6457 グローリー 2020-01-31 16:30:00
フランスAcrelec Group S.A.S.の株式取得(子会社化)に関するお知らせ(補足資料) [pdf]

 Acrelec Group S.A.S.の
株式取得(子会社化)について



     グローリー株式会社
      2020年1月31日
       本件の目的


<目的>                                    <目的>

●通貨処理機の販売/保守だけにとどまらず、社会の自働化を推進          ●グローリーの販売網と保守網を活用し、さらなる販売拡大を目指す

●海外市場にキオスク分野を加えることよる販売拡大                ●セルフチェックアウトシステムの拡大に向けた最適なパートナー

●セルフサービスキオスク、セルフチェックアウトシステムなどを組み合わせる    ●アクレレックの日本市場への参入サポート
 ことにより新たなソリューションの実現

●アクレレックが保有するビジネスインテリジェンス(データ収集、分析力など)   ●規模の拡大によるコスト競争力及びオペレーションの改善
 を活用し、さらなるユーザーエクスペリエンスの向上を図る



GLORY:100ヶ国以上の販売実績

                           世界に展開する
                            サービス体制




            直接販売・保守
            販売・保守代理店


                     紙幣・硬貨入出金機          セルフサービスキオスク
                                                                          2
   海外リテール市場の事業環境とキオスク市場
海外リテール市場の事業環境
● 先進国を中心に人件費が高騰。省人化ニーズの高まり
● 支払(決済)業務の効率化ニーズの高まり
● 販売データを活用した新たなビジネスの展開ニーズの高まり

セルフサービスキオスクとは?
・セルフサービスキオスクは、自立型、双方向、支援不要の
 マルチメディアシステムのことを言い、情報提供や取引処理に用いられる。
                                      画面、カメラ、
・キオスクシステムは、対人操作のインターフェース機器、コントロール     音声
 ソフトウェア(ローカルおよび遠隔)、支払いシステム及び外部シス
 テムとの接続等から構成される。
                                                        ソフトウェア
                                      カードリーダー、
セルフサービスキオスク市場見通し                      キーボード、
◆市場成長性                                プリンター、            外部接続
 人件費の高騰や人手不足対応を背景に、ファストフードやスーパー等に     スキャナー、
 おいて急成長しており、3つの調査会社から得られたアメリカや欧州などの   生体認証等
 先進国を中心とする今後5年間における予測成長率の平均は14%以上
 である。
                                      貨幣処理
◆業務効率化ニーズの高まり
                                      (出金/入金
 多様な決済手段の対応やモバイルオーダーシステムなどの導入による
                                      /リサイクル)
 省人化や省力化ニーズが先進国を中心に高まっている。
                                      キャビネット、
                                      電源、ケーブ     キオスク
◆販売データを活用した新たなビジネス展開ニーズの高まり
                                      ル、ラック等     製品構成
 セルフサービスキオスクに搭載されるAI(人口知能)等の活用により、
 利用者に最適なカスタマーエクスペリエンスを提供することが可能となり、
 セルフサービスキオスクの導入店舗の売上拡大が期待できる。                                    3
     Acrelec Group S.A.S.概要
会社概要                                           業績推移
                                              150,000
 企業名     Acrelec Group S.A.S.                           (千ユーロ)       売上高
                                                                                     126,212
                                                                     118,804
本社所在地    フランス
                                                            98,658
代表者・役職   CEO Jacques Mangeot, Jalel Souissi   100,000


事業内容     セルフサービスキオスク機器の開発・製造・販売・保守

 資本金     84,938千ユーロ
                                               50,000

設立年月日    2016年6月

従業員数     800人
                                                   0
                                                           2016/12   2017/12        2018/12

拠点                                             顧客                          ※アクレレック社のWebサイトより引用


 世界19ヶ国に拠点があり、80ヶ国以上の販売実績あり




                 製造拠点
                 ソフトウエア開発拠点
                 販売・保守拠点

                                                                                                 4
    Acrelec Group S.A.S.の強み
1.セルフサービスキオスクにおける業界のリーダー

  ・世界に40,000台以上に導入
  ・世界的に認知されたブランド
  ・セルフサービスソフトウェアのマーケットリーダー

2.強固な顧客基盤
  ・世界80ヶ国への販売実績
  ・主要な顧客:マクドナルド、KFC、バーガーキングなど

3.グローバル ターンキー ソリューション

  ・開発、製造、販売、保守の一貫体制
  ・スピーディーに顧客ニーズに対応できるグループ運営

4.迅速なソフトウェア開発
  ・100名を超えるソフトウェアエンジニアを保有
  ・市場競争力のあるアプリケーション開発やマネジメント
   ソリューションを保有


                                5
  期待されるシナジー効果
   「長期ビジョン2028」実現に向けた新事業領域の拡大
~期待を超えるスピードでの「市場・顧客ニーズの創出」、「製品・サービスのタイムリーな提供」の実現~

    ◆長期ビジョン2028◆        ◆期待されるシナジー効果◆

                        ● アクレレックとグローリーの販路を活用したキオスク
                          および通貨処理機の販売拡大
                        ● キオスク設計ノウハウと通貨処理技術の融合による
                          新たな顧客価値の創造
                        ● 店舗管理プラットフォームの活用による新たなサービスの実現




   ※赤枠:期待されるシナジー効果の領域                                    6
取得株式数、取得価額


         75,500,034株
取得株式数
         発行済株式総数に対する割合:80%


取得予定価額   202百万ユーロ(約242億円)
         (注)1ユーロ120円で換算
          取得価額は、株式取得の対価に加え、ネット有利子負債の額を含みます。
          また、取得価額は株式譲渡契約に定める価格調整を実施し、金額が変動
          する可能性があります。
 株式売買
         未定   (関係法令上の手続の完了後)
契約締結日

株式引渡日    未定   (関係各国の規制法令上の認可等の取得後)




  実行の    アクレレック社の株主による応諾及び株式売買
 前提条件    契約締結の完了ならびに関係法令上の認可等

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