6457 グローリー 2020-02-06 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月6日
上場会社名 グローリー株式会社 上場取引所 東
コード番号 6457 URL https://www.glory.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)三和 元純
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 経理・財務本部長 (氏名)藤川 幸博 TEL 079-297-3131
四半期報告書提出予定日 2020年2月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト、機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 160,785 △3.6 12,697 10.2 11,950 5.8 7,237 11.5
2019年3月期第3四半期 166,804 3.0 11,522 △1.5 11,294 13.7 6,489 15.0
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 6,344百万円 (△25.9%) 2019年3月期第3四半期 8,567百万円 (△8.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 119.78 -
2019年3月期第3四半期 104.50 -
(参考)EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)
2020年3月期第3四半期 23,013百万円 (9.9%) 2019年3月期第3四半期 20,947百万円 (△4.9%)
のれん償却前四半期純利益(親会社株主に帰属する四半期純利益+のれん償却額)
2020年3月期第3四半期 10,097百万円 (9.6%) 2019年3月期第3四半期 9,212百万円 (6.2%)
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期第3四半期 311,960 188,046 59.8 3,085.22
2019年3月期 318,228 193,257 59.5 3,133.54
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 186,439百万円 2019年3月期 189,238百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 31.00 - 33.00 64.00
2020年3月期 - 32.00 -
2020年3月期(予想) 34.00 66.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 230,000 △2.4 17,000 △17.4 16,500 △19.8 10,000 △18.4 165.51
(参考)EBITDA 2020年3月期 30,517百万円
のれん償却前当期純利益 2020年3月期 13,815百万円
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事
項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 63,638,210株 2019年3月期 68,638,210株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 2,865,997株 2019年3月期 7,865,917株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 60,420,684株 2019年3月期3Q 62,101,417株
(注)期末自己株式には、上記のほか、「役員報酬BIP信託口」及び「株式付与ESOP信託口」が所有する当
社株式があります(2020年3月期第3四半期 342,364株、2019年3月期 380,898株)。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報(2)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
グローリー㈱(6457)2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………………… 7
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………… 8
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グローリー㈱(6457)2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、雇用・所得環境や企業収益の改善を背景に、個人消費の持
直しや設備投資の増加がみられるなど、緩やかな回復基調が継続いたしました。一方、世界経済につきましては、
米国では、米中通商協議の先行きが懸念されるなか、景気回復の動きは持続し、欧州でも、英国のEU離脱問題等
を背景とする先行きの不透明感はあったものの、景気は緩やかな回復が続きました。また、アジアでは、中国で緩
やかな景気減速が継続しているものの、全体としては堅調に推移いたしました。
こうした状況のなか、当社グループは、2018年4月からの3ヶ年を計画期間とする『2020中期経営計画』の2年
目として、「持続可能な事業運営の基盤づくり」、「社会課題解決に向けた協働の取組み強化」、「成果に直結す
る生産性の向上と企業体質の強靭化」の3方針の下、積極的な事業展開を行ってまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、160,785百万円(前年同期比 3.6%減)となりました。この
うち、製品及び商品売上高は、107,483百万円(前年同期比 7.5%減)、保守売上高は、53,302百万円(前年同期
比 5.4%増)でありました。利益につきましては、保守売上高の増加やプロダクトミックスの改善等により営業利
益は、12,697百万円(前年同期比 10.2%増)、経常利益は、11,950百万円(前年同期比 5.8%増)、親会社株主
に帰属する四半期純利益は、7,237百万円(前年同期比 11.5%増)となりました。
セグメント別にみますと、次のとおりであります。
(金融市場)
主要製品である「オープン出納システム」及び窓口用「紙幣硬貨入出金機」の販売は、大口需要の反動により
低調でありました。
この結果、当セグメントの売上高は、30,654百万円(前年同期比 24.8%減)、営業利益は、2,519百万円(前
年同期比 48.0%減)となりました。
(流通・交通市場)
主要製品である「レジつり銭機」の販売は、大口需要の反動により低調でしたが、警備輸送市場向け「売上金
入金機」及び「券売機」の販売は好調でありました。
この結果、当セグメントの売上高は、37,252百万円(前年同期比 0.4%減)、営業利益は、保守売上高の増加
やプロダクトミックスの改善等により3,875百万円(前年同期比 18.7%増)となりました。
(遊技市場)
主要製品である「カードシステム」等の販売は低調でしたが、改正健康増進法の施行に伴うホール内喫煙ブー
スの設置等、店舗設備に関する販売が好調でありました。
この結果、当セグメントの売上高は、15,956百万円(前年同期比 0.5%増)、営業利益は、1,873百万円(前
年同期比 18.9%増)となりました。
(海外市場)
米国では、金融市場向け「紙幣入出金機<RBGシリーズ>」の販売は堅調であり、流通市場向け「紙幣硬貨入
出金機<CIシリーズ>」の販売は好調でありました。欧州では、金融市場向け「紙幣入出金機<RBGシリーズ
>」の販売は低調でしたが、流通市場向け「紙幣硬貨入出金機<CIシリーズ>」の販売は順調でありました。ま
た、アジアでは、「紙幣整理機<USFシリーズ>」の販売が順調でありました。一方、OEM製品であるATM
用「紙幣入出金ユニット」の販売は低調でありました。
この結果、当セグメントの売上高は、73,343百万円(前年同期比 4.1%増)、営業利益は、欧州における改刷
に伴うソフトウエアの売上高及び保守売上高の増加等により、6,284百万円(前年同期比 121.6%増)となりま
した。
その他の事業セグメントにつきましては、売上高は、3,579百万円(前年同期比 54.2%増)、営業損益は、
1,854百万円の損失(前年同期は営業損失 997百万円)となりました。
上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の通期の連結業績予想につきましては、2019年5月10日の公表値から変更はありません。
