6430 ダイコク電 2020-05-28 16:30:00
2020年3月期 決算説明資料 [pdf]

2020年3月期
決算説明資料


                                                          2020年5月28日(木)

 Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.
目次



2020年3月期 実績              ------------------                              P. 02~10

2021年3月期 見通し              ------------------                             P. 11~17

ご参考資料      --------------------------                                    P. 18~29


<注 記>
 本資料に掲載されているダイコク電機の現在の計画、見通し、戦略、確信等のうち、歴史的事実
  でないものは、将来の業績に関する見通しであり、リスクや不確実な要因を含んでおります。これら
  の情報は、現在入手可能な情報から当社の経営者の判断に基づいて作成されております。
 実際の業績は、さまざまな重要な要素により、業績見通しとは大きく異なる結果となりうるため、
  業績見通しのみに全面的に依拠することは控えるようお願い致します。
 本資料は、投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定は、利用者ご自身の
  ご判断において行われるよう、お願い申し上げます。


                Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.              1
2020年3月期
   実績


 Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.   2
 連結損益計算書
 前期比で増収、減益

                                                                                          単位:百万円
      売上高             32,922百万円
      営業利益             1,431百万円
      経常利益             1,674百万円
      当期純利益            1,061百万円

単位:百万円            2019年3月期     2020年3月期
                                                 前期比           計画比
       売上高            31,166         32,922       +1,756        △ 1,078

     売上総利益            11,673         12,040         +367            △ 60

     販売管理費            10,145         10,608         +463          △ 292

      営業利益             1,527          1,431          △ 96          +231

      経常利益             1,748          1,674          △ 74          +424
   親会社株主に帰属する
     当期純利益             1,263          1,061        △ 202           +261

     研究開発費             1,206          1,170          △ 36           △ 40

(注)計画比は、2019年5月14日に発表した2020年3月期 業績予想数値、並びに、2019年5月30日
  開催の機関投資家・アナリスト向け2019年3月期決算説明会資料記載の計画対比です。



                                 Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.      3
売上高 増減要因
主力の情報システム事業が堅調に推移し、増収

   情報システム事業
   売上高26,354百万円 (前期比1,880百万円増加)

     機器販売
   新製品AIホールコンピュータ「X(カイ)」は、新機能の追加、提案活動の強化により、主要製品の中で最も売上増加に貢献しました。
   また、情報公開端末「REVOLA」は、高級感のあるスタイリッシュなフォームと多彩なコンテンツが市場で高い評価を獲得し、「X」に
   次いで売上増加に貢献しました。その結果、機器販売は前期比1,585百万円増加しました。


    サービス売上
   ストック型ビジネスである「MGサービス」の売上も堅調に推移し、サービス売上は前期比295百万円増加となりました。




単位:百万円
                                              制御システム事業
                                              売上高6,598百万円 (前期比142百万円減少)
                                              パチンコ遊技機向け部品販売は好調に推移しましたが、表示ユニット
                                              及び制御ユニットの販売は、市場全体の新台販売台数減少に伴う遊
                                              技機メーカーの販売計画見直しやリユース率の上昇などから、前連結
                                              会計年度を下回り、前期比268百万円減少となりました。
                                              コンシューマゲームは、前連結会計年度を上回り、前期比126百万円
                                              増加となりました。


                                              (注)セグメント業績の売上高にはセグメント間取引が含まれております。


                      Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.       4
営業利益 増減要因
販売管理費の増加により、減益

  情報システム事業
  セグメント利益 3,104百万円 (前期比 379百万円増加)
                                                                              情報システム事業
  制御システム事業                                                                    研究開発費 939百万円
                                                                              (前期比 185百万円減少)
  セグメント利益 78百万円   (前期比 410百万円減少)
                                                                              制御システム事業
  ※全社経費 1,751百万円 (前期比 65百万円減少)
                                                                              研究開発費 230百万円
                                                                              (前期比 148百万円増加)



