6417 SANKYO 2020-02-07 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
四半期決算短信 日本基準 連結)
2020年2月7日
上 場 会 社 名 株式会社SANKYO 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6417 URL https://www.sankyo-fever.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 筒井 公久
問合せ先責任者 (役職名) 常務執行役員管理本部長 (氏名) 大島 洋子 TEL 03-5778-7777(代)
四半期報告書提出予定日 2020年2月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 61,738 11.6 10,548 △3.7 11,376 △4.0 12,945 46.9
2019年3月期第3四半期 55,341 19.8 10,949 - 11,846 - 8,812 -
(注) 包括利益 2020年3月期第3四半期 13,931百万円( 186.5%) 2019年3月期第3四半期 4,862百万円( 266.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 173.97 164.26
2019年3月期第3四半期 108.55 103.03
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 330,584 272,339 81.9
2019年3月期 399,585 337,377 84.1
(参考) 自己資本 2020年3月期第3四半期 270,763百万円 2019年3月期 336,045百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 75.00 - 75.00 150.00
2020年3月期 - 75.00 -
2020年3月期(予想) 75.00 150.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 99,000 11.8 16,000 △24.8 17,000 △23.8 11,000 △17.8 154.67
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 69,597,500株 2019年3月期 89,597,500株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 8,426,864株 2019年3月期 8,421,994株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 74,409,739株 2019年3月期3Q 81,175,927株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前
提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異な
る可能性があります。なお、業績予想に関する事項は、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想な
どの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
㈱SANKYO (6417) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………… 9
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㈱SANKYO (6417) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続いているものの、諸外国間の通商
問題を含めた国際経済の不確実性、中東の地政学リスクの高まりなど、国内外経済への影響が懸念されており、依
然として先行き不透明な状況にあります。
当パチンコ・パチスロ業界では、2018年2月に施行された改正遊技機規則により、2021年1月末までに旧規則機
が完全に撤去されることとなりますが、パチンコにおいては、旧規則機が検定・認定の有効期間満了を迎える前に
積極的に入替をしようとする気運には至っておりません。一方、パチスロにおいては、2019年末にかけて撤去期限
を迎えた人気の高い旧規則機を中心に入替が行われたものの、パチンコ・パチスロともに新規則機の導入、および
パーラーにおける新規則機の設置占有率は低調に推移しております。こうした中、2019年12月に警察庁より「技術
上の規格解釈基準」の変更が通知され(施行は2020年1月)、これに伴い日本遊技機工業組合の内規が制定された
ことにより、今まで以上に多種多様なゲーム性を有するパチンコ機が開発可能となりました。2020年4月以降、こ
れらのゲーム性を採用したパチンコ機がリリースされることにより、市場の活性化につながることが期待されてお
ります。
当社グループにおきましては、パチンコ9タイトル(リユース機を除く)、パチスロ4タイトルを発売いたしま
した。9月に発売した「フィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」は2万台超、12月に発売したエヴァンゲリオ
ンシリーズの14作目となる「新世紀エヴァンゲリオン ~シト、新生~」は、3万台を超えるヒット商品となりまし
た。その他、リユース機も含め多種多様な商品を投入し、パーラーにおける多品種少ロット需要にも対応してまい
りました。
以上の結果、売上高617億円(前年同四半期比11.6%増)、営業利益105億円(同3.7%減)、経常利益113億円
(同4.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益については、主にグループの事業再編に伴い、11月に当社連結
子会社である株式会社三共クリエイトが運営するゴルフ場運営事業及び不動産賃貸事業の一部を新設分割し、株式
譲渡したことにより特別損益を計上したため129億円(同46.9%増)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(パチンコ機関連事業)
パチンコ機関連事業につきましては、売上高475億円(前年同四半期比1.2%減)、営業利益117億円(同30.2%
減)、販売台数116千台(前年同四半期は126千台)となりました。
主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「フィーバーマクロスΔ(デルタ)」(2019年8月)、「フィー
バー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」(2019年9月)、Bistyブランドの「鉄拳 極」(2019年8月)、「新
世紀エヴァンゲリオン ~シト、新生~」(2019年12月)であります。
(パチスロ機関連事業)
パチスロ機関連事業につきましては、売上高95億円(前年同四半期比456.8%増)、営業利益24億円(前年同四半
期は23億円の営業損失)、販売台数は23千台(前年同四半期は4千台)となりました。
主な販売タイトルは、SANKYOブランドの「パチスロ ボンバーパワフルⅢ」(2019年5月)、「パチスロ
トータル・イクリプス2」(2019年11月)、Bistyブランドの「カードバトルパチスロ ガンダム クロスオー
バー」(2019年10月)であります。
(補給機器関連事業)
補給機器関連事業につきましては、売上高41億円(前年同四半期比17.5%減)、営業利益2億円(同33.3%減)と
なりました。
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(その他)
その他につきましては、売上高4億円(前年同四半期比8.7%増)、営業損失1億円(前年同四半期は2億円の営業
損失)となりました。
(2) 財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は3,305億円であり、前連結会計年度末と比べ690億円減少しました。これ
は主に、現金及び預金が50億円増加となりましたが、自己株式の取得等に伴い有価証券が649億円、当社連結子会社
である株式会社三共クリエイトの会社分割及び株式譲渡等に伴い有形固定資産が125億円それぞれ減少したことによ
るものであります。
負債は582億円であり、前連結会計年度末と比べ39億円減少しました。これは主に、支払手形及び買掛金が8億円
増加となりましたが、未払法人税等が35億円、電子記録債務が11億円それぞれ減少したことによるものでありま
す。
純資産は前連結会計年度末と比べ650億円減少しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益を129
億円計上した一方、自己株式の取得685億円、配当金の支払い106億円によるものであります。なお、取得した自己
