2021 年 5 月 14 日
各 位
会 社 名 レイズネクスト株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長 毛利 照彦
( コ ー ド 番 号 63 7 9 東 証 第 1 部 )
問 合 せ 先 経営企画部長 小林 敬典
( T EL 0 4 5- 4 15 - 15 0 0 )
第2次中期経営計画の概要について
当社は、このほど「第2次中期経営計画-RAIZNEXT SYNERGY POWER」(2021 年度から 2024 年度まで)を策定
いたしましたので、その概要についてお知らせいたします。
当社グループは本年3月に、
「2032 年度(第4次中期経営計画の最終年度)までに当社グループがありたい姿」を
描いた長期ビジョンとして「RAIZNEXT Group V-2032」を策定いたしました。第2次中期経営計画は、第 1 次中期
経営計画に続く「シナジー効果創出」の期間であるとともに、長期ビジョンの実現に向けたファーストステップと
位置付け策定しております。
1.基本方針
第 2 次中期経営計画は、社会環境や顧客環境の大きな変化により、石油・石油化学業界における当社関連のプラ
ント市場が縮小に向かうことに対する危機感を持ちつつ、将来に向かって希望のある方向性を示すものである。
計画期間は、第1次中期経営計画がシナジー効果の創出の準備期間として2年間としたことに対し、第2次中期
経営計画はシナジー効果の創出期間として当社の中核事業である定期修理工事の周期に合わせた4年間とした。
(第3次中期経営計画以降も同様に、計画期間は4年間とする。
)
事業戦略目標は、シナジー効果の創出を見据え、第 1 次中期経営計画を継続して活動効果を最大限に発現させる
ため、第 1 次中期経営計画と同じ構成(経営基盤の強化を基礎とした各事業戦略(メンテナンス事業の強化、エン
ジニアリング事業の強化、タンク事業の強化)への取り組み)とした。
第 1 次中期経営計画において具体的な数値目標として掲げた統合後6年間累計で完成工事高 200 億円以上、経常
利益 20 億円以上のシナジー効果の実現を目指し、第2次中期経営計画においては、この目標を達成するためシナジ
ー効果を本格的に創出する。
1
2.経営数値目標
第2次中期経営計画の最終年度である 2024 年度(2025 年 3 月期)において、連結完成工事高 1,450 億円を
目指す。
自己資本当期純利益率(ROE)は 8%以上を目標とした。
配当については、経営の最重要課題と位置づけ、配当の継続性および安定性に留意し、収益に対応した配当を
実施するものとし、40%以上の連結配当性向を目標とした。
①【業績計画】
第 2 次中期経営計画 最終年度(2024 年度 2025 年 3 月期)業績目標
<連結> (単位:億円)
2024年度
(2025年3月期)
完 成 工 事 高 1,450
営 業 利 益 105
(率) 7.2%
親会社株主に 帰属 する
70
当 期 純 利 益
(率) 4.8%
②【経営指標の目標値】
自己資本当期純利益率(ROE)・・・ 8%以上
連結配当性向・・・・・・・・・・ 40%以上
以 上
<添付資料>第2次中期経営計画(2021 年度~2024 年度)
2
第2次中期経営計画(2021年度~2024年度)
2021年5月14日
代表取締役社長 毛利 照彦
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目 次
1 はじめに --------------------------------P.3 3 第2次中期経営計画 ---------------P.9
① 第1次中期経営計画の振り返り --------- P.10
2 レイズネクストグループ長期ビジョン ② 第2次中期経営計画の策定の考え方 ----P.12
(RAIZNEXT Group V-2032) ----------P.4
③ 事業環境と第2次中期経営計画の事業戦略-P.13
① 策定の背景(中長期的な事業環境の変化) -----P.5 ④ 経営基盤の強化と各事業戦略-----------P.14
② 計画の方向性(2032年のありたい姿を目指して)-P.6 ⑤ シ ナ ジ ー 効 果 ( 実 績 と 目 標 ) - - - - - - - - - - P. 1 5
③ 長期ビジョン実現のための基本方針 ------------P.8 ⑥ 経営数値目標 -----------------------P.16
⑦ 注記 -------------------------------P.17
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1 はじめに
平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、当社は2021~2024年度を対象とする「第2次中期経営計画-RAIZNEXT SYNERGY
POWER」を策定いたしました。当社は、2019年7月に経営統合によりレイズネクスト株式会社として
生まれ変わり、その第1次中期経営計画において「シナジー効果創出のための融合」を掲げ、この2年
間、制度統合・社内融和に取り組んで参りましたが、本中期経営計画が本格的な「シナジー効果の
創出期間」となりますので、ここからレイズネクストは本当の意味でスタートを切るのだとも言えます。
また、当社グループは本年3月に、「2032年度(第4次中期経営計画の最終年度)までに当社
グループがありたい姿」を描いた長期ビジョンとして、「RAIZNEXT Group V-2032」を策定いたしました。
「V」の文字には、ありたい姿(Vision)の他、より顧客価値の高い(Valuable)サービスを提供できる