                                                                              その他販管費 (主な項目)
単位:百万円
                                                                              減価償却費 :基幹システム、サーバー等
                                                                              (前期比 225百万円増加)

                                                                              オンラインゲーム経費
                                                                              (前期比 80百万円増加)

                                                                              情報展示会・販促費
                                                                              (前期比 70百万円増加)

                                                                              社内PC Windows10対応費
                                                                              (前期比 70百万円増加)



                     Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                         5
連結貸借対照表
 連結貸借対照表
流動負債の減少に伴い、総資産が増加

   総資産                42,702百万円
                                                                                         単位:百万円、%
   負債合計               12,296百万円
   純資産合計              30,406百万円

単位:百万円         2019年3月期       2020年3月期
                                             前期末比
   流動資産             26,397         26,247        △ 150
   固定資産             17,331         16,455        △ 876
   資産合計             43,729         42,702      △ 1,026
   流動負債             12,339         11,148      △ 1,191
   固定負債              1,491           1,147       △ 343
   負債合計             13,831         12,296      △ 1,535
   純資産合計            29,898         30,406         +508
  負債純資産合計           43,729         42,702      △ 1,026
   有利子負債             3,300           3,300           ±0
 D/Eレシオ(グロス)        0.11倍          0.10倍      △ 0.01倍
  自己資本比率             68.4%           71.2%       +2.8%
  手元流動性比率          4.91カ月         5.64カ月 +0.73カ月
 売上債権回転日数           80.1日          72.3日        △ 7.8日
 棚卸資産回転日数           63.3日          52.5日      △ 10.8日
 仕入債務回転日数           72.1日          58.0日      △ 14.1日
 発行済株式総数(株)      14,783,060     14,783,032            ―



                                Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.        6
キャッシュ・フロー計算書
売上債権の減少などにより、営業キャッシュ・フローが増加

        単位:百万円     2019年3月期                        2020年3月期

         営業CF                    1,875                            5,006
         投資CF                  △ 2,364                          △ 1,688
         財務CF                   △ 592                            △ 591
      現金及び現金同等物                 12,751                           15,478



  2019/3期末
現金及び現金同等物の                                                              売上債権の増減額
             税金等調整前                                                        1,814   たな卸資産の
   期末残高
              当期純利益                                                                  増減額
    12,751                            減価償却費
               1,570                                                                  832   営業CF
                                       2,212                                                5,006

                                                                                仕入債務の増減額
                                                                                  △1,475
                                                                           その他 営業活動によるCF
                                                                                 1,718
                                                                       有形固定資産の取得による支出
                                                                            △381
                                                           無形固定資産の取得による支出                   投資CF
                                                                △1,237                      △1,688
                                                             その他 投資活動によるCF
                                                                    △68
                                                            配当金の支払額
        2020/3期末 現金及び現金同等物の期末残高                                △591                         財務CF
                                                               その他 財務活動によるCF                △591
                   15,478                                             △1




                       Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                  7
セグメント別業績
情報システム事業において、機器販売が好調

                                                                                                 セグメント売上高
単位:百万円               2019年3月期     2020年3月期
                                                   前期比            計画比                         情報システム事業   制御システム事業

 情報システム事業
  機器販売                   13,871        15,456       +1,585           +299
  サービス売上                 10,603        10,898         +295             +55
  小計                     24,474        26,354       +1,880           +354
 制御システム事業
  ユニット・部品販売               5,427         5,159         △ 268       △ 1,121
  パチスロ販売/コンシューマゲーム        1,313         1,439         +126          △ 281
  小計                      6,740         6,598         △ 142       △ 1,402
 セグメント売上高                31,215        32,953       +1,738        △ 1,047
 情報システム                   2,725         3,104         +379           +604                         セグメント利益
 制御システム                    488              78        △ 410         △ 622
                                                                                              情報システム事業   制御システム事業
 セグメント利益                  3,214         3,183          △ 30           △ 17
 全社経費                   △ 1,686      △ 1,751           △ 65          +249
 連結売上高                   31,166        32,922       +1,756        △ 1,078
 連結営業利益                   1,527         1,431          △ 96          +231


