6448 ブラザー 2020-08-04 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年8月4日
上場会社名 ブラザー工業株式会社 上場取引所 東 名
コード番号 6448 URL https://global.brother/ja
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)佐々木 一郎
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 財務部担当 (氏名)伊藤 敏宏 TEL 052-824-2075
四半期報告書提出予定日 2020年8月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 133,186 △16.4 9,263 △48.8 9,461 △47.5 6,630 △48.6 6,617 △48.6 8,978 -
2020年3月期第1四半期 159,231 △6.9 18,088 △18.7 18,029 △19.9 12,907 △22.4 12,871 △22.3 △2,906 -
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 25.47 25.39
2020年3月期第1四半期 49.55 49.41
(注)事業セグメント利益2021年3月期第1四半期 8,622百万円(△51.1%) 2020年3月期第1四半期 17,641百万円(△13.8%)
事業セグメント利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者 1株当たり親会社
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率 所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第1四半期 730,805 446,208 429,653 58.8 1,653.45
2020年3月期 731,472 445,171 428,520 58.6 1,649.22
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 30.00 - 30.00 60.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) 17.00 - 17.00 34.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 560,000 △12.1 31,000 △54.0 31,000 △53.8 25,000 △49.7 25,000 △49.6 96.21
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
(注)事業セグメント利益 通期 31,000百万円(△53.7%)
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 262,220,530株 2020年3月期 262,220,530株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 2,367,428株 2020年3月期 2,388,310株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 259,848,087株 2020年3月期1Q 259,770,282株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に掲載されている情報のうち歴史的事実以外のものは、発表時点で入手可能な情報に基づく当社の経営陣
の判断による将来の業績見通しであり、当社としてはその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績
は、経済動向、為替レート、市場需要、税制や諸制度等に関するさまざまなリスクや不確実要素により大きく異な
る結果となる可能性があることをご承知おきください。
業績予想に関しては、【添付資料】P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご参照ください。
(四半期決算説明会資料の入手方法について)
当社は、2020年8月4日(火)に機関投資家及びアナリスト向け説明会(オンライン説明会)を開催する予定で
す。当日の説明会資料については、TDnetで同日開示するとともに、当社ウェブサイトにも掲載する予定です。
ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
(4)利益配分に関する基本方針及び当期の配当 …………………………………………………………………… 6
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 7
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 7
(2)要約四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(3)要約四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………… 10
(4)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 11
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 13
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 14
(報告企業) ………………………………………………………………………………………………………… 14
(作成の基礎) ……………………………………………………………………………………………………… 14
(重要な会計方針) ………………………………………………………………………………………………… 14
