6457 グローリー 2021-11-05 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 
               2022年3月期           第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                                  2021年11月5日
上場会社名      グローリー株式会社                                                            上場取引所       東
コード番号      6457 URL https://www.glory.co.jp/
代表者        (役職名) 代表取締役社長                                 (氏名)三和 元純
問合せ先責任者 (役職名) 上席執行役員 経理・財務本部長                            (氏名)藤川 幸博              TEL 079-297-3131
四半期報告書提出予定日   2021年11月11日                                配当支払開始予定日              2021年12月3日
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有
 
四半期決算説明会開催の有無   : 有                   (アナリスト、機関投資家向け)
 

                                                                                           (百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
    (1)連結経営成績(累計)                                                        (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                        親会社株主に帰属する
                         売上高                    営業利益                    経常利益
                                                                                          四半期純利益
                        百万円         %           百万円         %           百万円          %     百万円   %
2022年3月期第2四半期          103,154    16.4           5,735   258.2          5,725     197.5    2,724 -
2021年3月期第2四半期           88,625   △18.3           1,600   △82.2          1,924     △76.9     △52  -
(注)包括利益    2022年3月期第2四半期           4,118百万円 (-%)               2021年3月期第2四半期          △1,192百万円 (-%)


                                               潜在株式調整後
                        1株当たり
                                                1株当たり
                       四半期純利益
                                               四半期純利益
                                  円 銭                円 銭
2022年3月期第2四半期                     45.06                -
2021年3月期第2四半期                     △0.87                -
(注)前連結会計年度末において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2021年3月期第2四半期連結累計期間に係る各数値に
   ついては、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
(参考)EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)
       2022年3月期第2四半期     13,785百万円 ( 54.7%)         2021年3月期第2四半期                8,908百万円 (△43.5%)
      のれん償却前四半期純利益(親会社株主に帰属する四半期純利益+のれん償却額)
       2022年3月期第2四半期      5,149百万円 ( 139.1%)        2021年3月期第2四半期                2,153百万円 (△68.2%)


    (2)連結財政状態
                         総資産                     純資産                自己資本比率                   1株当たり純資産
                                  百万円                     百万円                        %               円 銭
2022年3月期第2四半期                    317,285                 198,107                   61.6           3,233.25
2021年3月期                         331,214                 197,147                   58.6           3,209.29
(参考)自己資本       2022年3月期第2四半期               195,506百万円          2021年3月期         194,015百万円

2.配当の状況
                                                年間配当金
                第1四半期末       第2四半期末             第3四半期末             期末               合計
                       円 銭             円 銭               円 銭            円 銭               円 銭
2021年3月期                 -             30.00               -            36.00             66.00
2022年3月期                -              34.00
2022年3月期(予想)                                               -            34.00             68.00

(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
                                                                               (%表示は、対前期増減率)
                                                                         親会社株主に帰属         1株当たり
                      売上高           営業利益                経常利益
                                                                          する当期純利益         当期純利益
                   百万円       %    百万円         %        百万円         %      百万円      %          円 銭
          通期      225,000   3.5   10,000   △29.6       9,500    △32.7      7,500 24.1        124.04

(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 有
      連結業績予想の修正については、本日(2021年11月5日)公表いたしました「2022年3月期 第2四半期累計期間
      連結業績予想と実績の差異及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
     (参考)EBITDA              2022年3月期      26,100百万円
           のれん償却前当期純利益       2022年3月期      12,300百万円




※    注記事項
    (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無

    (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 有

 (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ①   会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                    : 有
      ②   ①以外の会計方針の変更                           : 無
      ③   会計上の見積りの変更                            : 無
      ④ 修正再表示                 : 無
      (注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事
         項(会計方針の変更)」をご覧ください。



    (4)発行済株式数(普通株式)
      ①   期末発行済株式数(自己株式を含む)             2022年3月期2Q             63,638,210株   2021年3月期      63,638,210株
      ②   期末自己株式数                       2022年3月期2Q             2,866,078株    2021年3月期       2,866,078株
      ③   期中平均株式数(四半期累計)                2022年3月期2Q             60,464,411株   2021年3月期2Q    60,445,237株
      (注)期末自己株式には、上記のほか、「役員報酬BIP信託口」及び「株式付与ESOP信託口」が所有する当
            社株式があります(2022年3月期第2四半期 304,580株、2021年3月期 317,905株)。


