栗田工業株式会社
2021年3月期
決算説明会
(証券コード:6370)
2021年5月7日
目次
1 2021年3月期 実績 p 1 -10
2 2022年3月期 計画 p11-20
3 中期経営計画MVP-22
( Maximize Value Proposition 2022 ) の進捗 p21-25
4 2022年3月期の重点施策 p26-29
1 2021年3月期 実績
業績概況
前回見通し
(単位:億円) 2020/3期 2021/3期
前期比 (11/5発表)
受 注 高 2,595 2,623 + 1.1% 2,640
売 上 高 2,648 2,677 + 1.1% 2,700
事 業 利 益 267 295 + 10.6% 280
そ の 他 の 収 支 8 21 ー 10
営 業 利 益 275 315 + 14.7% 290
税 引 前 利 益 267 292 + 9.2% 280
親会社の所有者に帰属する
183 191 + 4.4% 190
当 期 利 益
基本的1株当たり当期利益(円) 162.86 169.94 + 4.3% 169.15
自己資本利益率(ROE) 7.6% 7.7% + 0.1pp ー
為
替 USD(円) 108.7 106.1 107.0
レ
ー EUR(円) 120.8 123.7 121.0
ト
CNY(円) 15.6 15.7 15.3
当期から米国で精密洗浄事業を手掛けるペンタゴン・テクノロジーズ社を新規に連結。
その他収支には、超純水供給事業における一部顧客との契約解除に伴う清算益21億円、土地売却に伴う固定資産売却益13億円、
子会社ののれんの減損損失13億円などを計上。
1
セグメント別の実績
(単位:億円) 2020/3期 2021/3期 前期比
前回見通し 水処理薬品事業は、新型コロナウイルスの感染拡
(単位:億円) (11/5発表)
大の影響(受注高△90億円、売上高△92億円
受注高 2,595 2,623 + 28 2,640 と試算)を受け、受注高・売上高ともに減少。
売上高 2,648 2,677 + 29 2,700
水処理装置事業は、新型コロナウイルスの感染拡
全社 事業利益 267 295 + 28 280 大の影響(受注高△55億円、売上高△38億円
事業利益率 10.1% 11.0% + 0.9pp 10.4% と試算)はあるも、ペンタゴン・テクノロジーズ社の新
規連結により、受注高・売上高ともに増加。
営業利益 275 315 + 41 290
受注高 1,138 1,036 △ 102 1,039 原価率は、水処理薬品事業で改善、水処理装置
事業では新規連結を除くと悪化。
売上高 1,136 1,032 △ 104 1,039
水処理薬品
事業利益 117 123 +6 117 新規連結を除くと両セグメントともに販管費が減少。
事業
新型コロナウイルスの影響による減少分は14億円と
事業利益率 10.3% 11.9% + 1.6pp 11.3% 試算。
営業利益 101 118 + 17 102
事業利益への新型コロナウイルスの影響は△31億
受注高 1,458 1,588 + 130 1,601 円と試算。
売上高 1,512 1,645 + 133 1,661
水処理装置
事業
事業利益 151 171 + 21 163
事業利益率 10.0% 10.4% + 0.4pp 9.8%
営業利益 174 196 + 22 188
2
事業利益の増減要因(前期比)
(単位:億円)
販管費減少
新規連結影響 減収影響 + 44 295
300 + 14 △ 44
267 原価率改善
+ 14
200
薬品事業の減収影響 電力向け装置と土壌浄化で コロナ影響(14億円減少)と
が、装置事業の増収 追加原価が発生 経費削減努力による減少
2020/3期 影響を上回る グローバルな調達・製造の効 2021/3期
実績 実績
率化
薬品事業での製品構成の見
100 直し
0
3
水処理薬品事業
前回見通し
(単位:億円) 2020/3期 2021/3期 前期比
(11/5発表)
国内の売上高は全顧客業種で減少。
(単位:億円)
受注高 1,138 1,036 △ 102 1,039 アビスタ・テクノロジーズ社の2ヵ月分の新規連結を除
国内 460 426 △ 34 428 く海外売上高は11%の減少。
海外 677 610 △ 68 611
減収のマイナス影響を原価率改善と経費削減の効
売上高 1,136 1,032 △ 104 1,039 果が上回り、事業利益は増加。