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 15
(重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断) ……………………………………………………………… 15
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 16
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 18
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ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
文中における将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において、判断したものであります。
なお、当社グループの業績管理は、事業セグメント損益及び営業損益により行われております。事業セグメント
損益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。
①当第1四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年6月30日)の業績全般の概況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、各国の経済は急
激に減速し、景気の先行きに対する不透明感は一段と強まっています。新興国では未だ感染拡大が続いており、日本
を含めた先進国の一部でも再び感染が増加し始め、経済活動の停滞の長期化が懸念されます。
当社グループに関連する事業環境は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、プリンティング市場では、在
宅勤務、在宅学習用途として、家庭/SOHO*1向けの小型複合機、プリンターの需要は大きく増加しました。一方で、
各国のロックダウンによるオフィスの閉鎖等による影響で、SMB*2向けは、製品本体、消耗品ともに需要は低迷しま
した。家庭用ミシンは、マスクなどの手作り需要の拡大を受け、普及機を中心に好調に推移しました。マシナリー事
業の関連分野では、新規投資への抑制傾向が続き、需要は低迷しました。国内におけるカラオケ市場は、緊急事態宣
言によるカラオケ店舗の休業要請を受け、極めて厳しい状況となりました。ドミノ事業の関連分野では、食品・医薬
品などの生活必需品の消費・生産の需要の底堅さに支えられ、堅調に推移しました。
このような状況の中、当第1四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、P&S事業では、SOHO*1向け
は在宅勤務の増加により需要は高まりましたが、各国のロックダウンによるオフィス閉鎖の影響を受け、SMB*2向け
は本体・消耗品ともに大幅な減収となりました。P&H事業では、マスクなどの手作り需要の拡大を受け、大幅な増収
となりました。マシナリー事業では、産業機器、工業用ミシン、工業用部品ともに需要が低迷し、事業全体で減収と
なりました。N&C事業では、緊急事態宣言に応じ、店舗を休業した影響などにより、大幅な減収となりました。ドミ
ノ事業では、各国のロックダウン影響を受け、主に欧州を中心とした製品本体の需要減などにより、減収となりまし
た。
これらの結果、売上収益は、前年同期比16.4%の減収となる1,331億8千6百万円、事業セグメント利益は、前年
同期比51.1%の減益となる86億2千2百万円、営業利益は、前年同期比48.8%の減益となる92億6千3百万円、親会
社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比48.6%の減益となる66億1千7百万円となりました。
*平均為替レート(連結)は次の通りです。
当期 米ドル : 107.74円 ユーロ : 118.94円
前年同期 米ドル : 110.00円 ユーロ : 123.29円
②当第1四半期連結累計期間の主なセグメント別の状況
1)プリンティング・アンド・ソリューションズ事業
売上収益 829億1千9百万円(前年同期比△15.6%)
●通信・プリンティング機器 738億7千万円(前年同期比△13.9%)
レーザー複合機・プリンターでは、SOHO*1向けで、在宅勤務や在宅学習の機会が増加したことにより、製品本体の
販売数量は増加しました。一方、SMB*2向けでは、各国のオフィス閉鎖による影響を受け、オフィスでのプリントボ
リュームが減少し、製品本体・消耗品ともに大幅な減収となりました。インクジェット複合機では、在宅勤務や在宅
学習の機会が増加したことにより需要は拡大しましたが、ロックダウン影響による工場の操業停止もあり、販売数量
は大幅に減少しました。加えて、為替のマイナス影響もあり、事業全体で減収となりました。
●電子文具 90億4千9百万円(前年同期比△27.2%)
各国のオフィス閉鎖や営業活動の制約などの影響で、オフィス・業務用途のラベリング、ソリューション分野とも
需要は低迷し、減収となりました。
事業セグメント利益 93億5千7百万円(前年同期比△43.1%)
営業利益 100億9千2百万円(前年同期比△39.3%)
在宅勤務の増加で、SOHO*1向けの需要は増加しましたが、SMB*2向けでの落ち込みを吸収できなかったことに加え、
工場の操業停止による供給遅延、為替のマイナス影響もあり、大幅な減益となりました。
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ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
2)パーソナル・アンド・ホーム事業
売上収益 108億6千1百万円(前年同期比+22.3%)
家庭用ミシンは、ロックダウンによる影響や在宅勤務機会の拡大など、自宅で過ごす時間が増えたことで、手作り
需要が喚起され、普及機を中心に好調に販売が推移したことで、大幅な増収となりました。
