6395 タダノ 2019-10-30 15:00:00
19年度中間決算 決算説明資料 [pdf]
19年度中間決算 決算説明資料
2019年8月 タダノは創業100周年を迎えました。
※予測に関する注意事項
・本資料(業績計画を含む)は、現時点で入手可能な信頼できる情報に基づいて作成して
2019年10月
おりますが、リスクや不確実性を含んでおります。 株式会社タダノ
Tadano Ltd.
◇本年7月31日にDemag事業の買収が完了しました。本資料におけるDemag事業の
取り扱いは以下のとおりです。
・19年度中間連結財務諸表:貸借対照表を含んでおります。
・19年度通期業績予想:19年8月~12月の5か月分の損益計算書を含んでおります。
・需要数値:クローラクレーンは含んでおりません。
・シェア:Demag製品を含んでおりません。
会社概要
【会社名】 株式会社タダノ(1948年8月24日設立)創業者 多田野 益雄
1955年国内初の油圧式トラッククレーンを開発
【代表者】 代表取締役社長(CEO)多田野 宏一
【本社】 香川県高松市新田町甲34番地
【主な事業】 建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車の製造販売
【事業所】 東京事務所[墨田区]、高松工場[高松市]、志度工場[さぬき市]、香西工場[高松市] 、多度津工場[多度津町]、
千葉工場[千葉市]
【拠点】 (日本)10支店、23営業所
(海外)北京事務所[中国]、中東事務所[UAE]、モスクワ事務所[ロシア]、バンコク事務所[タイ]
【資本金】 13,021百万円 【株式】発行済 129百万株 株主数 8,835人(19年9月末)
【売上高】 188,451百万円(18年度)
【従業員数】 連結 3,461人、単独 1,445人(19年9月末) *Demag事業1,731人は左記には含まず
【関係会社】 子会社 38社 関連会社 2社 *Demag事業取得により子会社が8社・関連会社が1社増加
日本(計11社)
㈱タダノアイメス ㈱タダノアイレック ㈱タダノエステック 他8社
欧州(計13社)
タダノ・ファウンGmbH タダノ・デマーグGmbH [独] 他11社
北米(計3社)
タダノ・アメリカCorp. タダノ・マンティスCorp. [米] 他1社
その他(計11社)
タダノ・アジアPte.Ltd.[シンガポール] タダノ・オセアニアPty Ltd [オーストラリア]
タダノ・エスコーツ・インディアPvt.Ltd. [インド] タダノ・タイランドCo.,Ltd.[タイ] 他7社
1
19年度中間決算のポイント
【19年度の経営方針】
①コアバリューの追求 「安全・品質・効率」
(単位:百万円)
18年度中間期 19年度中間期 ②中期経営計画(17-19)最終年度の仕上げと
増減率 次期中計の策定
金額 比率 金額 比率
③「赤い矢印」への集中と 「黄色い矢印」への取り組み
売上高 82,272 100.0% 100,304 100.0% 21.9%
④「青い矢印」の揺れへの備え(両様の構え)と
競争激化 への対応
営業利益 5,743 7.0% 7,573 7.6% 31.9%
◆4年振りの増収増益
経常利益 5,673 6.9% 7,262 7.2% 28.0%
◆売上高は4年振りの1,000億円超え
親会社株主
4,081 5.0% 5,064 5.0% 24.1% ◆日本向け売上高、海外向け売上高ともに増加
当期純利益
⇒日本向け売上高 444億円 → 541億円(+21.9%)
18年度中間期 19年度中間期 建設用クレーン・車両搭載型クレーン・高所作業車
設備投資額 6,595百万円 9,852百万円 が揃って増加。
減価償却費 1,432百万円 1,588百万円
中間連結決算開始以降、過去最高。
為替レート(USD) 108.68円 110.05円
⇒海外向け売上高 378億円 → 461億円(+21.9%)
為替レート(EUR) 131.64円 124.32円
欧州を除くすべての地域で増加。
※設備投資額にはリース資産分を含んでおります。
◆海外売上高比率 46.0% → 46.0%
※為替レートは1-6月期中平均レート(海外子会社12月決算のため)
◆営業利益率 7.0%→7.6%
⇒19年度中間期設備投資の内、香西工場関連は7,135百万円 営業利益 57億円 → 75億円
経常利益 56億円 → 72億円
当期純利益 40億円 → 50億円
2
損益計算書(対前年同期比較)
(単位:百万円)
【増減のポイント】
18年度中間期 19年度中間期 比較
増減 ◆売上原価率 73.4% → 74.0%
金額 比率 金額 比率
・売価の維持改善・コストダウンによる原価低減に
売上高 82,272 100.0% 100,304 100.0% 18,031
努めるも、コストアップ・製品構成の変化により売上
売上原価 60,382 73.4% 74,195 74.0% 13,813 原価率は前年同期比0.6%ポイント悪化。
割賦販売利益 121 0.1% -56 -0.1% -178
◆販管費 2,210百万円増加
売上総利益 22,011 26.8% 26,051 26.0% 4,039
・変動費増加 + 538百万円
販管費 16,267 19.8% 18,478 18.4% 2,210 ・人件費増加 + 173百万円
営業利益 5,743 7.0% 7,573 7.6% 1,829 ・その他諸経費増加 + 1,498百万円
営業外損益 -70 -0.1% -310 -0.3% -240
◆営業外損益
経常利益 5,673 6.9% 7,262 7.2% 1,589 ・営業外収益 178百万円 → 192百万円
特別損益 -3 -0.0% 476 0.5% 479 ・営業外費用 249百万円 → 503百万円
税引前当期純利益 5,669 6.9% 7,739 7.7% 2,069
◆特別損益
法人税等 1,569 1.9% 2,684 2.7% 1,115 ・特別利益 6百万円 → 492百万円
19 0.0% -9 0.0% -29
・特別損失 9百万円 → 16百万円
非支配株主当期純利益
※負ののれん発生益487百万円を特別利益にて計上
親会社株主当期純利益 4,081 5.0% 5,064 5.0% 982
3
損益計算書(営業利益の増減要因)