(注)計画比は、2019年5月14日に発表した2020年3月期 業績予想数値、
並びに、2019年5月30日開催の機関投資家・アナリスト向け2019年3月期
決算説明会資料記載の計画対比です。




                                     Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                         8
セグメント別業績 / 情報システム事業(製品別)
「REVOLA」 の販売台数が伸び、「VEGASIA」の販売台数も堅調に推移

                                       2019年3月期(実績)                                   2020年3月期(実績)
        情報システム事業
                                       上期                     通期                      上期         通期
        売上高 (百万円)                          11,077                 24,475                14,908     26,354
      セグメント利益 (百万円)                          1,399                  2,725                2,309      3,104

                                       2019年3月期(実績)                                   2020年3月期(実績)
         主な製品販売
                                       上期                     通期                      上期         通期
    ホールコンピュータ                                36 台                   84 台                 31 台       57 台
             BiGMO PREMIUM             13,977 台               32,686 台                19,533 台   33,979 台
     呼び出し
             REVOLA                    10,183 台               32,972 台                20,244 台   39,450 台
      ランプ
             IL-Xシリーズ                  11,017 台               18,887 台                 6,585 台    9,038 台
                                       19,681 台               52,711 台                34,023 台   51,849 台
    CRユニット「VEGASIA」
                                           29 件                   68 件                    43 件       73 件

                                       2019年3月期(実績)                                   2020年3月期(実績)
        主なサービス販売
                                       上期                     通期                      上期         通期
    Xai&CⅡスタンダード                         2,866 件                2,869 件                2,878 件    2,873 件
    Xai&CⅡーSIS会員                         1,360 件                1,415 件                1,515 件    1,550 件
    CRユニット導入店舗                             706 件                  743 件                 787 件      812 件
    MGサービス売上高 (百万円)                          2,206                  4,454                2,309      4,672

    ※事業の種類別セグメントの業績の金額には、セグメント間取引が含まれております。


                             Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                         9
セグメント別業績 / 制御システム事業(製品別)
遊技機用ユニットは、機種数・台数共に減少

                             2019年3月期(実績)                                   2020年3月期(実績)
    制御システム事業
                             上期                       通期                    上期         通期
    売上高 (百万円)                      3,173                    6,740              3,750      6,598
  セグメント利益 (百万円)                       335                      488             △ 66         78

                             2019年3月期(実績)                                   2020年3月期(実績)
                             上期                       通期                    上期         通期
 表示ユニット 機種数                       6 機種                  12 機種                 4 機種      10 機種
 販売台数                       45,953 台                 73,693 台               25,660 台   61,251 台

                             2019年3月期(実績)                                   2020年3月期(実績)
 パチスロ                        上期                       通期                    上期         通期
 販売機種数                            0 機種                     0 機種               0 機種       0 機種
 販売台数                                0台                       0台                 0台         0台

  ※制御システム事業では、遊技機メーカーへの「開発費売上」を研究開発費の取消しとして計上しています。
  ※事業の種類別セグメントの業績の金額には、セグメント間取引が含まれております。



                   Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                         10
2021年3月期
   見通し


 Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.   11
今後の戦略 / 全体
状況の変化に臨機応変に対応しつつ、将来を見据えた取り組みを実施

 短期戦略

     2021年3月期 上期                                                  2021年3月期 下期

 緊急事態宣言によるホール休業                             パチンコ新内規(遊タイム) 機種の増加

 設備市場の冷え込み                                  大手ホール企業によるM&Aの動きが加速




              下期の市場活性化に期待

 中期戦略
 新技術の基礎研究、新規事業の検討等を行う 研究開発部 を新設。                                          (2020年4月1日付)


               Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.               12
今後の戦略 / 情報システム事業
「X(カイ)」と「Market-SIS」の普及に注力



