2019年12月期 第1四半期
決算説明会資料
荏 原 (6361)
2019年5月14日
目次
1. 決算サマリ 4. 補足資料
セグメント別数値サマリ
① 全社 P3
① 受注高 P9
② セグメント別 P4
② 売上高 P10
2. セグメント別業績説明
③ 営業利益 P11
① 風水力 P5
④ 受注残高 P12
② 環境プラント P6
⑤ 売上先所在地別売上高 P13
③ 精密・電子 P7
5. 今後の経営方針について P14
3. 業績見通し P8
本資料で<参考値>として示す数値は、2018年12月期の業績を前年度同一期間と比較するために、
2017年12月期（変則９か月決算）の実績を2017年1月から12月に組み替えた数値（非監査）です。
略語の説明
FY：会計年度（例 「FY19」は19年12月期会計年度）
「1Q」は第１四半期の数値、「1-2Q」、「1-3Q」、「1-4Q」はそれぞれ第１四半期から各四半期末までの
累計値であることを示している
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１. 決算サマリ 全社
FY19 1Q業績 決算のポイント
（単位：億円） FY18 1Q FY19 1Q 増減 ＜市場環境＞
受注高 1,588 1,170 － 417
石油・ガス市場における設備投資は回復
売上高 1,302 1,301 －0 傾向
営業利益 79 91 + 11 半導体市場はメモリメーカの投資減速に
売上高営業利益率 6.1% 7.0% + 0.9pts より低調
経常利益 80 103 + 22 ＜業績＞
親会社株主に帰属する
61 67 +5 風水力事業を中心に増益
四半期純利益
平均為替レート
環境プラント事業の受注は、例年並みの
USD1=JPY108.7 USD1=JPY110.8
水準（前期は大型案件を複数受注し、高
水準）
精密・電子事業で大幅な受注減少
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１. 決算サマリ セグメント別
（単位：億円) FY18 1Q FY19 1Q 増減
全社
受注高 1,588 1,170 － 417
売上高 1,302 1,301 －0
営業利益 79 91 + 11
売上高営業利益率 6.1% 7.0% + 0.9pts
風水力
受注高 829 801 － 27
売上高 807 815 +8
営業利益 24 37 + 13
売上高営業利益率 3.0% 4.6% + 1.6pts
環境プラント
受注高 348 126 － 222
売上高 182 191 +9
営業利益 18 22 +4
売上高営業利益率 10.0% 11.8% + 1.8pts
精密・電子
受注高 406 239 － 167
売上高 308 290 － 17
営業利益 36 30 －5
売上高営業利益率 11.7% 10.6% － 1.1pts
その他、調整
受注高 4 4 －0
売上高 4 4 －0
営業利益 0 0 －0
売上高営業利益率 15.8% 6.3% － 9.5pts
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２.セグメント別業績説明 風水力
業績推移 （単位：億円） ポイント
FY17 *1 FY18 *2
FY19
1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-4Q 【ポンプ】
受注高 売上高 営業利益は収益性の改善により増加
3,089
3,262 3,310 【コンプレッサ・タービン（CT）】
3,041
2,268 3,089 3,300
2,175 2,442
受注高は新規案件の延期により減少
2,250
1,550 1,615 1,700 売上高は工事進行の遅れにより減少
1,547 1,543 1,560
935 829
営業利益はサービス＆サポート（S&S）比率
815
762 807 801
の上昇により増加
【冷熱】
営業利益 売上高営業利益率
売上高は製品、S&S共に増加
15.1% 160 営業利益は増収により増加
141 141
105 100
87
営業利益増減要因分析（単位：億円）
4.6% 50 4.8%
6.8% 33
24 2.8% 37 3.2%
4.6% 4.7% 3.0% 22 1.5%
1.5%
*1.<参考値>、*2.「1-2Q」以降は計画値
FY19 1Q 売上高S&S比率
FY18 FY19
1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q
風水力 34.5% 33.6% 33.1% 34.7% 36.0%
ポンプ 31.2% 27.1% 24.5% 23.7% 29.4%
CT 39.7% 45.3% 50.2% 55.6% 54.8%
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２.セグメント別業績説明 環境プラント
業績推移 （単位：億円） ポイント
FY17 *1 FY18 FY19 *2
