6460 セガサミーHD 2020-08-05 11:30:00
通期業績予想に関するお知らせ [pdf]
2020年8月5日
各 位
会 社 名 セガサミーホールディングス株式会社
代表取締役社長グループ COO
代 表 者 名
里 見 治 紀
( コード番号 6460 東証第一部 )
上席執行役員財務経理本部長
問 合 せ 先
大 脇 洋 一
( 電話番号 03-6864-2400 )
通期業績予想に関するお知らせ
2020年5月13日に公表いたしました「2020年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」において、未定として
おりました2021年3月期の通期連結業績予想につきまして、下記の通りお知らせいたします。
記
1.2021年3月期通期連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想(A)
― ― ― ― ―
今回発表予想(B) 277,000 △15,000 △20,000 △17,000 △72.31
増減額(B-A) ― ― ― ― ―
増減率(%) ― ― ― ― ―
(ご参考)前期実績
366,594 27,643 25,296 13,775 58.65
(2020年 3 月期)
■通期連結業績予想公表の背景
2021年3月期の通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が当
社事業に与える影響を見極めることが困難であったことから未定とさせて頂いておりましたが、緊急
事態宣言解除後の各事業の状況等、現時点において入手可能な情報や予測に基づき通期連結業績予想
を算定いたしました。
■事業別の状況
2021年3月期通期連結業績予想セグメント別内訳 (単位:百万円)
前回発表予想 今回発表予想 増減額
セグメント (A) (B) (B-A)
合計 ― 277,000 ―
遊技機事業 ― 56,000 ―
売上高
エンタテインメント
― 214,000 ―
内 コンテンツ事業
訳
リゾート事業 ― 6,500 ―
その他/消去等 ― 500 ―
合計 ― △20,000 ―
遊技機事業 ― △10,000 ―
エンタテインメント
経常利益 ― 11,000 ―
内 コンテンツ事業
訳
リゾート事業 ― △12,500 ―
その他/消去等 ― △8,500 ―
※2021年3月期より、セグメント利益の測定方法を「経常利益」に変更しております。
(遊技機事業)
パチンコホールの稼働状況は徐々に改善しているものの、旧規則機の撤去期限が延長されたことに
より、本格的な新台への入れ替えは2022年3月期になると想定されます。このことから、2021年3月期
はパチスロ遊技機52千台(前期:123千台)、パチンコ遊技機71千台(前期:104千台)を計画しており、
経常損失の計上を予想しております。
(エンタテインメントコンテンツ事業)
主にアミューズメント機器・施設分野がCOVID-19の影響を強く受け、低調に推移することを予想
しております。一方で、コンシューマ分野においては、引き続きゲーム需要及びダウンロード販売の
増加を見込んでいることから、好調に推移すると想定しており、エンタテインメントコンテンツ事業
全体では、経常利益の計上を予想しております。
(リゾート事業)
引き続き日本国内におけるIR参入に向けた費用計上を予定していることに加え、国内においては
『フェニックス・シーガイア・リゾート』、海外においては『パラダイスシティ』がCOVID-19の影
響を強く受けて施設稼働が低下していることから、経常損失の計上を予想しております。
(各事業におけるCOVID-19の影響の想定等)
サブ
セグメント 影響 通期見通し
セグメント
・撤去期限延長の影響もあり、パチンコホールの購
遊技機事業 ‐ マイナス 買意欲の回復には時間を要する見通し
・販売台数は前年割れを計画
コンシューマ※ プラス ・巣ごもり消費は継続するが落ち着いていく想定
エンタテイ ・施設稼働低下に伴う課金収入、機器販売の減少を
AM機器 マイナス
ンメントコ 見込む
ンテンツ ・年度末にかけて徐々に回復を見込むものの、既存
AM施設 マイナス
事業 店売上高の前期比は62.7%想定
・劇場版「名探偵コナン」の公開延期等に伴い今期
映像・玩具 マイナス
は配分収入の減少を見込む
フェニックス ・年度末にかけて徐々に回復を見込むものの、旅行
マイナス
リゾート リゾート 需要の回復には時間が掛かる想定
事業 パラダイス ・7/1より、一部施設の営業休止
マイナス
セガサミー ・2020年内は渡航制限が解除されない想定
※21年3月期よりサブセグメントの内訳として、デジタルゲーム分野とパッケージゲーム分野を統合し、
「コンシューマ分野」へと変更しております。
■今後の取り組み
当社事業の多くがCOVID-19の影響を大きく受けている状況に鑑み、外部環境に適応した構造へと
変革すべく、構造改革委員会を設置いたしました。構造改革委員会では、①非事業資産を対象とした
バランスシートの見直し、②市場環境の変化に適応できる組織体制の構築、③グループ全体の固定費
を中心としたコスト削減(削減目標150億円)等に取り組んでまいります。
2021年3月期においてはCOVID-19の感染拡大に伴い、引き続き不透明な環境が続くと想定される
ことから、今回発表の業績予想から大きく変動する可能性がございます。また、今回発表の業績予想
には、当社における構造改革による影響を織り込んでおりません。今後、業績予想を修正する必要が
ある場合には速やかに公表してまいります。
なお、配当予想につきましては、構造改革が業績に与える影響を見極める必要があることか
ら、現段階では中間配当・期末配当ともに未定のまま変更はございません。
※本資料内に記載した数値や業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報
に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる結果となる
可能性があります。
以上