国内 460 422 △ 38 428
海外 676 610 △ 66 611
事業利益 117 123 +6 117
事業利益率 10.3% 11.9% + 1.6pp 11.3%
営業利益 101 118 + 17 102
海外地域別売上高
前回見通し
(単位:億円) 2020/3期 2021/3期 前期比
(11/5発表)
アジア 264 225 △ 39 221
増減要因(億円)
北米 195 177 △ 18 187
オーガニック増減 △ 61
EMEA 191 187 △4 183
為替影響 △ 10
その他 26 22 △5 20
新規連結 +5
合計 676 610 △ 66 611
4
水処理装置事業(国内電子産業向け)
(単位:億円) 2020/3期 2021/3期 前期比
前回見通し 装置は大型案件の受注により受注高が増加した一
(11/5発表)
方、売上高は微減。
受注高 564 604 + 40 593
メンテナンスは堅調な推移が続き、受注高は前期並
装置 55 66 + 11 68 み、売上高は増加。
メンテナンス 171 170 △1 164 超純水供給事業は前期に水供給を開始した案件
超純水供給事業 266 281 + 15 278 の寄与により増収。
精密洗浄 72 87 + 15 83 精密洗浄は新規案件受注により増収。
売上高 560 589 + 30 590
装置 61 57 △4 65
メンテナンス 161 165 +4 164
超純水供給事業 266 281 + 15 278
精密洗浄 72 86 + 14 83
5
水処理装置事業(国内一般産業向け)
(単位:億円) 2020/3期 2021/3期 前期比
前回見通し 電力向け装置では、受注高は微減となる一方で、
(11/5発表)
売上高は受注残からの工事進捗により増加。
受注高 561 538 △ 22 541
一般産業向け装置では、大型案件の受注により受
エネルギー・インフラ 455 465 + 11 445 注高は増加し、売上高は受注残からの工事進捗に
土壌浄化 78 46 △ 32 74 より増加。
その他 28 27 △1 22 一般産業向けメンテナンスは、新型コロナウイルスの
影響により、受注高・売上高ともに減少。
売上高 597 602 +5 618
土壌浄化は、前期の大型案件計上の反動や浄化
エネルギー・インフラ 490 503 + 13 516
計画の延期により、受注高・売上高ともに減少。
土壌浄化 79 72 △7 80
電力向け装置および土壌浄化で追加原価が発生
その他 28 27 △1 22 した一方で、官公需向けメンテナンスは採算が改善。
6
水処理装置事業(海外)
前回見通し
(単位:億円) 2020/3期 2021/3期 前期比
(11/5発表)
中国向けは、下期に装置の受注の回復が見られ、
受注高は前期並みも、売上高は減少。
受注高 333 446 + 112 467
装置 228 193 △ 35 216
韓国向けは、装置の大型案件の受注と受注案件
の工事進捗により、受注高・売上高ともに増加。
メンテナンス 75 109 + 34 117
超純水供給事業 30 31 +0 27 台湾向けは、前期の大型案件受注の反動により受
精密洗浄 ー 114 + 114 106 注高が減少するも、売上高は増加。
売上高 355 454 + 99 453 北米ではペンタゴン・テクノロジーズ社を新規連結。
装置 238 202 △ 37 206
メンテナンス 86 108 + 22 113
超純水供給事業 30 31 +0 27
精密洗浄 ー 114 + 114 106
地域別売上高
前回見通し 増減要因(億円)
(単位:億円) 2020/3期 2021/3期 前期比
(11/5発表)
オーガニック増減 △ 13
アジア 262 261 △1 244
為替影響 △2
北米他 93 193 + 100 209
新規連結 + 114
合計 355 454 + 99 453
7
サービス事業売上高内訳
(単位:億円) 2020/3期 2021/3期 前期比
前回見通し 薬品事業の減収を、装置のサービス事業の増収が
(11/5発表)
上回る。
水処理薬品事業 1,136 1,032 △ 104 1,039
ペンタゴン・テクノロジーズ社の新規連結により海外
水処理装置事業 1,101 1,253 + 152 1,253 精密洗浄が加わる。
超純水供給事業 296 312 + 16 306 海外メンテナンスが、電子産業で堅調に推移。