                    パチンコ新内規(遊タイム)対応
  AIホールコンピュータ
                     新型コロナウイルス対応
   「Χ(カイ)」の普及        ホール内禁煙化対応
                     AI・ビッグデータ分析機能の強化
                     省力化機能の強化



   商圏分析サービス
  「Market-SIS」の普及
                     AI・ビッグデータ分析機能の強化



                    Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.   13
今後の戦略 / 制御システム事業
下期よりパチスロビジネスを本格化し、事業領域を拡大


        2020年3月期                       2021年3月期                            2022年3月期~


                                                 パチスロ                          パチスロ
 事業領域
          パチンコ                                   パチンコ                          パチンコ




 主な製品
         パチンコ向け                       パチンコ向け             パチスロ向け            パチンコ向け   パチスロ向け




これまで培ったハードとソフト技術を活用し、一括受託開発を進める。

                  Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                     14
2021年3月期 連結業績見通し
第3四半期以降は、段階的に業界の市場変化が正常化に向かうことを想定


                         2020年3月期                                            2021年3月期
                            実績                                                  見通し
    単位:百万円                                                                                         前期比
               上期             下期                通期               上期              下期       通期

     売上高       18,643           14,279            32,922           11,000        17,000   28,000   △ 4,922

    売上総利益       6,682             5,358           12,040             4,050        6,450   10,500   △ 1,540

    販売管理費       5,379             5,229           10,608             5,350        4,750   10,100    △ 508

    営業利益        1,302               129            1,431         △ 1,300          1,700     400    △ 1,031

    経常利益        1,421               253            1,674         △ 1,250          1,750     500    △ 1,174

  親会社株主に帰属する
    当期純利益
                 912                149            1,061         △ 1,250          1,550     300     △ 761


    研究開発費        713                457            1,170               650         103      753     △ 417

    減価償却費       1,022             1,190            2,212               987        1,132    2,119     △ 93

    設備投資            61              355               416              266         278      545     +128

    ソフトウェア       468                668            1,136               436         409      845     △ 291




                        Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                               15
2021年3月期 セグメント別業績見通し
情報システム事業は減収減益だが、制御システム事業は増収増益を見込む


                         2020年3月期                                           2021年3月期
   単位:百万円                    実績                                                見通し                     前期比

               上期           下期                通期                上期                 下期       通期

  情報システム事業      14,908         11,446            26,354             8,500          12,500    21,000    △ 5,354

  制御システム事業       3,750          2,848             6,598             2,500           4,500     7,000     +402

  セグメント売上高      18,658         14,295            32,953            11,000          17,000    28,000    △ 4,953

  情報システム事業       2,309            795             3,104               100           1,600     1,700    △ 1,404
  制御システム事業       △66              144                 78           △400             1,000        600    +522

  セグメント利益        2,243            940             3,183            △300             2,600     2,300     △ 883
  全社経費          △940            △811           △ 1,751           △1,000             △900    △ 1,900     △ 149

  連結売上高         18,643         14,279            32,922            11,000          17,000    28,000    △ 4,922

  連結営業利益         1,302            129             1,431          △1,300             1,700        400   △ 1,031


             (注)事業の種類別セグメントの業績の金額には、セグメント間取引が含まれております。




                          Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                                 16
配当について
安定配当を基本方針に、中間配当10円、期末配当30円、通期合計40円予想
      (2)部門別事業戦略又は施策




                                                                                   安定配当 40円
                                                                                   ■ 中間配当10円
                                                                                   ■ 期末配当30円



                     安定的に配当(方針)
                             中間配当金
                                                                    配当性向
       円/1株当たり   中間配当金 期末配当金 期末配当金                       合計
                                                                     (%)
                                合計
  2017年3月期           10             40           50            50      147.0%
  2018年3月期           10             30           40            40       75.3%
  2019年3月期           10             30           40            40       46.8%
  2020年3月期           10             30           40            40       55.7%
  2021年3月期(予想)       10             30           40            40      197.1%



