6444 サンデンHD 2021-11-08 16:00:00
2021年12月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月8日
上 場 会 社 名 サンデンホールディングス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6444 URL https://www.sanden.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名) ジュウ ダン
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 経営財務管理本部長 (氏名) 高橋 純也 (TEL) 03-5209-3341
四半期報告書提出予定日 2021年11月9日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第2四半期 80,183 - △10,974 - △11,643 - 18,491 -
2021年3月期第2四半期 55,423 △56.7 △7,764 - △12,911 - △13,535 -
(注) 包括利益 2021年12月期第2四半期 20,732百万円( -%) 2021年3月期第2四半期 △13,476百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第2四半期 211.28 -
2021年3月期第2四半期 △487.70 -
(注)1.当連結会計年度は決算期変更の経過期間となり、当第2四半期連結累計期間については、当社並びに3月決算
であった連結子会社は6ヵ月(2021年4月1日~2021年9月30日)、12月決算の連結子会社は9ヵ月(2021年
1月1日~2021年9月30日)を連結対象期間とした変則決算となっております。このため、対前年同四半期増
減率については記載しておりません。
2.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首
から適用しており、2021年12月期第2四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値と
なっております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年12月期第2四半期 145,160 25,230 16.6 216.60
2021年3月期 155,081 △16,956 △11.9 △664.58
(参考) 自己資本 2021年12月期第2四半期 24,136百万円 2021年3月期 △18,446百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年12月期 - 0.00
2021年12月期(予想) - 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年4月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 120,000 - △12,000 - △14,000 - 16,500 - 174.25
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2.当連結会計年度は決算期変更の経過期間となり、通期については、当社並びに3月決算であった連結子会社は
9ヵ月(2021年4月1日~2021年12月31日)、12月決算の連結子会社は12ヵ月(2021年1月1日~2021年12月
31日)を連結対象期間とした変則決算となっております。このため、対前期増減率については記載しておりま
せん。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)詳細は、添付資料P.9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期2Q 111,693,313株 2021年3月期 28,066,313株
② 期末自己株式数 2021年12月期2Q 259,466株 2021年3月期 309,793株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期2Q 87,518,962株 2021年3月期2Q 27,753,495株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっ
ての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将
来予測情報に関する説明」をご覧ください。
サンデンホールディングス株式会社(6444) 2021年12月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………9
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………9
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………10
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10
1
サンデンホールディングス株式会社(6444) 2021年12月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループは「環境と快適が調和する豊かな社会の実現のために時代を切り拓き続け、全ての人々から信
頼される企業になる」というビジョンに基づき、大きな転換期を迎えている自動車業界において、競争力の源
泉である電動車両向けの「最先端技術のソリューション」、成長市場である「中国と欧州でのプレゼンス」、
そして「幅広い顧客基盤」等の更なる強化を通じ、顧客の環境指向を的確に捉えた製品・サービスの提供を進
めております。