株式につきましては、2019年12月30日に消却を実施しております。この結果、純資産は2,723億円となり、自己資本
比率は2.2ポイント減少し、81.9%となりました。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の連結業績予想につきましては、2019年5月9日に公表いたしました業績予想に変更はありませ
ん。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 104,847 109,867
受取手形及び売掛金 30,627 30,813
有価証券 184,999 119,999
商品及び製品 75 1,907
仕掛品 118 9
原材料及び貯蔵品 2,682 1,971
その他 8,767 11,059
貸倒引当金 △2 △2
流動資産合計 332,115 275,626
固定資産
有形固定資産 40,440 27,863
無形固定資産
のれん 45 0
その他 180 144
無形固定資産合計 225 145
投資その他の資産
投資有価証券 19,233 20,093
その他 7,970 7,253
貸倒引当金 △20 △19
投資損失引当金 △379 △379
投資その他の資産合計 26,803 26,948
固定資産合計 67,470 54,957
資産合計 399,585 330,584
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 11,246 12,125
電子記録債務 10,042 8,910
1年内償還予定の新株予約権付社債 - 20,011
未払法人税等 4,372 858
賞与引当金 791 394
株主優待引当金 - 95
その他 7,311 7,398
流動負債合計 33,763 49,795
固定負債
新株予約権付社債 20,026 -
退職給付に係る負債 4,799 4,924
資産除去債務 62 75
その他 3,555 3,449
固定負債合計 28,444 8,450
負債合計 62,208 58,245
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㈱SANKYO (6417) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 14,840 14,840
資本剰余金 23,750 23,750
利益剰余金 330,707 257,475
自己株式 △38,785 △31,821
株主資本合計 330,512 264,243
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 5,460 6,454
退職給付に係る調整累計額 73 65
その他の包括利益累計額合計 5,533 6,519
新株予約権 1,331 1,575
純資産合計 337,377 272,339
負債純資産合計 399,585 330,584
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㈱SANKYO (6417) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 55,341 61,738
売上原価 23,593 28,409
売上総利益 31,748 33,329
販売費及び一般管理費 20,798 22,780
営業利益 10,949 10,548
営業外収益
受取利息 137 135
受取配当金 549 569
その他 214 146
営業外収益合計 902 851
営業外費用
投資事業組合運用損 - 19
その他 5 2
営業外費用合計 5 22
経常利益 11,846 11,376
特別利益
固定資産売却益 1 4
投資有価証券売却益 - 66
関係会社株式売却益 - 3,558
特別利益合計 1 3,628
特別損失
固定資産売却損 - 8
固定資産廃棄損 17 179
投資有価証券売却損 - 135
関係会社株式売却損 - 218
特別損失合計 17 541
税金等調整前四半期純利益 11,829 14,464
法人税、住民税及び事業税 3,107 876
法人税等調整額 △90 642
法人税等合計 3,017 1,518
四半期純利益 8,812 12,945
親会社株主に帰属する四半期純利益 8,812 12,945
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㈱SANKYO (6417) 2020年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 8,812 12,945
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △4,002 993
退職給付に係る調整額 53 △7
その他の包括利益合計 △3,949 985
四半期包括利益 4,862 13,931
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,862 13,931
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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㈱SANKYO (6417) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年8月6日開催の取締役会決議に基づき、自己株式20,006,500株を取得し、また、2019年11月7
日開催の取締役会決議に基づき、2019年12月30日付で自己株式20,000,000株の消却を実施いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間において、利益剰余金が75,500百万円、自己株式が6,957百万円それぞれ
減少し、当第3四半期連結会計期間末において、利益剰余金が257,475百万円、自己株式が31,821百万円となって
おります。
(追加情報)
株主優待引当金
当社連結子会社である株式会社三共クリエイトが運営するゴルフ場運営事業を会社分割及び株式譲渡したこと
により、将来の株主優待制度に伴う費用負担に備えるため、当第3四半期連結会計期間末において発生すると見
込まれる額を株主優待引当金として計上しております。
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㈱SANKYO (6417) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
パチンコ機 パチスロ機 補給機器 (注)1 (注)2 計上額
計
関連事業 関連事業 関連事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 48,109 1,714 5,076 54,900 441 55,341 - 55,341
セグメント間の内部
売上高又は振替高 - - - - - - - -
計 48,109 1,714 5,076 54,900 441 55,341 - 55,341
セグメント利益
16,819 △2,324 353 14,849 △259 14,589 △3,640 10,949
又は損失(△)
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、モバイルコンテンツサービス、
不動産賃貸、ゴルフ場運営、一般成形部品販売等の事業であります。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額は、各報告セグメントに帰属しない提出会社の管理部門に係る一般
管理費であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
合計
パチンコ機 パチスロ機 補給機器 (注)1 (注)2 計上額
計
関連事業 関連事業 関連事業 (注)3
売上高
外部顧客への売上高 47,525 9,545 4,186 61,258 479 61,738 - 61,738
セグメント間の内部
売上高又は振替高 - - - - - - - -
計 47,525 9,545 4,186 61,258 479 61,738 - 61,738
セグメント利益
11,738 2,401 235 14,375 △149 14,226 △3,677 10,548
又は損失(△)
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、モバイルコンテンツサービス、
不動産賃貸、ゴルフ場運営、一般成形部品販売等の事業であります。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額は、各報告セグメントに帰属しない提出会社の管理部門に係る一般
管理費であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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