6376 日機装 2019-02-19 17:00:00
(開示事項の変更・経過報告)深紫外線LED事業の合弁会社設立状況および今後の事業展開に関するお知らせ [pdf]
2019 年 2 月 19 日
各 位
会 社 名 日 機 装 株 式 会 社
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 甲斐 敏彦
(コード番号 6376 東証第1部)
問 合 せ 先 取 締 役 副 社 長 中 村 洋
(TEL.03-3443-3717)
(開 示 事 項 の 変 更 ・ 経 過 報 告 )
深 紫 外 線 LED 事 業 の 合 弁 会 社 設 立 状 況 お よ び 今 後 の 事 業 展 開 に 関 す る お 知 ら せ
2017 年 1 月 25 日 付 「 開 示 事 項 の 経 過 ) 紫 外 線 LED 事 業 に 関 す る 合 弁 契 約 締 結 に つ
(
いてのお知らせ」にて開示しましたとおり、当社および当社連結子会社である日機装
技 研 株 式 会 社 ( 以 下 、 技 研 ) は 、 台 湾 プ ラ ス チ ッ ク グ ル ー プ ( Formosa Plastic Group:
以 下 、 FPG) と の 間 で 合 弁 契 約 を 締 結 し 、 深 紫 外 線 LED 事 業 に お け る 合 弁 会 社 の 設 立 に
向けた準備を進めております。現在までの状況および今後の事業展開、ならびに合弁
会 社 の 概 要 に つ い て 下 記 の と お り お 知 ら せ し ま す 。 な お 、 2017 年 1 月 25 日 付 の お 知 ら
せ以降の変更箇所には下線を付しております。
記
1. 現 在 ま で の 状 況
当 社 は 、 高 性 能 か つ 安 価 な 深 紫 外 線 LED を 市 場 に 供 給 す る こ と を 目 指 し 、 FPG と の 合
弁会社設立に向けた準備を進めてまいりました。
合 弁 会 社 の 前 身 と な る FPG の 子 会 社 は 、 2018 年 7 月 に 設 立 さ れ て お り 、 各 国 独 占 禁
止 法 関 連 の 許 認 可 等 に つ い て 申 請 中 で す ( 2019 年 6 月 ま で に 取 得 見 込 ) 合 弁 会 社 は 前
。
述許認可を取得次第設立し事業活動を開始する予定ですが、事業展開の準備は進めて
おります。
2. 今 後 の 事 業 展 開
深 紫 外 線 LED は 、 一 般 的 な 紫 外 線 よ り も 波 長 が 短 く 、 水 や 空 気 に 対 し て 高 い 殺 菌 効
果を持つことから、環境衛生や医療など幅広い分野での用途が期待されています。
当社は、有力市場である水殺菌分野での研究開発に取り組んでおり、水銀ランプ製
品と同等の性能を実現した流水殺菌モジュールの開発に成功しました。
2018 年 に 水 俣 条 約 が 発 効 さ れ た こ と も あ り 、 2020 年 を タ ー ゲ ッ ト に 水 銀 ラ ン プ か ら
深 紫 外 線 LED を 用 い た 製 品 へ の 切 り 替 え を 検 討 す る お 客 様 か ら の 引 合 い が 増 加 す る 中 、
流水殺菌モジュールは、飲料、食品、医薬品、半導体の製造用水、簡易水道や緊急時
の飲料水の殺菌などへの利用を想定しています。また、当社の既存事業であるメディ
カ ル や 航 空 宇 宙 の 事 業 領 域 に お い て も 、 深 紫 外 線 LED を 用 い た 具 体 的 な 製 品 の 開 発 提
案を進めてまいります。
新 た に 設 立 す る 合 弁 会 社 に お い て は 、 当 社 の 持 つ 開 発 ・ 技 術 ・ 製 造 ノ ウ ハ ウ と 、 FPG
の強みとする低コストでの大量生産技術・ノウハウを組み合わせることで、製造コス
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トの削減およびチップ・モジュールの一層の性能向上を図ってまいります。また、製
品開発についても、当社が得意とする企業向け製品に加え、加湿器や飲料水の水殺菌
など一般消費者向け製品までラインアップを拡充し、幅広い分野での製品開発を加速
してまいります。
3. 合弁会社の概要
前回発表(2017 年 1 月 25 日) 今回
タ イ ソ ニ ッ キ ソ ウ コ フ ン ユウゲン コ ウ シ フ ク キ ソ ウ コ フ ン ユウゲン コ ウ シ
(1)名称 台塑日機装股份有限公司 福機装股份有限公司
(2)所在地 台湾 雲林県斗六市 台湾 台北市
(3)代表者の役職・氏名 未定 董事長 兼 総経理 王文潮
深紫外線 LED チップ及び同チッ 深紫外線 LED チップ及び同チッ
(4)事業内容 プを活用した器具・装置の製造 プを活用した器具・装置の製造
及び販売 及び販売
40 億円相当額の台湾ドル
(5)資本金 (設立時。段階的に 80 億円相当 80 億円相当額の台湾ドル
額の台湾ドルへの増資を予定)
(6)設立年月日 2017 年 7 月(予定) 2019 年 7 月(見込)
(7)純資産 40 億円相当額の台湾ドル 80 億円相当額の台湾ドル
(8)総資産 40 億円相当額の台湾ドル 80 億円相当額の台湾ドル
(9)決算期 12 月 31 日 12 月 31 日
日機装株式会社:51% 日機装株式会社: 50%
(10)出資比率 台湾プラスチックグループ: 台湾プラスチックグループ:
49% 50%
(11)上場会社と当該会社との間の関係性
当社は、当該会社の 51%の持分 当社は、当該会社の 50%の持分
資 本 関 係
を取得する予定です。 を取得する予定です。
当該会社の取締役会へ取締役を 当該会社の取締役会へ取締役を
人 的 関 係
3名派遣する予定です。 3名派遣する予定です。
当社より当該会社へ深紫外線
当社より当該会社へ深紫外線
LED のチップ及び同チップを活
取 引 関 係 LED のチップの販売を予定して
用した器具・装置の販売を予定
います。
しています。
4. 業 績 に 与 え る 影 響
本 件 が 2019 年 12 月 期 連 結 業 績 に 与 え る 影 響 に つ き ま し て は 、 現 在 精 査 中 で あ り 、
確定後速やかにお知らせいたします。なお、当該合弁会社は設立後、当社の持分法適
用会社となります。
以 上
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