6444 サンデンHD 2020-06-30 17:00:00
業績予想値と決算値との差異及び営業外費用並びに特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                                   2020 年6月 30 日
各    位

                                 会 社 名          サンデンホールディングス株式会社
                                 代 表 者    代表取締役    社 長 執 行 役 員 西 勝也
                                                 (コード番号 6444 東証第一部)
                                 問合せ先     取締役 執行役員 財務経理本部長 秋間 透
                                                                  TEL(03)5209-3341

           業績予想値と決算値との差異及び営業外費用並びに特別損失の計上に関するお知らせ


    2019 年 11 月6日に公表しました 2020 年3月期連結業績予想と本日公表の決算値に差異が生じましたので、下記の通
りお知らせいたします


                                      記

1.2020 年3月期 通期連結業績予想数値と実績値の差異(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)
                                                     親会社株主に帰        1株当たり
                    売上高        営業利益       経常利益
                                                     属する当期純利益       当期純利益
                      百万円        百万円        百万円           百万円             円 銭
     前回発表予想(A)
                     215,000       500     △4,000         9,000          324.92
     実績値(B)          204,880    △3,401     △9,735         2,287           82.54
     増減額(B-A)       △10,120     △3,901     △5,735        △6,713
     増減率(%)           △4.7%           -          -       △74.6%
     (ご参考)前年実績
                     273,934       889        564       △23,060       △833.58
     (2019 年3月期)




2.差異の理由
  売上高につきましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴い欧州やインド、中国における顧客及び当社工場のシャ
 ットダウンによる急激な販売減や車両販売事業の株式譲渡に伴う連結範囲の変更等により減収となりました。
  営業利益につきましては、構造改革による費用の見直しは順調に推移しましたが、急激な販売減の影響、及びそ
 れに伴うグローバルベースでの調達価格低減施策の未達等もあり、予想を下回ることとなりました。
  経常利益につきましては、上記営業利益影響に加え、為替差損の計上及び持分法投資損益の減少により予想を
 下回ることとなりました。
  親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、子会社株式の譲渡益等がありましたが、構造改革費用が増
 加したことで予想を下回ることとなりました。

3.営業外費用の計上について
  1) 営業外費用(為替差損)の計上
    当社グループは、外国為替相場の変動に伴い、保有する外貨建資産・負債の為替評価替えにより、2020 年3月
  期の連結財務諸表において、為替差損 30 億円を営業外費用に計上しております。

    2) 営業外費用(貸倒引当金繰入)の計上(個別)
      当社の一部の連結子会社に対する貸付金の回収に懸念が生じたため、2020 年3月期の個別財務諸表において、
    貸倒引当金繰入額8億円を営業外費用に計上しております。
4.特別損失の計上について
  1) 特別損失(構造改革費用)の計上
    当社及び連結子会社において早期割増退職金及び固定資産の減損損失等を計上することとなったため、134 億
 円の構造改革費用を計上しております。

 2) 特別損失(関係会社支援損)の内容(個別)
   当社の一部の連結子会社の純資産の健全化をするため、同社に対する貸付金について、債務免除を行ったた
 め、2020 年3月期の個別財務諸表において、関係会社支援損 170 億円を特別損失に計上しております。

5.連結業績に与える影響
   上記の連結子会社に対する貸倒引当金繰入及び関係会社支援損は、連結財務諸表においては消去されるため、
 連結業績に与える影響はございません。



                                                        以上