6376 日機装 2020-08-14 15:00:00
2020年12月期第2四半期連結累計期間における業績予想値と実績値との差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年8月 14 日
各 位
会 社 名 日 機 装 株 式 会 社
代 表者 名 代 表 取 締 役 社 長 甲斐 敏彦
(コード番号 6376 東証第1部)
問 合せ 先 取締役 コーポレート部門長 小 糸 晋
(TEL.03-3443-3717)
2020 年 12 月期第2四半期連結累計期間における業績予想値と実績値との差異
及び通期業績予想の修正に関するお知らせ
2020 年2月 14 日に公表した 2020 年 12 月期第2四半期連結累計期間(2020 年1月1日~2020 年6月 30 日)の業績予想値と
実績値に差異が生じましたので、下記のとおりお知らせします。
また、2020 年 12 月期通期(2020 年1月1日~2020 年 12 月 31 日)の業績予想を一旦取り下げ未定としましたので、お知ら
せします。
記
1.2020 年 12 月期第2四半期(累計)連結業績予想値と実績値との差異(2020 年1月1日~2020 年6月 30 日)
売上収益 営業利益 税引前利益 親会社の所有者に 基本的1株当たり
帰属する四半期利益 四半期利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 84,000 4,000 3,500 2,300 32.30
今回実績値(B) 74,833 4,162 3,863 2,844 39.93
増減額(B-A) △9,166 162 363 544
増減率(%) △10.9% 4.1% 10.4% 23.7%
(ご参考)前期第2四半期実績 78,956 3,558 2,999 1,905 26.76
(2019 年 12 月期第2四半期)
2.2020 年 12 月期通期連結業績予想の修正(2020 年1月1日~2020 年 12 月 31 日)
売上収益 営業利益 税引前利益 親会社の所有者に 基本的1株当たり
帰属する当期利益 当期利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 174,000 11,000 10,000 6,000 84.26
今回修正予想(B) 未定 未定 未定 未定 未定
増減額(B-A) - - -- -
増減率(%) - - - -
(ご参考)前期実績 165,780 12,466 11,381 6,813 95.68
(2019 年 12 月期)
3.差異及び修正の理由
当第2四半期連結累計期間においては、メディカル事業の業績は堅調に推移しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影
響による航空宇宙事業の事業環境悪化により、売上収益が前回発表予想を下回りました。
当第3四半期以降も当社を取り巻く事業環境は依然として不透明な情勢が続くと見込んでいます。こうした中、インダストリ
アル事業は、既受注案件の生産・出荷を確実に遂行し利益の確保に努めていきます。航空宇宙事業は、当第3四半期以降、宮崎
工場の減価償却費等固定費の増加による収益性の悪化が見込まれますが、新製法・新素材に関する航空機メーカーとの共同開発
など事業の成長に向けた活動を着実に進めています。今後数年間は厳しい事業環境が継続すると予想されますが、コスト削減努
力はもとより、将来の需要回復並びに製品や技術に関する顧客の新たなニーズに対応できる事業体質への転換を図っていきます。
メディカル事業は、国内市場は新型血液透析装置の新機能及び医療機関経営に対する価値訴求による普及促進、海外市場は市場
拡大が続く中国や透析大国である米国を中心に市場開拓を進めます。また、深紫外線 LED 技術を活用した空間除菌消臭装置「エ
アロピュア」については急増する引合いに応えるために増産体制の早期確立を進めています。さらに、本格的な事業展開を目指
して住宅空調向け製品や車載向け製品の開発など、深紫外線 LED 技術の様々な分野における用途拡大や、各業界との共同開発を
進めていますが、今期業績への寄与は限定的であり、本格的な業績への寄与は来期以降となる見込みです。その他、事業ポート
フォリオの見直しや不要不急のコスト削減など事業基盤強化に向けた取り組みを推進しています。
以上の通り、各種事業施策を着実に実行していますが、事業環境の不確実性が高まる中、それら施策の効果の発現時期など
も含めて現時点で業績予想値を合理的に見積もることが困難であるとの判断から、通期業績予想を一旦取り下げ、未定といたし
ます。今後、合理的な算定が可能となった時点で速やかに開示する予定です。
以上