6390 加藤製 2021-05-14 15:00:00
特別損失の計上、繰延税金資産の取崩し及び通期連結業績予想値と実績値の差異に関するお知らせ [pdf]

                                                                          2021 年 5 月 14 日
各   位
                                    上場会社名              株式会社 加藤製作所
                                    代表者                代表取締役社長 加藤 公康
                                    (コード番号             6390)
                                    問合せ先責任者            取締役執行役員財務統括部長            小西       二郎
                                    (TEL               03-3458-1130)



             特別損失の計上、繰延税金資産の取崩し及び
           通期連結業績予想値と実績値の差異に関するお知らせ

 当社は2021年3月期におきまして、特別損失の計上、繰延税金資産の取崩しを行うとともに、2020年11月12日に公表い
たしました2021年3月期の通期連結業績予想と、本日公表の実績値に差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいた
します。
                                        記
1.特別損失の計上について
 「固定資産の減損に係る会計基準」  に基づき、当社及び当社グループの保有する固定資産について将来の回収可能性を
検討した結果、当社が保有する固定資産(ホテル)については、 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により収益性
の低下がみられるため、704 百万円を減損損失として特別損失に計上いたしました。


2. 繰延税金資産の取崩しについて
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響等、今後の業績動向を踏まえ、    繰延税金資産の回収可能性について慎重に
検討した結果、当社の繰延税金資産を取崩し、法人税等調整額として 2,941 百万円を計上いたしました。


3.2021 年 3 月期通期連結業績予想値と実績値の差異(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)

                                                              親会社株主に
                                                                            1 株当たり
                       売上高         営業利益           経常利益         帰属する
                                                                            当期純利益
                                                              当期純利益
                             百万円            百万円         百万円         百万円              円   銭

前回発表予想(A)                60,000     △2,600         △2,500       △2,700         △230.42

実績値(B)                   58,519     △2,810         △1,921       △5,738         △489.75

増減額(B-A)                 △1,480         △210            578     △3,038

増減率(%)                    △2.5      ―              ―            ―
(ご参考)前期実績
                         77,894         △282           △444     △1,329         △113.50
(2020 年 3 月期)

修正の理由
 通期の連結業績につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、    需要の回復は遅れるものと見込
んでおりましたが、その回復の速度は想定よりも遅く、売上高につきましては、国内及び海外において前回予想を下回る
結果となりました。
 利益面につきましては、売上高の減少により売上総利益が想定より下回り、    経費削減に努めましたが営業利益は想定を
下回りました。経常利益は貸倒引当金戻入、製品保証引当金戻入が想定を上回ったことにより、    前回予想を上回りました。
親会社株主に帰属する当期純利益は上記に記載のとおり、 固定資産(ホテル)の減損損失 704 百万円を計上した事と、当社
の繰延税金資産を取崩し、想定を上回る法人税等調整額 2,941 百万円を計上した事により、前回予想を下回る結果となり
ました。
                                                                                   以         上