会社、活気(Vitality)があり従業員がやりがいをもって働ける会社、といった想いも込めています。
これまで当社グループでは、長期ビジョンというものを定めてきませんでしたが、政府が2050年までに
実現を目指すとしているカーボンニュートラル社会の到来や、デジタル革命の進展等を見据え、変革
代表取締役社長 する新時代に備えた準備を早急に進めていく必要があると考えました。
したがって、本中期経営計画は、長期ビジョン達成のためのファーストステップともなります。
毛利 照彦
エネルギーに携わる企業としての社会的責任を全うし、最大限の顧客価値を提供しながら、目指す
べき姿を全てのステークホルダーの皆様と共有し、共に発展していくことが当社グループの使命と考えて
おります。
引き続き末永いご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
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2 レイズネクストグループ長期ビジョン
(RAIZNEXT Group V-2032)
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① 策定の背景(中長期的な事業環境の変化)
2050年
現在 2021~2032 カーボン
ニュートラル社会
① 低炭素・脱炭素社会の到来 ② 日本における労働人口減少 ③ デジタル革命の進展
リスク 機会
主力である石油精製・石油化学分野の需要減 需要増が見込まれる再生可能エネルギー分野
労働人口減少による動員力確保が困難に 等への当社技術の利活用
デジタル革命の進展により、動員力を強みとした デジタル技術等の活用による高付加価値
競争優位性の低下 サービスの提供機会増
事業環境の厳しさ、リスクを踏まえ、”変化“を”成長機会“に活かす
経営計画の策定へ
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② 計画の方向性(2032年のありたい姿を目指して)
長期ビジョン
RAIZNEXT Group V-2032
変革の時代に、進化したプラントサービスを
エネルギーに携わる企業としての社会的責任を全うし、カーボンニュートラル社会の実現に貢献します。
常に最新の技術を導入・洗練し、メンテナンス・エンジニアリングの両輪でパートナー企業と共に
最大限の顧客価値を提供し続けます。
人々の暮らしを支えるプラントの安定稼働を守る柱であるというプライドを持ち、
従業員がやりがいをもって働くことのできる会社を目指します。
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② 計画の方向性(2032年のありたい姿を目指して)
長期ビジョン
RAIZNEXT Group V-2032
2029~2032
第4次中計
2025~2028
シナジー効果
創出のための融合 第3次中計
(完了) 2021~2024 長期ビジョンの実現(仕上げ)
第2次中計 ・
次期長期ビジョンの策定
新規サービスの推進
2019~2020
(開始)
第1次中計
シナジー効果創出
・
長期ビジョン達成に向けた経営基盤整備
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③ 長期ビジョン実現のための基本方針
基本方針 主要項目 貢献するSDGs項目
経営基盤の進化
DXの推進 人材・働き方 協力会社
レイズネクストグループとして
持続的に社会へ貢献していくため、 ガバナンス ESG/SDGs
グループ全体の経営基盤の進化を図る
新規事業・分野・サービスへの挑戦
2050年までに到来する 再生可能エネルギー分野等への取組み
カーボンニュートラル社会に備え
新たな事業・分野・サービスへ挑戦し 新規事業・新規サービスの創出
その社会実現に貢献する
既存事業構造の最適化
石油関係/化学分野の受注・シェア拡大
石油製品の需要減少等による
石油精製・石油化学設備の縮小に鑑み、
最先端技術の導入
既存事業構造について最適化を図る
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3 第2次中期経営計画
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① 第1次中期経営計画の振り返り(数値目標)
業績目標:受注高は概ね目標達成、完成工事高、利益は目標達成
経営指標の目標:ROE、連結配当性向はいずれも目標達成
受注高は、EPC分野でコロナ禍における顧客投資案件の中止・延期などがあり、目標に対して微減(概ね目標達成)
完成工事高は、メンテナンス分野における定修工事が堅調に推移したことなどにより、ほぼ目標どおり(目標達成)
営業利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、直接工事費の削減、経費の削減、稼働の効率化等により総利益が増加
したこと、またコロナ禍による影響で経費が減ったこと等により目標に対して増益(目標達成)
経営目標値であるROEおよび連結配当性向はいずれも目標達成。
2020年度 (2021年3月期)
(連結) 項目
実績 目標
受注高 1,431億円 1,450億円
完成工事高 1,459億円 1,450億円
業績目標
営業利益(利益率) 104億円(7.2%) 94億円(6.5%)
親会社株主に帰属する当期純利益(利益率) 73億円(5.0%) 63億円(4.3%)
経営指標の
自己資本当期純利益率(ROE) 10.5% 9%以上
目標値
連結配当性向 40.6% 40%以上
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① 第1次中期経営計画の振り返り(主要な成果と課題)
主要な成果 課題
経営基盤
