6432 竹内製作所 2020-07-09 15:00:00
2021年2月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月9日
上場会社名 株式会社 竹内製作所 上場取引所 東
コード番号 6432 URL https://www.takeuchi-mfg.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)竹内 敏也
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理部長 (氏名)小林 修 TEL 0268-81-1200
四半期報告書提出予定日 2020年7月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年2月期第1四半期の連結業績(2020年3月1日~2020年5月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期第1四半期 25,737 △12.9 2,976 △23.4 2,911 △22.0 2,106 △21.4
2020年2月期第1四半期 29,535 10.0 3,886 △18.9 3,730 △20.7 2,679 △21.0
(注)包括利益 2021年2月期第1四半期 1,627百万円 (△38.5%) 2020年2月期第1四半期 2,646百万円 (15.4%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年2月期第1四半期 44.17 -
2020年2月期第1四半期 56.17 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年2月期第1四半期 103,991 82,924 79.7
2020年2月期 108,982 83,683 76.8
(参考)自己資本 2021年2月期第1四半期 82,924百万円 2020年2月期 83,683百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年2月期 - 0.00 - 50.00 50.00
2021年2月期 -
2021年2月期(予想) 0.00 - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
2021年2月期期末配当金の予想を未定としております。新型コロナウイルス感染症が当社グループの連結業績に与
える影響を見極めつつ、2020年10月公表予定の第2四半期決算短信を目途に開示の予定です。
3.2021年2月期の連結業績予想(2020年3月1日~2021年2月28日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 45,000 △28.0 4,300 △45.2 4,280 △43.0 3,100 △43.5 65.01
通期 93,500 △19.3 8,400 △33.6 8,450 △31.9 6,150 △32.4 128.97
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期1Q 48,999,000株 2020年2月期 48,999,000株
② 期末自己株式数 2021年2月期1Q 1,312,798株 2020年2月期 1,312,798株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年2月期1Q 47,686,202株 2020年2月期1Q 47,697,802株
(注)期末自己株式数には、役員報酬BIP信託口が保有する当社株式(2020年2月期 58,940株 2021年2月期1Q
58,940株)を自己株式に含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、業績予想
に関する事項は、【添付資料】3ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
㈱竹内製作所 (6432) 2021年2月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 9
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㈱竹内製作所 (6432) 2021年2月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループの主力市場である米国及び欧州の当第1四半期連結累計期間(2020年3月1日から2020年5月31日ま
で)の経済は、新型コロナウイルスの感染拡大により、企業の投資マインドは全世界的に著しく縮小し、外出規制と
雇用環境の悪化による個人消費の急速な冷え込みとともに、住宅需要も一気に落ち込みました。5月に入るとロック
ダウンの解除など、各国の状況に違いはあれ、欧米先進諸国は段階的な経済活動の再開に動き始めており、景気悪化
はいったん底を打ちました。とはいえ、この経済再開は感染再拡大のリスクを伴ったものであり、誰もが全力疾走を
控えざるを得ない状況が依然として続いていることに加え、コロナ禍を巡る米中対立の激化、EUと英国の通商交渉
の難航など不安材料が台頭しており、経済正常化には相応の時間を要するものと考えられます。
このような環境下、2020年1月には油圧ショベルの新製品「TB370」を、2020年2月にはクローラーキャリアの新
製品「TCR50-2」を市場投入しましたが、ロックダウンや外出規制により欧米各国の工事は停滞し、当社グループ、
ディストリビューター及びディーラーの営業活動は大きく制限されました。この結果、米国、欧州及び当社グループ
全体の販売台数は、前年同期に比べ減少しました。
以上により、当第1四半期連結累計期間の売上高は257億3千7百万円(前年同期比12.9%減)となりました。利
益面につきましては、値上げによる増益はあったものの、売上高が減少したこと及び主要通貨が総じて円高に推移し
たこと等により、営業利益は29億7千6百万円(同23.4%減)となり、経常利益は29億1千1百万円(同22.0%減)
となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、税金費用を8億5百万円計上したことにより、21億6百万円
(同21.4%減)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(日本)
日本セグメントは、売上高のほとんどが欧州ディストリビューター向けの販売で占められております。2020年1
月に市場投入した油圧ショベルの新製品「TB370」が業績に貢献したものの、新型コロナウイルスの影響により欧
州ディストリビューター向けの販売台数が減少し、売上高は95億8千9百万円(前年同期比12.6%減)となりまし
た。セグメント利益は、欧州ディストリビューター向けの値上げを行ったものの、売上高が減少したこと及び主要
通貨が総じて円高に推移したこと等により、18億6千6百万円(同30.8%減)となりました。
(米国)
新型コロナウイルスの影響により、販売台数は減少しましたが、製品販売価格の値上げ、及びプロダクトミック
スの変化等により、売上高はほぼ横ばいの121億4千8百万円(前年同期比0.3%減)となりました。セグメント利
益は、製品販売価格の値上げ、プロダクトミックスの変化、及び日本セグメントからの製品仕入価格の値下げ等に
より10億3千万円(同64.7%増)となりました。
(英国)
EU離脱後の通商交渉の不透明感に加えて、新型コロナウイルスによるロックダウンの影響が重なり、販売台数
は大きく減少しました。また、円高によりポンド建て売上高が為替の影響を受け、売上高は25億2千7百万円(前
年同期比40.4%減)となりました。セグメント利益は、製品販売価格の値上げ、日本セグメントからの製品仕入価
格の値下げ等はあったものの、売上高が減少したことにより1億9千1百万円(同18.7%減)となりました。
(フランス)
フランスでの全国的なストライキの影響と、新型コロナウイルスによるロックダウンの影響により、販売台数は
大きく減少しました。この結果、売上高は14億6千5百万円(前年同期比28.3%減)となりました。セグメント利
益は、日本セグメントからの製品仕入価格の値下げ等はあったものの、売上高が減少したことにより7千3百万円
(同9.0%減)となりました。
(中国)
新型コロナウイルスの影響により、青島工場の従業員の出社が制限され、減産を余儀なくされたため、固定費率
が上昇しセグメント利益を圧迫しました。この結果、売上高は6百万円(前年同期比93.0%減)となり、セグメン
