2020年3月期
第1四半期決算概要
2019年8月1日
千代田化工建設株式会社
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目次
1. ハイライト 2
2. 業績概要 3
3. 受注高 4
4. 受注残高 5
5. 損益計算書項目 6
6. 完成工事高 7
7. バランスシート 8
8. 通期業績予想の内訳 10
9. 主要プロジェクト現況 11
1
1. ハイライト
本業ベースの利益をしっかり確保し、再生に向け
て順調なスタート
営業利益91億円、純利益23億円（再生計画の約38%）を計上。
財務基盤を再生計画通り強化
第三者割当増資700億円の払込完了(7月1日)、債務超過を解消。
三菱商事、三菱UFJ銀行からの融資パッケージ(総額1,100億円)
を予定どおり締結。
固定費削減努力も計画に即して継続中。
新たなリスク管理体制が着実に機能
手持案件の着実な遂行、並びにコスト管理強化を徹底。
リソース配分の適正化、体力とリスクのバランスに充分配慮した
受注戦略を遂行。
2
2. 業績概要
単位：億円
19/3 20/3 前年
伸び率 通期予想 達成率
1Q 1Q 同期比
受注高 773 333 △440 △56.9% 5,500 6.0%
受注残高 6,249 9,541 3,292 52.7%
完成工事高 936 865 △72 △7.6% 3,900 22.2%
営業利益 △34 91 125 - 120 75.6%
経常利益 △32 37 69 - 120 30.8%
純利益* △37 23 60 - 60 37.9%
期首想定レート
為替レート 111 円/$ 108円/$ 110円/$
*親会社株主に帰属する四半期純利益
3
3. 受注高
＜地域別＞ ＜分野別＞ 単位：億円
773 773
800
800
14%
16%
600 600
33%
84%
400 333 400 333
28%
39%
200 200
48%
47%
47%
0 0
54%
19/3 1Q 20/3 1Q 19/3 1Q 20/3 1Q
中近東・アフリカ 9 19 エ LNG・その他ガス 121 129
ネ
アジア・オセアニア 104 93 ル
ギ 石油・石油化学・
北中南米 9 47 ー
金属
258 156
その他 0 17 医薬・生化学・
地 一般化学
22 11
球
海外 合計 123 176 環 環境・新エネ・
国内 合計 650 156
境
インフラ・その他
371 36
4
4. 受注残高
＜地域別＞ ＜分野別＞ 単位：億円
10,164 10,164
9,541 9,541
19% 20%
8,000 8,000
55%
54%
58% 57%
4,000 4,000
31% 32%
22% 22% 12% 12%
0 0
19/3 4Q 20/3 1Q 19/3 4Q 20/3 1Q
中近東・アフリカ 194 163 エ LNG・その他ガス 5,575 5,151
ネ
アジア・オセアニア 1,915 1,902 ル
ギ 石油・石油化学・
北中南米 5,879 5,387 ー
金属
3,111 3,035
その他 1 1 医薬・生化学・
地 一般化学
240 177
球
海外 合計 7,988 7,453 環 環境・新エネ・
国内 合計 2,175 2,088
境
インフラ・その他
1,238 1,178
＜主要案件＞
1,000億円以上 500億円以上 100億円以上
テキサス・エチレン、ゴールデンパス
海外 タングーLNG、キャメロンLNG イクシスLNG
LNG
バイオマス発電、蓄電池システム建設、
国内 - -
メガソーラー、石化案件
5
5. 損益計算書項目
単位：億円
19/3 1Q 20/3 1Q 前年同期比 通期予想
完成工事高 936 865 △72 3,900
9 130 122 290
完成工事総利益
0.9% 15.1% +14.2pt 7.4%
販売費及び一般管理費 △42 △40 3 △170
△34 91 125 120
営業利益
△3.6% 10.5% +14.1pt 3.1%
営業外損益* 2 △54 △56 0
△32 37 69 120
経常利益
△3.4% 4.3% +7.7pt 3.1%
特別損益・税金・非支配株主
△5 △14 △9 △60
に帰属する純利益
△37 23 60 60
純利益**
△4.0% 2.6% +6.6pt 1.5%
注(*): 会計ルール上、単体の外貨建債権の為替による増減はPL/BSに反映されるが、関連会社の外貨建債務の為替による増減はPLに
反映されず、BSだけに反映される。
**親会社株主に帰属する四半期純利益
6
6. 完成工事高
＜地域別＞ ＜分野別＞ 単位：億円
1,000 936 1,000 936
865 865
800 800
32%
600 600 55%
78%
61%
32%
400 400
25%
200 14% 200
8%
28%
17% 11%
0 0
19/3 1Q 20/3 1Q 19/3 1Q 20/3 1Q
中近東・アフリカ 45 42 エ LNG・その他ガス 732 479
ネ
アジア・オセアニア 296 35 ル
ギ 石油・石油化学・
北中南米 306 531 ー
金属
77 219
その他 132 17 医薬・生化学・
地 一般化学
61 72
球
海外 合計 779 625 環 環境・新エネ・
国内 合計 157 239
境
インフラ・その他
67 95
＜主要案件＞
1,000億円以上 500億円以上 100億円以上
海外 - - キャメロンLNG、テキサス・エチレン
7
7. バランスシート
単位：億円
19年3月末 19年6月末 増減 19年3月末 19年6月末 増減
【流動資産】 3,269 3,307 38 【流動負債】 3,925 3,915 △10