国内精密洗浄 72 86 + 14 83
海外精密洗浄 ー 114 + 114 106
土壌浄化 79 72 △7 80
国内メンテナンス 545 540 △5 543
海外メンテナンス 86 108 + 22 113
その他 23 22 △1 22
合計 2,237 2,285 + 48 2,292
8
設備投資額・減価償却費・研究開発費
(単位:億円) 2020/3期 2021/3期 前期比 設備投資は、超純水供給事業向けに加え、新開
発拠点の開設や国内製造拠点の再編に向けた投
設備投資額(有形) 317 326 +9 資を行った。
水処理薬品事業 64 81 + 17 減価償却費は、超純水供給事業で水供給が始
水処理装置事業 253 245 △8
まった案件があり、増加。
超純水供給事業 131 118 △ 13 研究開発費は、ほぼ前回見通しどおり。
上記以外 122 128 +5
減価償却費(有形) 158 179 + 21
水処理薬品事業 39 39 +0
水処理装置事業 119 140 + 21
研究開発費 57 53 △4
水処理薬品事業 20 17 △3
水処理装置事業 37 36 △1
9
財政状態
(単位:億円) 2020年3月末 2021年3月末 増減 非流動負債の増加は、無担保社債300億円の発
行に加え、2022年6月に実施予定のペンタゴン・テ
現金及び現金同等物 502 622 + 120 クノロジーズ社の株式追加取得に係る負債の計上
その他流動資産 1,126 1,143 + 16 による。
流動資産合計 1,628 1,765 + 136 借入金の返済により流動負債が減少。
有形固定資産 1,064 1,176 + 112
のれん 470 556 + 86
その他非流動資産 715 752 + 37
非流動資産合計 2,249 2,484 + 235
資産合計 3,877 4,249 + 372
流動負債 944 750 △ 195
非流動負債 492 921 + 429
負債合計 1,436 1,671 + 235
親会社の所有者に帰属する持分 2,424 2,531 + 106
非支配持分 17 47 + 31
資本合計 2,441 2,578 + 137
負債及び資本合計 3,877 4,249 + 372
10
2 2022年3月期 計画
2022年3月期の業績計画の前提
新型コロナウイルスの世界経済へのマイナス影響は、期後半にかけて次第に縮小する前提。
国内景気は、海外より緩やかな回復となると想定。
電子産業の設備投資意欲は旺盛、工場操業度も堅調さを維持すると想定。
電子以外の産業では、設備投資需要と工場の生産活動が回復することを想定。
11
業績計画の概要
(単位:億円) 2021/3期 実績 2022/3期 計画 前期比
受 注 高 2,623 2,800 + 6.7%
売 上 高 2,677 2,760 + 3.1%
事 業 利 益 295 330 + 12.0%
そ の 他 の 収 支 21 △10 ー
営 業 利 益 315 320 + 1.5%
税 引 前 利 益 292 313 + 7.4%
親 会 社 の 所 有 者 に 帰 属 す る
191 211 + 10.5%
当 期 利 益
基本的1株当たり当期利益(円) 169.94 187.82 + 10.5%
為
替 USD(円) 106.1 106.0
レ
ー EUR(円) 123.7 124.0
ト
CNY(円) 15.7 16.0
新型コロナウイルスの影響縮小と中東とカナダの水処理薬品会社の新規連結により、受注高・売上高は増加。
事業利益は、原価率改善と増収の効果が販管費増加の影響を上回り増益の計画。
その他収支は、主に新開発拠点の移転関連費用と北米子会社のPMI関連費用により△10億円の計画。
12
セグメント別の計画
(単位:億円) 2021/3期 実績 2022/3期 計画 前期比 水処理薬品事業は、中東のクリタ・アクアケミー社
と、カナダのキーテック社の新規連結影響と新型コ
受注高 2,623 2,800 + 177 ロナウイルスのマイナス影響縮小により増収の計
売上高 2,677 2,760 + 83 画。
全社 事業利益 295 330 + 35 水処理薬品事業の事業利益は、増収と原価率
事業利益率 11.0% 12.0% + 0.9pp 改善の効果が販管費の増加を上回り増益となる
計画。
営業利益 315 320 +5