• コーポレートガバナンス、グループ内部統制システムの整備
• 時間外労働上限規制へのさらなる対応
• 人事制度統合、人材育成制度導入
• ESG経営の促進
• 働き方改革に向けた就労制度導入・インフラ整備
メンテナンス事業
• 全社生産計画システムの構築 • 全社生産計画システムの効果的運用
• 現場作業の機械化、ICT化 • 技術・技能の伝承
エンジニアリング • EPC業務遂行体制の統一・整備
事業 • 社内JV制度を利用した受注拡大
※JV (Joint Venture):一つの部や事業所単体では請け負うことの • 事業遂行体制・技術力のさらなる強化
できない大·中規模工事やその検討業務を
複数の事業部門が協力して請け負う体制のこと
タンク事業
• 協力会社との連携強化
• タンク専門部署の設置による業務遂行体制の強化
• 溶接技術者の拡充
シナジー効果の具体的内容にいては P.15(⑤ シナジー効果〈実績と目標〉)参照
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② 第2次中期経営計画の策定の考え方
RAIZNEXT SYNERGY POWER RAIZNEXT Group V-2032
第1次中計 第2次中計 第3次中計 第4次中計
〈長期ビジョン達成へのファーストステップ〉
社会環境や顧客環境の大きな変化により、石油・石油化学業界における当社関連の
プラント市場が縮小に向かうことに対する危機感を持ちつつ、将来を見据えた方向性を示す
活動効果を最大限に発現させるため、第1次中期経営計画と同じく「経営基盤の強化」を基礎として
各事業戦略(「メンテナンス事業の強化」「エンジニアリング事業の強化」「タンク事業の強化」)を推進
〈シナジー効果の創出〉
高度なエンジニアリング力を持つプラントメンテナンス企業の国内リーディングカンパニーとして企業価値の向上と
ステークホルダーの利益の向上に努める
第1次・第2次中期経営計画期間に、累計で完成工事高200億円以上、経常利益20億円以上のシナジー効果
を創出する
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③ 事業環境と第2次中期経営計画の事業戦略
当社グループの事業環境
コロナ禍の影響で、国内外の経済は減速し、不透明な状況
国内の将来的な労働人口減少への対応として企業のDXが加速
CSR活動・ESG経営やSDGsの重要性が高まる
化石燃料から再生可能エネルギーへのシフトなど、脱炭素化社会に向けた方向性が示される
将来的な石油製品需要の減少を受け、当社関連のプラントメンテナンス市場は縮小方向
一般化学業界・非鉄金属業界では高機能製品生産のための国内設備・新規プラント需要が堅調に推移
再生可能エネルギーは政府のエネルギー政策に後押しされて拡大し、今後も積極的な投資が予想される
2024年からの建設業界にも適用される時間外労働上限規制への対応が求められる
第2次中期経営計画
メンテナンス事業の強化 エンジニアリング事業の強化 タンク事業の強化
経営基盤の強化
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④ 経営基盤の強化と各事業戦略
メンテナンス事業の強化 エンジニアリング事業の強化 タンク事業の強化
• 全社生産計画システムの • 事業遂行体制と技術力の • 全社的運営体制のさらなる
効果的運用 さらなる強化 強化と協力会社の体制強化
• 再生可能エネルギー等の • 水素貯蔵タンクの設計・施工
• 協力会社ネットワークの強化と
新規分野における受注拡大 技術の調査・検討
動員力維持
• 受注・収益の拡大 • 技術力の強化
経営基盤の強化
• グループ全体のガバナンス体制強化 • CSR活動およびSDGsを含めたESG経営
• 時間外労働上限規制・新しい働き方への対応 • DXの推進
• 人材の確保と育成 • シナジー効果の創出
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⑤ シナジー効果(実績と目標)
第1次・第2次中期経営計画期間に累計額で「完成工事高200億円以上」
「経常利益20億円以上」のシナジー効果創出をめざす
■完成工事高 目標 経常利益累計■
250
200億円 50
以上
エンジニアリング技術と
200 40
施工管理技術の融合、および
組織間の連携強化による 目標
150 各種案件の受注・完工高の拡大
20億円 30
以上
100 75 20
シナジー案件の完工高増加による増益
50 10
生産性向上によるコスト削減
2 1 7.2
0 2020年 2021年 2025年3月期 0
3月期 3月期 (目標)
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⑥ 経営数値目標
第2次中期経営計画最終年度について
下記数値の達成を目指します
(連結) 項目 2024年度 (2025年3月期)
完成工事高 1,450億円
業績目標
営業利益(利益率) 105億円(7.2%)
親会社株主に帰属する当期純利益(利益率) 70億円(4.8%)
自己資本当期純利益率(ROE) 8%以上
経営指標
の目標値
連結配当性向 40%以上
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⑦ 注記
本資料中の経営方針、戦略、将来の見通しに関する数値につきましては、現時点で
入手可能な情報から当社経営陣の判断に基づいて作成されております。
この中にはリスクや不確定な要因も含まれており、実際の業績は、事業を取り巻く経済
環境、需要動向、顧客動向等により、業績見通しと大きく異なる可能性があります。
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