6380 オリチエン工業 2020-12-10 15:45:00
事業の現状、今後の展開等について [pdf]

                                                  2020 年 12 月 10 日
各    位


                                 会 社 名    オリエンタルチエン工業株式会社
                                 代表者名     代表取締役社長         西村      武
                                         (コード番号:6380    東証第二部)
                                 問合せ先     管理部 マネージャー 金谷         武志
                                               (TEL    076-276-1155)



                  事業の現状、今後の展開等について


    当社は、下記のとおり、事業の現状および今後の展開等について、株式会社東京証券取引所に対
し、
 同社有価証券上場規程第 601 条第1項第4号 a 本文に定める書面を提出いたしましたので、 お
知らせいたします。
    本書面の提出により、2021 年6月末日までのいずれかの月において、月間平均時価総額および月
末時価総額が 10 億円以上になった場合は、上場廃止基準に該当しないこととなります。
    当社はこの度、時価総額基準に抵触いたしましたが、下記「2.今後の展開について」に記載い
たしました「中期経営計画」の推進により、業績の向上を図り、市場の信頼を回復することで、今
後も東京証券取引所市場第二部上場を維持するよう努めて参る所存であります。


                          記


1. 事業の現状について
    (1) 経営の基本方針
         当社は、
            「仕事に科学と人間性を尊重せよ」「視野は広く製品は常に一流品を」「夢と若
                           、                、
     さとファイトを持て」を企業理念に掲げ、各種産業を支える伝動用ローラチェーン等の供給
     を通じて「お客様、私達や家族、さらに社会の発展に貢献する」ことが会社の目的であり使
     命であると考えております。
         「世界一のチェーンをつくる」「お客様に安心・安全を供給する」「社会から信頼される
                       、               、
     製品、信頼される会社をつくる」をモットーに高品質かつ価値ある製品の供給を行うことに
     より、伝動と搬送の未来を創造してゆくことを経営の基本方針としております。


    (2) 当社事業の現状
         当社は、チェーン関連、金属射出成形関連の製品の製造販売を主とした事業活動を展開し
     ております。
         (チェーン事業)
         伝動用ローラチェーン(標準型ローラチェーン、特殊型ローラチェーン、超小型チェーン
         等)
          、コンベヤチェーン(標準型コンベヤチェーン、特殊型コンベヤチェーン、ケーブル
         チェーン等)
              、スプロケット類(標準型スプロケット、特殊型スプロケット、チェーンカ
                         - 1 -
          ップリング等)
                、搬送装置等の製造販売を行っております。
          (金属射出成形事業)
          金属射出成形加工による精密機器関連部品等の製造販売を行っております。
          (その他事業)
          OCMビルを賃貸しております。


    (3) 業績の推移および概況
         ① 業績の推移                                                                                     (単位:百万円)
                                                                                                 2021 年 2022 年 2023 年
             2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 2016 年 2017 年 2018 年 2019 年 2020 年
 区   分                                                                                           3月期 3 月期 3 月期
             3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3 月期
                                                                                                 (計画) (計画) (計画)

売    上   高 3,386 2,450 3,113 3,291 3,080 3,227 3,443 3,456 3,252 3,413 3,580 3,265 2,801 3,121 3,355
営 業 利 益 ▲133 ▲301             91     55     73     89    146    138     82    100    117     14   ▲22     118    169
経 常 利 益 ▲163 ▲297            132     26     53     73    148    127     85     92    124     15   ▲21     111    173
当期純利益 ▲228 ▲304               75     19     52     58    127    114    157     57     80    ▲5    ▲22       66   104
純    資   産     989    711    812    829    902    970 1,137 1,183 1,366 1,411 1,469 1,425 1,388 1,439 1,494
総    資   産 3,363 3,293 3,285 3,518 3,359 3,498 3,505 3,509 3,514 3,466 3,771 3,833 3,756 3,831 3,907