受注高 1,036 1,121 + 85 水処理装置事業の受注高は増加、売上高は微
減、事業利益は原価率改善により増益の計画。
売上高 1,032 1,119 + 87
水処理薬品
事業利益 123 154 + 31 水処理装置事業の営業利益は、前期に計上し
事業
た超純水供給事業の契約解除に伴う清算益が
事業利益率 11.9% 13.8% + 1.9pp なくなり減益の見込み。
営業利益 118 148 + 30
受注高 1,588 1,679 + 91
売上高 1,645 1,641 △4
水処理装置
事業
事業利益 171 176 +5
事業利益率 10.4% 10.7% + 0.3pp
営業利益 196 172 △ 24
13
事業利益の増減要因(前期比)
(単位:億円)
400 原価率改善 販管費増加
+ 42 △ 38
増収効果
新規連結影響 + 27 330
295 +5
300
コロナ影響縮小による増収 サービス契約型ビジネス コロナ影響縮小による
超純水供給事業、海外 の推進による改善 経費の戻り
メンテナンス事業の伸長 海外子会社の収益性 新開発拠点関連費用
200
改善 原価からの振替
2021/3期 2022/3期
実績 調達・製造の効率化に (△13億円) 計画
よる改善
電力向け装置・土壌浄
100 化の追加原価の解消
販管費への振替
(+13億円)
0
14
水処理薬品事業
(単位:億円) 2021/3期 実績 2022/3期 計画 前期比 新たにクリタ・アクアケミー社とキーテック社を連結。
受注高 1,036 1,121 + 85
新型コロナウイルスのマイナス影響縮小を想定し、
国内 426 446 + 20 国内・海外ともに増収の計画。
海外 610 675 + 65
国内売上高は、上期5%増、下期5%増の計
売上高 1,032 1,119 + 87
画。
国内 422 444 + 22
海外 610 675 + 65 海外売上高は、新規連結影響を除くと上期7%
増、下期6%増の計画。
事業利益 123 154 + 31
事業利益率 11.9% 13.8% + 1.9pp
営業利益 118 148 + 30
海外地域別売上高
(単位:億円) 2021/3期 実績 2022/3期 計画 前期比
アジア 225 244 + 20
増減要因(億円)
北米 177 202 + 25
オーガニック増減 + 37
EMEA 187 207 + 20
為替影響 +1
その他 22 22 △0
新規連結 + 27
合計 610 675 + 65
15
水処理装置事業(国内電子産業向け)
(単位:億円) 2021/3期 実績 2022/3期 計画 前期比 装置では、前期の大型案件受注の影響により、
受注高は減少、売上高は増加の見込み。
受注高 604 616 + 13
メンテナンスは受注高・売上高ともに、前期の水
装置 66 49 △ 16 準を上回る見込み。
メンテナンス 170 181 + 11 超純水供給事業は増設案件の収益計上による
超純水供給事業 281 301 + 19 増収が、前期における一部顧客との契約解除に
よる減収影響を上回り増収となる見込み。
精密洗浄 87 85 △1
精密洗浄の売上高は、前期並みの水準を想定。
売上高 589 624 + 34
装置 57 66 +9
メンテナンス 165 172 +7
超純水供給事業 281 301 + 19
精密洗浄 86 85 △1
16
水処理装置事業(国内一般産業向け)
(単位:億円) 2021/3期 実績 2022/3期 計画 前期比 電力向け、一般産業向け装置は、受注高が増
加、売上高は減少の見込み。
受注高 538 617 + 79
一般産業向けメンテナンスは、顧客工場の操業
エネルギー・インフラ 465 504 + 39 度回復を想定し、受注高・売上高ともに増加の
土壌浄化 46 89 + 43 計画。
その他 27 24 △3 土壌浄化は、新規案件の受注や、実施が見送ら
れていた案件の再開を想定し、受注高・売上高
売上高 602 590 △ 12 ともに増加の計画。
エネルギー・インフラ 503 482 △ 21
官公需向けメンテナンスは、受注高が増加、売上
土壌浄化 72 84 +12 高は前期並みの水準を想定。
その他 27 24 △3
17
水処理装置事業(海外)
(単位:億円) 2021/3期 実績 2022/3期 計画 前期比 中国では、受注高は増加する一方で、売上高は
受注高 446 446 △0
微減の計画。
装置 193 176 △ 17 韓国では、前期に受注した大型案件の反動と売
