6418 日金銭 2019-05-14 15:20:00
「新中期経営計画」ローリングプラン(4)の策定について [pdf]
2019年5月14日
各 位
会 社 名 日 本 金 銭 機 械 株 式 会 社
代 表 者 代表取締役社長 上 東 洋次郎
(コード番号:6418 東証1部)
取締役上席執行役員
問い合せ先
経営企画本部長 高 垣 豪
電 話 (06)6703-8400(代表)
「新中期経営計画」ローリングプラン(Ⅳ)の策定について
当社グループは、2017年11月13日に発表しました2020年度(2021年3月期)を最終年度とする「中期経営
計画」ローリングプラン(Ⅲ)(以下、中期計画Ⅲ)について見直しを図り、今般、2019年度(2020年3月期)
から2021年度(2022年3月期)までの三か年を対象とするローリングプラン(Ⅳ)(以下、中期計画Ⅳ)と
して新たに策定しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.「新中期経営計画」ローリングプラン(Ⅳ)の概要
(1) 基本的な考え
ⅰ) 昨年半ばより2018年度業績の進捗状況を精査しつつ、2019年度を初年度とする三か年の事業環
境の動向調査を中心に、中期計画Ⅳの策定を慎重に進めてまいりましたが、海外ゲーミング
市場を中心とした需要動向の変動(規模・時期・地域別等)を想定し、今般、定量目標を修
正いたしました。
ⅱ) 基本方針、各事業戦略・施策に関しては、中期計画Ⅲを踏襲することといたします。
(2) 中期計画Ⅳ期間中に想定する需要動向
ⅰ) 海外ゲーミング事業について、2018 年度の北米市場は減税効果、欧州市場では、ドイツの規
則改正を控えた想定市場の駆け込み需要により、好調に推移した結果、売上高は 4.7%増、営
業利益は 43.8%増となり、期初計画並びに中期計画Ⅲの初年度の収益目標を大きく達成するこ
とができましたが、需要動向の収束度と回復・伸長度に地域別に差異が生じる見込みです。
ⅱ) 国内遊技場向機器事業について、厳しい需要動向が続くものと想定し、2017 年度に実施した
事業再構築プランを継続するとともに、筋肉質な体質への改善に取り組み、利益を最優先と
する事業計画を策定しております。
【基本方針】
「グループ全体の企業価値向上に向けた収益構造、経営体質の改善」
(1)グループのグローバル・ガバナンス体制の強化
(2)収益力の強化、収益基盤の再構築
(3)グループでの事業推進・執行力アップとスピード化による競争力の強化
(4)経営体制(基盤)の刷新
【重点施策】
(1)新規事業領域の拡大
(販路拡大)
・第3の事業部門である、グローバルコマーシャルの強化により、市場・地域・顧客層の拡大
を加速化させる。
(新製品開発による新市場創出)
・開発途上にある開発テーマの早期上市を加速化させ、新製品による売上高への貢献を急ぐ
(2)既存事業領域の収益性の改善
・営業、開発、生産、品質、保守・メンテ事業等の収益構造・体質の改善に一貫して取り組む。
(3)長期ビジョンとして、新しい決済システム時代を踏まえ、技術革新、市場構造の変化に向けた
マーケティングと、新たな市場創造に対応できる技術・開発力の強化を図り、新しい事業分野
として、第4の事業分野を創造する。
(4)上記(1)~(3)の施策に対し、各事業部門の機動力強化を中心に、M&A等の戦略投資を
はじめ、財務戦略、人事戦略等により最適な経営資源を傾注し、中期計画Ⅳの達成に向けて取
り組むこととする。
2.「新中期経営計画」ローリングプラン(Ⅳ)の定量目標
【連結業績】
(単位:百万円)
2019 年度 2020 年度 2021 年度
(2020 年 3 月期) (2021 年 3 月期) (2022 年 3 月期)
売上高 28,500 29,700 32,300
営業利益 1,000 1,150 1,950
当期純利益 700 800 1,350
【主な経営指標】
(1)営業利益率 2021 年度 6%
(2)ROE 2021 年度 4%
3.その他
上記2.の定量目標に対して、初年度である 2019 年度は、早期に業績を回復させる挽回策に全力投球
することとし、中期計画Ⅳの期間中に、最終年度の目標数値も視野に入れ、前倒しで達成できるよう、
全グループを挙げて取り組んでまいります。
以 上
(注) 上記の予想数値等は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、
今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
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