1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-4Q 【受注高】
受注高 売上高 ターゲット案件を順調に受注し、例年並みの
1,069
699 628 水準で着地（前期は大型案件を複数受注し高水準）
651 933
435
499
498 658 680
375 293 670 【売上高・営業利益】
355 420
348
229 182 330 オペレーション＆メンテナンス案件の売上増加
191
140 126 により増益（＋）
営業利益 売上高営業利益率
11.8%
10.0% 55
8.3% 7.6% 49
7.9% 49 7.8% 8.2%
7.0%
37 7.1% 7.6% 34 6.1% 営業利益増減要因分析（単位：億円）
24 22 22 20
18 18
*1.<参考値>、*2.「1-2Q」以降は計画値
FY19 1Q 主要受注案件
FY18 1Q FY19 1Q
・バイオマス発電施設EPC ：１件
*3 ・ごみ処理施設EPC：1件
・ごみ焼却施設DBO*4：１件 ・バイオマス発電施設EPC：１件
・長期包括運転・管理契約：1件
*3.プラントの設計・調達・建設、*4.EPC及びプラントの運転・管理
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２.セグメント別業績説明 精密・電子
業績推移 （単位：億円） ポイント
FY17 *1 FY18 FY19 *2
1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-4Q 【受注高・売上高】
受注高 売上高 半導体市場の設備投資はメモリ向けを中心に低水準
1,406 CMP事業・コンポーネント事業共に減少
1,320 1,357 1,250
1,303 1,043 1,250
992 981
943 726 【営業利益】
724 667 630
645 670
371 406 290 高採算性案件により収益性が改善（＋）
354 308 239
減収の影響（－）
実績
営業利益
実績 実績 実績 実績
売上高営業利益率
実績 実績 実績 実績 計画 計画 人件費や研究開発費が増加（－）
16.2%
15.0% 15.1%
185
174
13.7% 13.2% 13.7% 13.7%
135 134 10.6% 10.3% 125
11.7%
108 100
10.0%
営業利益増減要因分析（単位：億円）
60 65
36 30
*1.<参考値>、*2.「1-2Q」以降は計画値
FY19 1Q 売上先所在地別売上高と前年同期比較
（単位：億円） アジア
日本 北米 欧州 中東 その他 合計
（日本以外）
売上高 56 152 57 18 4 0 290
*3
増減
↘ ↘ ↗ ↗ ↘ ↗ ↘
（対FY18 1Q）
*3. ↗は＋5%以上、↘は-5%以上の変化を表す。
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３. 業績見通し
（単位：億円） 1-2Q 1-4Q
FY18 FY19 増減 FY18 FY19 増減
実績 計画 実績 計画
a b c c-b c-a d e e-d
発表日(年/月/日) 19/02/13 19/05/14 19/02/13
受注高 3,008 2,800 2,800 - － 208 5,755 5,250 － 505
売上高 2,512 2,580 2,530 － 50 + 17 5,091 5,250 + 158
営業利益 147 135 135 - － 12 324 340 + 15
売上高営業利益率 5.9% 5.2% 5.3% + 0.1pts － 0.5pts 6.4% 6.5% + 0.1pts
経常利益 141 130 130 - － 11 312 330 + 17
親会社株主に帰属する
74 80 80 - +5 182 200 + 17
当期純利益
ROIC - - - - - 4.9% 5.6% + 0.7pts
ROE - - - - - 6.6% 7.2% + 0.6pts
DEレシオ（倍） - - - - - 0.28 0.28 -
上期売上高計画を50億円下方修正
通期計画は変更無し
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４. 補足資料：セグメント別 数値サマリ
受注高
（単位：億円） 1Q 1-2Q 1-4Q
FY18 FY19 増減 FY18 FY19 増減 FY18 FY19 増減
実績 実績 実績 計画 実績 計画
a b b-a c d e e-d e-c f g g-f
発表日(年/月/日) 19/02/13 19/05/14 19/02/13
全社 1,588 1,170 － 417 3,008 2,800 2,800 - － 208 5,755 5,250 － 505
風水力 829 801 － 27 1,615 1,770 1,700 － 70 + 84 3,262 3,300 + 37
ポンプ 441 439 －2 849 850 850 - +0 1,710 1,750 + 39
