6390 加藤製 2019-11-12 15:00:00
2020年3月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]
2020年3月期 第2四半期
2018年5月14日
決算説明資料
株式会社 加藤製作所
2019年11月12日
株式会社加藤製作所
目次 Progress To The Next Stage
Ⅰ.2020年3月期 第2四半期 連結決算概要
1. 連結業績サ マリー P. 2
2. 連結業績推移 P. 3 - P. 4
3. 連結損益計算書 P. 5
4. 営業利益の増減分析 P. 6
5. 連結貸借対照表 P. 7
6. 連結キャッシ ュ・ フロ ー計算書 P. 8
7. 連結主要品目別売上高推移 P. 9 - P. 1 2
8. 連結仕向地別売上高推移 P. 1 3
Ⅱ.2020年3月期 連結業績予想 P. 1 4
Ⅲ.TOPICS P. 1 5 -P. 1 8
1
連結業績サマリー Progress To The Next Stage
国内売上高は、クレーン・油圧ショベルともに増加。海外売上高は、中国における販売が大幅に減少
工場移管作業に伴う一時的な生産効率の悪化及び工場増設に伴う減価償却費の増加により利益率は減少
(単位:百万円)
※1
前期実績 当期実績 前年同期比
(2019年3月期 第2四半期) (2020年3月期 第2四半期) ()内は増減率
売上高 42,283 41,889 △393
(△0.9%)
営業
利益 2,590 686 △1,903
(△73.5%)
経常
利益 3,076 432 △2,644
(△85.9%)
親会社株主
当期純利益 2,008 △51 △2,060
(-)
1株当たり 中間 47.50 中間 15.00 2
配当金 期末 47.50 期末 15.00 ※2
(円)
年間 95.00 年間 30.00 ※
※1 非連結子会社であったKATO IMER S.p.A.及びKATO EUROPE B.V.は、第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
2
※2 2020年3月期の期末・年間配当金予想額。
連結業績推移 Progress To The Next Stage
(単位:百万円)
売上高 営業利益・営業利益率
3
連結業績推移 Progress To The Next Stage
(単位:百万円)
経常利益 親会社株主当期純利益
4
連結損益計算書 Progress To The Next Stage
(単位:百万円)
2019年3月期 第2四半期 2020年3月期 第2四半期 前年同期比
金額 比率 金額 比率 増減額 増減率
売上高 42,283 100.0% 41,889 100.0% △ 393 △0.9%
売上原価 35,506 84.0% 36,416 86.9% 909 2.6%
売上総利益 6,776 16.0% 5,473 13.1% △ 1,302 △19.2%
販管費 4,186 9.9% 4,786 11.4% 600 14.3%
営業利益 2,590 6.1% 686 1.6% △ 1,903 △73.5%
営業外損益 486 1.2% △ 254 △0.6% △ 740 -
経常利益 3,076 7.3% 432 1.0% △ 2,644 △85.9%
特別損益 170 0.4% △ 297 △0.7% △ 467 -
税前利益 3,246 7.7% 135 0.3% △ 3,111 △95.8%
法人税等 1,128 2.7% 151 0.4% △ 976 △86.6%
非支配株主当期純利益 109 0.3% 34 0.1% △ 74 △68.3%
親会社株主当期純利益 2,008 4.8% △ 51 △0.1% △ 2,060 -
売上高 販管費
→ 連結売上高は、前年同期比で0.9%減少 → 展示会等の販売促進費用及び工場増設に伴う減価償却費の増加と、
→ 海外売上高比率は、前年同期33.2%から26.4%へ減少 新規2社連結した影響により600百万円増加
営業外損益 経常利益及び親会社株主当期純利益
→ 当期の営業外収益は、281百万円(前年同期659百万円) → 経常利益は、前年同期比2,644百万円減少
→ 営業外費用は、為替差損336百万円を計上したため、 → 当期の特別利益は、土地売却益207百万円を計上したため、
536百万円(前年同期173百万円) 229百万円(前年同期177百万円)
→ 当期の特別損失は、工場移転費用483百万円を計上したため、
527百万円(前年同期7百万円)
5
→ 親会社株主当期純利益は、前年同期比2,060百万円減少
営業利益の増減分析 Progress To The Next Stage
(単位:百万円)
営業利益 増 減 要 因
・ 物 量 の 増 加 に より 1,351百万円
・ 売 価 / 原 価 / 製 品 構 成 の 変 動 に より △2,550百万円
・ 為 替 の 変 動 に より △103百万円 686百万円
・ 販 管 費 の 増 加 に より △600百万円
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連結貸借対照表 Progress To The Next Stage
(単位:百万円)