売上が増加し、営業利益は18億円の増加。
(百万円)
500 -3,300
12,000 400
5,000
10,000
-770
7,573
8,000
5,743
6,000
4,000
2,000
0
18年度 物量 売価 為替 費用 その他 19年度
中間期 中間期
4
貸借対照表(対前期末比較)
(単位:百万円) 【増減のポイント】
18年度末 19年中間期末 Demag
比較
事業
◆売上債権は増加 508億円 → 521億円
増減 (521億円のうちDemag事業分65億円)
金額 比率 金額 比率 (内数)
⇒売上債権回転期間は改善
手許資金 65,952 25.8% 77,441 24.4% 11,489 2,496
(18年度中間 87.2日/18年度 98.5日
売上債権 50,836 19.9% 52,187 16.4% 1,350 6,578 → 19年度中間 83.2日 )
たな卸資産 62,757 24.5% 96,486 30.4% 33,729 27,938 ※19年度中間の回転日数はDemag事業を
除いて計算
その他 6,610 2.6% 6,994 2.2% 384 1,444
流動資産計 186,156 72.8% 233,109 73.4% 46,953 38,458
◆たな卸資産は増加 627億円 → 964億円
有形固定資産 52,597 20.5% 65,967 20.8% 13,370 4,461 (964億円のうち
無形固定資産 1,703 0.7% 1,854 0.6% 150 198 TFG分202億円・Demag事業分279億円)
⇒たな卸資産回転期間は悪化
投資その他の資産 15,336 6.0% 16,602 5.2% 1,265 -16,287
(18年度中間 139.0日/18年度 121.5日
固定資産計 69,637 27.2% 84,424 26.6% 14,787 -11,627 → 19年度中間 125.1日 )
資産合計 255,793 100.0% 317,534 100.0% 61,740 26,830 ※19年度中間の回転日数はDemag事業を
除いて計算
仕入債務 41,792 16.3% 44,652 14.0% 2,860 6,210
◆有利子負債は増加 301億円 → 691億円
有利子負債 30,165 11.8% 69,124 21.8% 38,958 1,321
⇒短期 361億円増加 長期 27億円増加
その他 28,810 11.3% 46,622 14.7% 17,811 18,767 ※Demag事業買収資金及び増資資金等を
負債計 100,768 39.4% 160,399 50.5% 59,630 26,299 ブリッジローンにて356億円借入
純資産計 155,025 60.6% 157,135 49.5% 2,109 531
負債・純資産計 255,793 100.0% 317,534 100.0% 61,740 26,830
5
キャッシュ・フローの概要
財務活動キャッシュ・フローの増加により、総合キャッシュ・フローは116億円の増加。
たな卸資産の増加 69億円
税引前当期利益 77億円
営業活動CF
プラス 17億円 仕入債務減少 29億円
売上債権減少 55億円
法人税の支払い他 17億円
投資活動CF 子会社株式の取得 147億円
マイナス 244億円
有形固定資産の取得他 97億円
短期借入金純増 368億円 財務活動CF
配当金支払他 19億円
プラス 349億円
換算差額
マイナス 6億円
総合CF
プラス 116億円
6
製品別売上高
(百万円) 建設用クレーン 車両搭載型クレーン
(単位:百万円)
高所作業車 その他
18年度中間期 19年度中間期 比較増減
金額 比率 金額 比率 金額 増減率
120,000
建設用
48,515 59.0% 64,199 64.0% 15,683 32.3%
クレーン
100,304
車両搭載型
9,605 11.7% 11,265 11.2% 1,659 17.3%
15,332 クレーン
82,272
高所作業車 9,208 11.2% 9,507 9.5% 299 3.3%
80,000 9,507
14,943
11,265 その他 14,943 18.1% 15,332 15.3% 388 2.6%
9,208
9,605 合計 82,272 100% 100,304 100% 18,031 21.9%
40,000 46.0% 46.0%
◆海外売上高比率 →
64,199
48,515 ※建設用クレーン、日本向け及び海外向け売上高
日本 17,915 24,984 7,069 39.5%
0
海外 30,600 39,214 8,614 28.2%
18年度中間期 19年度中間期
9 7
海外仕向地別売上高推移
海外売上高は前期より、21.9%増加した。
(百万円)
欧州△9.5%、北米+40.5%、アジア+8.8%、中東+19.9%(前年同期比)。
120,000
100,000
80,000
世界最大級のラフテレーンクレーン
60,000 GR-1600XL
40,000
20,000
0
18年度 19年度
00年度 01年度 02年度 03年度 04年度 05年度 06年度 07年度 08年度 09年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度
上期 上期
欧州 11,435 9,754 10,893 11,978 12,000 16,292 19,170 25,566 29,630 19,196 12,739 11,643 12,510 16,844 20,211 22,844 20,701 16,849 19,122 9,528 8,627
北米 2,671 2,739 2,755 3,402 4,547 9,798 12,324 18,342 20,145 15,301 6,616 13,938 20,406 27,782 36,836 39,127 25,438 29,428 40,412 14,973 21,043
中南米 948 586 287 457 866 1,721 2,420 2,542 2,722 887 1,691 3,012 2,201 2,449 3,475 826 1,513 1,014 1,445 582 1,317