事業セグメント利益 13億8千4百万円(前年同期 事業セグメント利益 1億4千6百万円)
営業利益 13億8千3百万円(前年同期 営業利益 1億4百万円)
普及機を中心に、家庭用ミシンの販売が好調に推移したことにより、大幅な増益となりました。
3)マシナリー事業
売上収益 150億4千8百万円(前年同期比△26.7%)
●工業用ミシン 45億2百万円(前年同期比△37.7%)
ガーメントプリンターは、ECサイトを利用するお客様からの引き合いが強く、需要拡大が続いたものの、工業用ミ
シンは、縫製工場向けの市場が低調に推移していたところに新型コロナウイルス感染症拡大による影響が重なり
事業全体で大幅な減収となりました。
●産業機器 69億円(前年同期比△22.2%)
IT向けは、ノートPCなどのスポット案件の効果で増加したものの、自動車・一般向けでは、世界的な自動車販売
台数の減少を受けた顧客の新規設備投資の抑制による影響が大きく、大幅な減収となりました。
●工業用部品 36億4千4百万円(前年同期比△17.9%)
国内向けは製造業全般の生産活動鈍化や設備投資抑制の動きが高まったこと、海外向けは主にアジア向けの需要が
低迷したことにより、減収となりました。
事業セグメント損失 1億4千9百万円(前年同期 事業セグメント利益 5億3千6百万円)
営業損失 3億6千9百万円(前年同期 営業利益 5億6千9百万円)
売上の減収を受けて、事業全体では、赤字となりました。
4)ネットワーク・アンド・コンテンツ事業
売上収益 61億5千8百万円(前年同期比△45.6%)
緊急事態宣言を受けた直営店舗の一定期間の全店休業、休業中の顧客への情報提供料の減免措置の適用に加えて、
業務用カラオケ機器の新規需要の落ち込みなどにより、大幅な減収となりました。
事業セグメント損失 22億6千4百万円(前年同期 事業セグメント損失 5億9千1百万円)
営業損失 22億6千6百万円(前年同期 営業損失 5億3千8百万円)
店舗の休業影響、及びカラオケ機器販売の落ち込みによる売上の減収を受け、大幅な赤字となりました。
5)ドミノ事業
売上収益 153億7千6百万円(前年同期比△8.8%)
コーディング・マーキング機器、デジタル印刷機とも、各国のロックダウンを受け、主に欧州を中心とした製品本
体の需要減に加え、営業活動の制約などもあり、減収となりました。
事業セグメント利益 3億5千8百万円(前年同期比△67.6%)
営業利益 2億3千5百万円(前年同期比△78.8%)
売上減、及び売上構成の変化により大幅な減益となりました。
*1:Small Office Home Office(自宅や小規模なオフィスで働く事業者、事業形態)の略
*2:Small Medium Business(小規模な事業所や中小企業、複数拠点に分散する企業のオフィスなど)の略
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ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債及び資本の状況)
資産合計は、現金及び現金同等物が増加した一方、営業債権及びその他の債権、棚卸資産や為替影響によりのれ
ん及び無形資産が減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ6億6千7百万円減少し、7,308億5百万円
となりました。
負債合計は、新型コロナウイルス感染症などによる事業リスク等を考慮した手元資金の借入等による社債及び借
入金が増加した一方、営業債務及びその他の債務、その他の流動負債が減少したことなどにより、前連結会計年度
末に比べ17億4百万円減少し、2,845億9千6百万円となりました。
資本合計は、四半期利益による利益剰余金の増加、在外営業活動体の換算差額の影響などにより、前連結会計年
度末に比べ10億3千7百万円増加し、4,462億8百万円となりました。
(キャッシュ・フローの状況)
キャッシュ・フローの状況については、現金及び現金同等物(以下「資金」)は、営業活動により183億8千6
百万円増加、投資活動により57億6千2百万円減少、財務活動により2億2千1百万円増加等の結果、当第1四半
期連結会計期間末は前連結会計年度末と比べ146億4百万円増加し、1,830億2千6百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその主な要因は、次の通りです。
1)営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益は94億6千1百万円で、減価償却費及び償却費96億7千9百万円など、非資金損益の調整など
による資金の増加、営業債権及びその他の債権の減少による資金の増加104億2千8百万円、棚卸資産の減少によ
る資金の増加23億9百万円、営業債務及びその他の債務の減少による資金の減少57億1千5百万円などがあり、法
人所得税の支払額25億9千万円などを差し引いた結果、183億8千6百万円の資金の増加となりました。
2)投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出59億4千1百万円、無形資産の取得による支出12億5千8百万円などにより、
57億6千2百万円の資金の減少となりました。
3)財務活動によるキャッシュ・フロー
リース負債の返済による支出16億8千4百万円、配当金の支払額78億5百万円などによる資金の減少がある一
方、新型コロナウイルス感染症などによる事業リスク等を考慮し、手元資金の借入を行った結果、短期借入による
収入99億8千7百万円による資金増加があり、2億2千1百万円の資金の増加となりました。
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ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による世界経済の停滞の長期化が懸念され、
景気の先行きは、一段と不透明感が増しています。
このような状況の中、P&S事業については、在宅勤務の増加による需要増がある一方で、オフィスでのプリント
