2020年3月期 第2四半期決算の概要について 2019年10月31日
Ⅰ．2020年3月期 第２四半期決算 及び 通期予想 - セグメント業績①
［対前年度比較］
＜航空宇宙＞
上期 : 当年度は官需品主体に販売増加。カナダ改編に伴う改善効果もあり、増収増益。
通期 : 上期と同様の理由により増収増益。
＜熱ｴﾈﾙｷﾞｰ・環境＞
上期 : 熱交換器の需要が回復傾向にあり、増収増益。
通期 : 熱交換器の需要回復に伴い増収を見込む。損益面では、増収効果により好転す
るも、営業・開発強化に伴う一部費用増加もあり、改善幅は限定的。
＜ＩＣＴ＞
上期 : 例年は販売が下期偏重傾向となるも、当年度は、装置品の上期販売案件が多
く、増収増益。
通期 : 販売は微増。損益面は、販売構成の変化による採算性の低下および開発費等
の増加により後退。
<対米ドル為替(期中平均)> <109> <111> <109> <105> <107> （億円） <105>
2019年3月期 2020年3月期 対前年度差異 年初
上期 下期 通期 上期 下期 通期 上期 下期 通期 通期
実績 実績 実績 実績 予想 予想 予想
売上高 207 283 490 249 286 535 42 3 45 535
航空宇宙関連 132 172 304 148 182 330 16 10 26 330
熱ｴﾈﾙｷﾞｰ・環境 37 53 90 45 60 105 8 7 15 110
ＩＣＴ 38 58 96 56 44 100 18 -14 4 95
営業利益 6.6 19.2 25.8 22.9 9.1 32.0 16.3 -10.1 6.2 24.0
5.3% 6.0% 0.7% 4.5%
航空宇宙関連 3.6 6.9 10.5 13.8 5.2 19.0 10.2 -1.7 8.5 14.5
3.5% 5.8% 2.3% 4.4%
熱ｴﾈﾙｷﾞｰ・環境 -1.8 4.7 2.9 3.3 1.7 5.0 5.1 -3.0 2.1 2.5
3.2% 4.8% 1.5% 2.3%
ＩＣＴ 4.8 7.6 12.4 5.7 2.3 8.0 0.9 -5.3 -4.4 7.0
12.9% 8.0% -4.9% 7.4%
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Ⅰ．2020年3月期 第２四半期決算 及び 通期予想 - セグメント業績②
［対当初計画比較］
＜航空宇宙＞
上期 : 販売面は、官需品の下期ずれ込みにより減少。損益面では、補用品販売の下
期からの繰り上がり、経費の削減に加え、一部開発費の下期および翌期への
ずれ込みにより好転。
通期 : 販売は当初計画通り。損益面は、経費の削減及び一部開発費の翌期へのずれ
込みにより好転。
＜熱ｴﾈﾙｷﾞｰ・環境＞
上期 : 販売面では、熱交換器の需要が回復傾向にあるもＬＮＧ気化器および鉄道車
両向け等の量産品において受注目標に届かず減少。損益面では、販売減少と
なるも、コスト削減および経費削減により改善。
通期 : 上期と同様の理由により、販売減となる一方、損益は改善。
＜ＩＣＴ＞
上期 : 装置品等の下期ずれ込みにより減収減益。
通期 : 装置品等の販売増加に伴い増収増益。
<対米ドル為替(期中平均)> <105> <105> <109> <105> <107> （億円）
当初計画 上期実績及び予想 対当初計画差異
上期 下期 通期 上期 下期 通期 上期 下期 通期
当初 当初 実績 予想 予想
売上高 275 260 535 249 286 535 -26 26 0
航空宇宙関連 160 170 330 148 182 330 -12 12 0
熱ｴﾈﾙｷﾞｰ・環境 50 60 110 45 60 105 -5 0 -5
ＩＣＴ 65 30 95 56 44 100 -9 14 5
営業利益 11.5 12.5 24.0 22.9 9.1 32.0 11.4 -3.4 8.0
4.5% 6.0% 1.5%
航空宇宙関連 3.0 11.5 14.5 13.8 5.2 19.0 10.8 -6.3 4.5
4.4% 5.8% 1.4%
熱ｴﾈﾙｷﾞｰ・環境 0.5 2.0 2.5 3.3 1.7 5.0 2.8 -0.3 2.5
2.3% 4.8% 2.5%
ＩＣＴ 8.0 -1.0 7.0 5.7 2.3 8.0 -2.3 3.3 1.0
7.4% 8.0% 0.6%
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Ⅰ．2020年3月期 第２四半期決算 及び 通期予想 - 概況