※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
     (将来に関する記述等についてのご注意)
      本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
     断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
     は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
     注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(2)連結業績予想などの将来予測
     情報に関する説明」をご覧ください。
                                 グローリー㈱(6457)2022年3月期 第2四半期決算短信


○添付資料の目次

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………        2
 (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………        2
 (2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………        3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………        4
 (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………        4
 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………        6
    四半期連結損益計算書
     第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………        6
    四半期連結包括利益計算書
     第2四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………        7
 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………        8
   (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………        8
   (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………………        8
   (会計方針の変更)……………………………………………………………………………………………………        8
   (セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………        9
   (重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………       10




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                                     グローリー㈱(6457)2022年3月期 第2四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   当第2四半期連結累計期間における世界経済は、欧米では、ワクチン接種の進展に伴う行動制限緩和など経済活
  動の正常化に向けた取組みの前進により、景気持直しの動きが見られました。
   一方、アジアでは、新型コロナウイルス感染症拡大やワクチン接種の遅れ等により、厳しい状況が続きました。
  中国においても、原材料価格高騰による企業収益の悪化等により景気回復の動きは鈍化いたしました。
   わが国経済におきましては、感染症の影響を大きく受けた対面型サービスを基軸とする外食・ホテル業界等にお
  ける下押し圧力は依然として強いものの、設備投資や企業収益が改善するなど景気に緩やかな回復基調が見られま
  した。
   こうした状況のなか、海外市場におきましては、金融市場及び流通市場の販売はともに好調であり、特に流通市
  場において、現金管理の厳正化に加えて、感染防止を背景とする非接触(コンタクトレス)やセルフ化ニーズの高
  まりを受け、店舗のバックヤードで使用する紙幣硬貨入出金機やセルフ型レジつり銭機の販売が増加いたしまし
  た。また、セルフサービスキオスク関連事業を展開するAcrelecグループの業績につきましては、新型コロナウイ
  ルス感染症拡大前の水準を超える売上高となりました。
   国内市場につきましては、金融市場において大口需要による反動があったものの、流通・交通市場では、人手不
  足対応やコンタクトレス・セルフ化ニーズを捉えて、セルフ型レジつり銭機等の販売が増加いたしました。加え
  て、新500円硬貨発行に伴う改造作業により保守売上高も増加いたしました。
   この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、103,154百万円(前年同期比 16.4%増)となりました。この
  うち、製品及び商品売上高は、64,053百万円(前年同期比 18.9%増)、保守売上高は、39,100百万円(前年同期
  比 12.5%増)でありました。利益につきましては、売上高の増加により営業利益は、5,735百万円(前年同期比
  258.2%増)、経常利益は、5,725百万円(前年同期比 197.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、
  2,724百万円(前年同期 52百万円の損失)となりました。

   セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。


  (金融市場)
    主要製品である「オープン出納システム」の販売は順調でありました。また、新500円硬貨発行に伴う改造作
   業等により保守売上高は増加いたしました。一方、窓口用「紙幣硬貨入出金機」の販売は大口需要の反動により
   低調でした。
    この結果、当セグメントの売上高は、17,852百万円(前年同期比 7.1%減)、営業利益は、プロダクトミック
   スの改善等により、3,196百万円(前年同期比 68.9%増)となりました。


  (流通・交通市場)
    主要製品である「レジつり銭機」の販売は堅調であり、「券売機」及び「診療費支払機」の販売も好調であり
   ました。加えて、新500円硬貨発行に伴う改造作業等により保守売上高が増加いたしました。
    この結果、当セグメントの売上高は、23,558百万円(前年同期比 11.8%増)、営業利益は、2,010百万円(前
   年同期比 222.8%増)となりました。