                          Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.               17
ご参考資料



Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.   18
市場規模の推移
足元、厳しい業界環境にあると推定

                                                                     遊技機市場規模 年次推移 (暦年)
                                                                                        遊技機
                                                                            市場規模                    台粗利
                                                                                        設置台数
                                                                            (総粗利)                  (1営業日当り)
                                                                             (兆円)        (万台)        (円)
                                                                     2015        3.81       458       3,140
                                                                     2016        3.66       453       2,960
                                                                     2017        3.52       444       2,810
                                                                     2018        3.38       430       2,700
                                                                     2019        3.24       420       2,661
                                                                     データ    DK-SIS推                DK-SIS推
                                                                                         警察庁
                                                                     出所        計                      計
                                                                     台粗利 月次推移 (年度)
                                                                                   台粗利(1営業日当り)
                                                                             2018年度 2019年度
                                                                               (円)       (円)    前年同月比
                                                                            2018年     2019年
                                                                      4月        2,684     2,684     ±0
                                                                      5月        2,743     2,673    △ 70
                                                                      6月        2,680     2,600    △ 80
                                                                      7月        2,747     2,615   △ 132
                                                                      8月        2,882     2,876     △6
                                                                      9月        2,676     2,594    △ 82
                                                                     10月        2,545     2,521    △ 24
                                                                     11月        2,505     2,471    △ 34
                                                                     12月        2,753     2,696    △ 57
                                                                            2019年     2020年
                                                                      1月        2,875     2,847    △ 28
                                                                      2月        2,659     2,651     △8
                                                       月次             3月        2,652     2,540   △ 112
                                                                     データ
                                                                                        DK-SIS推計
                                                                     出所




            Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                                   19
当面の外部環境
新型コロナウイルスの影響で、先行きの不透明感が増加

  新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、パチンコホールは休業や時短営業を実施。
  2021年1月末までに全ての旧規則遊技機は撤去予定だったが、新型コロナウイルス感染症
   拡大防止のため、撤去期限を延長。
  「技術上の規格解釈基準」の改正に伴い、日工組の内規制定によって新たな遊技性
   (遊タイムなど)の遊技機がリリース予定。遊技機入替需要による市場活性化に期待。
                                                                                (注)日工組=日本遊技機工業組合



       2019年~2020年                                                            2021年~2022年

   2020年4月 健康増進法 全面施行
                                                                                2021年2月より
                                                                         全ての遊技機は新規則機へ
 パチンコ遊技機の解釈基準改正、同内規制定
                                                                                   ↓

 パチスロ遊技機の自主規制の見直し(6.1号機)                                                       撤去期限を延長


2020年7月~9月 東京オリンピック・パラリンピック                 延期           2021年7月~9月 東京オリンピック・パラリンピック



                     Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                    20
当社の新型コロナウイルス感染防止への取組み
ファンが安心して来店・遊技できる設備・サービスを提案



 呼出ランプに、新型コロナウイルス感染予防を支援する機能を追加。
 清掃・消毒作業を済ませた台をファンに告知し、ファンは安心して遊技。(図1)
 清掃・消毒作業を行うホール従業員の作業負担を軽減。 (図2)

図1                                                  図2


         呼び出しランプに                                                     「清掃・消毒作業が必要な台」
       「清掃・消毒済」を表示                                                        を光でお知らせ




 ホール                           ファン                    ホール                              遊技台




                     Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                  21
 当社の事業展開 <情報システム事業>
 パチンコホール、パチンコファン向けに、各種製品サービスを提供

      ホールコンピュータ
       ホールコンピュータ                 ファン向けWEB・アプリサービス
                                    パチロボ(情報公開端末                                               景品管理
                                                                                               景品管
                                                                                      獲得した出玉を景品交換するシステムです。
                                              パチロボ(無料アプリ)では、                          最新POS「SP-01」では、店舗に合わせた
                                              全国のパチンコホールデータを                          設置や、15.6インチ大型タッチパネル液晶
                                              ファンが無料閲覧可能です。                           でのキーボードレス運用が可能です。


