益剰余金 - 利益剰余金
4. 中間配当の決定及び期末配当について
配当については、従来通り安定配当の方針を継続するものの、直近の連結業績や、将来的
な投資及びキャッシュフロー等を総合的に考慮した結果、中間配当につきましては前期実績
の 20 円から 10 円減額し 10 円といたしました。なお、期末配当予想については、引き続き
未定とさせて頂いております。今後の各事業の収益回復状況や構造改革の進捗を見極めた上
で、改めて決定してまいります。
※本資料内に記載した業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基
づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる結果となる可
能性があります。
以上