CT 267 239 － 27 507 700 630 － 70 + 122 1,027 1,100 + 72
冷熱 85 89 +3 194 160 160 - － 34 375 330 － 45
その他 34 33 －1 62 60 60 - －2 149 120 － 29
環境プラント 348 126 － 222 658 350 420 + 70 － 238 1,069 680 － 389
精密・電子 406 239 － 167 726 670 670 - － 56 1,406 1,250 － 156
コンポーネント 171 127 － 43 307 290 290 - － 17 628 570 － 58
CMP 221 97 － 123 387 350 350 - － 37 720 620 － 100
その他 14 13 －0 31 30 30 - －1 57 60 +2
その他、調整 4 4 －0 8 10 10 - +1 16 20 +3
コンプレッサ・タービン事業（CT）の上期計画を70億円下方修正
環境プラント事業の上期計画を70億円上方修正
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４. 補足資料：セグメント別 数値サマリ
売上高
（単位：億円） 1Q 1-2Q 1-4Q
FY18 FY19 増減 FY18 FY19 増減 FY18 FY19 増減
実績 実績 実績 計画 実績 計画
a b b-a c d e e-d e-c f g g-f
発表日(年/月/日) 19/02/13 19/05/14 19/02/13
全社 1,302 1,301 －0 2,512 2,580 2,530 － 50 + 17 5,091 5,250 + 158
風水力 807 815 +8 1,543 1,560 1,560 - + 16 3,089 3,310 + 220
ポンプ 509 510 +0 905 900 900 - －5 1,720 1,760 + 39
CT 185 172 － 12 406 450 450 - + 43 876 1,100 + 223
冷熱 75 88 + 13 167 150 150 - － 17 358 330 － 28
その他 37 44 +6 63 60 60 - －3 134 120 － 14
環境プラント 182 191 +9 293 330 330 - + 36 628 670 + 41
精密・電子 308 290 － 17 667 680 630 － 50 － 37 1,357 1,250 － 107
コンポーネント 149 146 －2 306 300 300 - －6 593 570 － 23
CMP 146 130 － 16 321 350 300 － 50 － 21 698 620 － 78
その他 11 13 +1 38 30 30 - －8 65 60 －5
その他、調整 4 4 －0 8 10 10 - +1 16 20 +3
CMP事業の上期計画を50億円下方修正
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４. 補足資料：セグメント別 数値サマリ
営業利益
（単位：億円） 1Q 1-2Q 1-4Q
FY18 FY19 増減 FY18 FY19 増減 FY18 FY19 増減
実績 実績 実績 計画 実績 計画
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発表日(年/月/日) 19/02/13 19/02/13
全社 79 91 + 11 147 135 － 12 324 340 + 15
風水力 24 37 + 13 22 50 + 27 87 160 + 72
ポンプ 43 51 +7 52 45 －7 59 100 + 40
CT －28 －12 + 15 －41 0 + 41 19 35 + 15
冷熱 －2 2 +4 1 5 +3 4 20 + 15
その他 11 －2 － 14 10 0 － 10 4 5 +0
環境プラント 18 22 +4 22 20 －2 49 55 +5
精密・電子 36 30 －5 100 65 － 35 185 125 － 60
その他、調整 0 0 －0 1 0 －1 2 0 －2
今回変更無し
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４. 補足資料：セグメント別 数値サマリ
受注残高
（単位：億円） 1Q 2Q 4Q
FY18 FY19 増減 FY18 FY19 増減 FY18 FY19 増減
実績 実績 実績 計画 実績 計画
a b b-a c d e e-d e-c f g g-f
発表日(年/月/日) 19/02/13 19/05/14 19/02/13
全社 4,202 4,470 + 267 4,427 4,810 4,860 + 50 + 433 4,590 4,590 -
風水力 1,935 2,090 + 154 1,997 2,303 2,233 － 70 + 236 2,093 2,083 － 10
