6376 日機装 2021-07-07 15:00:00
(開示事項の経過) 新メディカル技術センター設立に関するお知らせ [pdf]
2021 年 7 月 7 日
各 位
会 社 名 日 機 装 株 式 会 社
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 甲斐 敏彦
(コード番号 6376 東証第1部)
問 合 せ 先 取締役 コーポレート部門長 小 糸 晋
(TEL.03-3443-3717)
(開示事項の経過)新メディカル技術センター設立に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、国内拠点再編の一環として、新メディカル技術
センターを東村山製作所内に設立することを決定しましたので、下記のとおりお知らせし
ます。
記
1.設立の目的
当 社 は 、 2019 年 6 月 10 日 付 「 国 内 生 産 拠 点 の 再 編 に 関 す る お 知 ら せ 」 に て 開 示 し ま し
たとおり、事業基盤の最適化・効率化と各機能の強化を目的として、国内拠点の再編を進
めておりますが、その一環として、新メディカル技術センターを東村山製作所内に設立し
ます。
近年、透析患者数が世界的に増加しており、さらに高齢化が進む社会においては透析治
療の需要は世界規模で高まっていくと見込まれています。そのような中で透析患者の延命
やその際の心身の負担軽減のための良質な透析治療手段の提供は引き続き大きな社会ニー
ズとして求め続けられるものと考えています。
当社は透析装置およびシステムのリーディング企業として、既往技術の進化および新規
の研究開発によるイノベーションの創出の両面で尽力していきます。
新メディカル技術センター設立を通じて研究開発環境の整備を行ない、企画と開発など
部門連携をさらに強めることで、顧客ニーズに応えるための製品開発力を強化します。ま
た、都内という立地を活かした優秀な人材の獲得や様々な得意分野を持つ企業、大学、医
療機関との連携を図ります。新メディカル技術開発センターをハブとした交流と共創が生
み出す技術のイノベーションで、医療業界の未来に向けて新たな付加価値を創出し、世界
の医療をリードしていく企業への成長を目指します。
2. 再編の概要
東村山製作所内のインダストリアル工場の跡地の一部に新メディカル技術センターを設
立 し ま す 。 新 メ デ ィ カ ル 技 術 セ ン タ ー に は 、 2022 年 末 を 目 途 に 技 術 開 発 研 究 所 ( 静 岡 ) の
研 究 開 発 機 能 を 移 管 し 、 2023 年 か ら の 稼 働 を 目 指 し ま す 。
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3. 新 メ デ ィ カ ル 技 術 セ ン タ ー の 概 要
(1)名称 (仮)メディカル技術センター
(2)所在地 東 京 都 東 村 山 市 野 口 町 2-16-2
(3)業務機能 医療関連製品の研究開発、品質保証
(4)建築面積 約 2,154m²
(5)延床面積 約 5,748m²
(6)投資総額 約 40 億 円 ( 予 定 )
(7)設立年月日 2022 年 12 月 ( 予 定 )
4.業績に与える影響
当期連結業績への影響は軽微であります。今後開示すべき事項が生じた場合には、速や
かに開示します。
(ご参考)拠点別各事業・機能の概要
再編後
東村山 メディカル事業(研究開発、品質保証)
インダストリアル事業(研究開発、品質保証、生産管理等)
航空宇宙事業(研究開発)
静岡 メディカル事業(サービス)
物流拠点
金沢 メディカル事業(生産)
宮崎 航空宇宙事業(生産、研究開発)
インダストリアル事業(生産)
メディカル事業(研究研修施設)
白山 深 紫 外 線 LED 事 業 ( 生 産 、 研 究 開 発 )
(ご参考)各事業の再編実施状況と今後の予定
【航空宇宙事業】
2021 年 6 月 金沢航空宇宙工場の生産終了
2021 年 12 月 宮崎航空宇宙工場への生産機能移転完了
【インダストリアル事業】
2020 年 12 月 宮崎インダストリアル工場および試験設備完成
2021 年 6 月 宮崎インダストリアル工場の生産開始
【メディカル事業】
2021 年 6 月 メ デ ィ カ ル 事 業 の 研 究 研 修 施 設 「 M.ReT 宮 崎 」 稼 働
2021 年 12 月 東村山 新メディカル技術センター着工
2022 年 12 月 東村山 新メディカル技術センター完成
2023 年 1 月 東村山 新メディカル技術センター稼働
以上
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