2020年6月30日に申請した産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続(以下、「事業再生ADR手続」と
いいます。)は、2021年5月7日開催の第3回債権者会議において全てのお取引先金融機関様から事業再生計
画へのご同意を頂き、2021年5月31日に海信家電集団股份有限公司(Hisense Home Appliances Group Co.,
Ltd.)が設立した特別目的会社である海信日本オートモーティブエアコンシステムズ合同会社から第三者割当
増資に係る払込みを受け(以下「本第三者割当増資」といいます。)、同日、お取引金融機関様からの債務免
除の効力も発生し、当社の財政状態は改善いたしました。本第三者割当増資に係る払込みの完了により、当社
は、ハイセンス・ホーム・アプライアンス・グループが属する、海信集団控股股份有限公司(Hisense Group
Holdings Co., Ltd.)を究極の親会社とするハイセンスグループの傘下となりました。
今後は、ハイセンスグループとのシナジー効果を最大限発揮することにより、事業再生に向けた活動を加速
させてまいります。現在は、事業再生計画に基づき、「生産体制の抜本的見直し」、「基盤収益力の向上」、
「積極的な『協創』による成長」、「キャッシュフロー創出施策の強化」、「実行のための仕組み改革」の5
つの改革プランに日々取り組んでおります。当第2四半期連結累計期間においても、当社グループは以下のよ
うな施策に取り組んでおり、今後もスピードをもって、より新しく、より良い技術・サービスを顧客と市場へ
提供してまいります。
(当第2四半期連結累計期間における取り組み)
・製品ライフサイクルや販売数量に応じた生産シェアリング及び部品調達の集約による市場競争力向上等の
ため、グローバル規模での生産体制の再編成を推進
・自動車最大市場の中国における研究開発センターの設立
・電動車両向け統合熱マネジメントの共同開発におけるハイセンスグループとの連携による事業領域拡大へ
の取り組み強化
・効率的な経営資源の活用と迅速な意思決定を実現しお客様のニーズに確実に対応するため、2021年9月28
日付「完全子会社との合併(吸収合併)及び会社分割(簡易吸収分割)に係る吸収合併契約及び吸収分割
契約の締結並びに当社の商号変更及び定款の一部変更に関するお知らせ」で公表しました当社の完全子会
社8社との間で組織再編成を実施する方針を決定
また、当社は、決算・管理体制の強化・効率化を図ることを目的として、ハイセンスグループにおける決算
期に当社の決算期を合わせるため、決算期の変更(以下「本決算期変更」といいます。)を行うこととしまし
た。本決算期変更により、当社の事業年度は、1月1日から12月31日までの1年となり、経過期間となる当連
結会計年度は、2021年4月1日から2021年12月31日までの9か月決算となります。当第2四半期連結累計期間
においては、当社及び3月決算であった連結子会社は6ヵ月(2021年4月1日~2021年9月30日)、12月決算
の連結子会社は9ヵ月(2021年1月1日~2021年9月30日)を連結対象期間としているため、対前年同期比に
ついては記載しておりません。
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が進み、経済の
回復が着実に進んでおり、中国を始め自動車需要は緩やかに回復してきております。アジアでは一部で新型コ
ロナウイルス感染症の再拡大による影響が残るものの、持ち直しの動きが続いています。また、経済の急速な
回復に伴う原材料価格の高騰および半導体等の一部の部品の供給不足が顕在化しており、経済成長を鈍化させ
ております。
当社グループにおいても総じて販売は回復基調にありますが、第2四半期連結会計期間において、半導体不
足による自動車生産台数の減少及び部品供給問題の影響やアジアにおけるロックダウンの影響等を受けまし
た。その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、80,183百万円となりました。
営業損失については、販売の回復に伴う規模増により収益性は改善に向かっているものの、原材料の高騰や
部品の供給遅れに伴う空輸費用の増加等が続いており、また、事業再生に向けた活動を加速していることによ
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サンデンホールディングス株式会社(6444) 2021年12月期 第2四半期決算短信
る在庫評価減の増加等により10,974百万円となりました。
経常損失は営業損失に加え、事業再生ADR手続に関連した費用の計上等により11,643百万円となりました。親
会社株主に帰属する四半期純利益は経常損失に加え、事業再生計画に基づき市場環境や顧客ニーズを踏まえた
グローバル規模での生産体制の再編成に係る構造改革費用等を計上いたしましたが、事業再生ADR手続の成立に
伴うお取引先金融機関様からの債務免除益を計上したことにより18,491百万円となりました。
なお、当社グループの報告セグメントは「自動車機器事業」のみであるため、セグメント別の記載を省略し
ております。
(2)財政状態に関する説明
A.資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、売上債権の減少および減損損失の計上などに伴う有形固定
資産の減少を主因に、前連結会計年度末に比べて9,921百万円減少し、145,160百万円となりました。
負債については、事業再生ADR手続における総額63,000百万円の債務免除による借入金の減少、残債務の返済
を主因に、前連結会計年度末に比べて52,107百万円減少し、119,930百万円となりました。
純資産については、海信日本オートモーティブエアコンシステムズ合同会社に対する第三者割当増資および
親会社株主に帰属する四半期純利益により、前連結会計年度末に比べて42,186百万円増加し、25,230百万円と
なりました。