2019年3月期 2020年3月期 第2四半期 前期末比
金額 比率 金額 比率 増減額
手許資金 14,255 11.4% 12,712 10.0% △ 1,542
流 売上債権 42,917 34.2% 41,995 33.0% △ 922 売上債権の減少
動 42,917百万円 → 41,995百万円
たな卸資産 42,556 33.9% 44,035 34.6% 1,479
資 → 売上債権回転期間は0.4日改善
資 産 その他 △ 1,733 △1.4% △ 2,387 △1.9% △ 653
(19/3月期 :183.4日
産 流動資産計 97,995 78.0% 96,356 75.6% △ 1,639
20/3期 2Q :183.0日)
の 固 有形固定資産 21,243 16.9% 24,269 19.1% 3,025 → 新規連結により1,478百万円増加
部 定 無形固定資産 756 0.6% 755 0.6% △1
資 投資その他の資産 5,560 4.4% 6,005 4.7% 444
産
たな卸資産の増加
固定資産計 27,561 22.0% 31,029 24.4% 3,468 42,556百万円 → 44,035百万円
資産合計 125,557 100.0% 127,386 100.0% 1,828 → たな卸資産回転期間は9.9日悪化
(19/3月期 :181.9日
仕入債務 25,090 20.0% 23,765 18.7% △ 1,324 20/3期 2Q :191.8日)
負 負 有利子負債 34,889 27.8% 40,864 32.1% 5,975 → 新規連結により1,792百万円増加
債 債 その他 7,080 5.6% 6,073 4.8% △ 1,007
・ 負債計 67,060 53.4% 70,703 55.5% 3,643
純
有利子負債の増加
利益剰余金 45,480 36.2% 44,782 35.2% △ 697 34,889百万円 → 40,864百万円
資 純
評価換算差額等 1,980 1.6% 851 0.7% △ 1,129 → 生産体制再編に伴う工場増設
産 資
その他 11,036 8.8% 11,047 8.7% 11 → 新規連結により2,025百万円増加
の 産
部 純資産計 58,496 46.6% 56,682 44.5% △ 1,814
負債・純資産計 125,557 100.0% 127,386 100.0% 1,828
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連結キャッシュ・フロー計算書 Progress To The Next Stage
(単位:百万円)
2019年3月期 第2四半期 2020年3月期 第2四半期
金額 金額
税前利益 3,246 135
減価償却費 714 974
売上債権増減額 3,028 1,511
営業キャッシュフロー たな卸資産増減額 △ 4,628 △ 958
仕入債務増減額 2,490 △ 2,378
その他 △ 1,310 364
営業キャッシュフロー計 3,540 △ 350
固定資産取得 △ 1,975 △ 4,392
投資キャッシュフロー その他 117 3 固定資産の取得
投資キャッシュフロー計 → 新工場建設及び既存工場の増設
△ 1,858 △ 4,389
有利子負債増減額 157 3,819
財務キャッシュフロー その他 △ 336 △ 514 有利子負債の増加
財務キャッシュフロー計 △ 178 3,304
→ 工場増築及び生産設備資金として
換算差額
借入
△ 54 △ 205
増減額
増減額計 1,449 △ 1,640
現金及び現金同等物の期首残高 18,055 14,255
新規連結に伴う
- 97
現金及び現金同等物の増加額
現金及び現金同等物の期末残高 19,504 12,712
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連結主要品目別売上高推移 Progress To The Next Stage
(単位:百万円)
2018年3月期 第2四半期 2019年3月期 第2四半期 2020年3月期 第2四半期 前年同期比
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率
建設用クレーン
国内売上高 22,573 51.8% 21,483 50.8% 23,971 57.2% 2,487 11.6% 国内売上高は増加
海外売上高 3,690 8.5% 3,839 9.1% 2,804 6.7% △ 1,035 △27.0%
→ 建設用クレーン:小型機種を中心に販売が増加
計 26,264 60.3% 25,323 59.9% 26,776 63.9% 1,452 5.7%
油圧ショベル等
→ 油圧ショベル等:ショベルの販売は増加
国内売上高 8,933 20.5% 6,318 15.0% 6,451 15.4% 133 2.1% ミニショベルは前年同期並み
海外売上高 7,825 17.9% 10,162 24.0% 8,243 19.7% △ 1,918 △18.9%
計 16,759 38.4% 16,480 39.0% 14,695 35.1% △ 1,785 △10.8% 海外売上高は減少