アジア 4,225 4,368 5,362 5,185 4,888 4,749 7,861 12,069 10,954 9,680 6,603 9,190 10,982 16,923 16,383 17,083 13,694 12,089 13,775 6,183 6,729
中東 2,142 3,098 3,602 5,663 7,347 8,507 11,708 13,878 15,836 5,948 6,686 7,432 10,090 18,167 17,052 17,680 10,375 9,699 6,156 2,556 3,064
その他 956 1,524 2,066 3,696 4,634 5,790 7,409 9,158 10,063 5,177 3,939 7,654 9,970 13,320 9,576 6,881 5,683 7,069 10,469 4,041 5,377
合計 22,379 22,072 24,968 30,384 34,285 46,859 60,894 81,557 89,354 56,191 38,277 52,872 66,160 95,487 103,53 104,44 77,406 76,152 91,381 37,864 46,159
海外売上
23.8% 25.0% 30.1% 31.4% 33.7% 38.8% 42.1% 46.8% 54.9% 53.9% 42.6% 46.3% 49.1% 52.5% 50.7% 49.9% 43.1% 43.8% 48.5% 46.0% 46.0%
比率
為替レート
107.83 121.54 125.35 115.99 108.24 110.21 116.38 117.84 103.46 93.57 87.81 79.84 79.82 97.65 105.85 121.05 108.84 112.19 110.43 108.68 110.05
(USD)
為替レート
99.63 108.8 118.41 131.03 134.47 136.92 146.14 161.24 152.44 130.2 116.39 111.12 102.63 129.68 140.42 134.31 120.33 126.67 130.42 131.64 124.32
(EUR)
※ ・その他は、オセアニア、アフリカ、CIS。
・為替レートは期中平均レート(海外子会社12月決算のため、通期1-12月平均・中間期1月-6月平均)
・01年度以前はDMをEURに換算したものを表示しております。
8
建設用クレーン
建設用クレーン売上高(日本)
(百万円)
下期
100,000
上期
51,104
45,017 42,250
50,000 38,179
26,220 22,588 20,019 24,335 (百万円)
24,884 24,984
建設用クレーン売上高
22,429 18,160 17,915 200,000
0 下期
日本台数シェア 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度 上期
(年度ベース) 48% 48% 50% 54%
150,000 141,534
建設用クレーン売上高(海外) 109,627
117,556
下期 99,022
(百万円)
100,000 70,236
90,429 上期
100,000
75,306 52,258 69,041
64,609 60,843 53,343
44,016
50,000 29,670 44,706 50,000
33,324 71,297
57,369 64,199
46,413 45,679 48,515
34,939 27,519 30,600 39,214
0 0
海外台数シェア 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度 世界台数シェア 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度
(暦年ベース) 18% 19% 15% 15% (暦年ベース) 27% 27% 24% 23%
※シェアは小数点以下を四捨五入
9
日本建設投資の推移と見通し
(兆円)
90.0
政府投資:政府建設投資
民間投資:民間建設投資
80.0
20年度は政府投資は横ばい、民間投資は、
70.0
住宅投資が微減、非住宅投資が微増。
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
17年 18年 19年 20年
89年 90年 91年 92年 93年 94年 95年 96年 97年 98年 99年 00年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年
度見 度見 度見 度見
度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度
込み 込み 通し 通し
政府投資 24.2 25.7 28.6 32.3 34.2 33.2 35.1 34.5 32.9 33.9 31.9 29.9 28.1 25.9 23.4 20.8 18.9 17.7 16.9 16.7 17.9 17.9 18.6 19.7 22.5 22.8 20.2 20.9 21.2 20.7 21.3 21.4
民間投資 48.8 55.6 53.7 51.6 47.4 45.4 43.8 48.2 42.2 37.3 38.4 36.2 33.0 30.9 30.2 31.9 32.5 33.5 30.7 31.4 25.0 23.9 24.6 25.5 28.7 28.2 30.6 31.7 33.1 34.0 34.6 34.9
建設投資 73.1 81.4 82.4 83.9 81.6 78.7 79.0 82.8 75.1 71.3 70.4 66.1 61.2 56.8 53.7 52.8 51.5 51.3 47.6 48.1 42.9 41.9 43.2 45.2 51.2 51.1 50.8 52.7 54.3 54.7 55.9 56.4
※ 数字はすべて名目建設投資。予測は、建設経済研究所の「建設投資の見通し」(19年9月26日発表)による。
10
建設用クレーンの日本総需要の推移
(台)
8,000
消費税導入