ポンプ 951 904 － 47 960 951 951 - －8 1,001 991 － 10
CT 756 941 + 184 791 1,093 1,023 － 70 + 231 843 843 -
冷熱 164 171 +6 179 177 177 - －2 167 167 -
その他 63 73 + 10 65 81 81 - + 16 81 81 -
環境プラント 1,869 2,078 + 209 2,067 2,163 2,233 + 70 + 166 2,143 2,153 + 10
精密・電子 397 301 － 95 362 343 393 + 50 + 30 353 353 -
その他、調整 0 0 +0 0 0 0 - －0 0 0 -
コンプレッサ・タービン事業（CT）の上期末計画を70億円下方修正
環境プラント事業の上期末計画を70億円上方修正
精密・電子事業の上期末計画を50億円上方修正
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４. 補足資料：セグメント別 数値サマリ
売上先所在地別売上高
（単位：億円） FY19 １Q
風水力 環境プラント 精密・電子 その他、調整 合計
合計 815 191 290 4 1,301
日本 436 186 56 1 681
アジア（日本以外） 195 5 152 1 355
北米 62 - 57 0 120
欧州 46 - 18 0 65
中東 45 - 4 0 50
その他 28 - 0 0 28
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5. 今後の経営方針について
荏原のミッション
技術で、熱く、世界を支える
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技術で、熱く、世界を支える
E-Vision2030の策定 風水力事業の改革
10年後、更にその先を見据えた 収益性を改善し、５大陸で
経営方針・事業戦略を策定 「社会・産業・くらし」を支える
インフラプロバイダへ
（継続）ESG経営の進化
Ｅ： 地球環境と調和する事業活動
Ｓ： 「競争し、挑戦する企業風土」への変革を促進
Ｇ： より透明性・公正性の高い監督機能を発揮
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技術で、熱く、世界を支える
E-Vision2030の策定
技術革新やビジネスモデルなど、事業を取り巻く環境はドラスティック
に変化してきており、10年先、更にはその先の市場環境や社会課題を見
据えた長期の経営ビジョンが不可欠
⇒来期からの3年間の新中期経営計画(E-Plan2022)策定に合わせ、
2030年のありたい姿を「E-Vision2030」として策定する
★ 100余年の歴史の中で築き上げてきた高い技術力を更に磨き上げ、
知能化をキーワードに、外部環境・顧客の動向を先取りする
ソリューションを生み出せる組織・人材を育てていく
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技術で、熱く、世界を支える
風水力事業の改革
収益性改善
カスタムポンプ事業、コンプレッサ・タービン事業の収益性改善が喫緊の課題
⇒迅速且つ粘り強く、改善策を実行
デジタル化
デジタル化を推進し、事業効率を向上
⇒自動化工場を軸に開発からＳ＆Ｓまで、ＡＩ・ＩＴを活用
グローバル化
グローバルトップメーカをめざし、世界中で事業展開を加速
⇒ポンプ事業の海外拠点の更なる増強 等
世界中で、５大陸で、荏原の製品をより多く使用してもらい、
「社会・産業・くらし」を支えるインフラプロバイダへ
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（継続）ESG経営の進化
E S G
環境経営の推進 企業風土の変革 ガバナンス強化
ごみ焼却発電の効率化 全ての社員の働きがい、 ●業務執行を兼務する
や省エネ製品の開発な 働きやすさを向上 取締役を3名から1名に
ど、地球にやさしい社 ⇒実力主義の人事制度、 ⇒独立社外取締役が11名
会インフラの提供 ダイバーシティ・働き 中7名を占める
自動化などによる低環 方改革の推進
境負荷生産体制の構築 ERP等のデジタル化に ●独立社外取締役が取締
よる業務プロセス改革 役会議長を務める
地球環境と調和する 「挑戦し、競争する 取締役会が
事業活動 企業風土」への より透明性・公正性の
変革を推進 高い監督機能を発揮
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本資料に記載されている業績予想・計画ならびに将来予測は、本資料の発表日現在に
おいて入手可能な情報及び、将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発
表日現在における仮定を前提としています。実際の業績は、今後様々な要因によって
大きく異なる結果となる可能性があります。
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