6405 J-鈴茂器工 2021-08-06 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
鈴茂器工株式会社(6405) 2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………8
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………8
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鈴茂器工株式会社(6405) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)におけるわが国経済は、製造業は海外経済の回
復に伴う輸出の増加などを背景に景況感が改善しましたが、非製造業は新型コロナウイルスの影響が大きい対個人
サービスや宿泊・飲食サービスが低迷するなど、企業の景況感は二極化が鮮明になりました。
また、新型コロナウイルスの変異株の拡大、半導体や部材の供給不足が懸念されており、その動向に注視が必要
な状況であります。
このような環境の下、国内は、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置に伴い、外食需要が低迷したものの、引
き続き、テイクアウトやデリバリーの拡大、店舗における省人化の動きが進み、大手回転寿司チェーンの寿司ロボ
ットの入替やテイクアウト用の容器に移載する機能が搭載された寿司ロボットの製品需要が拡大いたしました。ま
た、巣ごもり需要の継続を追い風としたスーパーマーケットへの寿司ロボットの販売が堅調に推移いたしました。
加えて、ご飯盛付けロボット(Fuwarica)も、ホテルや社員食堂といった新たな顧客層に需要が広がりつつあり、
国内売上高は前年同四半期を大きく上回りました。
海外は、ワクチン接種が進んだ国を中心に、経済活動の正常化に向けた動きが進み、人手不足の解消や省人化に
対応した機械化ニーズがさらに高まりました。地域別では、特に東アジア、北米、欧州において、外食事業者やス
ーパーマーケットに対する寿司ロボットの販売が大幅に拡大し、海外売上高は前年同四半期を大きく上回りまし
た。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、27億43百万円(前年同四半期比39.1%増)と前年同四半期を
大きく上回る結果となりました。国内・海外別の売上高の内訳は、国内売上高が18億17百万円(同16.3%増)、海
外売上高が9億25百万円(同126.1%増)となりました。
当第1四半期連結累計期間の概況
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日 増減額 増減率
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) (%)
売上高 1,972 100.0 2,743 100.0 771 39.1
国内 1,563 79.2 1,817 66.3 254 16.3
海外 409 20.8 925 33.7 516 126.1
売上総利益 889 45.1 1,330 48.5 441 49.6
営業利益 48 2.4 363 13.3 315 655.0
経常利益 48 2.4 374 13.7 326 678.0
親会社株主に帰属
29 1.5 284 10.4 254 860.7
する当期純利益
利益面につきましては、売上高の増加により、売上総利益は13億30百万円(同49.6%増)、営業利益は3億63百
万円(同655.0%増)、経常利益は3億74百万円(同678.0%増)と前年同四半期を大きく上回りました。親会社株
主に帰属する当期純利益は、売上高の増加に加え、投資有価証券売却益39百万円を特別利益に計上したことにより、
2億84百万円(同860.7%増)と前年同四半期を大きく上回りました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ4億6百万円増加し151億1百万円と
なりました。これは主に、現金及び預金が4億20百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ2億6百万円増加し27億2百万円となり
ました。これは主に、流動負債その他に含まれる未払費用が1億99百万円増加したことによるものであります。
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(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ2億円増加し123億98百万円となりま
した。これは主に、利益剰余金が配当金の支払により1億28百万円減少したこと、および親会社株主に帰属する四
半期純利益により2億84百万円増加し、為替換算調整勘定が47百万円増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想は現時点で入手可能な情報に基づいておりますが、実際の数値は今後様々な要因により、予想数値と異
なる可能性があります。なお、業績予想値につきましては、2021年5月14日公表時から変更しておりません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 7,342,853 7,763,430
受取手形及び売掛金 1,321,992 1,283,020
電子記録債権 16,709 52,830
棚卸資産 1,801,579 1,785,545
その他 85,595 109,713
流動資産合計 10,568,730 10,994,540
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,492,988 1,474,704
土地 1,125,607 1,125,607
その他(純額) 287,602 275,859
有形固定資産合計 2,906,199 2,876,171
無形固定資産 205,053 222,093
投資その他の資産
投資有価証券 411,383 396,784
繰延税金資産 439,481 454,037
その他 172,558 166,542
貸倒引当金 △8,680 △8,680
投資その他の資産合計 1,014,743 1,008,684
固定資産合計 4,125,996 4,106,949
資産合計 14,694,726 15,101,490
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 468,338 486,921
未払法人税等 231,658 156,844
賞与引当金 175,749 154,440
その他 506,365 774,380
流動負債合計 1,382,112 1,572,587
固定負債
繰延税金負債 965 176
役員退職慰労引当金 8,765 9,100
退職給付に係る負債 1,035,616 1,051,333
その他 69,206 69,638
固定負債合計 1,114,552 1,130,248
負債合計 2,496,665 2,702,836
純資産の部
株主資本
資本金 1,154,418 1,154,418
資本剰余金 982,960 982,960
利益剰余金 10,160,882 10,315,997
自己株式 △52,202 △52,202
株主資本合計 12,246,058 12,401,173
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 99,568 92,398
為替換算調整勘定 △38,752 8,275
退職給付に係る調整累計額 △122,820 △118,020
その他の包括利益累計額合計 △62,004 △17,346
非支配株主持分 14,006 14,827
純資産合計 12,198,060 12,398,653
負債純資産合計 14,694,726 15,101,490
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 1,972,677 2,743,700
売上原価 1,083,014 1,412,855
売上総利益 889,663 1,330,844
販売費及び一般管理費 841,501 967,223
営業利益 48,162 363,620
営業外収益
受取利息 449 53
受取配当金 708 778
持分法による投資利益 - 1,079
受取保険金 1,000 1,323
為替差益 - 8,169
その他 497 1,669
営業外収益合計 2,655 13,073
営業外費用
支払利息 - 30
手形売却損 10 96
売上割引 220 -
為替差損 28 -
譲渡制限付株式関連費用 1,790 1,635
持分法による投資損失 546 -
その他 29 0
営業外費用合計 2,625 1,761
経常利益 48,191 374,933
特別利益
投資有価証券売却益 - 39,000
特別利益合計 - 39,000
特別損失
固定資産除却損 - 21
特別損失合計 - 21
税金等調整前四半期純利益 48,191 413,912
法人税等 18,736 129,859
四半期純利益 29,454 284,052
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△108 49
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 29,563 284,003
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四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 29,454 284,052
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 12,344 △7,170
為替換算調整勘定 △8,018 37,128
退職給付に係る調整額 5,160 4,800
持分法適用会社に対する持分相当額 - 10,697
その他の包括利益合計 9,486 45,456
四半期包括利益 38,941 329,508
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 39,838 328,688
非支配株主に係る四半期包括利益 △897 820
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鈴茂器工株式会社(6405) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見
積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。ただし、見積実効税
率を使用できない場合には、法定実効税率を使用しております。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当
該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
なお、収益認識会計基準等の適用による損益及びセグメント情報に与える影響はありません。
また、収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項のただし書きに定める経過的な取扱い
に従っておりますが、利益剰余金期首残高に与える影響はありません。
さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める
経過的な取扱いに従って、前第1四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載
しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計
基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基
準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与
える影響はありません。
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