6408 J-小倉クラッチ 2021-02-05 18:40:00
東京証券取引所による「公表措置」の実施及び「改善報告書」の提出請求について [pdf]
2021 年2月5日
各 位
会 社 名 小倉クラッチ株式会社
代表者名 代表取締役社長 小倉 康宏
(コード番号:6408)
問合せ先 執行役員経営管理本部長 関根 秀利
(TEL.0277-54-7101)
東京証券取引所による「公表措置」の実施及び「改善報告書」の提出請求について
当社は、株式会社東京証券取引所より、2021 年2月5日に有価証券上場規程第 508 条第1項第1号に基
づき「公表措置」が実施され、同規程第 502 条第1項第1号に基づき「改善報告書」を提出するよう求めら
れましたので、お知らせいたします。
当社は、株式会社東京証券取引所からの措置に対して、真摯に対応していく所存です。
記
当社は、2020 年 12 月 16 日、当社における不適切な会計処理に関する特別調査委員会の調査報告書及び
過年度の決算内容の訂正を開示しました。
これらにより、当社中国子会社2社において棚卸資産の過大計上が行われていたこと及び当社米国子会社
において経理担当者による横領が行われていたことが明らかになりました。その結果、当社は、2016 年3
月期から 2021 年3月期第1四半期までの決算短信等において、上場規則に違反して虚偽と認められる開示
を行い、2016 年3月期において親会社株主に帰属する当期純利益の赤字を黒字と偽っていたことなどが判
明しました。
こうした開示が行われた背景として、本件では主に以下の点が認められました。
・当社は、当社の役職員を海外子会社に派遣したことをもって、海外子会社においても国内拠点と同程
度の業務執行体制が構築・運用されるものと過信しており、海外子会社の管理や海外子会社と十分な
情報共有を行う体制を構築していなかったこと
・当社では、海外子会社のリスク情報を把握した際の情報共有の方法や報告対象者が明確ではなく、ま
た、把握したリスク情報への対応を迅速に検討・報告する仕組みも構築していなかったこと
・中国子会社においては、会計システム及び生産管理システムの仕様や棚卸の重要性を十分に理解せず
に業務を実施した結果、製造工程変更時の手続き漏れ、入出庫入力時の誤入力又は入力失念及び網羅
的な棚卸の未実施などの事象が生じていたものの、当該事象を把握し是正する体制が構築されておら
ず、また、認識した棚卸差異についても適切な修正を行っていなかったこと
・米国子会社においては、送金業務を所管する担当役員が当該業務に適切に関与しておらず、送金シス
テムに対する理解も不十分であったことから、社内規程に定められた手続きに依らずに送金業務が行
われている状況を看過していたこと
・当社では、内部監査部門の人員不足により海外子会社における監査が不十分であるなど、海外子会社
に対する牽制機能が発揮されていなかったこと
以上のとおり、本件は、当社の適時開示を適切に行うための体制の不備に起因して、投資者の投資判断に
相当な影響を与える虚偽と認められる開示が行われたものであり、当社の適時開示体制について改善の必要
性が高いと認められることから、その経緯及び改善措置を記載した報告書の提出が求められることになりま
した。
また、本件について、公表を要するものと認められることから、公表措置が行われることとなりました。
以 上