6395 タダノ 2020-07-31 15:00:00
2021年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年7月31日
上 場 会 社 名 株式会社タダノ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6395 URL https://www.tadano.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 多田野 宏一
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 (氏名) 吉田 耕三 (TEL) 087-839-5600
四半期報告書提出予定日 2020年8月7日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 43,213 7.0 △569 - △796 - △1,005 -
2020年3月期第1四半期 40,376 15.7 1,440 △36.7 1,356 △38.6 639 △64.5
(注) 包括利益 2021年3月期第1四半期 △2,598百万円( -%) 2020年3月期第1四半期 △84百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 △7.94 -
2020年3月期第1四半期 5.05 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 301,331 155,475 51.2
2020年3月期 312,047 159,609 50.8
(参考) 自己資本 2021年3月期第1四半期 154,333百万円 2020年3月期 158,631百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 14.00 - 14.00 28.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) 0.00 - - -
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
2020年3月期第2四半期末配当金の内訳 普通配当 13円00銭 創業100周年記念配当 1円00銭
2020年3月期期末配当金の内訳 普通配当 13円00銭 創業100周年記念配当 1円00銭
2021年3月期期末の配当予想につきましては、現時点では未定としております。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 88,000 △12.3 △2,100 - △2,500 - △3,100 - △24.48
通期 - - - - - - - - -
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
2021年3月期の通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響を適正かつ合理的に算定
することが困難なため、引き続き未定とし、今後、算定が可能となった時点で速やかに開示いたします。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) :無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 129,500,355株 2020年3月期 129,500,355株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 2,870,459株 2020年3月期 2,870,486株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 126,629,898株 2020年3月期1Q 126,630,289株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の
前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想
のご利用にあたっての注意事項等については、四半期決算短信(添付資料)4ページ「業績予想などの将来予測情報に関する説明」
をご覧ください。
(株)タダノ(6395)2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ················································· 2
(1)経営成績に関する説明 ························································· 2
(2)財政状態に関する説明 ························································· 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ··································· 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ················································· 5
(1)四半期連結貸借対照表 ························································· 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第 1 四半期連結累計期間 ························································ 7
四半期連結包括利益計算書
第 1 四半期連結累計期間 ························································ 8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
① 継続企業の前提に関する注記 ··················································· 9
② 株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記·································· 9
③ 四半期連結貸借対照表関係 ····················································· 9
④ セグメント情報等 ····························································· 9
⑤ 追加情報 ····································································· 10
⑥ 重要な後発事象 ······························································· 10