ピーク時 90年度 6,760台
7,000
6,000
阪神大震災 3軸車最高性能の新製品
GR-600N(G4):18年10月新発売
5,000
消費税率アップ
4,000
リーマンショック 東日本大震災 消費税率アップ
3,000
2,000
1,000
0
89年 90年 91年 92年 93年 94年 95年 96年 97年 98年 99年 00年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年
度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度
下期需要 3,040 3,490 3,170 2,270 1,740 1,790 1,940 2,320 1,420 910 810 760 570 530 610 740 910 1,070 1,310 680 540 560 820 1,020 1,360 1,340 1,270 1,030 900 930
上期需要 2,610 3,270 3,370 2,770 2,040 1,740 1,860 2,250 1,820 1,020 790 700 640 540 570 640 810 980 1,150 1,240 420 500 530 820 920 1,200 1,270 1,130 970 820 990
通期需要 5,650 6,760 6,540 5,040 3,780 3,530 3,800 4,570 3,240 1,930 1,600 1,460 1,210 1,070 1,180 1,380 1,720 2,050 2,460 1,920 960 1,060 1,350 1,840 2,280 2,540 2,540 2,160 1,870 1,750
※ 数字は当社調べ。
※ 需要数値は10台単位に四捨五入。
11
建設用クレーン
日本シェア 53%→53% ※シェアは小数点以下を四捨五入、需要数値は10台単位に四捨五入。
油圧式建設用クレーン日本総需要 990台(19年度中間、当社調べ) 前年同期比21%増
⇒需要が増加する中、大型機種の拡販に注力。トン数シェア42%→55%
日本向け売上高は249億8千4百万円(前年同期比 139.5%)
【オールテレーンクレーン】
【ラフテレーンクレーン 】
・日本では都市開発、高架・橋梁工事向けの大型クレーン
・日本建設用クレーンの中心機種
日本総需要の6%
日本総需要の94%(北米総需要の51%) ATF-200N-5.1
(欧州総需要の88%)
・市街地の建築工事に欠かせない都市型クレーン
・遠距離走行性に加え
コンパクトな車体で、挟小地でも性能発揮
小回り性にも優れる。
(前輪、後輪共にステアリング可能)
(ステアリングに特徴)
・クレーンの運転席と自動車の運転席が兼用
・日本向け13~100t吊り 8機種(タダノ製造)
・海外向け40~400t吊り 13機種(独TFG製造)
海外向け13~145t吊り 11機種(タダノ製造、印TEI製造)
・日本向け100~550t吊り 7機種(独TFG製造、タダノ製造)
・全19機種中16機種に動態管理 GR-1000N(G4) ・全20機種中14機種に動態管理システム搭載
システム搭載 ・ Demagブランド:40~1200t吊り 15機種
・日本は一般道走行 ・日本での一般道走行時には分解搬送が必要
北米はトレーラー輸送 欧州では分解走行不要
12
建設用クレーン
【トラッククレーン】 GT-600EL
・走行性に優れたトラックに架装したクレーン。日本総需要は数台、主に海外向け
・遠距離走行性に優れる。
・日本向け13~35t吊り3機種(タダノ製造) ・海外向け30~75t吊り6機種(タダノ・独TFG製造)
・全9機種中5機種に動態管理システム搭載
CC-3800-1
(ラチスブーム式)
【クローラクレーン】
・無限軌道式履帯(クローラ)を装備した走行体に架装したクレーン。
・不整地や地盤が軟弱な現場で機動性に優れる。
・現場間の移動はトレーラーなどでの搬送が必要。
ラチスブーム式
・橋梁、風力発電、プラントなどの大型構造物の建設に使用される。
・海外、日本向け 400~3200t吊り 7機種 をDemagブランドで展開(独TDG製造)
伸縮ブーム式
・土木、建設工事に使われ、不整地や泥濘地、トンネル内での作業などに使用される。
・海外向け 27~120t吊り 11機種(米TMC製造)
13
クレーン業界図(油圧式クレーンメーカー・クローラクレーンメーカー)
Tadano Tadano
GROVE(米)
Demag (独) Faun (独)
19年 90年
02年
TEREX(米) LIEBHERR
(独)
TADANO MANITOWOC
(米)
99年 00年
08年 07年
18年
Franna(豪) 15年
Tadano Tadano Shuttlelift(米)
Mantis(米) Escorts (印)
Autogru Rigo
長江 中聯重科 (伊)
日立建機 コベルコ建機 Escorts (印)
Locatelli(伊)
泰安東岳 徐州 住友重機械
02年 建機クレーン
三一重工 遼寧撫挖 Marchetti(伊)
安徽柳工
住友重機械 Link‐Belt 加藤製作所 Sennebogen
86年
工業 (米)
(独)
徐州=XCMG Xuzhou Construction Machinery Group、 買収を示す。(数値はその年度)
*日本建設機械工業会資料より、当社作成
中聯重科 =Zoomlion、三一重工=Sany、安徽柳工=Liugong 提携を示す。(数値はその年度)
出資・JVを示す。
14
建設用クレーンの世界総需要推移(暦年ベース)
※折れ線は、各市場の需要ボトムの基準年を1とし、各年の比率推移を表
す。(北米は2010年、欧州は2010年、日本は2009年)
(台)
ピーク年 ボトム年
14,000 7.
リーマンショック後、2年で世界需要は▲56%と大幅な落ち込み。
12,000
海外需要は2013年をピークに減少、2017年に底打ち。 6.
欧州 北米 日本
10,000 5.
ラフテレーンクレーンの2軸キャリヤとしては
8,000
当社最大の吊上能力を誇る機種 4.
GR-1200XL:(海外向け)
6,000 3.
4,000 2.
2,000 1.
0 0.