ボリューム減少による消耗品売上減などにより、減益となる見通しです。P&H事業は手作り需要により、売上は前年
並を想定していますが、製品構成の変化により、減益となる見通しです。マシナリー事業では、ガーメントプリン
ターは堅調な推移を見込んでいるものの、産業機器、工業用ミシンの需要の低迷を受け、減益となる見通しです。
N&C事業については、カラオケ事業を取り巻く大きな環境変化により、大幅な減収、赤字になる見通しです。ドミノ
事業は、需要の減速、及び、売上構成の変化により減益となる見通しです。
このような状況を受け、2021年3月期の通期連結業績見通しにつきましては、売上収益は前期比12.1%減の
5,600億円、事業セグメント利益は53.7%減の310億円、営業利益は54.0%減の310億円、親会社の所有者に帰属する
当期利益は49.6%減の250億円となる見通しです。
(単位:億円)
2021年3月期 2020年3月期 増減率
予想 (A) 実績 (B) (A/B - 1)
売上収益 5,600 6,373 △12.1%
事業セグメント利益 310 669 △53.7%
営業利益 310 673 △54.0%
親会社の所有者に帰属する当期利益 250 496 △49.6%
為替レート(円)
米ドル 106.67 109.10
ユーロ 119.76 121.14
※上記表内の為替レートは、年間の平均レートです。
(参考)
1)セグメント別売上収益
(単位:億円)
2021年3月期 2020年3月期 増減率
今回予想(A) 実績(B) (A/B - 1)
通信・プリンティング
プリンティング・ 2,955 3,417 △13.5%
機器
アンド・
電子文具 394 490 △19.6%
ソリューションズ事業
計 3,349 3,907 △14.3%
パーソナル・アンド・ホーム事業 406 409 △0.6%
工業用ミシン 249 276 △9.9%
産業機器 310 298 3.9%
マシナリー事業
工業用部品 156 173 △10.0%
計 715 748 △4.4%
ネットワーク・アンド・コンテンツ事業 335 491 △31.8%
ドミノ事業 636 675 △5.8%
その他事業 159 142 11.6%
合計 5,600 6,373 △12.1%
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2)セグメント別事業セグメント利益
(単位:億円)
2021年3月期 2020年3月期 増減率
今回予想(A) 実績(B) (A/B - 1)
プリンティング・アンド・ソリューションズ事業 300 571 △47.5%
パーソナル・アンド・ホーム事業 25 31 △20.1%
マシナリー事業 1 7 △85.6%
ネットワーク・アンド・コンテンツ事業 △47 21 -
ドミノ事業 24 38 △36.6%
その他事業 7 4 76.3%
調整額 - △3 -
合計 310 669 △53.7%
3)セグメント別営業利益
(単位:億円)
2021年3月期 2020年3月期 増減率
今回予想(A) 実績(B) (A/B - 1)
プリンティング・アンド・ソリューションズ事業 312 571 △45.3%
パーソナル・アンド・ホーム事業 25 32 △21.2%
マシナリー事業 0 6 △100.0%
ネットワーク・アンド・コンテンツ事業 △45 19 -
ドミノ事業 22 39 △43.8%
その他事業 △4 9 -
調整額 - △3
計 310 673 △54.0%
(4)利益配分に関する基本方針及び当期の配当
当社は、将来の成長のための投資に必要な内部留保の確保やキャッシュ・フローの状況などを勘案しつつ、安定的な
株主還元を実施することを基本方針としております。2021年度を最終年度とする新中期戦略「CS B2021」において
は、次なる成長に向けた成長基盤の構築のための投資を行う一方で、連結配当性向35%を目標として、安定的な利益
還元を実施してまいります。また、急激な経営環境の悪化による著しい業績低迷時を除き、1株当たり年間60円を配当
の下限水準といたします。
しかしながら、現在の経営環境は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、急激に悪化しており、収束の時
期も見通しがつかない状況です。当社の今期の業績につきましても大幅な減収減益となる見通しです。
このような経営環境を受け、2021年3月期の1株当たり配当金予想につきましては、年間34円(連結配当性向35%)
の配当を行うこととさせていただきます。
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2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
当第1四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2020年3月31日)
(2020年6月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 168,422 183,026
営業債権及びその他の債権 95,067 85,018
その他の金融資産 11,277 8,832
棚卸資産 117,858 115,553
その他の流動資産 15,554 14,897
小計 408,179 407,328
売却目的で保有する非流動資産 601 600
流動資産合計 408,780 407,929
非流動資産
有形固定資産 104,204 103,122
使用権資産 25,727 26,695
投資不動産 8,122 8,261
のれん及び無形資産 134,409 132,337
持分法で会計処理されている投資 1,594 1,576
その他の金融資産 27,871 30,360
繰延税金資産 14,533 14,108
その他の非流動資産 6,229 6,413
非流動資産合計 322,692 322,876
資産合計 731,472 730,805
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(単位:百万円)