B.キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ3,951百万円増加し、
22,154百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の減少の一方、棚卸資産の増加および仕入債務の減少によ
り、△7,330百万円となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出3,423百万円等により、△3,356百万
円となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済の一方、株式の発行及び短期借入金の増加等によ
り、14,371百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループは、事業再生ADR手続における事業再生計画に基づき事業活動を進めております。
業績につきましては、前回業績予想開示時点から、半導体の供給問題による販売減少及び物流の混乱に伴う物流
コストの増大という悪化要因もありますが、アフターマーケット市場の販売強化や為替が円安で推移しているとい
う改善要因もあり、前回業績予想からの変更はありません。
なお、2021年12月期の為替レートは、1US$=111.00円、1EURO=131.00円を想定しております。
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サンデンホールディングス株式会社(6444) 2021年12月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 19,899 23,839
受取手形及び売掛金 44,979 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 38,983
商品及び製品 12,762 15,489
仕掛品 5,579 6,649
原材料 6,099 7,502
その他の棚卸資産 2,386 1,557
未収入金 4,197 3,366
未収消費税等 4,225 3,020
その他 9,420 7,745
貸倒引当金 △16,702 △17,111
流動資産合計 92,847 91,042
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 14,820 14,105
機械装置及び運搬具(純額) 10,223 5,936
工具、器具及び備品(純額) 2,342 2,017
土地 10,094 6,682
リース資産(純額) 1,816 2,028
建設仮勘定 4,125 2,501
有形固定資産合計 43,423 33,273
無形固定資産
その他 815 691
無形固定資産合計 815 691
投資その他の資産
投資有価証券 15,196 18,391
退職給付に係る資産 134 134
繰延税金資産 1,380 279
その他 4,640 2,590
貸倒引当金 △3,356 △1,243
投資その他の資産合計 17,995 20,153
固定資産合計 62,234 54,117
資産合計 155,081 145,160
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サンデンホールディングス株式会社(6444) 2021年12月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 33,030 30,207
短期借入金 56,986 31,659
1年内償還予定の社債 2,185 -
1年内返済予定の長期借入金 24,292 485
未払金 9,072 6,489
リース債務 2,656 2,417
未払法人税等 452 779
賞与引当金 1,330 1,409
売上割戻引当金 166 -
製品保証引当金 2,757 5,123
損害賠償損失引当金 - 2,428
構造改革引当金 - 14,369
その他 8,993 10,256
流動負債合計 141,923 105,626
固定負債
社債 1,662 -
長期借入金 15,719 328
リース債務 6,649 6,488
繰延税金負債 336 1,861
退職給付に係る負債 2,569 2,501
環境費用引当金 505 493
株式報酬引当金 158 54
その他 2,512 2,574
固定負債合計 30,114 14,303
負債合計 172,037 119,930
純資産の部
株主資本
資本金 11,037 21,741
資本剰余金 3,377 14,081
利益剰余金 △30,944 △12,517
自己株式 △674 △565
株主資本合計 △17,204 22,740
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1 6
繰延ヘッジ損益 △28 -
為替換算調整勘定 △873 1,560
退職給付に係る調整累計額 △341 △170
その他の包括利益累計額合計 △1,241 1,396
非支配株主持分 1,490 1,093
純資産合計 △16,956 25,230
負債純資産合計 155,081 145,160
5
サンデンホールディングス株式会社(6444) 2021年12月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 55,423 80,183
売上原価 52,296 74,488
売上総利益 3,127 5,695
販売費及び一般管理費 10,891 16,669
営業損失(△) △7,764 △10,974
営業外収益
受取利息 259 161
受取配当金 5 5
持分法による投資利益 - 1,481
受取賃貸料 387 462
その他 103 228
営業外収益合計 756 2,338
営業外費用
支払利息 945 686
為替差損 1,478 370
持分法による投資損失 2,353 -
支払手数料 446 910
その他 679 1,039
営業外費用合計 5,904 3,007