         ② 業績の概況
          2020 年3月期におけるわが国経済は、上期までは緩やかな回復基調で推移したとみられま
         すが、下期に入り消費税率引き上げや日韓関係の悪化、米中貿易摩擦の長期化に伴う不透明
         感の高まり等から設備投資を控える動きが見られるようになり景気の減速感が強まりまし
         た。海外においても米国政権の保護貿易的な政策の長期化や中東アジア地域における地政学
         リスクの高まり等海外情勢の不安定さも継続しており、また、世界的に感染拡大が続いてい
         る新型コロナウイルス感染症による影響も懸念され、先行きは依然として不透明な状況が見
         込まれます。
          このような状況下にあって当社は、市場の多様なニーズへの対応力を高め、受注拡大に向
         けての製品の差別化や、工場の生産性を高める取組みを継続してまいりましたが、景気減速
         の影響を受け、一部食品機械業界、包装機械業界で受注増加が見られたものの、搬送機械業
         界、工作機械業界を中心に全体的な減少となり、海外においては北米向けが大幅に減少しま
         した。
          以上の結果、前期における売上高は 3,265 百万円と前々期に比べ 314 百万円減少(前期比
         8.8%減少)となり、営業利益は 14 百万円(前期比 87.6%減少)
                                            、経常利益は 15 百万円(前
         期比 87.9%減少)、当期純損失は 5 百万円(前期比 106.3%減少)となりました。
          業績の推移につきましては、2009 年3月期および 2010 年3月期におきましてリーマンシ
         ョックの影響により、大幅な純損失を計上するにいたりましたが、2011 年3月期以降 2019
         年3月期までの9期間につきましては、営業利益、経常利益、純利益を計上し黒字経営を継
         続しております。一方、2020 年3月期につきましては、当期純損失を計上するにいたりまし
         たが、2017 年3月期には累積損失は解消され、復配に向けての十分な繰越利益剰余金を確保
         (図1参照)しつつあり、2022 年3月期の復配を目標に掲げ、全社一丸となり各種取組を強
         化してまいります。




                                                        - 2 -
                    図1.売上高、損益、繰越利益剰余金の推移


2. 今後の展開について
  当社は、2021 年3月期を初年度とする3か年中期経営計画を策定し、2020 年4月より新たに
 取り組みを開始しました。3年後の 2023 年3月期までの経営目標および展開は以下の通りとな
 ります。
 (1) 経営目標
   ① 売上高        2023 年3月期 売上高 3,355 百万円(2020 年3月期比 2.7%増加)
   ② 利      益   2023 年3月期 経常利益 173 百万円、当期純利益 104 百万円
   ③ 生産性        一人当たり生産性 30%向上
   ④ 財      務   棚卸資産の圧縮 2億円
   ⑤ 配      当   2022 年3月期 復配目標
   ⑥ 利益計画                                                     (単位:百万円)

       区    分     2020 年3月期     2021 年3月期     2022 年3月期     2023 年3月期
                      実績            計画            計画            計画
   売    上   高           3,265         2,801         3,121         3,355
   営業利益                   14           ▲22           118           169
   経常利益                   15           ▲21           111           173
   当期純利益                 ▲5            ▲22            66           104
   ※利益計画につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因に
   より計画値と大きく異なる可能性があります。




                                   - 3 -
(2) 今後の展開
      ①    チェーン事業の営業活動強化による売上高の増加
           チェーン事業における国内営業につきましては、当社ブランドネームである「OCM」
      をご存じない、または、当社の製品をお使いになられたことがないお客様に対し、当社の
      8品種のナンバーワン、オンリーワン製品(表1参照)の提案を突破口として新規顧客の
      開拓を積極的に推し進めることにより、更なるブランドネームの浸透を図ってまいります。
      また、「お客様が求めているものは何か」ということを見極めるために最終ユーザーの声
      を聴く営業活動を展開し、現行製品の改良や新製品開発に繋げてまいります。
           海外営業につきましては、今までは標準品の販売が大半でありましたが、自動車関連業
      界向けの特殊チェーンの増販に加えて国内営業と同様に各種業界向けの特殊用途チェー
      ンの拡販を図ってまいります。また、現在 17%の当社輸出比率を将来的に 25%~30%まで引
      き上げることを目標として、地域(北米、アジア、EU、豪州、その他地区)別に現地法
      人の立ち上げ等の販売戦略を構築し海外展開を加速させます。


                    表1.当社のナンバーワン、オンリーワン製品
NO.         製品名                  特徴                    使用用途・使用例

                    ・オイルポート付ブシュを使用すると、通常のチェーン
                     に比べ寿命が 30%向上します。
                                               ・標準チェーンでは摩耗伸びが
          オイルポート付   ・ブシュにこのオイルポート(孔)を付けることで、潤滑
                                                大きくなるような厳しい環境
1         高精度ソリッド    油給油効果が向上し、摩耗伸びが抑えられ寿命が大き
                                                下で使用する場合に効果を発
          ブシュチェーン    く向上します。
                                                揮
                    ・高精度ソリッドブシュにオイルポートを付けるこの技
                     術は当社だけの独自技術です。

                    ・世界最小サイズのチェーンです。(ピッチ 3.175mm)
                    ・大手精密機器メーカーの内視鏡に採用されており、高
                     い寸法精度が求められます。製造時にはミクロンオー
           S10ミニ
2                    ダーの精度が要求され、当社の高い製造技術がここに ・内視鏡操作部用チェーン
           チェーン
                     活かされています。
                    ・医療用内視鏡操作部に使用され、内視鏡チェーンでは
                     世界シェアの 70%を占めています。