その他
国内売上高
→ 建設用クレーン:アジア地域の経済低迷により、
574 1.3% 438 1.0% 418 1.0% △ 20 △4.6%
海外売上高 0 0.0% 39 0.1% 0 0.0% △ 39 △99.3% 東南アジア向けラフテレーンクレーンの
計 575 1.3% 478 1.1% 418 1.0% △ 59 △12.5% 販売が減少
合計 → 油圧ショベル等:中国の経済低迷により、
国内売上高合計 32,081 73.6% 28,240 66.8% 30,841 73.6% 2,600 9.2% 中国国内向けショベル・ミニショベルの
海外売上高合計 11,517 26.4% 14,042 33.2% 11,048 26.4% △ 2,994 △21.3%
販売が大幅に減少
計 43,599 100.0% 42,283 100.0% 41,889 100.0% △ 393 △0.9%
主要品目別売上高推移 国内外売上高推移
(単位:百万円) (単位:百万円)
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連結主要品目別売上高推移(建設用クレーン) Progress To The Next Stage
【主要製品紹介】 (単位:百万円)
ラフテレーンクレーン 売上高推移
• 1つの運転室で走行とクレーン操作が可能
• 不整地走破性と小回り性に優れたクレーン
• 国内向け (4.9t~80t 7機種)
• 国外向け (13t~70t 8機種)
オールテレーンクレーン
• 走行用とクレーン操作用でそれぞれ独立した運転室を持つ
• 高速走行性と不整地走破性を兼ね備えたクレーン
• 国内向け (110t~400t 5機種)
• 国外向け (130t 1機種)
国内
クローラクレーン → 構造規格の変更による製造規制に伴い、旧規格適合機種の
駆け込み需要が増加し、売上高は2,487百万円の増加
• 1つの運転室で走行とクレーン操作が可能
• ラチスブームの組み合わせにより多様な現場に対応可能 海外
→ 中国経済の低迷の影響が、アジア地域全般の経済にも影響
• 国内向け (50t~200t 6機種) を与えたため需要が減少し、売上高は1,035百万円の減少
• 国外向け (55t~300t 7機種)
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連結主要品目別売上高推移(油圧ショベル等) Progress To The Next Stage
【主要製品紹介】 (単位:百万円)
油圧ショベル 売上高推移
• クローラ式走行部を有する掘削機械
• 不特定の場所を自走できる
• 頑丈で操作性が良い
• 国内向け (8t~30t 6機種)
• 国外向け (8t~38t 12機種)
ミニショベル
• 小型の油圧ショベル
• 小回りが効くため、多様な現場で活用可能
• 国内向け (0.9t~8t 15機種)
• 国外向け (0.9t~13t 17機種)
国内
クローラキャリア → 排ガス規制前駆け込み需要の反動減がなくなるも、工場移転
等に伴う生産の遅延から、売上高は133百万円の微増
• 不特定の場所を自走できる運搬機械
• 作業効率が良く多彩な現場で活用可能 海外
→ 中国国内の需要が大幅に減少したことによりショベル・ミニショベ
• 国内向け (3.7t~11t 6機種) ルともに売上が減少し、加えて欧米向けのクローラキャリアは生
• 国外向け (3.7t~11t 4機種) 産遅延により売上が減少し、売上高は1,918百万円の減少
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連結主要品目別売上高推移(その他) Progress To The Next Stage
【主要製品紹介】 (単位:百万円)
路面清掃車 売上高推移
• 高い清掃能力とコンパクト化を両立
• 人に優しい低騒音・高効率スイーパ
• 国内向け(2機種)
• 国外向け(個別対応)
万能吸引車
• 汚泥から粉粒体まで、多様な吸引車
• 小型から大型まで多機種を取り揃えた多彩なラインナップ
• 国内向け(9機種)
• 国外向け(個別対応)
スノースイーパ 売上高の減少
→ 各製品とも前年同期比ほぼ横ばい
• 強力なブラシ&ブロー式を採用 売上高は59百万円の減少
• スピーディで効率の良い除雪作業を実現
• 国内向け(5機種)
• 国外向け(個別対応)
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連結仕向地別売上高推移(日本除く) Progress To The Next Stage
(単位:百万円)
アジア向け販売の減少
→ 中国向けショベル・ミニショベルが中国経済の低迷
及び中国メーカーの台頭により減少
欧州向け販売の増加
→ 新規2社連結に伴い売上が増加
(単位:百万円)
2018年3月期 第2四半期 2019年3月期 第2四半期 2020年3月期 第2四半期 前年同期比
総売上高構成比
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率
アジア 7,761 67.4% 10,194 72.6% 7,266 65.8% △ 2,928 △28.7% 17.3%