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(株)タダノ(6395)2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、設備投資
や輸出は低迷し、景気は極めて厳しい状況にあります。
海外においては、経済活動の再開が段階的に進む一方で、新型コロナウイルスの感染拡大、原油価
格の低迷や点在する地政学的リスクもあり、景気は極めて厳しい状況にあります。
私どもの業界は、日本では、緊急事態宣言発令に伴う建設工事中断等で稼働は一時的に低下し、需
要は大幅に減少しました。海外では、各国政府のロックダウン等の影響を受け、全ての地域で需要が
減少しました。
日本向け売上高は、建設用クレーン・車両搭載型クレーン・高所作業車が揃って減少し、170 億7
千1百万円(前年同期比 80.4%)となりました。海外向け売上高は、2019 年7月 31 日に買収を完了
した Demag ブランドのクレーン事業連結により、米州・欧州において増加し、261 億4千1百万円(前
年同期比 136.5%) となりました。この結果、総売上高は 432 億1千3百万円(前年同期比 107.0%)、
海外売上高比率は 60.5%となりました。
売上増加の一方で、Demag 製品を中心とした構成の変化により売上原価率は悪化、また経費削減に
努めたものの、Demag 事業連結の影響で販売費及び一般管理費は増加しました。営業利益は5億6千
9百万円の損失(前年同期 14 億4千万円の利益)、経常利益は7億9千6百万円の損失(前年同期 13
億5千6百万円の利益)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は 10 億5百万円の損失
(前年同期6億3千9百万円の利益)となりました。
さて、2018 年1月 19 日に公表しました米国排ガス規制の緩和措置に関する自己申告については、
現在、米国当局(環境保護庁・司法省)との協議が進行中です。協議の終了時期は見通せておりませ
んが、今後、開示が必要な事由が判明しましたら、適時適切に対応いたします。なお、現在は、最も
厳しい規制に適合するエンジンを搭載した建設用クレーンのみを販売しており、北米での販売に影響
は出ておりません。株主及び関係各位にご心配をおかけしますことをお詫び申し上げます。
セグメント別の状況は次のとおりです。なお、セグメント別とは、当社及び連結対象子会社の所在
地別の売上高・営業利益であり、仕向地別売上高とは異なります。
1)日本
日本向け売上は、建設用クレーン・車両搭載型クレーン・高所作業車が揃って減少しました。
また、海外向け売上も減少し、その結果、売上高は 281 億3千7百万円(前年同期比 76.3%)、
営業利益は 21 億7千9百万円(前年同期比 48.3%)となりました。
2)欧州
建設用クレーン売上は、建設用クレーンの需要が減少する中、Demag 事業連結により、売上高
は 171 億8百万円(前年同期比 164.6%)
、営業利益は 16 億3千万円の損失(前年同期 5 億3千
万円の営業損失)となりました。
3)米州
建設用クレーンの需要が減少する中、Demag 製品の寄与もあり、売上高は 115 億2千7百万円
(前年同期比 197.4%)
、営業利益は2億4千7百万円(前年同期1千1百万円の営業損失)とな
りました。
4)その他
建設用クレーンの需要が減少する中、売上高は 31 億4千5百万円(前年同期比 65.6%)
、営業
利益は8千9百万円の損失(前年同期は2億1千1百万円の営業利益)となりました。
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(株)タダノ(6395)2021年3月期 第1四半期決算短信
主要品目別の状況は次のとおりです。
1)建設用クレーン
日本向け売上は、需要が減少する中、59 億1千3百万円(前年同期比 76.5%)となりました。
海外向け売上は、すべての地域で需要が減少する中、Demag 事業連結により米州・欧州におい
て売上が増加し、206 億5千3百万円(前年同期比 131.8%)となりました。
この結果、建設用クレーンの売上高は 265 億6千7百万円(前年同期比 113.6%)となりまし
た。
2)車両搭載型クレーン
日本向け売上は、需要の減少により、39 億1千7百万円(前年同期比 76.0%)となりました。
海外向け売上は、3億5千5百万円(前年同期比 82.8%)となりました。
この結果、車両搭載型クレーンの売上高は 42 億7千3百万円(前年同期比 76.5%)となりま
した。
3)高所作業車
高所作業車の売上高は、レンタル業界向け需要の減少により、31 億4千7百万円(前年同期比
78.6%)となりました。
4)その他
部品、修理、中古車等のその他の売上高は、Demag 事業連結により、92 億2千4百万円(前年
同期比 124.8%)となりました。
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
(資産の状況)
総資産は、前連結会計年度末に比べ 107 億1千5百万円減少の 3,013 億3千1百万円となりまし
た。主な要因は、たな卸資産の増加 98 億円があったものの、受取手形及び売掛金の減少 189 億3
千1百万円があったことによるものです。
(負債の状況)
負債は、前連結会計年度末に比べ 65 億8千1百万円減少の 1,458 億5千5百万円となりました。
主な要因は、支払手形及び買掛金の減少 30 億4千万円や未払法人税等の減少 14 億1千4百万円が
あったことによるものです。
(純資産の状況)
純資産は、前連結会計年度末に比べ 41 億3千4百万円減少の 1,554 億7千5百万円となりまし
た。主な要因は、利益剰余金の減少 27 億7千8百万円や為替換算調整勘定の減少 18 億1千6百万
円があったことによるものです。
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(株)タダノ(6395)2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021 年3月期第2四半期(累計)の連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症による需要と生
産への影響を踏まえ、以下のとおりといたします。
なお、2021 年3月期の通期連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症による影響を適
正かつ合理的に算定することが困難なため、引き続き未定とし、今後、算定が可能となった時点で
速やかに開示いたします。
2021 年3月期第2四半期(累計)連結業績予想(2020 年4月1日~2020 年9月 30 日)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
四半期純利益
四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想(A) - - - - -