18年 19年
1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018
1-6 1-6
欧州 1,270 1,500 1,700 2,110 2,270 2,390 2,290 2,030 2,000 1,940 2,050 2,120 2,490 3,000 2,000 1,100 1,160 1,160 1,080 1,230 1,400 1,480 1,290 1,540 820 910
北米 1,370 1,780 2,000 2,610 2,470 2,280 1,490 1,180 950 1,100 1,610 2,400 2,990 3,580 1,430 910 1,640 2,350 2,390 1,960 1,460 1,010 1,140 1,490 620 770
その他 870 1,030 1,380 900 550 570 810 750 900 1,080 1,280 1,610 2,260 2,830 1,820 2,040 2,620 3,290 4,030 3,690 3,970 2,850 2,900 3,320 1,580 1,920
海外需要 3,510 4,310 5,080 5,620 5,290 5,240 4,590 3,960 3,850 4,120 4,940 6,130 7,740 9,410 5,250 4,050 5,420 6,800 7,500 6,880 6,830 5,340 5,330 6,350 3,020 3,600
日本 3,710 4,380 3,820 2,150 1,670 1,490 1,380 1,090 1,150 1,350 1,610 1,960 2,350 2,320 900 1,070 1,150 1,680 2,100 2,570 2,590 2,310 1,960 1,720 930 1,000
総需要 7,220 8,690 8,900 7,770 6,960 6,730 5,970 5,050 5,000 5,470 6,550 8,090 10,090 11,730 6,150 5,120 6,570 8,480 9,600 9,450 9,420 7,650 7,290 8,070 3,950 4,600
欧州 1.クローラクレーンは上記に含まず。 2.0818 1.8455 1.8182 1.7636 1.8636 1.9273 2.2636 2.7273 1.8182 1 1.0545 1.0545 0.9818 1.1182 1.2727 1.3455 1.1727 1.4 0.7455 0.8273
1.1545 1.3636 1.5455 1.9182 2.0636 2.1727
北米
2.ロシア国産は上記に含まず。 2.5055 1.6374 1.2967 1.044 1.2088 1.7692 2.6374 3.2857 3.9341 1.5714 1 1.8022 2.5824 2.6264 2.1538 1.6044 1.1099 1.2527 1.6374 0.6813 0.8462
1.5055 1.956 2.1978 2.8681 2.7143
日本 4.1222 4.8667 4.2444 2.3889 1.8556 1.6556 1.5333 1.2111 1.2778 1.5 1.7889 2.1778 2.6111 2.5778 1 1.1889 1.2778 1.8667 2.3333 2.8556 2.8778 2.5667 2.1778 1.9111 1.0333 1.1111
3.2010年以降、中国国産の輸出を含む。
中国国産の中国市場向けは上記に含まず。中国市場における中国国産の総需要推移は次の通り。
2011年約3万5千台、2012年約2万2千台、2013年約1万7千台、2014年約1万4千台、2015年約9千台、2016年約9千台、2017年約2万台、 2018年約3万2千台
※数値は、当社推計。需要数値は10台単位に四捨五入。
15
建設用クレーン 地域別需要機種構成(暦年ベース)
世界シェア 23%→24%
油圧式建設用クレーン 世界総需要 3,950台→ 4,600台 (19年1-6月、当社調べ) 前年同期比 16%増
TC
RC
AC
欧州 総需 820台→ 910台(+10%) 日本 総需 930台→ 1,000台(+8%) 北米 総需 620台→ 770台(+24%)
TC 50台・RC 60台・AC 800台 TC 10台・RC 930台・AC 60台 TC 110台・RC 400台・AC 260台
(当社シェア 11% → 9%) (当社シェア 52%→ 54%) (当社シェア 22%→ 28%)
アジア 総需 510台→ 720台(+43%)
TC 510台・RC 160台・AC 50台
(当社シェア 13%→ 13%)
中東 総需 500台 → 340台(△32%) その他 総需 470台→ 710台(+51%) 中南米 総需 100台→ 150台(+50%)
TC 120台・RC 170台・AC 50台 TC 420台・RC 140台・AC 150台 TC 40台・RC 60台・AC 50台
(当社シェア 12%→ 20%) (当社シェア 12%→ 12%) (当社シェア 11%→ 10%)
1.クローラクレーン需要は上記に含まず。 TCはトラッククレーン、RCはラフテレーンクレーン、ACはオールテレーンクレーンを表す。
その他は、オセアニア、アフリカ、CIS。 台数・シェアは、前期からの変化を示す。
2 .中国国産の中国市場向けは上記に含まず。 ロシア国産は上記に含まず。
*数値は、当社推計。需要数値は10台単位に四捨五入、シェアは小数点以下を四捨五入。
16
欧州事業
<欧州事業の課題>
欧州事業の黒字化
TFGとTDGによるシナジー創出
欧州でのシェアアップと欧州域外への拡販
●欧州グループ会社の概要
【 Tadano Faun GmbH 】
90年に買収、資本金:45百万EUR 当社100%出資
所在地:ドイツ Lauf a.d. Pegnitz
事業内容:オールテレーンクレーン・トラッククレーンの開発・製造・販売
代表者:社長 澤田 憲一、従業員:654人
売上高の推移: ATF400G-6
13年:313百万EUR/329台、14年:308百万EUR/347台、15年: 304百万EUR/376台
16年:319百万EUR/363台、17年:279百万EUR/311台、18年:313百万EUR/361台
ATF600G
【 Tadano Demag GmbH】
19年に買収、資本金:20百万EUR 当社100%出資
所在地:ドイツ Zweibrücken
事業内容:オールテレーンクレーン・クローラクレーンの開発・製造・販売
代表者:社長 Jens Ennen、従業員:1,567人
売上高の推移 (当該買収に関連するDemag事業) : CC 8800-1
15年:631百万USD、16年:494百万USD、17年:470百万USD、18年:487百万USD
(上記、売上高はTerex社より提供された未監査の数字)
17
北米事業
<北米事業の課題>
ポジションアップ
●北米グループ会社の概要
【 Tadano America Corp. 】
資本金:2.5百万USD TAH社100%出資 所在地:米国 Houston
事業内容:建設用クレーンの販売 Tadano America Corp.