                                              サイトセブン(有料サイト)では、
                                              パチロボよりもっと詳しいデータ
店舗に設置された遊技台のデータを集計し、                          をファンが閲覧可能です。
ホール経営に役立つ高度な分析を提供します。

また、台・景品・顧客・情報公開、セキュリティ等、            呼び出しランプ(大型液晶)
                                       台毎液晶端末                                                 CRユニット
                                                                                               CRユニット
店舗運営に必要なシステムを統合管理します。

最新モデル「X(カイ)」では、全国の当社ホール                                                                      遊技するための玉やメダルを貸
コンピュータから当社MIRAIGATEサーバーに送                                                                    し出すために、遊技台毎に設置
                                                                                             される端末です。
信されるビッグデータを活用し、AIによる自動分
析(オートコンサル)、AIセキュリティ、高精度シ
                                                                                             最新モデル「VEGASIAⅢ」では
ミュレーション(Xai-SIS)をはじめ、禁煙化対応
                                                                                             大型タッチ液晶を備え、見やす
や新型コロナウイルス                   BiGMO PREMIUM Ⅱ                     REVOLA                      く分かりやすい操作が可能です。
対応など、時流に合
                                                                                             また、「X」との連動で、ホール内
わせた機能の運用も
                              大当りやスタートなど遊技台のデータ表示、                                           での高度なセキュリティや分析
可能です。
                              機種に合わせた映像・光・音等による演出、                                           を実現します。
                              ファンによるスタッフの呼出などを行います。




                             Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                       22
当社の事業展開 <情報システム事業>
時流に合わせた新製品を続々とリリース

                                                                        ~ホール禁煙化対応~
          ~スタッフ省力化対応~
                                                              台毎端末での「ちょっと離席」機能
         ウェアラブル端末 「WW-01」                                    喫煙ブース 「スモーキングアーク」
                                                             喫煙室用デジタルサイネージ 「DiSMO」


                                                           喫煙のために離席する際、BiGMO PREMIUMやREVOLA、
     大型液晶を搭載したスマート                                         VEGASIA等の台毎端末で、ファンが離席操作を実施。
     ウォッチ型の端末で、ホール
     スタッフが身につけて利用。
                                                           ファンは喫煙ブースに設置された「DiSMO」
特長   ファンからの呼び出し通知、                                         に表示される喫煙時間を見ながら安心喫煙。
     遊技台データの異常や不正
     検知など、各種情報を発生                                          スタッフは喫煙制限時間を超えた遊技台の
     の都度、端末の振動と画面                                          インカム音声報知にて迅速な対応が可能。
     表示で伝達します。




                                                             分煙環境整備による受動喫煙防止法への対応
        店舗運営における省人化
効果                                                           ファンが安心して喫煙離席できる遊技環境の提供
        スタッフによる高品質な接客
                                                             システム連動での離席対応によるスタッフ省力化



                       Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                  23
当社の事業展開 <情報システム事業>
大型店舗を中心に、ホールコンピュータシェアは業界首位
<表1>                            <表1>                                                       <表2>




<表1>パチンコホール店舗規模別の店舗数比較

   店舗規模             市場全体                             当社(ダイコク電機)                                           他社合計
              ホール数                        ホール数                            市場シェア             ホール数                      市場シェア
  (設置台数)                   構成比率                           構成比率                                            構成比率
              (店)                           (店)                          (件数シェア)                (店)                  (件数シェア)
   1001台以上        346          3.6%              250             7.3%        72.3%                   96       1.5%       27.7%
 501台~1000台     2,565         26.6%            1,418            41.3%        55.3%                1,147      18.5%       44.7%
  301台~500台     3,451         35.8%            1,141            33.2%        33.1%                2,310      37.2%       66.9%
  101台~300台     3,058         31.7%              618            18.0%        20.2%                2,440      39.3%       79.8%
    ~100台         219          2.3%                7             0.2%         3.2%                  212       3.4%       96.8%
       計        9,639         100%             3,434            100%         35.6%                6,205      100%        64.4%
<表2>パチンコホール総遊技機設置台数比較