今回発表予想(B) 88,000 △2,100 △2,500 △3,100 △24.48
増減額(B-A) - - - - -
増減率(%) - - - - -
(ご参考)前期第2四半期実績
100,304 7,573 7,262 5,064 39.99
(2020 年3月期第2四半期)
なお、第2四半期の前提レートは 108.27 円/ドル、119.30 円/ユーロとしております。
上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。
実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
2021 年3月期の配当につきましては、第2四半期(累計)連結業績予想(2020 年4月1日~2020 年
9月 30 日)を踏まえ、第2四半期末配当を見送らせていただく予定です。なお、期末配当は、通期連
結業績予想を見通すことが困難なため、引き続き未定とさせていただきます。今後、通期連結業績予
想の開示が可能となった段階で、配当の見通しについてもあわせて開示いたします。
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(株)タダノ(6395)2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 57,075 60,262
受取手形及び売掛金 59,690 40,758
電子記録債権 4,035 4,345
商品及び製品 46,746 54,632
仕掛品 32,430 34,756
原材料及び貯蔵品 18,279 17,869
その他 12,194 7,806
貸倒引当金 △470 △495
流動資産合計 229,982 219,935
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 24,202 23,733
機械装置及び運搬具(純額) 9,465 10,718
土地 24,943 24,886
リース資産(純額) 1,197 1,118
建設仮勘定 2,676 1,568
その他(純額) 3,931 3,801
有形固定資産合計 66,417 65,827
無形固定資産 1,705 1,613
投資その他の資産
投資有価証券 5,994 6,435
繰延税金資産 6,871 6,621
その他 1,409 1,230
貸倒引当金 △333 △331
投資その他の資産合計 13,942 13,955
固定資産合計 82,064 81,396
資産合計 312,047 301,331
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(株)タダノ(6395)2021年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 34,370 31,329
電子記録債務 6,374 6,436
短期借入金 9,737 10,779
リース債務 1,022 976
未払法人税等 2,068 653
製品保証引当金 4,325 4,023
未払金 9,371 8,371
割賦利益繰延 111 126
その他 10,627 9,234
流動負債合計 78,009 71,931
固定負債
社債 40,000 40,000
長期借入金 9,850 9,816
リース債務 2,459 2,310
繰延税金負債 87 130
再評価に係る繰延税金負債 2,109 2,109
退職給付に係る負債 16,722 16,456
その他 3,199 3,100
固定負債合計 74,427 73,924
負債合計 152,437 145,855
純資産の部
株主資本
資本金 13,021 13,021
資本剰余金 16,853 16,853
利益剰余金 133,234 130,456
自己株式 △2,641 △2,640
株主資本合計 160,468 157,690
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △210 62
土地再評価差額金 1,270 1,270
為替換算調整勘定 △2,523 △4,339
退職給付に係る調整累計額 △374 △350
その他の包括利益累計額合計 △1,836 △3,356
非支配株主持分 977 1,141
純資産合計 159,609 155,475
負債純資産合計 312,047 301,331
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(株)タダノ(6395)2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 40,376 43,213
売上原価 30,003 33,846
割賦販売利益繰延前売上総利益 10,372 9,367
割賦販売未実現利益戻入額 14 45
割賦販売未実現利益繰入額 26 60
売上総利益 10,360 9,351
販売費及び一般管理費 8,919 9,921
営業利益又は営業損失(△) 1,440 △569
営業外収益
受取利息 21 21
受取配当金 59 58
その他 58 55
営業外収益合計 139 135
営業外費用
支払利息 79 124
為替差損 84 205
その他 60 32
営業外費用合計 224 362
経常利益又は経常損失(△) 1,356 △796
特別利益
固定資産売却益 5 112
特別利益合計 5 112
特別損失
固定資産除売却損 6 9
投資有価証券評価損 - 1
特別損失合計 6 11
税金等調整前四半期純利益又は
1,354 △694
税金等調整前四半期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 945 257
法人税等調整額 △222 57
法人税等合計 723 314
四半期純利益又は四半期純損失(△) 631 △1,009
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △7 △4
親会社株主に帰属する四半期純利益又は
639 △1,005
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
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(株)タダノ(6395)2021年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 631 △1,009
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △567 273
繰延ヘッジ損益 0 -
為替換算調整勘定 △182 △1,885
退職給付に係る調整額 33 23
その他の包括利益合計 △715 △1,588
四半期包括利益 △84 △2,598
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △72 △2,525
非支配株主に係る四半期包括利益 △12 △73
