6444 サンデンHD 2021-05-13 16:15:00
2021年3月期 連結業績の前年実績値との差異及び営業外収益/営業外費用/特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                                            2021 年5月 13 日
各    位

                                       会 社 名         サンデンホールディングス株式会社
                                       代 表 者   代表取締役    社 長 執 行 役 員 西 勝也
                                                      (コード番号 6444 東証第一部)
                                       問合せ先    取締役 執行役員 財務経理本部長 秋間 透
                                                                         TEL(03)5209-3341


         連結業績の前年実績値との差異及び営業外収益/営業外費用/特別損失の計上に関するお知らせ

     2021 年3月期の連結業績の前年実績値との差異及び営業外収益/営業外費用/特別損失の計上について、下記の
    とおりお知らせいたします。
                                         記


    1. 2021 年3月期の連結業績と前期実績値との差異(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)
                                                           親会社株主に帰属          1株当たり
                     売上高          営業利益         経常利益
                                                           する当期純利益           当期純利益

                        百万円          百万円          百万円           百万円                 円 銭
         前期実績値(A)       204,880     △3,401       △9,735          2,287              82.54
         当期実績値(B)       137,477     △18,456      △23,237       △45,251          △1,630.38
         増減額(B-A)      △67,402      △15,055      △13,502       △47,538                 -
         増減率(%)         △32.9%           -            -             -                  -


    2. 差異の理由
         売上高につきましては、当第1四半期連結会計期間における新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う顧客及び当
      社工場のシャットダウンによる販売減や、前連結会計年度第3四半期連結会計期間より当社グループの流通システム
      事業の中核を担っていたサンデン・リテールシステム株式会社が連結対象外となった影響等により減収となりました。
         営業利益につきましては、構造改革による効果はあったものの、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う販売減の
      影響に加え、当第3四半期連結会計期間以降の急激な需要回復に伴う物流費の高騰や部品不足に対応するための
      空輸費用の見直し等により、前期実績値を下回りました。
         経常利益につきましては、営業利益までの影響に加え、産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続(以下
      「事業再生 ADR 手続」といいます。)等に関連するアドバイザリー費用の計上等により、前期実績値を下回りました。
         親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、経常利益までの影響に加え、主に事業再生計画の策定に伴う
      国内や欧州での固定資産の減損損失等により、前期実績値を下回りました。


    3. 営業外収益及び営業外費用の計上について
      1) 営業外収益(為替差益)の計上
         当社及び連結子会社において、外国為替相場の変動に伴い、保有する外貨建資産・負債の為替評価替えにより、
      2021 年3月期の個別財務諸表において、為替差益 18 億円、連結財務諸表において、為替差益4億円を営業外収益
      に計上しております。


      2) 営業外費用(アドバイザリー費用)の計上
         事業再生 ADR 手続き等に関連する費用(FA費用・財務DD費用等を含む)として、個別及び連結財務諸表におい
  て、13 億円を営業外費用に計上しております。


  3) 営業外費用(貸倒引当金繰入)の計上(個別)
   当社の一部の連結子会社に対する貸付金の回収等に懸念が生じたため、2021 年3月期の個別財務諸表において、
  貸倒引当金繰入額 152億円を営業外費用に計上しております。


4. 特別損失の計上について
  1) 特別損失(減損損失)の計上
   当社及び連結子会社において固定資産の減損損失等を計上することとなったため、個別財務諸表において 44 億
  円、連結財務諸表において、192 億円の減損損失を計上しております。


  2) 特別損失(関係会社株式評価損)の内容(個別)
   当社が保有する関係会社株式のうち、実質価額が取得原価に対して著しく下落した株式について、2021 年3月期
  の個別財務諸表において、関係会社株式評価損 191 億円を特別損失に計上しております。


  3) 特別損失(関係会社事業損失引当金繰入)の計上(個別)
   当社の一部の連結子会社に対する損失に備えるため、関係会社に対する出資金額等を超えて当社が負担すること
  が見込まれる金額を、2021 年3月期の個別財務諸表において、関係会社事業損失引当金繰入 42 億円を特別損失
  に計上しております。



5. 業績に与える影響
   現在、上記の連結子会社に対する貸倒引当金繰入、関係会社事業損失引当金繰入及び関係会社株式評価損は、
  連結財務諸表においては消去されるため、連結業績に与える影響はございません。
                                                      以上