当第1四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2020年3月31日)
(2020年6月30日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 51,041 43,607
社債及び借入金 50,361 60,197
その他の金融負債 8,482 8,552
未払法人所得税 3,455 4,073
引当金 3,349 3,207
契約負債 4,413 5,578
その他の流動負債 48,813 41,977
流動負債合計 169,918 167,193
非流動負債
社債及び借入金 56,650 56,444
その他の金融負債 28,540 29,642
退職給付に係る負債 20,261 20,567
引当金 2,986 2,961
繰延税金負債 5,564 5,382
契約負債 1,189 1,274
その他の非流動負債 1,188 1,130
非流動負債合計 116,382 117,403
負債合計 286,300 284,596
資本
資本金 19,209 19,209
資本剰余金 17,632 17,611
利益剰余金 491,803 491,985
自己株式 △2,597 △2,569
その他の資本の構成要素 △97,526 △96,583
親会社の所有者に帰属する持分合計 428,520 429,653
非支配持分 16,650 16,555
資本合計 445,171 446,208
負債及び資本合計 731,472 730,805
- 8 -
ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上収益 159,231 133,186
売上原価 △87,743 △77,048
売上総利益 71,488 56,138
販売費及び一般管理費 △53,847 △47,516
その他の収益 1,208 1,211
その他の費用 △760 △570
営業利益 18,088 9,263
金融収益 1,676 621
金融費用 △1,760 △471
持分法による投資損益 24 48
税引前四半期利益 18,029 9,461
法人所得税費用 △5,121 △2,831
四半期利益 12,907 6,630
四半期利益の帰属
親会社の所有者 12,871 6,617
非支配持分 35 12
四半期利益 12,907 6,630
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 49.55 25.47
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 49.41 25.39
- 9 -
ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)要約四半期連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期利益 12,907 6,630
その他の包括利益
純損益に振替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定
76 1,405
する資本性金融商品
純損益に振替えられることのない項目合計 76 1,405
純損益に振替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △15,890 941
純損益に振替えられる可能性のある項目合
△15,890 941
計
税引後その他の包括利益 △15,814 2,347
四半期包括利益 △2,906 8,978
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 △2,925 8,939
非支配持分 18 38
四半期包括利益 △2,906 8,978
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ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(4)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の
構成要素
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式
在外営業活動
体の換算差額
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月31日時点の残高 19,209 17,577 462,244 △2,694 △71,577
新会計基準適用による
- - △494 - -
累積的影響額
2019年4月1日時点の残高 19,209 17,577 461,749 △2,694 △71,577
四半期利益 - - 12,871 - -
その他の包括利益 - - - - △15,874
四半期包括利益合計 - - 12,871 - △15,874
自己株式の取得 - - - △1 -
自己株式の処分(ストッ
ク・オプションの行使に - △19 △8 28 -
よる処分を含む)
配当金 - - △7,803 - -
その他の資本の構成要素 - - 76 - -
から利益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - △19 △7,735 26 -
2019年6月30日時点の残高 19,209 17,557 466,885 △2,667 △87,451
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
非支配持分 合計
その他の包括利 合計
益を通じて公正
合計
価値で測定する
資本性金融商品
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月31日時点の残高 - △71,577 424,759 16,833 441,593
新会計基準適用による
- - △494 △8 △503
累積的影響額
