6417 SANKYO 2020-04-02 15:00:00
連結業績予想の修正及び個別業績予想に関するお知らせ [pdf]
2020 年4月2日
各 位
会 社 名 株式会社SANKYO
代表取締役
代表者名 筒 井 公 久
社 長
(コード番号 6417 東証第 1 部)
常務執行役員
問合せ先 大 島 洋 子
管理本部長
(TEL.03-5778-7777)
連結業績予想の修正及び個別業績予想に関するお知らせ
最近の業績の動向等を踏まえ、2019 年5月9日に公表した 2020 年3月期通期業績予想を下記の
とおり修正いたしましたので、お知らせいたします。
また、個別業績予想につきましては、2019 年5月9日の「2019 年3月期決算短信[日本基準]
(連
結)
」の公表時点で開示を省略しておりましたが、今般、前期実績値との対比におきましてその差異
が適時開示の基準に達する見込みとなりましたので、併せてお知らせいたします。
記
1.連結業績予想の修正
(1)2020 年 3 月期 通期連結業績予想数値の修正(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
(単位:百万円)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益(円)
当期純利益
前回発表予想 (A) 99,000 16,000 17,000 11,000 154.67
今回修正予想 (B) 78,000 12,100 13,000 13,000 182.80
増減額 (B-A) ▲21,000 ▲3,900 ▲4,000 2,000 -
増減率 (%) ▲21.2 ▲24.4 ▲23.5 18.2 -
(ご参考)前期実績
88,558 21,286 22,300 13,384 164.88
(2019 年 3 月期)
(2)修正の理由
当パチンコ・パチスロ業界におきましては、2018 年2月の改正遊技機規則の施行に伴う3年間の
経過措置が終了する 2021 年 1 月末に向け、旧規則機から新規則機への入替需要が顕在化する時期
にさしかかるとともに、2020 年に入り警察庁が「技術上の規格解釈基準」を変更したことに伴って、
多様なゲーム性を有するパチンコ機が開発可能となったほか、パチスロ機においても 6.1 号機と呼
ばれる新たな自主規制に基づくゲーム性の基準緩和が行われ、今後の市場投入にパチンコパーラー
からの期待が高まりをみせる状況にあります。
こうした明るい兆しの一方で、世界的な感染拡大をみせる新型コロナウイルスへの対応として、
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パチンコパーラーは店内の消毒をはじめとする感染防止措置の徹底に加え、広告宣伝については集
客目的のものだけでなく、企業のイメージ広告についても自粛する等の対応を行っており、集客へ
の影響が長期化する恐れが否定できない状況から、一部には当面の新台入替の時期を遅らせる等の
動きもあり、慎重姿勢が強まっております。当社グループでは当初の計画に沿って多種多様な新商
品及び、リユース機を積極投入しておりますが、こうした市場の先行きの不透明感と、近年続いて
いる販売の多品種小ロット化傾向とが相まって、パチンコ機・パチスロ機の販売台数は当初の予想
を下回る見通しとなりました。
この結果、売上高、営業利益、経常利益は上記の通り当初予想を下回る見通しであり、親会社株
主に帰属する当期純利益につきましては、第 3 四半期連結決算短信で開示した通り、グループの事
業再編に伴い、連結子会社の事業の一部を新設分割の上、株式譲渡したことによる特別損益を計上
した一方で、株式市場の大幅な下落に伴い投資有価証券評価損約 15 億円を特別損失として計上す
ることから 130 億円となる見通しであります。
なお、パチンコ機の販売台数は当初計画 200 千台に対し 149 千台、パチスロ機の販売台数は当初
計画 58 千台に対し、28 千台となる見込みであります。
2.個別業績予想
(1)2020 年 3 月期 個別業績予想(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
(単位:百万円)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益(円)
前期実績 (A) 80,724 20,479 23,036 14,660 180.60
今期予想 (B) 67,500 6,600 8,500 9,000 126.55
増減額 (B-A) ▲13,224 ▲13,879 ▲14,536 ▲5,660 -
増減率 (%) ▲16.4 ▲67.8 ▲63.1 ▲38.6 -
(2)前期実績との差異が生じた理由
連結業績予想の修正理由に記載のとおり、主力商品の販売が苦戦しており、パチスロ機は前期の
17 千台から 28 千台に増加するものの、パチンコ機が前期の 196 千台から 149 千台に減少するため、
売上高、営業利益、経常利益、当期純利益が前期比で大幅に減少する見込みであります。
上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際
の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
以 上
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