  (遊技市場)
    主要製品である「カードシステム」及びホール向け「賞品保管機」等の販売は、店舗休業や時短営業等の下押
   し要因があった前年同期に比べ増加しましたが、本格的な需要回復には至りませんでした。
    この結果、当セグメントの売上高は、5,754百万円(前年同期比 18.1%増)、営業損益は、106百万円の損失
   (前年同期 279百万円の損失)となりました。

  (海外市場)
    米州・欧州では、金融市場向け「紙幣入出金機<RBGシリーズ>」及び流通市場向け「紙幣硬貨入出金機<CI
   シリーズ>」の販売が好調でありました。アジアにおいては、「紙幣入金整理機<UWシリーズ>」の販売が低調
   でありました。
    また、2021年3月期の第2四半期連結会計期間より連結の範囲に加えたAcrelec Group S.A.S.及びその子会社
   の売上高は、8,470百万円でありました。
    この結果、当セグメントの売上高は、54,850百万円(前年同期比 29.3%増)、営業利益は、1,354百万円(前
   年同期 196百万円の損失)となりました。




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                                   グローリー㈱(6457)2022年3月期 第2四半期決算短信


  その他の事業セグメントにつきましては、売上高は、1,138百万円(前年同期比 7.7%増)、営業損益は、720百
 万円の損失(前年同期 438百万円の損失)となりました。



(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
  通期業績予想につきましては、国内外ともに製品・サービスの需要は堅調でありますが、半導体等の部品入手難
 や部材価格の高騰に加え、海上輸送逼迫など先行きに不透明感があるため、売上高、営業利益、経常利益につきま
 しては、2021年8月6日の公表値を据え置くことといたしました。親会社株主に帰属する当期純利益につきまして
 は、viafintech GmbH の株式譲渡による売却益を計上予定であるため、公表値より変更しております。
  詳細につきましては、2021年11月5日に公表の「2022年3月期 第2四半期累計期間連結業績予想と実績の差異
 及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。




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                            グローリー㈱(6457)2022年3月期 第2四半期決算短信


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                (単位:百万円)
                        前連結会計年度            当第2四半期連結会計期間
                       (2021年3月31日)          (2021年9月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                         67,005              63,904
   受取手形及び売掛金                      55,660                  -
   受取手形、売掛金及び契約資産                     -               41,633
   電子記録債権                            684                 708
   有価証券                               50                  50
   商品及び製品                         33,176              34,261
   仕掛品                             6,943              10,141
   原材料及び貯蔵品                       12,397              13,586
   その他                             5,710               5,357
   貸倒引当金                         △1,032              △1,080
   流動資産合計                        180,595             168,563
 固定資産
   有形固定資産                         39,183              38,471
   無形固定資産
     顧客関係資産                       22,473              21,727
     のれん                          49,800              47,845
     その他                           8,369               8,794
     無形固定資産合計                     80,642              78,366
   投資その他の資産
     投資有価証券                       11,228              11,660
     その他                          19,611              20,259
     貸倒引当金                          △47                 △36
     投資その他の資産合計                   30,792              31,882
   固定資産合計                        150,618             148,721
 資産合計                            331,214             317,285
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                      10,506               9,642
   電子記録債務                          6,529               5,956
   短期借入金                          15,656              16,012
   1年内返済予定の長期借入金                   3,130               2,156
   未払法人税等                          2,480               1,556
   賞与引当金                           7,553               6,240
   役員賞与引当金                            91                  54
   株式付与引当金                            -                   94
   その他                            41,640              35,153
   流動負債合計                         87,588              76,867
 固定負債
   社債                             20,000              20,000
   長期借入金                           3,939                 171
   株式付与引当金                           245                 222
   退職給付に係る負債                       2,590               2,697
   その他                            19,703              19,219
   固定負債合計                         46,478              42,310
 負債合計                            134,067             119,177




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                           グローリー㈱(6457)2022年3月期 第2四半期決算短信