代表者:社長 Ingo Schiller
従業員:92人 GTC-600
売上高の推移: 13年262百万USD、14年 305百万USD、15年 285百万USD
16年206百万USD、17年 230百万USD、18年 330百万USD
【 Tadano Mantis Corp. 】
08年に買収、資本金:287千USD TAH社100%出資
所在地:米国 Franklin、
事業内容:伸縮ブーム式クローラクレーンの製造・販売
代表者:社長 吉田 耕三
従業員:151人
売上高の推移:13年 36百万USD、14年 30百万USD、15年 40百万USD
16年 27百万USD、17年 36百万USD、18年 44百万USD
Opti-Width機能と傾斜地での作業性が
高評価
※TAH社は、TADANO America Holdings,Inc.の略。 米国Lift and Access誌2017年度
LLEAP*クレーン部門Silver Award受賞
*LLEAP : Leadership in Lifting Equipment and
Aerial Platforms
18
その他の海外事業
<その他地域での課題>
中国メーカーの台頭
●その他地域のグループ会社の概要
【Tadano Asia Pte. Ltd.】
設立: 96年8月
資本金: 1,000千SGD
出資比率:当社 80%、Multico Infracore Holdings Pte. Ltd. 20%
所在地:シンガポール
事業内容:建設用クレーンの販売・サービス
代表者:社長 林 宏三 従業員:17人
【Tadano Oceania Pty Ltd 】
設立:10年2月
資本金:7,500千AUD 当社 100%出資
所在地:オーストラリア Darra
事業内容:建設用クレーンの販売・サービス
代表者:社長 Anthony Grosser 従業員:52人
GT-750EL
【Tadano Escorts India Pvt. Ltd.】
設立:18年12月
資本金:600,000千INR 当社 51%出資、Escorts Ltd. 49%
所在地:インド Faridabad
事業内容:建設用クレーンの開発・製造・販売・サービス
代表者:社長 中山 哲 従業員:56人
19
海外展開の加速 ~ 30社設立・買収、14拠点新設 ~
(2003年以降)
うち、3社撤退、2社・2拠点移転
【2008】タダノ・ファウン・シュタールバウ 設立
【2011】タダノ・ファウン 試験用地取得
【2014】クレーンズ・ユーケー(現タダノ・ユーケー) 買収 【2008】タダノ・アメリカ・ホールディングス 設立
【2016】タダノ・フランス 設立 【2008】スパンデック(現タダノ・マンティス) 買収
【2018】ウォーターランド 2社 買収 【2016】タダノ・アメリカ・カナダ支店 設立
(現タダノ・ネーダーランド、タダノ・ベルギー)
【2019】Demag事業 買収
(8社の株式取得・11社の事業譲受)
【2018】モスクワ事務所 設立
【2012】多田野科貿 設立
【2019】タダノ バンコク事務所 開設
【2003】タダノ中東事務所 開設
【2017】タダノ・タイランド
中東事務所 設立 【2011】タダノ・ブラジル 設立
【2019】タダノ・ 【2017】タダノ・チリ 設立
ミドルイースト 設立
【2012】タダノ・インディア 設立
【2012】タダノ・タイランド 設立 【2010】タダノ・オセアニア 設立
【2016】タダノ・タイランド インドネシア事務所 設立 【2011】同シドニー支店 開設
【2017】タダノ・イタルタイ 設立 【2016】エーエムエル・イクイップメント 事業買収
【2017】タダノ・タイランド ベトナム事務所 設立 【2017】タダノ・オセアニア メルボルン支店 設立
【2018】タダノ・エスコーツ・インディア 設立 【2018】エーエムエルをタダノ・オセアニアに統合
20
車両搭載型クレーン
【カーゴクレーン】日本シェア 49%→48%
日本総需要 8,380台(19年度中間、当社調べ) 前年同期比10%増
⇒安全装置法制化と小型トラックの排ガス規制による駆け込み需要により、
売上高は、112億6千5百万円(前年同期比 117.3%)
・通常のトラックに架装した小型クレーン、貨物の積載・運搬・設置作業等が1台で可 ZX360/300
series
・物流用途、造園業や建設業用途、トラックディーラーの間接販売
・小型・中型・大型トラック架装用に多数の機種 0.49t~15t吊り
~関係省庁~ ・主に厚生労働省(クレーンの規制)
~主な販売先と特徴~ ・トラックディーラー
・トラック需要に左右される傾向
安全装置「過負荷防止装置」を標準装備
(海外展開)
・カーゴクレーンの戦略市場向け輸出に注力。クレーン部を輸出し、
現地にてトラックに架装。 SS-38F
18年度上期売上:8.0億円 → 19年度上期売上:8.5億円
・12年4月タイに製造子会社を設立し、 ZR560
海外展開を加速。
スライドキャリヤ(車輌運搬車)
輸出カーゴクレーンZR560
21
車両搭載型クレーン
(台) 日本カーゴクレーン総需要(当社調べ) (台)
下期
30,000 上期 120,000 (百万円) 車両搭載型クレーン売上高
普通トラック年間総需要 25,000 下期
普通トラック上半期総需要 上期
100,000 20,667
91,470 20,375
88,260 19,633 19,677
98,100 20,000
91,110
20,000 80,000
16,860
15,560 15,950 15,000 10,417 9,603 11,062
15,530 10,098
60,000
48,330
45,780 45,520 44,530
42,300
10,000
10,000 8,400 40,000
7,960 7,430 8,360
11,265
20,000 5,000 9,957 9,534 10,074 9,605
8,460 7,600 8,100 7,590 8,380
0 0 0
15年度 16年度 17年度 18年度 19年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度
前年同期 日本台数シェア
増減率 △4% △8% △0% +3% (年度ベース) 49% 50% 50% 50%
(年度ベース)
※ 需要数値は10台単位に四捨五入、シェアは小数点以下を四捨五入。
22
車両搭載型クレーン ~グローバル展開~
【 Tadano Italthai Co., Ltd.】