経常損失(△) △12,911 △11,643
特別利益
債務免除益 - 63,000
固定資産売却益 92 79
その他 28 90
特別利益合計 120 63,170
特別損失
減損損失 - 10,881
固定資産処分損 27 319
操業休止関連費用 957 -
構造改革費用 - 15,056
損害賠償損失引当金繰入額 - 2,428
その他 145 78
特別損失合計 1,130 28,764
税金等調整前四半期純利益又は
△13,921 22,763
税金等調整前四半期純損失(△)
法人税等 14 4,753
四半期純利益又は四半期純損失(△) △13,935 18,010
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △400 △481
親会社株主に帰属する四半期純利益又は
△13,535 18,491
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
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サンデンホールディングス株式会社(6444) 2021年12月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △13,935 18,010
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1 5
繰延ヘッジ損益 4 28
為替換算調整勘定 △0 999
退職給付に係る調整額 290 171
持分法適用会社に対する持分相当額 163 1,518
その他の包括利益合計 459 2,722
四半期包括利益 △13,476 20,732
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △13,006 21,129
非支配株主に係る四半期包括利益 △469 △396
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は
△13,921 22,763
税金等調整前四半期純損失(△)
減価償却費 4,209 2,733
賞与引当金の増減額(△は減少) △100 70
貸倒引当金の増減額(△は減少) △114 △2,173
製品保証引当金の増減額(△は減少) 52 2,332
損害賠償損失引当金の増減額(△は減少) - 2,428
受取利息及び受取配当金 △265 △166
支払利息 945 686
持分法による投資損益(△は益) 2,353 △1,481
債務免除益 - △63,000
減損損失 - 10,881
構造改革費用 - 15,056
売上債権の増減額(△は増加) 5,014 6,824
棚卸資産の増減額(△は増加) 6,278 △4,016
未収入金の増減額(△は増加) △545 804
未収消費税等の増減額(△は増加) 797 1,077
仕入債務の増減額(△は減少) △8,444 △3,411
未払金の増減額(△は減少) 71 △1,542
未払費用の増減額(△は減少) △204 3,151
その他 △18 △836
小計 △3,889 △7,815
利息及び配当金の受取額 979 1,705
利息の支払額 △875 △651
法人税等の支払額又は還付額(△は支払) △37 △569
営業活動によるキャッシュ・フロー △3,823 △7,330
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △2,858 △3,423
有形固定資産の売却による収入 153 302
無形固定資産の取得による支出 △588 △68
投資有価証券の取得による支出 △7 △15
投資有価証券の売却による収入 1 -
過年度子会社株式売却代金の回収による収入 1,000 -
その他 △17 △151
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,317 △3,356
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 4,625 12,199
長期借入れによる収入 77 -
長期借入金の返済による支出 △3,959 △17,092
社債の償還による支出 △892 △800
株式の発行による収入 - 21,408
リース債務の返済による支出 △1,371 △1,453
自己株式の取得による支出 △0 △0
自己株式の売却による収入 30 109
非支配株主への配当金の支払額 △30 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,520 14,371
現金及び現金同等物に係る換算差額 5 267
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △7,655 3,951
現金及び現金同等物の期首残高 23,711 18,203
現金及び現金同等物の四半期末残高 16,055 22,154
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サンデンホールディングス株式会社(6444) 2021年12月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2021年5月31日付で、海信家電集団股份有限公司(Hisense Home Appliances Group Co., Ltd.)が設立
した特別目的会社海信日本オートモーティブエアコンシステムズ合同会社から、第三者割当増資の払込みを受けま
した。この結果、当第2四半期累計期間において資本金及び資本剰余金がそれぞれ10,704百万円増加し、当第2四
半期会計期間末において資本金が21,741百万円、資本剰余金が14,081百万円となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
当第2四半期連結累計期間
(自 2021年4月1日