現金及び預金等 ＊1 695 1,026 331 短期借入金 1 301 300
営業資産三勘定 ＊2 761 571 △190 営業負債三勘定 ＊4 2,975 2,777 △198
未収入金 659 727 67 工事損失引当金 676 555 △122
JV持分資産 ＊3 1,110 943 △166 その他 272 282 10
その他 44 40 △4 【固定負債】 190 201 11
【固定資産】 254 260 6 長期借入金 159 158 △0
有形固定資産 117 129 12 その他 31 43 11
無形固定資産 53 49 △4 【純資産】 △592 △549 42
投資等 84 81 △3 株主資本 △609 △586 23
【資産】 3,523 3,567 44 その他 17 37 19
【負債・純資産】 3,523 3,567 44
【注】
＊1 現金及び預金等＝現金預金＋有価証券（譲渡性預金等）
＊2 営業資産三勘定＝受取手形・完成工事未収入金＋未成工事支出金 【自己資本】 △601 △556 45
＊3 ＪＶ持分資産＝ジョイントベンチャーにおける当社持分に相当する現預金
＊4 営業負債三勘定＝支払手形・工事未払金＋未成工事受入金
【自己資本比率】 △17.1% △15.6% 1.5pt
8
7. バランスシート (補足: 財務基盤強化の状況)
第三者割当増資700億円は7月1日払込完了、債務超過を解消済み。
融資
7月1日、三菱UFJ銀行から200億円の劣後ローン実行。
三菱商事から1Qに300億円の短期借入を実行後、7月返済。
→三菱商事からの融資枠900億円を確保。
【7月1日財務基盤強化実行後のバランスシート要約】 単位：億円
19年6月末 19年7月 増減 19年6月末 19年7月 増減
【流動資産】 3,307 3,907 600 【流動負債】 3,915 3,615 △300
内、現金及び預金等 1,026 1,626 600 内、短期借入金 301 1 △300
【固定資産】 260 260 0 【固定負債】 201 401 200
内、長期借入金 158 358 200
【純資産】 △549 151 700
【資産合計】 3,567 4,167 600 【負債・純資産合計】 3,567 4,167 600
9
8. 通期業績予想の内訳
単位：億円
19年3月期 実績 20年3月期 予想 前期実績比
受注高 7,716 5,500 △2,216
海外 5,750 4,300 △1,450
国内 1,965 1,200 △765
完成工事高 3,420 3,900 480
海外 2,216 2,500 284
国内 1,204 1,400 196
完成工事総利益 △1,811 290 2,101
販売費及び一般管理費 △186 △170 16
営業利益 △1,998 120 2,118
営業外損益 68 0 △68
経常利益 △1,930 120 2,050
特別損益・税金・ △219 △60 159
非支配株主に帰属する当期純利益
純利益* △2,149 60 2,209
*親会社株主に帰属する当期純利益
10
9. 主要遂行中案件の現況(1/2)
プロジェクト フリーポート LNG キャメロン LNG タングー LNG
顧客 Freeport LNG Cameron LNG LLC BP Berau
約99% (Train-1, Train-2)
進捗率 約94% 約58%
約94% (Train-3)
• 約5,100人の労働者が建 • 顧客との交渉が決着し、 • 約7,500人の労働者が
設工事に従事して 納期等を再設定。 建設工事に従事。
いる。
• Train-1からのLNG出荷開 • 新たな契約条件につき、
• Train-1は9月までのLNG 始。 7月に顧客との合意に
生産開始に向け、試運転 至る。予定納期は2021
現況 準備作業中。 • Train-2からのLNG生産開 年7-9月。
(6月時点) 始は2020年1-3月、Train-
• Train-2は10-12月、 3は同4-6月を予定。
Train-3は2020年1-3月に
LNG生産開始を予定。 • 約7,600人の労働者が建
設工事に従事。
11
9. 主要遂行中案件の現況(2/2)
プロジェクト ゴールデンパスLNG テキサス・エチレン
Gulf Coast Growth Ventures
顧客 Golden Pass Products
(ExxonMobilとSABICのJV)
進捗率 約2% 約30%
• 顧客エンジニアチームが • 中国ヤードでのモジュール製作が
CGHに常駐を開始。エンジニ 始まっている。
アリング業務が本格始動し
現況 ている。 • 顧客が当局からの環境関連許可を
(6月時点) 取得し、現場工事に着手した。
<参考情報>
JVパートナー Zachry / McDermott Kiewit
契約形態 Lump sum Lump sum
生産能力 1,560万トン (3系列) 180万トン (世界最大級)
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この資料には、本資料発表時における将来に関する見通しおよび計画に基づく予測が含まれ
ています。経済情勢の変動等に伴うリスクや不確定要因により、予測が実際の業績と異なる可
能性があり、予想の達成、および将来の業績を保証するものではありません。
従いまして、この業績見通しのみに依拠して投資判断を下すことはお控えくださいますようお願
いいたします。
【お問い合わせ先】
千代田化工建設株式会社
IR・広報・CSR 部
Tel. 045-225-7734
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