資本金:50百万THB (出資比率 当社 49%、ITI社 48%、MHCB社 3%)
設立:17年5月
所在地:タイ Bangkok、事業内容:カーゴクレーンの販売
代表者:社長 伊賀 英俊 、従業員:9人
【 Tadano (Thailand) Co.,Ltd. 】
タイ工場で生産のカーゴクレーン ZT1000
資本金:636百万THB 当社100%出資 設立:12年4月(13年6月操業開始)
所在地:タイ Rayong、事業内容:カーゴクレーンの製造・販売
生産能力:1,000台/年 (販売台数:14年 258台、15年 418台、16年 385台、17年 381台、18年度 407台)
代表者:社長 三谷 俊祐 、従業員:51人
●車両搭載型クレーンの初の海外生産拠点。本製造子会社設立により、海外展開をさらに加速させるとともに、収益性
の向上を目指す。
Tadano(Thailand)
工場内 Tadano(Thailand)
23
高所作業車
日本シェア 36%→35%
トラック搭載タイプ日本総需要 3,000台(19年度中間、当社調べ) 前年同期比26%増
⇒小型トラックの排ガス規制による駆け込み需要の中、インフラ点検補修用途及び通信業界向け機種の
売上が減少、レンタル業界向けの売上が増加し、売上高は、95億7百万円(前年同期比 103.3%)
[トラック式] ~関係省庁~
・通信用 5機種、電工用 3機種 ・主に厚生労働省(高所作業車の規制)
・一般工事用 13機種
~主な販売先と特徴~
[ホイール式] 2機種 ・電力電工、通信、レンタル、一般、造船、
国土交通省
[スーパーデッキ] 5機種
(高度な制御技術を装備)
[ブリッジチェッカー] 3機種
(高架道路や橋梁点検用)
・全31機種中25機種に ブリッジチェッカー BT-200
動態管理システム搭載
24
高所作業車
(台) 日本高所作業車総需要(当社調べ) (百万円) 高所作業車売上高
24,678
6,000 下期 25,000
5,530 下期 23,202
上期 上期
4,930 5,040
5,000
19,432
20,000
18,320
4,140 12,561
4,000 2,960 12,371
2,660
2,750 15,000
10,636 9,112
3,000 2,230
10,000
2,000
3,000 12,117
2,570 2,380 5,000 10,831
1,000 2,180 8,796 9,208 9,507
1,910
0 0
前年同期 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度 日本台数シェア 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度
増減率 +8% +19% +12% △9% (年度ベース) 39% 36% 37% 34%
(年度ベース)
※ 需要数値は10台単位に四捨五入、シェアは小数点以下を四捨五入。
25
その他
⇒部品、修理、中古車等のその他売上高は、153億3千2百万円(前年同期比 102.6%)
【中古クレーン】
・当中間期は、日本向け、海外向けともに減少。
・今後はグローバル化に注力。
【部品修理】
・当社は、修理用の部品売上を計上
(修理は、主に指定サービス工場や海外代理店が担当し、
指定サービス工場や海外代理店で売上計上)
・当中間期は、日本向けは増加、海外向けは横ばい。
門型油圧リフター:TB-1000
【門型油圧リフター】
・移動式クレーンや天井クレーンが使用できない屋内設備・
クリーンルーム ・トンネル などの特殊な環境においても、
重量物の搬入搬出・据付作業などを安全・効率的に実施。
26
その他
(百万円) その他売上高 (百万円) その他売上高
(中古クレーン、商品) 下期 (部品、修理他)
25,000 25,000 上期
下期
上期
21,046
20,000 20,000 19,288 19,201
18,095
10,938
15,000 15,000
9,792 9,720
9,121
11,122 10,860
10,000 8,795 9,117 10,000
5,595 6,025
4,153 4,912
5,000 5,000 10,108 10,932
9,495 8,973 9,481
4,642 5,527 4,834
4,205 4,399
0 0
15年度 16年度 17年度 18年度 19年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度
27
19年度業績予想
(単位:百万円)
18年度 19年度予想 タダノ
Demag 増減率
(従来ベース)
金額 比率 金額 比率 金額 比率 金額 比率
売上高 188,451 100.0% 228,000 100.0% 200,700 100.0% 27,300 100.0% 21.0%
営業利益 15,835 8.4% 10,000 4.4% 14,500 7.2% -4,500 -16.5% -36.8%
経常利益 15,604 8.3% 10,000 4.4% -35.9%
親会社株主当期純利益 11,462 6.1% 5,000 2.2% -56.4%
*19年度業績予想を10月30日付で修正しております。
中間 13.00円 中間 14.00円
1株当たり配当金 期末 13.00円 期末 14.00円
年間 26.00円 年間 28.00円 【19年度の経営方針】
①コアバリューの追求 「安全・品質・効率」
*19年度中間・期末配当には記念配当1円を含んでおります。
②中期経営計画(17-19)最終年度の仕上げと
設備投資額 14,458百万円 11,500百万円
2,984百万円 3,800百万円 次期中計の策定
減価償却費
為替レート(USD) 110.43円 108.00円(下期) ③「赤い矢印」への集中と
為替レート(EUR) 130.42円 120.00円(下期) 「黄色い矢印」への取り組み
※設備投資額にはリース資産分を含んでおります。 ④「青い矢印」の揺れへの備え(両様の構え)と
*下期為替レート(EUR)を10月30日付で修正しております。 競争激化 への対応
◆19年度海外売上高比率 55.5%
28
19年度業績予想(営業利益の増減要因)
売上が増加するも、費用の増加、Demag事業連結により、営業利益は58億円の減少。
(百万円) Demag事業
25,000
700 -200
4,600 -2,200
20,000 -4,235
15,835
-2,700
15,000
-1,800
10,000
10,000
5,000
0
18年度 物量 売価 為替 費用 その他 一時費用除く 一時費用 19年度