2019年4月1日時点の残高 - △71,577 424,264 16,825 441,090
四半期利益 - - 12,871 35 12,907
その他の包括利益 76 △15,797 △15,797 △16 △15,814
四半期包括利益合計 76 △15,797 △2,925 18 △2,906
自己株式の取得 - - △1 - △1
自己株式の処分(ストッ
ク・オプションの行使に - - 0 - 0
よる処分を含む)
配当金 - - △7,803 △134 △7,937
その他の資本の構成要素 △76 △76 - - -
から利益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 △76 △76 △7,805 △134 △7,939
2019年6月30日時点の残高 - △87,451 413,534 16,710 430,244
- 11 -
ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の
構成要素
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式
在外営業活動
体の換算差額
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2020年4月1日時点の残高 19,209 17,632 491,803 △2,597 △97,526
四半期利益 - - 6,617 - -
その他の包括利益 - - - - 943
四半期包括利益合計 - - 6,617 - 943
自己株式の取得 - - - △1 -
自己株式の処分(ストッ
ク・オプションの行使に - △20 △8 29 -
よる処分を含む)
配当金 - - △7,805 - -
その他の資本の構成要素 - - 1,378 - -
から利益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 - △20 △6,435 27 -
2020年6月30日時点の残高 19,209 17,611 491,985 △2,569 △96,583
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
非支配持分 合計
その他の包括利 合計
益を通じて公正
合計
価値で測定する
資本性金融商品
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2020年4月1日時点の残高 - △97,526 428,520 16,650 445,171
四半期利益 - - 6,617 12 6,630
その他の包括利益 1,378 2,322 2,322 25 2,347
四半期包括利益合計 1,378 2,322 8,939 38 8,978
自己株式の取得 - - △1 - △1
自己株式の処分(ストッ
ク・オプションの行使に - - 0 - 0
よる処分を含む)
配当金 - - △7,805 △134 △7,939
その他の資本の構成要素 △1,378 △1,378 - - -
から利益剰余金への振替
所有者との取引額等合計 △1,378 △1,378 △7,806 △134 △7,940
2020年6月30日時点の残高 - △96,583 429,653 16,555 446,208
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ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 18,029 9,461
減価償却費及び償却費 10,250 9,679
金融収益及び金融費用(△は益) 84 △149
持分法による投資損益(△は益) △24 △48
固定資産除売却損益(△は益) 228 0
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) 3,997 10,428
棚卸資産の増減額(△は増加) △2,808 2,309
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △5,328 △5,715
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △42 △130
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 47 215
その他 △3,329 △5,296
小計 21,102 20,755
利息の受取額 245 180
配当金の受取額 217 183
利息の支払額 △303 △142
法人所得税の支払額 △8,818 △2,590
営業活動によるキャッシュ・フロー 12,443 18,386
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △5,154 △5,941
有形固定資産の売却による収入 85 264
無形資産の取得による支出 △1,630 △1,258
資本性金融商品の取得による支出 △130 △51
負債性金融商品の取得による支出 △1,720 △1,533
負債性金融商品の売却又は償還による収入 1,359 2,899
事業の取得による支出 △1,737 -
その他 △478 △140
投資活動によるキャッシュ・フロー △9,407 △5,762
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入による収入 337 9,987
長期借入による収入 - 200
長期借入金の返済による支出 - △200
社債の償還による支出 - △140
リース負債の返済による支出 △2,033 △1,684
配当金の支払額 △7,803 △7,805
非支配持分への配当金の支払額 △134 △134
その他 △1 △0
財務活動によるキャッシュ・フロー △9,633 221
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響 △3,593 1,757
