6349 小森 2021-04-27 15:00:00
特別利益および特別損失の計上、2021年3月期通期連結業績予想の修正ならびに通期個別業績予想に関するお知らせ [pdf]
各 位 2021年4月27日
上場会社名 株式会社 小森コーポレーション
代表者名 代表取締役社長 持田 訓
(コード番号 6349 東証第1部)
問合せ責任者 取締役管理本部長 松野 浩一
(TEL 03-5608-7826)
(TEL 03-5608-7826)
特別利益および特別損失の計上、
2021年3月期通期連結業績予想の修正ならびに
通期個別業績予想に関するお知らせ
当社は、2021年3月期の決算において特別利益(負ののれん発生益)および特別損失(減損損失)の計上を行うとと
もに、2020年10月27日に公表した連結業績予想を下記の通り修正しましたのでお知らせいたします。なお、個別業績予
想につきましては開示を省略しておりましたが、今般、前期実績値との対比におきましてその差異が適時開示の基準に
達する見込みとなりましたので、お知らせいたします。
記
1.特別利益(負ののれん発生益)の計上について
当社は、2020年4月に、当社の子会社であるコモリ ジャーマニーを通じて、MBOグループの中核会社である
Maschinenbau Oppenweiler Binder GmbH & Co. KG(現在、MBO Postpress Solutions GmbH )の出資持分100%を取
得したため、同社及び同社の子会社6社を第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めており、これにより発生し
た負ののれん発生益637百万円を暫定的に算出して計上しております。このたび、取得原価の配分が完了して負のの
れん発生額が確定したため、追加で264百万円を計上することとし、通期合計では901百万となる見込みです。
2.特別損失(減損損失)の計上について
連結子会社の小森マシナリー(山形県高畠町)では、主に小型枚葉オフセット印刷機を生産していますが、昨今の小
型機市場の需要が低迷していることから収益性の低下が見込まれると判断し、事業用資産について将来の回収可能
性を慎重に検討した結果、減損損失 1,179百万円を計上する見込みです。
3. 通期連結業績予想数値の修正
(1) 2021年3月期通期連結業績予想数値の修正(2020年4月1日~2021年3月31日) (単位:百万円)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益 当期純利益
前回発表予想(A) 71,000 △ 2,600 △ 1,900 △ 2,100 △37円55銭
今回修正予想(B) 71,800 △ 2,500 △ 1,300 △ 2,200 △39円34銭
増減額(B-A) 800 100 600 △ 100
増減率(%) 1.1 - - -
(ご参考)前期実績
77,646 △ 3,404 △ 3,480 △ 25,473 △450円11銭
(2020年3月期)
(2) 修正の理由
2021年3月期連結業績予想は、売上増加に伴う営業損失の良化に加え、為替レートが想定より円安で推移したこと
による為替差益が発生し、経常損失が前回発表予想より30%程度改善する見込みとなっております。一方で、親会社
株主に帰属する当期純損失につきましては、特別利益(負ののれんの発生益)の計上があるものの特別損失(減損損
失)の計上などの影響を受けて、前回発表予想から損失が1億円程度拡大する見通しです。
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4. 通期個別業績予想
(1) 2021年3月期通期個別業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日) (単位:百万円)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
前期実績(A) 60,363 △ 2,808 △ 2,175 △ 23,521 △415円61銭
今期予想(B) 50,600 △ 2,200 △ 220 △ 140 △2円50銭
増減額(B-A) △ 9,763 608 1,955 23,381
増減率(%) △ 16.2 ― ― ―
(2) 修正の理由
コロナウイルス感染症の影響で、売上高が減少したものの、前期に実施したサービスパーツの棚卸資産評価方法
の変更による売上原価への影響が当期はないことや、緊急事業体質強化策実施による販売費の削減などの効果によ
り、営業損失で良化する見込みです。経常損失は、為替差損益の前期との差異などにより改善しており、当期純損失
は経常損失までの差異に加え、前期に実施した減損処理とそれに伴う繰延税金資産の取り崩しについて、今期はそ
の発生がないため、大幅に良化する見込みです。
5. 配当予想
配当予想につきましては、変更はありません。
※業績予想数値につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際
の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
以上
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