予想
29
19年度業績予想(製品別売上高)
建設用クレーン (単位:百万円)
(百万円)
車両搭載型クレーン
250,000 高所作業車 18年度 19年度予想 タダノ 比較増減
Demag
その他 (従来ベース)
228,000
金額 比率 金額 比率 金額 比率 金額 比率 金額 増減率
37,000 建設用
200,000 117,556 62.4% 153,100 67.1% 131,150 65.3% 21,950 80.4% 35,544 30.2%
188,451 クレーン
16,900 車両搭載型
31,907 20,667 11.0% 21,000 9.2% 21,000 10.5% 0 - 333 1.6%
クレーン
21,000
150,000 18,320 高所作業車 18,320 9.7% 16,900 7.4% 16,900 8.4% 0 - -1,420 -7.8%
20,667
その他 31,907 16.9% 37,000 16.2% 31,650 15.8% 5,350 19.6% 5,093 16.0%
100,000
合計 188,451 100% 228,000 100% 200,700 100% 27,300 100% 39,549 21.0%
153,100
◆海外売上高比率 48.5% → 55.5%
117,556
50,000
※建設用クレーン、日本向け及び海外向け売上高
日本 42,250 48,400 48,300 100 6,150 14.6%
0 海外 75,306 104,700 82,850 21,850 29,394 39.0%
18年度 19年度予想
*19年度業績予想を10月30日付で修正しております。
30
19年度業績予想(仕向地別売上高)
(百万円)
欧州 北米
中南米 アジア (単位:百万円)
150,000 中東 その他
18年度 19年度予想 タダノ 比較増減
Demag
(従来ベース)
126,500
金額 比率 金額 比率 金額 比率 金額 比率 金額 増減率
欧州 19,122 10.1% 27,800 12.2% 19,400 9.7% 8,400 30.8% 8,678 45.4%
27,800
北米 40,412 21.4% 57,200 25.2% 46,600 23.2% 10,600 38.9% 16,788 41.5%
100,000
91,381
中南米 1,445 0.8% 1,700 0.7% 1,600 0.8% 100 0.4% 255 17.6%
19,122
アジア 13,775 7.3% 13,700 6.0% 12,500 6.2% 1,200 4.4% -75 -0.5%
57,200
中東 6,156 3.3% 12,400 5.4% 6,600 3.3% 5,800 21.2% 6,244 101.4%
その他 10,469 5.6% 13,700 6.0% 12,650 6.3% 1,050 3.8% 3,231 30.9%
50,000 40,412
小計
1,700 91,381 48.5% 126,500 55.5% 99,350 49.5% 27,150 99.5% 35,119 38.4%
(海外計)
1,445 13,700
日本 97,069 51.5% 101,500 44.5% 101,350 50.5% 150 0.5% 4,431 4.6%
13,775
12,400
合計 188,451 100% 228,000 100% 200,700 100% 27,300 100% 39,549 21.0%
6,156
10,469 13,700 *19年度業績予想を10月30日付で修正しております。
0 ※左のグラフには日本を含んでおりません。
18年度 19年度予想 その他は、オセアニア、アフリカ、CIS。
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TOPICS ~LE世界№1に向けた生産能力の拡大~
◆新工場本格稼働開始(2019年8月) 新工場の概要
長期目標であるLE世界No.1の達成に向け、生産能 名称 香西工場
力の更なる拡大が必要と考え、2016年11月に県より 所在地 香川県高松市香西北町
高松港香西(西)地区埋立地の工業用地を取得。
敷地面積 約20万㎡ (約6万坪)
2017年11月に第1期工事に着手し、2019年4月竣工。
建物延床面積* 約4.7万㎡ (約1.4万坪)
2019年8月本格稼働開始。
投資額* 約215億円
従業員数* 約200人
* 第1期工事(2017年11月-2019年7月) 第2期工期は未定
新工場を瀬戸内海から撮影(2019年5月末) 完成披露式(2019年8月29日)
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TOPICS ~LE世界№1に向けた生産能力の拡大~
◆生産能力の拡大
志度工場では、RC月200台の生産が限界。
香西工場は、TC、大型RC(多軸車)を月40~50台生
産する能力を保有。
また品質向上のため、ブーム・シリンダ等の主要部品
を海外生産拠点に供給。
◆コンセプト
「Next Generation Smart Plant ~ 人と機械が調和 空調システム
し、次世代につながるスマート工場」をコンセプトとし、
無人搬送車や工場内の空調システム、その他最新鋭
の設備を導入し、生産性の大幅向上を目指す。
また完成した製品は、隣接する港からバージ船で神戸
港や横浜港への輸送が可能。
部品搬送機
バージ船 塗装ロボット
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TOPICS ~更なるグローバル化に向けた取り組み~
◆Demagクレーン事業の買収完了(2019年7月)
・取得価額:約215百万USD(約236億円)
※取得価額は事業価値評価金額であり、クロージング時点の純有利子負債及び運転資金等の価格調整を行う予定
・Terex社のグループブランドの一つであるDemagクレーン事業は、100 年以上の長い歴史を有し、大型のオールテ
レーンクレーンやクローラクレーンで世界有数のブランドとして定評がある。
新たにクローラクレーンを当社グループ製品のラインナップに加え、オールテレーンクレーン事業の更なる拡充を図
り、幅広いお客様ニーズに対応することを目指す。
・買収完了当日に、ドイツにてDay1イベントを開催。
Day1イベントでの社長挨拶 イベント後の集合写真
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