営業外損益： 対米ドル為替レートは、前年度末の111円から当年度上期末は108円
と円高進行により為替差損が発生。下期の対米ドル想定レートは、当
初計画通り 105円。
当初計画に対しては、総じて為替円高影響を織込み。
配当 ： 2019年3月期に計上した『防衛装備品関連損失引当金』が、今後の
調査によって変動する可能性があることから、中間配当を見送ること
としました。
なお、期末配当は引き続き未定としております。安定的かつ継続的な
株主への配当を基本方針としつつ、業績動向等を総合的に勘案した上
で改めてお知らせします。
（億円） (参考)
＜対米ドル為替(期末)＞ <106> <111> <108> <105> <105> <105>
2018年 2019年 2020年3月期 20/3-19/3 2020年3月期当初計画 対当初
3月期 3月期 上期 下期 通期 通期 上期 下期 通期 計画
実績 実績 実績 予想 予想 増減 当初 当初 増減
売上高 472 490 249 286 535 45 275 260 535 -
営業利益 20.3 25.8 22.9 9.1 32.0 6.2 11.5 12.5 24.0 8.0
(営業利益率) 4.3% 5.3% 9.2% 6.0% 0.7% 4.2% 4.5% 1.5%
営業外収益 6.7 5.7 2.5 2.5 5.0 -0.7 3.0 2.5 5.5 -0.5
営業外費用 -6.5 -4.6 -4.4 -2.6 -7.0 -2.4 -4.0 -1.5 -5.5 -1.5
経常利益 20.5 26.9 21.0 9.0 30.0 3.1 10.5 13.5 24.0 6.0
(経常利益率) 4.3% 5.5% 8.4% 5.6% 0.1% 3.8% 4.5% 1.1%
特別損益 -6.1 -55.7 - - - 55.7 - - - -
税引前当期利益 14.4 -28.8 21.0 9.0 30.0 58.8 10.5 13.5 24.0 6.0
当期純利益 5.0 -22.5 13.5 7.5 21.0 43.5 7.5 9.5 17.0 4.0
ＥＰＳ(円/株) 95 -426 256 141 397 - 142 179 321 76
ROE 1.5% - 4.5% - 6.8% - 2.5% - 5.6% 1.2%
配当(円／通期)（注） 50 25 0 (未定) - - (未定) (未定) (未定) -
(注) 当社は、2018年10月1日付で普通株式10株につき１株の割合で株式併合を実施したため、
2018年3月期の期首に当該株式併合が行われたと仮定して、配当を記載しております。
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Ⅱ．財務体質の改善強化 - 財務指標の推移と目標
• 総資産は、受注対応に伴い、棚卸資産を主体に当初計画に対して
20億円の増加
• これにより、当年度のフリーキャッシュフローは当初計画+5億円
から一転し、△8億円の見通し
• 有利子負債は圧縮を進め、当上期末のＤ／Ｅレシオは 0.81 ま
で改善
（億円） ＜参考＞
2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2019年 2020年 2020年
3月末 3月末 3月末 3月末 3月末 9月末 3月末 3月末
実績 実績 実績 実績 実績 実績 予想 当初計画
総資産 819 830 778 801 813 793 760 740
有利子負債合計 296 317 304 288 257 254 240 240
自己資本(純資産) 354 336 323 336 302 312 319 315
Ｄ／Ｅ レシオ 0.84 0.94 0.94 0.86 0.85 0.81 0.75 0.76
自己資本比率 42.4% 39.6% 40.5% 40.6% 35.7% 37.9% 40.4% 40.9%
ＲＯＥ 4.3% - - 1.5% - 4.5% 6.8% 5.6%
ＦＣＦ -18 -39 27 44 29 7 -8 5
(注) 本資料の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、予想に内在する不
確定要因により、実際の数値は当該予想とは異なる場合があります。
以上
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