中近東 526 4.6% 405 2.9% 199 1.8% △ 205 △50.7% 0.5%
欧州 1,129 9.8% 785 5.6% 1,760 15.9% 974 124.1% 4.2%
オセアニア 204 1.8% 409 2.9% 141 1.3% △ 267 △65.3% 0.3%
アフリカ 44 0.4% 273 1.9% 59 0.5% △ 214 △78.4% 0.1%
北米・中南米 1,850 16.1% 1,973 14.1% 1,620 14.7% △ 353 △17.9% 3.9%
海外売上高合計 11,517 100.0% 14,042 100.0% 11,048 100.0% △ 2,994 △21.3% 26.4%
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2020年3月期 連結業績予想 Progress To The Next Stage
(単位:百万円)
2019年3月期
2020年3月期
第2四半期
業績結果 業績予想
売上高 41,889 83,000
営業利益 686 1,400
経常利益 432 1,100
親会社株主当期純利益 △ 51 400
売上高 (単位:百万円)
営業利益 (単位:百万円)
(20/3月期 予想)
(20/3月期 予想)
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TOPICS Progress To The Next Stage
MR-250Rf PREMIUM 新発売
業界No.1の安全性と環境に優しいラフテレーンクレーンを目指す
~2019年7月より~
6段スーパーブームとMRシリーズ初の空中振出式
ジブ(EJIB TYPE S)を採用
平成26年ディーゼル特殊自動車排出ガス規制
適合エンジンを搭載し、低騒音型建設機械の指
定を取得
ABS(アンチロックブレーキシステム)やKATO
セーフティビューシステムを装備し、走行安全機能
を向上
復活の要望が高かったサーチャフックを設定、
構内作業等の狭い現場で威力を発揮
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TOPICS Progress To The Next Stage
HD308US-7 新発売
低燃費で力強い作業性と抜群の操作性で作業効率の大幅アップを図る
~2019年8月より~
特定特殊自動車排出ガス2014年(平成26年)基準
に適合した新エンジンを搭載
NETIS VE評価の燃費低減システムを採用
新型操作グリップにより操作力を25%低減し、グリップ
形状を見直し握りやすく、長時間の作業でも楽に操作
が可能
新型コントロールバルブ・新型ポンプの採用により、操作
フィーリングに磨きをかけ、サイクルタイムが13%向上
(Pモード時HD308VS-6Aとの90°旋回捨て掘り時での比較)
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TOPICS Progress To The Next Stage
群馬工場増設工事の竣工・稼動
横浜工場の移転に伴い、群馬工場の増設工事を進めておりましたが、
2019年7月4日竣工し、8月より稼動を開始しました。
群馬工場は、閉鎖する横浜工場からクローラクレーン、クローラキャリア、ミニショベル、
林業機械等の生産を移管し、当社最大規模の工場となります。
生産設備とともに設計部門も移管し、設計・製造部門が一体となり、迅速かつ効
率的な生産・開発体制構築を進めてまいります。
群馬工場概要
所在地:群馬県太田市東新町823
工場敷地面積:215,365㎡
従業員:約400名
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TOPICS Progress To The Next Stage
固定資産(工場等用地)取得
今後のさらなる事業拡大ならびに生産及び物流の効率化を図るため、茨城港常陸
那珂港区に工場建設用地を取得することといたしました。
港湾区内で製造(完成品の組立作業等)を行うことで、大型建設機械の輸出の
利便性が高まります。
物件概要
所在地:茨城県ひたちなか市大字長砂字渚163番70
面 積:29,312.69㎡
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注意事項・お問合せ先 Progress To The Next Stage
本 資 料 に 記 載 されて いる現 在の計画 や今後 の見通 しに 関す る内 容に
つ き ま し て は 、 当 社が現在 入手し て いる情報及 び合理 的であると 判断
す る 一 定 の前 提 に基 づい て 、計画 ・予想し た も の で あ り ま す 。実際 の 業
績 等 は 、 様々 な要 因 に より 大 きく 異 なる可能 性があり ま す。そのた め、
本 資 料 に おき ま し て は、その 実現を確約あるいは 保証す るものではござ
いません。
お問合せ先
株式会社加藤製作所
総務人事部 IR担当
〒140-0011 東京都品川区東大井1-9-37
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