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △10,191 14,604
現金及び現金同等物の期首残高 131,152 168,422
現金及び現金同等物の四半期末残高 120,961 183,026
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ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(報告企業)
ブラザー工業株式会社(以下、「当社」)は日本に所在する株式会社であります。当社の要約四半期連結財務諸
表は、当社及びその子会社(以下、「当社グループ」)、並びに当社の関連会社に対する持分により構成されてお
ります。
当社グループが営む主な事業内容は、プリンティング・アンド・ソリューションズ事業、パーソナル・アンド・
ホーム事業、マシナリー事業、ネットワーク・アンド・コンテンツ事業、ドミノ事業及びその他事業の6事業であ
ります。各事業の内容については注記「セグメント情報」に記載しております。
(作成の基礎)
(1)IFRSに準拠している旨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(平成19年内閣府令第64号)第1条の2の「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の
規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。
要約四半期連結財務諸表は、年次連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会
計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。
(2)測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、要約四半期連結財政状態計算書における以下の重要な項目を除
き、取得原価を基礎として作成しております。
・デリバティブ金融商品は、公正価値で測定しております。
・公正価値で測定される非デリバティブ金融資産は、公正価値で測定しております。
・確定給付型年金制度に係る資産又は負債は、確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除し
て測定しております。
・他の当事者が確定給付制度債務の決済のために必要とされる一部又はすべての支出を補填することがほぼ確
実な場合には、当該補填の権利を資産として認識し、公正価値で測定しております。
(3)機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満
を切り捨てて表示しております。
(重要な会計方針)
本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下に記載する会計方針の変更を除き、前連
結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。
なお、要約四半期連結財務諸表における法人所得税費用は、税引前四半期利益に対して、見積平均年次実効税
率を用いて算定しております。
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ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(会計方針の変更)
当社グループは、当第1四半期連結会計期間より、IFRS第16号「リース」第46A項の実務上の便法を早期適用
しております。
新型コロナウイルス感染症の直接の結果として生じる賃料減免で、かつ、下記の条件のすべてが満たされる場
合、当該賃料減免につきリースの条件変更として取り扱わず、変動リース料として処理しております。
・リース料の変更により生じる当該リース改訂後の対価が、当該変更の直前のリースの対価とほぼ同額である
か又はそれを下回ること
・リース料の減額が、当初の期限が2021年6月30日以前に到来する支払にのみ影響を与えること
・当該リース料の他の契約条件に実質的な変更がないこと
なお、リースの条件変更として取り扱わず変動リース料として純損益に認識した金額が要約四半期連結財務諸
表に与える影響は軽微であります。
(重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断)
IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益
及び費用の金額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を行うことが要求されております。実際の業績は、これら
の見積りとは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見
直した会計期間及びそれ以降の将来の会計期間において認識されます。
経営者が行った本要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、前連結会計年度に
係る連結財務諸表と同様であります。
新型コロナウイルス感染症の影響については、今後の広がり方や収束時期等を予測することは困難であります
が、世界的な流行により、世界全体のGDPがマイナス予測となるなど、当社グループの将来における事業活動に
関する不確実性が高まっております。
当社グループは、このような状況が当連結会計年度の業績へ影響を及ぼし、特に上期は厳しい環境になるとの
見積り及び見積りを伴う判断の仮定を置いておりますが、実際の結果によっては、当連結会計年度以降の連結財
務諸表(特に、有形固定資産、使用権資産、無形資産(のれんを含む)及び投資不動産の減損)に重要な影響を
与える可能性があります。
- 15 -
ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報)
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであ
ります。
当社グループは報告セグメントを事業別とし、「プリンティング・アンド・ソリューションズ事業」、「パ
ーソナル・アンド・ホーム事業」、「マシナリー事業」、「ネットワーク・アンド・コンテンツ事業」、「ド
ミノ事業」、「その他事業」の6つにおいて、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略
を立案し事業活動を展開しております。
「プリンティング・アンド・ソリューションズ事業」は、プリンターや複合機といった通信・プリンティン
グ機器及び電子文具等の製造・販売を行っております。「パーソナル・アンド・ホーム事業」は、家庭用ミシ
ン等の製造・販売を行っております。「マシナリー事業」は、工業用ミシン、ガーメントプリンター、工作機
械、減速機及び歯車等の製造・販売を行っております。「ネットワーク・アンド・コンテンツ事業」は、業務
用カラオケ機器の製造・販売・サービスの提供及びコンテンツ配信サービス等を行っております。「ドミノ事
業」は、産業用プリンティング機器の製造、販売等を行っております。
報告セグメントの損益は、営業損益をベースとしております。また、売上収益から売上原価、販売費及び一
般管理費を控除した事業セグメント損益についても、報告セグメントごとに開示しております。
- 16 -
ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)セグメント収益及び業績
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下の通りであります。
なお、セグメント間の売上収益は、市場実勢価格に基づいております。
前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
報告セグメント
プリンティ ネット 調整額
パーソナル 合計 連結
ング・アン ワーク・ その他 (注)2
・アンド・ マシナリー ドミノ
ド・ソリュ アンド・ (注)1
ホーム
ーションズ コンテンツ
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
売上収益
外部収益 98,194 8,883 20,540 11,319 16,853 3,441 159,231 - 159,231
セグメント間収
- - - - 174 2,538 2,712 △2,712 -
益
収益合計 98,194 8,883 20,540 11,319 17,027 5,979 161,944 △2,712 159,231
事業セグメント利
益又は事業セグメ 16,440 146 536 △591 1,104 201 17,837 △196 17,641
ント損失(△)
その他の収益及
185 △41 33 52 6 210 447 - 447
びその他の費用
営業利益又は
16,626 104 569 △538 1,110 412 18,285 △196 18,088
営業損失(△)
金融収益及び
△84
金融費用
持分法による
24
投資損益
税引前四半期利益 18,029
その他の項目
報告セグメント
プリンティ ネット
パーソナル 合計 調整額 連結
ング・アン ワーク・ その他
・アンド・ マシナリー ドミノ
ド・ソリュ アンド・ (注)1
ホーム
ーションズ コンテンツ
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
減損損失 161 - - 0 - - 161 - 161
(注)1.その他には不動産事業等を含んでおります。
2.セグメント損益(営業損益)の調整額△196百万円はセグメント間取引消去であります。
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ブラザー工業㈱ (6448) 2021年3月期 第1四半期決算短信
当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメント
プリンティ ネット 調整額
パーソナル 合計 連結
ング・アン ワーク・ その他 (注)2
・アンド・ マシナリー ドミノ
ド・ソリュ アンド・ (注)1
ホーム
ーションズ コンテンツ
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
売上収益
外部収益 82,919 10,861 15,048 6,158 15,376 2,820 133,186 - 133,186
セグメント間収
- - - - 132 2,070 2,203 △2,203 -
益
収益合計 82,919 10,861 15,048 6,158 15,508 4,891 135,389 △2,203 133,186
事業セグメント利
益又は事業セグメ 9,357 1,384 △149 △2,264 358 △22 8,664 △41 8,622
ント損失(△)
その他の収益及
735 △1 △220 △1 △123 252 641 - 641
びその他の費用
営業利益又は
10,092 1,383 △369 △2,266 235 230 9,305 △41 9,263
営業損失(△)
金融収益及び
149
金融費用
持分法による
48
投資損益
税引前四半期利益 9,461
その他の項目
報告セグメント
プリンティ ネット
パーソナル 合計 調整額 連結
ング・アン ワーク・ その他
・アンド・ マシナリー ドミノ
ド・ソリュ アンド・ (注)1
ホーム
ーションズ コンテンツ
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
減損損失 - - 19 5 - - 25 - 25
(注)1.その他には不動産事業等を含んでおります。
2.セグメント損益(営業損益)の調整額△41百万円はセグメント間取引消去であります。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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