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(株)タダノ(6395)2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
① 継続企業の前提に関する注記
該当事項はありません。
② 株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記
該当事項はありません。
③ 四半期連結貸借対照表関係
(偶発債務)
厳格化する米国のディーゼルエンジン排ガス規制に製造業者が柔軟に対応できるよう設けられた規
制の段階的緩和措置に対して、当社グループとしてその要請の一部を満たしていない可能性があるこ
とが判明し、米国子会社2社が米国環境保護庁へその旨を自己申告いたしました。現在、米国当局(環
境保護庁・司法省)との協議が進行中で、協議の終了時期は見通せておりません。
当事実が今後の当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす
可能性がありますが、現時点ではその影響額を合理的に見積ることは困難であるため、四半期連結財
務諸表には反映しておりません。
④ セグメント情報等
(セグメント情報)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019 年4月1日 至 2019 年6月 30 日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連
その他 調整額 結損益計
合 計 算書計上
日 本 欧 州 米 州 計 (注)1 (注)2
額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 25,202 4,723 5,725 35,651 4,725 40,376 - 40,376
セグメント間の内部売上高又は振替高 11,659 5,668 113 17,441 69 17,511 △17,511 -
計 36,861 10,392 5,838 53,092 4,794 57,887 △17,511 40,376
セグメント利益又は損失(△) 4,515 △530 △11 3,973 211 4,184 △2,743 1,440
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、アジア及びオセアニア等の現地法
人の事業活動を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額には、主なものとして、セグメント間未実現利益調整額△2,749 百万
円が含まれております。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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(株)タダノ(6395)2021年3月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020 年4月1日 至 2020 年6月 30 日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連
その他 調整額 結損益計
合 計 算書計上
日 本 欧 州 米 州 計 (注)1 (注)2
額(注)3
売上高
外部顧客への売上高 18,784 10,022 11,376 40,183 3,029 43,213 - 43,213
セグメント間の内部売上高又は振替高 9,352 7,086 151 16,590 115 16,706 △16,706 -
計 28,137 17,108 11,527 56,773 3,145 59,919 △16,706 43,213
セグメント利益又は損失(△) 2,179 △1,630 247 796 △89 706 △1,276 △569
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、アジア及びオセアニア等の現地法
人の事業活動を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額には、主なものとして、セグメント間未実現利益調整額△1,287 百万
円が含まれております。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
⑤ 追加情報
新型コロナウイルス感染症は、経済及び事業活動に広範な影響を与える事象であり、今後の広がり
方や収束時期等について予想を行うことは困難であります。本感染症が当社グループの会計上の見積
りに与える影響は軽微であると仮定しておりますが、この仮定は不確実性が高く、今後の状況によっ
て当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
⑥ 重要な後発事象
(多額な資金の借入)
当社は、 新型コロナウイルス感染拡大の影響の長期化に備え、 金融機関との当座貸越契約に基づき、
総額 15,000 百万円の借入を実行しております。うち 2,500 百万円については株式会社百十四銀行よ
り 2020 年6月 30 日に借入を実行しており、当第1四半期決算日後に実行した借入は以下のとおりで
あります。
1.資金の使途
運転資金
2.借入先の名称
株式会社みずほ銀行、株式会社三菱 UFJ 銀行、株式会社三井住友銀行
3.借入金額、借入条件
借入金額 12,500 百万円
借入金利 基準金利+スプレッド
4.借入の実施時期、返済期限
借入実行日 2020 年7月3日
返済期限 2021 年7月3日及び 2021 年7月5日
5.担保提供資産
無し
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(株)タダノ(6395)2021年3月期 第1四半期決算短信
(無担保社債の発行)
当社は、2019 年 10 月 16 日開催の当社取締役会決議に基づき、以下のとおり国内普通社債を発行い
たしました。
1.銘柄
株式会社タダノ第8回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
2.発行総額
10,000 百万円
3.発行価額
額面 100 円につき金 100 円
4.利率
年 0.280%
5.償還期限
2025 年7月 17 日
6.払込期日
2020 年7月 17 日
7.資金の使途
生産設備の維持更新等に係る設備投資資金及びクレーン製造に対する材料費支払等の一般資金
(一般運転資金)
(コミットメントライン契約の締結)
当社は、新型コロナウイルス感染拡大の影響の長期化に備え、以下のとおり新たなコミットメント
ライン契約を締結いたしました。
1.資金の使途
運転資金
2.契約先の名称
株式会社みずほ銀行、株式会社三菱 UFJ 銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社百十四銀行
3.借入極度額
28,000 百万円
4.契約期間
2020 年7月 31 日~2023 年7月 31 日
5.担保提供資産
無し
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