                                               (単位:百万円)
                       前連結会計年度            当第2四半期連結会計期間
                      (2021年3月31日)          (2021年9月30日)
純資産の部
 株主資本
   資本金                           12,892              12,892
   資本剰余金                         12,294              12,294
   利益剰余金                        165,225             165,761
   自己株式                         △9,241              △9,202
   株主資本合計                       181,171             181,747
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                     680                 612
   為替換算調整勘定                       9,054              10,302
   退職給付に係る調整累計額                   3,109               2,844
   その他の包括利益累計額合計                 12,843              13,759
 非支配株主持分                          3,131               2,600
 純資産合計                          197,147             198,107
負債純資産合計                         331,214             317,285




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                                  グローリー㈱(6457)2022年3月期 第2四半期決算短信


(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
 (四半期連結損益計算書)
  (第2四半期連結累計期間)
                                                     (単位:百万円)
                          前第2四半期連結累計期間         当第2四半期連結累計期間
                           (自 2020年4月1日          (自 2021年4月1日
                            至 2020年9月30日)        至 2021年9月30日)
売上高                                   88,625              103,154
売上原価                                  53,684               60,553
売上総利益                                 34,941               42,600
販売費及び一般管理費                            33,340               36,865
営業利益                                   1,600                5,735
営業外収益
 受取利息                                    86                  101
 受取配当金                                   89                   83
 為替差益                                    88                    6
 持分法による投資利益                              -                    15
 投資事業組合運用益                              138                   73
 その他                                    461                  154
 営業外収益合計                                864                  435
営業外費用
 支払利息                                    271                 342
 持分法による投資損失                              165                  -
 その他                                     104                 102
 営業外費用合計                                 541                 445
経常利益                                   1,924               5,725
特別利益
 固定資産売却益                                 10                     9
 投資有価証券売却益                               19                     1
 特別利益合計                                  30                    10
特別損失
 固定資産除却損                                   7                  13
 投資有価証券評価損                                71                  23
 その他                                       0                   0
 特別損失合計                                   79                  37
税金等調整前四半期純利益                           1,876               5,698
法人税等                                   1,651               2,618
四半期純利益                                   224               3,080
非支配株主に帰属する四半期純利益                         277                 355
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
                                        △52                2,724
に帰属する四半期純損失(△)




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 (四半期連結包括利益計算書)
  (第2四半期連結累計期間)
                                               (単位:百万円)
                    前第2四半期連結累計期間         当第2四半期連結累計期間
                     (自 2020年4月1日          (自 2021年4月1日
                      至 2020年9月30日)        至 2021年9月30日)
四半期純利益                             224               3,080
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                      528                △65
 為替換算調整勘定                       △2,132               1,370
 退職給付に係る調整額                        179               △264
 持分法適用会社に対する持分相当額                    7                 △2
 その他の包括利益合計                     △1,416               1,038
四半期包括利益                         △1,192               4,118
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                △1,425               3,676
 非支配株主に係る四半期包括利益                   233                 441




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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。



 (四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
   税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
  用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。



 (会計方針の変更)
   (収益認識に関する会計基準等の適用)
    「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
  う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点
  で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
   収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
  おり、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半
  期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、
  収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従
  ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。また、収益認識
  会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われた契約
  変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を第1
  四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。
   この変更が、利益剰余金の当期首残高及び当第2四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
   収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示してい
  た「受取手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示す
   ることといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度
   について新たな表示方法により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企
   業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間
   に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。

   (時価の算定に関する会計基準等の適用)
    「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
   う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
   準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準
  等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。これによる四半期連結財務諸表に
  与える影響は軽微であります。




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 (セグメント情報)
   Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
       報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                    (単位:百万円)
                                報告セグメント                                                   四半期連結
                                                                  その他                     損益計算書
                                                                           合計       調整額
                          流通・交通                                  (注)1                       計上額
                 金融市場               遊技市場     海外市場        計
                            市場                                                             (注)2

売上高

 外部顧客への売上高       19,208    21,076    4,874   42,409     87,569    1,056    88,625     -    88,625
 セグメント間の内部売上高
                     -         -        -        -           -       -         -      -        -
 又は振替高