                    市場全体                    当社(ダイコク電機)                            他社合計                    ※合計情報は警察庁発表・2019年12月末
                                                     市場シェア                             市場シェア               時点でのホール店舗数と遊技機台数。
                     (台)                   (台)      (台数シェア)                  (台)      (台数シェア)             ※当社は2020年4月時点。
総遊技機設置台数                   4,195,930      1,867,509     44.5%               2,328,421     55.5%           ※他社情報は合計情報からDKユーザー
店舗数                            9,639          3,434     35.6%                   6,205     64.4%            ホール数を差し引いた数
平均遊技台数                           435            544                               375


                                       Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                                    24
当社の事業展開 <制御システム事業>
遊技機メーカー向けソフトウェア/ハードウェアの開発・提供




             Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.   25
研究開発費の推移
新ホールコン開発投資は一段落した今後も、継続的に開発投資を実施
 最近の研究開発費

                        情報システム事業          制御システム事業                                            計
                                 前年同期比             前年同期比                                           前年同期比
                         (百万円)     (%)     (百万円)     (%)                                (百万円)        (%)
             上期   実績       1,925 +110.2%       636  △ 11.7%                               2,562     +56.6%
  2016/3期
             通期   実績       3,966  +46.3%     1,365  +21.4%                                5,330     +39.0%
             上期   実績       1,093  △ 43.2%      618   △ 2.8%                               1,711     △ 33.2%
  2017/3期
             通期   実績       2,240  △ 43.5%      820  △ 39.9%                               3,060     △ 42.6%
             上期   実績         965  △ 11.7%      275  △ 55.5%                               1,240     △ 27.5%
  2018/3期
             通期   実績       1,470  △ 34.4%      108  △ 86.8%                               1,578     △ 48.4%
             上期   実績         430  △ 55.4%       80  △ 70.9%                                 511     △ 58.8%
  2019/3期
             通期   実績       1,124  △ 23.5%       82  △ 24.1%                               1,206     △ 23.6%
             上期   実績         406   △ 5.6%      307 +283.8%                                  713     +39.5%
  2020/3期
             通期   実績         939  △ 16.5%      230 +180.5%                                1,170      △ 3.0%
             上期   計画         334  △ 17.7%      316    +2.9%                                 650      △ 8.8%
  2021/3期
             通期   計画         670  △ 28.6%       83  △ 63.9%                                 753     △ 35.6%
                       ※制御システム事業では、遊技機メーカーへの「開発費売上」を研究開発費の取消しとして計上しています。

    ホールコンピュータ                 CRユニット                                               呼び出しランプ




  AIホールコンピュータ「X(カイ)」          VEGASIAⅢ                        BiGMO PREMIUMⅡ         REVOLA         IL-X3
      2019/6月発売             2017/6月発売                           2018/2月発売          2016/5月発売      2018/2月発売


                          Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                              26
当社のESGへの取組み (1)
コーポレートガバナンス体制 (2020年3月末現在)

                                         株主総会
                             解 選                                     解 選                    解 選
                              ・                                       ・                      ・
                             任 任                                     任 任                    任 任


                         取締役会 10名                                監査役会 4名              報告
                                                                                           会計監査人
                   諮問   内、                         監査        内、                       連携
     指名諮問委員会            独立社外取締役 2名                            社外監査役 3名
   委員長:独立社外取締役
                   答申                                            財務・会計 1名
                                                                 法務 1名


                        監 選
                         ・
                        督 任             報
                                        告

                   指示
   コンプライアンス・リスクマ                                                       監          連
                          代表取締役                                        査          携
   ネジメント委員会
                   報告

    報          報        監 指
                         ・
                        督 揮             報
    告          告
                                        告