メンテナンス 109 124 + 15 上計上の一巡により、受注高・売上高ともに減少
の計画。
超純水供給事業 31 30 △0
精密洗浄 114 116 +2 海外メンテナンスの受注高・売上高は、前期を上
売上高 454 427 △ 27 回る水準を見込む。
装置 202 161 △ 41 精密洗浄の売上高は、前期に引き続き高水準
メンテナンス 108 120 + 12 の計画。
超純水供給事業 31 30 △0
精密洗浄 114 116 +2
地域別売上高
(単位:億円) 2021/3期 実績 2022/3期 計画 前期比 増減要因(億円)
アジア 261 230 △ 31 オーガニック増減 △ 28
北米他 193 197 +4 為替影響 +2
新規連結 ー
合計 454 427 △ 27
18
サービス事業売上高内訳
(単位:億円) 2021/3期 実績 2022/3期 計画 前期比 新規連結影響および新型コロナウイルスのマイナ
ス影響縮小により、水処理薬品の増収を見込む。
水処理薬品事業 1,032 1,119 + 87
一般産業の工場操業度回復により、国内メンテ
水処理装置事業 1,253 1,335 + 82 ナンスは増収の計画。
超純水供給事業 312 331 + 19 土壌浄化は新規案件の受注および延期案件の
国内精密洗浄 86 85 △1 実施により、増収の見込み。
海外精密洗浄 114 116 +2 超純水供給事業は増設案件の収益計上による
増収が、前期における一部顧客との契約解除に
土壌浄化 72 84 + 12
よる減収影響を上回り増収となる見込み。
国内メンテナンス 540 575 + 35
海外メンテナンス 108 120 + 12
その他 22 24 +2
合計 2,285 2,454 + 169
19
設備投資額・減価償却費・研究開発費
(単位:億円) 2021/3期 実績 2022/3期 計画 前期比 超純水供給事業の設備投資は、大幅な増加と
なる計画。
設備投資額(有形) 326 634 + 307
上記以外の設備投資は、主に新開発拠点と海
超純水供給事業 118 326 + 209 外薬品製造拠点建設を計画。
上記以外 209 307 + 98 減価償却費は、超純水供給設備の増設分の計
減価償却費(有形) 179 197 + 18 上により増加の計画。
水処理薬品事業 39 41 +2 研究開発費は、前期並みの水準。
水処理装置事業 140 156 + 16
研究開発費 53 52 △1
水処理薬品事業 17 16 △1
水処理装置事業 36 37 +1
20
3 中期経営計画MVP-22
( Maximize Value Proposition 2022 ) の進捗
ソリューションビジネスの推進状況
社会との共通価値と顧客価値を創出するビジネスモデルにシフト
全製品・サービス
CSVビジネス
節水・CO2排出量削減・廃棄物削減に貢献する、
従来技術や競合技術に比べて効果が大きい製品・技術・サービス
サービス契約型ビジネス
売上高
モノ売りから脱却した、
顧客への提供価値を高める収益性の高いモデル 31億円
(21/3期)
ソリューションモデル
売上高
製品・技術・サービス・契約を包含した
水平展開可能なモデル 13億円
(21/3期)
21
ソリューションモデルの開発実績
顧客価値を最大化するソリューションを新たに創出
既存のモデル 提供価値 ・節水 ・コスト削減 ・規制対応
顧客プラント
2021/3期に開発されたモデル 提供価値
水道水
純水
鉄鋼市場における原料改質技術を用いた原料コスト削減モデル CO2削減
発電ボイラ周りの水処理包括サービス CO2削減
取水量削減 排水
排水量削減
排水処理サポート契約 省人化
RO運転最適化サービス 節水 運転サポート 運転データ
RO膜薬品・薬注装置 センサー
汚泥濃縮槽運転支援システム 廃棄物削減 クリタ
クリタ資産 リモート監視・
データ解析
排水処理最適運転サポートサービス 廃棄物削減
22
M&Aのシナジー発揮(Project Acorn)
RO膜薬品・サービスの世界ブランドの確立に向けて
製品ラインナップ 営業・技術支援 研究開発
グローバル製品ラインナップの構築・展開 RO膜薬品・サービスの営業・技術トレーニング 米国、日本、シンガポールの研究開発拠点の連
アビスタ社の成功モデルの水平展開 アビスタ社による各地域の営業・技術サポート 携による、新規薬品とソフトウエア開発