                    ・耐食性を高めるために開発されたチェーンです。
                    ・三種の特殊なコーティング被膜で保護されており、被
                                                    ・屋外で使用される番重搬送コ
                     膜が傷付いても自己修復性があるため被膜が元に戻
                                                     ンベヤ
                     り、高い耐食性を発揮します。
                                                    ・製鉄所内の水蒸気・ダスト雰
                    ・当社の耐食性試験(塩水噴霧試験)において、ニッケル
          TLH高耐食性                                    囲気で使用されるチェーン
3                    メッキチェーン、スーパーシールドチェーンは 500 時
            チェーン                                    ・次亜塩素酸雰囲気でのおしぼ
                     間で赤錆が発生しますが、このチェーンは 1000 時間で
                                                     り搬送チェーン
                     も赤錆は発生しません。
                                                    ・飲料紙パック搬送チェーン
                    ・RoHS 指令にも対応しており、有害な六価クロムや鉛・
                                                    ・包装紙搬送チェーン(無給油)
                     カドミウム・水銀等は一切使用しておらず、環境にも
                     配慮されています。



                    ・当社の標準セルーブチェーンは、焼結ブシュに潤滑油       ・搬送ラインのメンテナンスフ
                     を含浸させた無給油チェーンであり、一般チェーンを        リー化(テンション調整の削
                     無給油で使用した場合と比べ寿命を大幅に伸ばすこと        減等)、長寿命化
                     ができます。                         ・食品ラッピング装置用チェー
          NDセルーブ
4                   ・この標準セルーブチェーンの部品に特殊処理を施すこ        ン
           チェーン
                     とで、従来品のさらに4倍もの長寿命化を実現しまし       ・ボールペン替芯搬送チェーン
                     た。                             ・紙製品自動包装機用チェーン
                    ・給油が困難な箇所での使用やメンテナンスフリー化で       ・輪転印刷機新聞カット装置用
                     大きな威力を発揮します。                    チェーン



                                 - 4 -
NO.        製品名                  特徴                  使用用途・使用例

                   ・鉄製リンクプレートを樹脂で包み込んだ当社独自のチ
          プラリンク     ェーンです。                   ・タイヤ搬送チェーン
5
          チェーン     ・搬送用チェーンとして使用され、直に搬送物を乗せて ・樹脂製ケース搬送チェーン
                    も、搬送物を傷付ける心配がありません。


                   ・アタッチメントの取付・取替え作業を簡単に行うこと
                    ができるチェーンです。
                   ・アタッチメントの取付けは、通常はチェーンの孔にネ
          バーリング                              ・スラットやアタッチメント等
6                   ジを通し、一つずつナットで締め付けていきますが、
          チェーン                                を取付けて使用するチェーン
                    このチェーンは、アタッチメントプレートにタップ孔
                    が加工されているため、ネジのみで取付けが可能で、
                    ナット締めの必要がありません。

                   ・一般的なステンレスチェーンは錆が出ない代りに、潤
                    滑油無しでは摩耗伸びが大きいという欠点がありま
                    す。しかし、このSUS-RBステンレスチェーンは
                                                 ・水を使用したり、 潤滑油によ
                    潤滑油無しでも伸びが大変小さい(摩耗寿命 11 倍)とい
                                                  る汚染を嫌う製造ライン
          SUS-RB    う特徴を持っています。
                                                   (食品、薬品工場)
7         ステンレス    ・ピンとブシュの間に、新素材RBセラミックススリー
                                                 ・ステンレスチェーン搬送装置
           チェーン     ブを組み込んだチェーンで、潤滑油無しでもほとんど
                                                  で位置決め精度を要求される
                    摩耗しないチェーンであり、東北大学との共同特許を
                                                  製造ライン
                    取得しています。
                   ・潤滑油による油汚れを嫌う環境や、位置決め精度が求
                    められる製造ラインで威力を発揮します。

                                                ・限られた空間で、3次元的に
          フリーダム    ・屈曲方向を1ピッチ毎に変更できるため、3次元的に
8                                                チェーン搬送を行う装置
          チェーン      チェーンを自由にレイアウトすることができます。
                                                ・コンパクトフライヤー装置