 社外ホットライン   社内ホットライン
                          担当取締役                    監査            内部監査部門




                         Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                    27
当社のESGへの取組み (2)
当社製品・サービスを通じ環境・社会問題に貢献すると共に社内で取組みを推進
             当社製品・サービスと                                                   環境・社会問題に関する
           貢献可能な環境・社会問題(例)                                                 当社内の取組み(例)

         パチンコホールの店舗環境改善                                       環境配慮型本社ビル、事業所
        • 当社呼び出しランプ                                           • 当社本社ビルは省エネ設計が特徴で、CO2
          (LED)活用による消費                                          排出量を3割以上削減可能です。
  E       エネルギー抑制(⇒CO2抑制)                                       総合環境性能評価
                                                                は最高評価のSランク
                                                                を達成しています。
 (環境)   • 当社呼び出しランプ活用                                            (※次頁欄外)
          による店内音量の抑制
          (⇒店内環境向上)


         パチンコホールの労働環境改善                                       ダイバーシティ
        • 当社ホールコンピュータ                                         • 柔軟な出退勤務を可能
          活用による店舗運営の                                            にすることで結婚や育児
          効率向上
  S       (⇒労働時間短縮)
                                                                を支援する「マイライフ
                                                                勤務制度」
                                                                (⇒女性活躍推進)
 (社会)
        • 当社各台計数端末活用による
          玉箱管理の労働負荷軽減                                         • 「子育て支援制度」
          (⇒労働環境向上)                                             (⇒女性活躍推進)



                 Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.                 28
当社のESGへの取組み (3)
企業の透明性やコーポレート・ガバナンスが有効に機能する施策に注力
                                                                   当社の企業統治の体制の実効性確保
               当社の企業統治の体制
                                                                     のための理解と取組み(例)
          • 当社は、取締役会、監査役会及び会                                      • 当社は、社外取締役及び社外監査役
            計監査人設置会社です。                                             で会合を開催し、情報交換・認識共有
                                                                    を行っています。
          • 当社の取締役の員数は10名、うち社
            外取締役は2名です(※)。                                         • 独立社外取締役を委員長とした指名
          • 当社の監査役の員数は4名、うち社外                                       諮問委員会、報酬諮問委員会を設置
  G         監査役は3名です(※)。                                            しています。
            監査役には財務・会計に関する知識を                                     • 業務執行面では、経営課題を迅速・確
(ガバナンス)     有する者を1名、法務に関する知識を                                       実に推進していくため事業部制を導入
            有する者を1名それぞれ選任していま                                       し、事業に関する収益責任と権限を事
            す。                                                      業部長(業務担当取締役)に持たせる
                                                                    ことで、業務執行体制の強化をはかっ
                                                                    ています。

          ※ 京都議定書におけるCO2排出量の基準年(1990年)をベンチマークと設定して、約33%の削減効果があると試
          算しています。総合環境性能評価は、国土交通省住宅局の支援により設立された建築物の総合的環境評価研究
          委員会の評価、格付けシステムによるものです。
          ※上記、当社の取締役及び監査役の員数は2020年3月31日現在です。




                     Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.         29
                          注 記
本資料に掲載されているダイコク電機の現在の計画、見通し、戦略、確信等
のうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、リスクや
不確実な要因を含んでおります。これらの情報は、現在入手可能な情報から
当社の経営者の判断に基づいて作成されております。
実際の業績は、さまざまな重要な要素により、業績見通しとは大きく異なる
結果となりうるため、業績見通しのみに全面的に依拠することは控えるようお願
い致します。
また、本資料は、投資勧誘を目的としたものではありません。
投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われるよう、お願
い申し上げます。
                                            ■お問合せ先
                                            ダイコク電機株式会社 総務部 IR担当
                                             TEL    052-581-7111
                                             E-MAIL xsomu@daikoku.co.jp

           Copyright ©DAIKOKU DENKI Co.,Ltd. All rights reserved.         30