RO膜薬品の生産体制の最適化 バーチャルイベントブースの開発 RO膜システム
供給水
殺菌剤 分散剤
洗浄剤
RO膜薬品・サービス 連結売上高
78億円
(2021年3月期)
23
AIを活用したソリューションの開発
フラクタ社と協働のDX推進 「メタ・アクアプロジェクト」
水処理ラインの概要と課題 RO膜装置の実プラント検証結果の概要
原水槽 前処理装置 フラクタ社のAIソリューション
通常運転ではRO膜の汚れは蓄積し、 AI最適運転
電力消費量は右肩上がり
原水
RO膜装置
(ポンプ・RO膜ユニット)
電力消費量
純水
実証前 実証期間
AI最適運転によるメリット
膜処理には強力なポンプ給水が必要 電力消費量の削減(約1割)
(全体の消費電力の約6割を使用) メンテナンス頻度の減少による運転コスト削減(約4割)
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サプライチェーンの効率性・持続性向上
グループネットワークを活用したコスト低減とBCP強化の取り組み
Global Supply Team
薬品調達 薬品製造 装置
共同購買 行動解析による作業効率化 グループ共通部品・部材の選定
安価な原材料への切り替え 梱包材の最適化や3Rの推進 部品・部材の集中購買
グループ共通原材料・サプライヤーの選定 グループ間での製造ノウハウ共有による効率化 グループ内リソースの有効活用
原価改善効果 9億円
(2021年3月期実績)
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4 2022年3月期の重点施策
ソリューションビジネス展開の加速
3つの市場に戦略的にソリューションを展開
電子、産業・社会インフラ市場 一般産業市場 新市場
総合ソリューションにより デジタル技術を活用し 社会課題を起点とした
大きな課題解決効果を実現 現場接点を拡大 新たなソリューションを展開
気候変動 水資源枯渇
既存の現場接点 新たな現場接点
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グループ全体でのDXの推進
DXによる競争優位性確立に向けてテーマと施策を設定
顧客接点活動
組織ごとのDXの取り組みを統合させ、全体と
しての進捗管理および計画策定を実施
デジタル人材
生産プロセス
育成・確保
「水に関する知」を蓄積・利活用する施策の
具体化と実行
DX
6テーマ データドリブン型ソリューションの創出に向けた
社内組織間での協業推進
基幹業務
グローバルIT
プロセス
プラント設計の自動化による工程の短縮と品
質の安定化
ビジネスモデル
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海外事業の収益性改善
各地域の市場特性にあわせたビジネス展開を加速
欧州
北米
事業の選択と集中 東アジア
CSVビジネスの拡販
2021年4月に台湾の薬品と装置の カナダ 米国
子会社を合併
2021年4月に 薬品注力市場の
装置事業のサービス化やソリューション
水処理薬品事業 見直し
展開を加速
会社を買収 装置の生産プロセ
北米事業基盤の拡大 スの見直し
中東
ペンタゴン・テクノロジーズ社
2021年4月に合弁会社を設立
事業拡大とソリューション展開を加速 電子産業市場での競争力強化
ASEAN
アビスタ社
競争力ある技術に経営資源を投下
ASEAN地域全体でシナジーを発揮 RO膜薬品・サービスのグローバル展開
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社会課題を起点とした事業の変容
「水に関する知」を活かし、社会との共通価値の創造を目指す
社会との共通価値の
創造
事業の変容
企業理念
「“水”を究め、自然と人間が
事業の再定義 調和した豊かな環境を
多様な現場接点から 創造する」
得られる
水に関する知
社会課題
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将来見通しに関する注記事項
本資料に掲載されている計画数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断したものであるため、
リスクや不確実性を含んでおり、実際の業績はこれと異なる可能性があります。
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