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グローリー㈱(6457)2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 60,328 67,704
受取手形及び売掛金 57,170 45,931
電子記録債権 917 1,766
有価証券 15,556 2,001
商品及び製品 28,606 37,743
仕掛品 8,233 8,520
原材料及び貯蔵品 11,687 12,710
その他 6,218 6,279
貸倒引当金 △574 △797
流動資産合計 188,143 181,860
固定資産
有形固定資産 34,829 37,667
無形固定資産
顧客関係資産 19,108 18,463
のれん 44,245 41,843
その他 6,437 6,431
無形固定資産合計 69,791 66,738
投資その他の資産
投資有価証券 12,302 10,758
その他 13,314 14,961
貸倒引当金 △152 △26
投資その他の資産合計 25,464 25,694
固定資産合計 130,084 130,100
資産合計 318,228 311,960
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 11,014 11,207
電子記録債務 7,461 7,718
短期借入金 23,369 26,808
1年内返済予定の長期借入金 4,476 -
未払法人税等 3,006 1,930
賞与引当金 7,852 4,388
役員賞与引当金 113 74
株式付与引当金 86 59
その他 33,087 34,867
流動負債合計 90,467 87,055
固定負債
社債 20,000 20,000
株式付与引当金 240 280
退職給付に係る負債 3,031 3,026
その他 11,231 13,552
固定負債合計 34,503 36,859
負債合計 124,971 123,914
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グローリー㈱(6457)2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 12,892 12,892
資本剰余金 20,938 15,961
利益剰余金 172,219 161,346
自己株式 △23,884 △9,315
株主資本合計 182,166 180,885
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 219 249
為替換算調整勘定 7,673 6,024
退職給付に係る調整累計額 △820 △719
その他の包括利益累計額合計 7,072 5,553
非支配株主持分 4,018 1,607
純資産合計 193,257 188,046
負債純資産合計 318,228 311,960
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 166,804 160,785
売上原価 104,405 96,382
売上総利益 62,398 64,403
販売費及び一般管理費 50,876 51,706
営業利益 11,522 12,697
営業外収益
受取利息 106 152
受取配当金 137 143
投資事業組合運用益 6 88
その他 219 217
営業外収益合計 470 602
営業外費用
支払利息 429 567
為替差損 41 388
持分法による投資損失 - 202
その他 226 190
営業外費用合計 698 1,349
経常利益 11,294 11,950
特別利益
固定資産売却益 4 0
投資有価証券売却益 61 6
特別利益合計 65 6
特別損失
固定資産除却損 26 15
投資有価証券評価損 - 120
その他 0 0
特別損失合計 27 135
税金等調整前四半期純利益 11,332 11,821
法人税等 3,918 3,813
四半期純利益 7,414 8,008
非支配株主に帰属する四半期純利益 924 771
親会社株主に帰属する四半期純利益 6,489 7,237
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 7,414 8,008
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △712 28
為替換算調整勘定 1,827 △1,795
退職給付に係る調整額 37 101
持分法適用会社に対する持分相当額 - 1
その他の包括利益合計 1,152 △1,664
四半期包括利益 8,567 6,344
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 7,796 5,718
非支配株主に係る四半期包括利益 770 625
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グローリー㈱(6457)2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年6月24日付で、連結子会社であるSitrade Italia S.p.A.の株式を追加取得いたしました。この
結果、当第3四半期連結累計期間において資本剰余金が4,684百万円減少しております。
また、当社は、2019年11月7日開催の取締役会において、会社法第178条の規定に基づき、自己株式を消却する
ことを決議し、2019年11月29日に自己株式5,000,000株を消却いたしました。この結果、当第3四半期連結累計期
間において資本剰余金が292百万円、利益剰余金が14,160百万円、自己株式が14,452百万円それぞれ減少しており
ます。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(会計方針の変更)
在外連結子会社において、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」を適用しております。IFRS第16号
の適用にあたっては、経過措置として認められている、当該会計基準の適用による累積的影響を適用開始日に認識
する方法を採用しております。
なお、当該会計基準の適用による四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
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グローリー㈱(6457)2020年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 損益計算書
合計 調整額
流通・交通 (注)1 計上額
金融市場 遊技市場 海外市場 計
市場 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 40,749 37,398 15,875 70,460 164,483 2,321 166,804 - 166,804
セグメント間の内部売上高
- - - - - - - - -
又は振替高
計 40,749 37,398 15,875 70,460 164,483 2,321 166,804 - 166,804
セグメント損益 4,843 3,264 1,576 2,835 12,519 △997 11,522 - 11,522
(注)1.「その他」の区分は、上記の報告セグメントに属さない製品及び商品であります。
2.セグメント損益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 損益計算書
合計 調整額
流通・交通 (注)1 計上額
金融市場 遊技市場 海外市場 計
市場 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 30,654 37,252 15,956 73,343 157,206 3,579 160,785 - 160,785
セグメント間の内部売上高
- - - - - - - - -
又は振替高
計 30,654 37,252 15,956 73,343 157,206 3,579 160,785 - 160,785
セグメント損益 2,519 3,875 1,873 6,284 14,551 △1,854 12,697 - 12,697
(注)1.「その他」の区分は、上記の報告セグメントに属さない製品及び商品であります。
2.セグメント損益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
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