至 2021年9月30日)
税金費用の計算 税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純
利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当
該見積実効税率を乗じて計算しております。
ただし、見積実効税率を用いて計算すると著しく合理性を欠く場合には、「中間財務
諸表等における税効果会計に関する実務指針」第12項(法定実効税率を使用する方法)に
準じて計算しております。
なお、法人税等調整額は、法人税等に含めて表示しております。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財
又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
但し、「収益認識に関する会計基準の適用指針」第98項に定める代替的取扱いを適用し、製品の国内の販売にお
いて、出荷時から当該製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を
認識しております。また、受注制作のソフトウェアに係る収益認識に関して、従来は、工事完成基準を適用してま
いりましたが、第1四半期連結会計期間より、少額かつごく短期な開発を除き、履行義務を充足するにつれて、一
定の期間にわたり収益を認識する方法に変更しております。さらに、有償支給取引について、従来は、有償支給し
た支給品について消滅を認識しておりましたが、支給品を買い戻す義務を負っている場合、当該支給品の消滅を認
識しない方法に変更しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連
結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、当第2四半期連結会計期間末日において、棚卸資産が1,016百万円、流動負債が1,016百万円増加して
おります。なお、当第2四半期連結累計期間の損益に与える影響と期首の利益剰余金に与える影響は、軽微であり
ます。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた
「受取手形及び売掛金」は第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示すること
としました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新た
な表示方法により組替えを行っておりません。
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サンデンホールディングス株式会社(6444) 2021年12月期 第2四半期決算短信
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)
等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企
業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新
たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与える影響はありま
せん。
(追加情報)
(債務超過解消に向けた取り組みの進捗状況)
2021年8月12日付「債務超過解消に向けた取り組みの進捗状況について」でお知らせしましたとおり、2021年12
月期第1四半期において、当社は約267憶円の資産超過の状態にあり、債務超過を解消しており、また、2021年12月
期第2四半期においても、当社は約252憶円の資産超過の状態にあります。
当社グループでは、2021年5月7日付「「事業再生計画」の株式会社東京証券取引所への提出に関するお知ら
せ」で公表しました事業再生計画に基づき、「生産体制の抜本的見直し」、「基盤収益力の向上」、「積極的な
『協創』による成長」、「キャッシュフロー創出施策の強化」、「実行のための仕組み改革」の5つの改革プラン
に日々取り組んでおります。当第2四半期連結累計期間においても、以下のような施策に取り組んでおり、今後も
スピードをもって、より新しく、より良い技術・サービスを顧客と市場に提供するための各施策を進めることによ
り、資産超過の状態を維持する見通しです。
(当第2四半期連結累計期間における取り組み)
・製品ライフサイクルや販売数量に応じた生産シェアリング及び部品調達の集約による市場競争力向上等のた
め、グローバル規模での生産体制の再編成を推進
・自動車最大市場の中国における研究開発センターの設立
・電動車両向け統合熱マネジメントの共同開発におけるハイセンスグループとの連携による事業領域拡大への取
り組み強化
・効率的な経営資源の活用と迅速な意思決定を実現しお客様のニーズに確実に対応するため、2021年9月28日付
「完全子会社との合併(吸収合併)及び会社分割(簡易吸収分割)に係る吸収合併契約及び吸収分割契約の締
結並びに当社の商号変更及び定款の一部変更に関するお知らせ」で公表しました当社の完全子会社8社との間
で組織再編成を実施する方針を決定
当社は、事業再生計画を確実に遂行し、当社事業の再生と当社の持続的な成長に向け、役員及び社員一丸となり
不退転の決意を以って抜本的な事業再生に取り組んでまいる所存です。今後ともご支援、ご協力を賜りますようお
願い申し上げます。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
当社グループの報告セグメントは「自動車機器事業」のみであるため、記載を省略しております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
当社グループの報告セグメントは「自動車機器事業」のみであるため、記載を省略しております。
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