ト損失は8百万円(前年同期は2千2百万円のセグメント利益)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ49億9千万円減少し、1,039億9千1百
万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が49億2千1百万円、たな卸資産が27億6千7百万円それぞれ
増加しましたが、法人税等の納付、配当金の支払、運転資金及びたな卸資産の増加等により、現金及び預金が124億
6千2百万円減少したこと等によるものです。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ42億3千万円減少し、210億6千7百万円
となりました。これは主に、生産台数の減少等により支払手形及び買掛金が40億6千9百万円減少したこと、及び未
払法人税等が3億5千1百万円減少したこと等によるものです。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ7億5千9百万円減少し、829億2千4
百万円となりました。これは主に、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益により21億6百万円増加しまし
たが、配当金の支払により23億8千7百万円減少したこと、及び為替換算調整勘定が4億6千9百万円減少したこと
等によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2020年4月9日の決算短信で公表いたしました第2四半期連結累計期間及び通期の
連結業績予想に変更はありません。
なお、本業績予想における外国為替レートは、1米ドル=108円、1英ポンド=128円、1ユーロ=118円、
1人民元=15.50円を前提としております。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 34,220 21,758
受取手形及び売掛金 25,365 30,286
商品及び製品 23,471 25,746
仕掛品 1,415 1,228
原材料及び貯蔵品 5,656 6,335
その他 3,353 3,200
貸倒引当金 △1,099 △1,038
流動資産合計 92,383 87,518
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 6,487 6,368
機械装置及び運搬具(純額) 1,911 1,797
土地 2,077 2,046
その他(純額) 1,220 1,408
有形固定資産合計 11,697 11,620
無形固定資産 621 662
投資その他の資産
繰延税金資産 1,875 1,813
その他 2,425 2,399
貸倒引当金 △21 △21
投資その他の資産合計 4,279 4,190
固定資産合計 16,599 16,473
資産合計 108,982 103,991
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年5月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 19,848 15,779
未払法人税等 1,030 678
賞与引当金 334 505
製品保証引当金 1,736 1,565
その他 1,889 2,090
流動負債合計 24,838 20,619
固定負債
役員株式給付引当金 41 43
退職給付に係る負債 67 53
その他 351 351
固定負債合計 459 448
負債合計 25,298 21,067
純資産の部
株主資本
資本金 3,632 3,632
資本剰余金 3,631 3,631
利益剰余金 78,248 77,967
自己株式 △1,985 △1,985
株主資本合計 83,528 83,247
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △7 △16
為替換算調整勘定 204 △264
退職給付に係る調整累計額 △41 △41
その他の包括利益累計額合計 155 △322
純資産合計 83,683 82,924
負債純資産合計 108,982 103,991
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
売上高 29,535 25,737
売上原価 23,300 20,405
売上総利益 6,235 5,332
販売費及び一般管理費
運搬費 875 835
製品保証引当金繰入額 327 192
貸倒引当金繰入額 △0 △3
役員報酬 43 59
給料及び手当 386 423
賞与引当金繰入額 51 51
退職給付費用 9 11
役員株式給付引当金繰入額 2 2
その他 651 783
販売費及び一般管理費合計 2,348 2,355
営業利益 3,886 2,976
営業外収益
受取利息 22 33
受取保険金 1 97
その他 15 16
営業外収益合計 39 147
営業外費用
固定資産除却損 10 6
為替差損 183 205
その他 0 0
営業外費用合計 195 212
経常利益 3,730 2,911
税金等調整前四半期純利益 3,730 2,911
法人税、住民税及び事業税 1,001 745
法人税等調整額 50 60
法人税等合計 1,051 805
四半期純利益 2,679 2,106
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,679 2,106
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
四半期純利益 2,679 2,106
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △0 △8
為替換算調整勘定 88 △469
退職給付に係る調整額 △119 △0
その他の包括利益合計 △32 △478
四半期包括利益 2,646 1,627
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,646 1,627
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自2019年3月1日 至2019年5月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
合計
(注)1 計上額
日本 米国 英国 フランス 中国
(注)2
売上高
外部顧客へ
10,976 12,184 4,243 2,044 87 29,535 - 29,535
の売上高
セグメント
間の内部売
15,195 - 5 1 450 15,653 △15,653 -
上高又は振
替高
計 26,172 12,184 4,249 2,046 537 45,189 △15,653 29,535
セグメント
2,696 625 234 80 22 3,660 225 3,886
利益
(注)1.セグメント利益の調整額225百万円には、セグメント間取引消去528百万円、各報告セグメントに配分し
ていない全社費用△302百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般
管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自2020年3月1日 至2020年5月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
報告セグメント
調整額 損益計算書
合計
(注)1 計上額
日本 米国 英国 フランス 中国
(注)2
売上高
外部顧客へ
9,589 12,148 2,527 1,465 6 25,737 - 25,737
の売上高
セグメント
間の内部売
13,118 - 129 1 451 13,701 △13,701 -
上高又は振
替高
計 22,708 12,148 2,657 1,466 457 39,438 △13,701 25,737
セグメント
利益又は損失 1,866 1,030 191 73 △8 3,152 △176 2,976
(△)
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△176百万円には、セグメント間取引消去128百万円、各報告セグメン
トに配分していない全社費用△304百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属
しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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