         計       19,208    21,076    4,874   42,409     87,569    1,056    88,625     -    88,625
セグメント損益           1,893       622    △279     △196       2,039    △438      1,600     -     1,600
      (注)1.「その他」の区分は、上記の報告セグメントに属さない製品及び商品であります。
          2.セグメント損益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
          3.前連結会計年度末において企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、セグメント損益に
             ついては、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。



      Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
       1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                    (単位:百万円)
                                報告セグメント                                                   四半期連結
                                                                  その他                     損益計算書
                                                                           合計       調整額
                          流通・交通                                  (注)1                       計上額
                 金融市場               遊技市場     海外市場        計
                            市場                                                             (注)2

売上高

 外部顧客への売上高       17,852    23,558    5,754   54,850    102,016    1,138   103,154     -   103,154
 セグメント間の内部売上高
                     -         -        -        -           -       -         -      -        -
 又は振替高

         計       17,852    23,558    5,754   54,850    102,016    1,138   103,154     -   103,154
セグメント損益           3,196    2,010     △106     1,354     6,455     △720     5,735      -    5,735
      (注)1.「その他」の区分は、上記の報告セグメントに属さない製品及び商品であります。
         2.セグメント損益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。

       2.報告セグメントの変更等に関する情報
         第1四半期連結会計期間より、事業セグメントを見直したことに伴い、従来「その他」に含めていた生
        体・画像認識事業及び電子決済関連に資する事業の一部を「流通・交通市場」に、新事業の一部を「海外市
        場」に区分変更しております。この変更により、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の
        報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。




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                                               グローリー㈱(6457)2022年3月期 第2四半期決算短信


(重要な後発事象)
 (子会社株式の譲渡に伴う特別利益の発生について)
   当社は、2021年8月22日に、当社の連結子会社であるviafintech GmbH(本社:ドイツ・ベルリン市。以下
  「viafintech 社」)の当社保有株式の全てをpaysafecard.com Wertkarten GmbH ( 以下「paysafecard 社」)
  に譲渡する旨の株式譲渡契約を締結し、2021年11月1日付で譲渡いたしました。これにより、2022年3月期第3
  四半期の四半期連結財務諸表において特別利益を計上する見込みであります。

  1.株式譲渡の理由
     当社は、新事業領域を確立するためペイメント市場の拡大に取り組んでまいりましたが、さらに本事業を加
   速させるため、ペイメント市場におけるグローバルリーダーの一つであるpaysafecard 社に、当社が保有する
   viafintech 社の全株式を譲渡し、同時にpaysafecard 社とパートナー契約を結ぶことを決定いたしました。
   ペイメント市場が世界的な急拡大を見せるなか、グローバルに同事業を展開するpaysafecard 社との協業は、
   viafintech 社とともに当社が目指した事業構想のより早い実現に資するものと考えております。


  2.株式譲渡の相手先の名称
    paysafecard.com Wertkarten GmbH

  3.株式譲渡の時期
  (1)契約締結日    2021年8月22日
  (2)株式譲渡実行日  2021年11月1日


  4.譲渡する子会社の概要
   (1)名称         viafintech GmbH
   (2)事業内容       オンライン現金決済プラットフォームの開発・提供
  (3)当社との取引関係   当社と当該会社との間には、資金貸付、業務委託取引があります。

  5.譲渡株式数、譲渡価格及び譲渡前後の所有株式数
   (1)譲渡前の所有株式数  39,792株(議決権の数:39,792個 所有割合:51.93%)
  (2)譲渡株式数      39,792株(議決権の数:39,792個 所有割合:51.93%)
  (3)譲渡価額       譲渡価額につきましては、守秘義務をふまえて開示を控えさせていただきます。
                なお、当該価格については、第三者機関であるアドバイザーの助言をもとに社内で
                議論を重ねたうえで決定いたしました。
  (4)譲渡後の所有株式数  0株(議決権の数:0個 所有割合:0%)


  6.当該事象の損益及び連結損益に与える影響額
    本株式譲渡に伴い、2022年3月期第3四半期の四半期連結財務諸表において関係会社株式売却益40億円(概
   算)を特別利益として計上する見込みであります。




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