      ②   製造、管理コストの低減等による利益の増加
          当社は、2018 年3月期より製造コストの低減を図ることを目的として、生産性を 30%
      以上向上させるための取り組みを行ってまいりました。当社が行っている生産性向上に対
      するアプローチ方法は、いわゆる製造技術でリードタイムを縮めようとするものです。当
      社においては未だ様々な無駄が多く見受けられるため、その無駄を無くすため継続的に改
      善活動を行っております。この生産性 30%向上の取り組みにより内製化を促進することで、
      労働生産性(一人当たり加工高)は今期予想と比較し、2年後には 31%向上する見込みで
      す。また、製造コスト低減のほかに、全社的な課題として、例えば「新製品の開発」「社
                                            、
      内で生産することが企業の拡大、利益の増大につながる製品」「新規市場の開拓」等の 13
                                  、
      の課題を取りあげて、それぞれの課題に対してプロジェクトチームを立ち上げてPDCA
      を回し検討・推進を行い、課題解決、達成に向けての努力を重ねております。
          併せて、社内の管理システムを全社的に見直し、最新のIT技術を導入し、コスト低減
      につながる新しい管理システムを構築することにより製造、管理コストの低減と、棚卸資
      産2億円の圧縮を目指してまいります。


      ③    製品品質の更なる向上
           大手企業と同じような製品を製造し販売していては、当社のような経営規模の小さな会
          社はいずれ行き詰まります。そうならないためにも当社は、
                                    「私たちは世界一のチェーン
          をつくります」を品質目標に掲げ、徹底した製造・品質管理を行い製品品質の向上を図る
          ことにより、これからもお客様に安心・安全を供給してまいります。
          当社は、高品質なチェーンを製造することを目指すとともに、ニッチな分野向けに当社
                                - 5 -
    の強みである多品種小ロット生産を活かした特殊用途チェーンを製造する事に重きを置
    いた生産・受注活動を行っております。
        当社のチェーン事業における品種構成は、45%が特殊用途チェーン、40%がコンベヤチ
       ェーン、15%が標準ローラチェーンであり、これから当社が進むべき方向として、特殊用
       途チェーンを中心とし、コンベヤチェーンについても拡大強化を図ります。標準ローラチ
       ェーンについては輸出向けを中心に拡大を図り、高品質チェーンを世界に向けて供給して
       まいります。


   ④    M&Aによるスプロケット売上高の増加
        伝動用チェーンは単体では何の機能も発揮できません。スプロケットを介して軸の回転
       による動力をチェーンに伝達することにより始めてその機能を発揮することが出来ます。
       スプロケットも当社の取扱製品の一つであり、前期売上割合は売上高の 6.7%でした。
       この製品の加工は一部自社にて行っておりますが、大部分が外注加工に依存している状
    態です。スプロケットは伝動用チェーンと切り離せない一体の製品であり、このスプロケ
    ットを全て自社生産とするために、外注工場の1社を吸収し 100%子会社とする計画であ
    り、これによりスプロケット増産による売上高、利益の増加につなげてまいります。


   ⑤    金属射出成形事業における売上高の増加
       金属粉末射出成形は 10 ミクロン以下の金属粉末と樹脂・ワックスからなるバインダー
    を混合して成形材料とし、射出成形により成形したものを、脱脂、焼結することにより金
    属製品を製造する技術です。
       当社は 1947 年に初めてローラチェーンの生産・販売を開始して以来、伝動と搬送の専
    門メーカーとして発展を遂げてまいりました。そこで培った金属加工技術、熱処理技術、
    プラスチック成形技術等あらゆるノウハウを継承し 2001 年に金属粉末射出成形事業に参
    入し医療部品、精密部品、自動車部品など様々な部品を製造してまいりました。当社はこ
    の金属粉末射出成形の技術の中でも難易度が高く、国内メーカーでも数社しか採用してい
    ない「中空MIM製法」も手掛けており、今後は特に医療機器業界の高性能な治療機器分
    野において大きくシェアを伸ばして行く方針です。既に医療機器メーカーとタイアップし
    て開発してきた部品は 2021 年には量産に入ります。この事業はその時点において、当社
    の経営的に大きな柱になるものと認識しております。


3. 今後の見通しおよび上場維持について
   当社の 2021 年3月期の業績見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による
  世界的な景気後退に伴う設備投資等停滞の影響により、先にご説明の通り売上高は 2,801 百万
  円(前期比 463 百万円減少)、営業損失は 22 百万円(前期比 37 百万円減少)、経常損失は 21
  百万円(前期比 36 百万円減少)
                  、当期純損失は 22 百万円(前期比 16 百万円減少)を見込んで
  おります。今後につきましては、上記「2.今後の展開について」に記載しました諸施策を着
  実に実行することにより、2022 年3月期以降には黒字化を図り市場からの信頼回復と企業価値
  の向上に取り組んでまいります。また、中期経営計画の開示並びにIR活動の一環としての株
  主説明会等の実施も併せて検討してまいります。



                         - 6 -
 これにより、当社株式の月間平均時価総額および月末時価総額について、株式会社東京証券
取引所の定める基準を上回ることにより、今後も東京証券取引所市場第二部上場を維持するよ
う努めて参る所存であります。



                                       以上




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