6347 J-プラコー 2021-08-23 16:00:00
中期事業計画策定に関するお知らせ [pdf]
www.placo.co.jp
中期事業計画 株式会社プラコー
2021.7.20 版
目的
当社は1960年に設⽴。60年を経過した
プラスチック成形機械メーカーとして国内トップレベルのポジ
ションを維持。技術⼒及びノウハウを蓄積してきた
その間培ってきた、技術・ノウハウ・顧客・ビジネスネットワー
ク等々を活⽤し、さらに収益を伸ばしていくため、「成⻑戦略」
を取る
当社のステークホルダーである従業員・お客様・株主の方々に
我々の目指す将来の姿を示す
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当社を取り巻く環境
現在は 100 年に⼀度といわれる産業社会の変⾰期
環境保護のため二酸化炭素を大幅に削減する取り組み
電気⾃動⾞や⽔素系⾃動⾞の開発と移⾏
DX(デジタルトランスフォーメーション)の進⾏
AI 、 IoT 、 RPA (ロボット化によるオートメーショ
ンの活⽤
海洋資源保護や資源循環推進のためのプラスチックリ
サイクル利⽤など社会に求められる技術開発
引用:経団連サイト「Keidanren SDGs」
Society 5.0とは
サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高
度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解
決を両⽴する、⼈間中⼼の社会(Society)
狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会
(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会
を指すもので、 第5期科学技術基本計画 において我が国が
目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。
引⽤︓内閣府「 Society 5.0 」
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目的 現 プ
状 ラ 高技 インフレーションフィルム成形機およびブロー成
分 コ 術⼒ 形機は当社の主⼒事業。高い技術⼒及び実績
析 ー
と 従来は「ニッチな市場での利益確保」という守りの
成⻑
課 戦略
経営。
⇒ 今後は売り上げ拡大、利益拡大という成⻑戦略
題
コア事業︓プラスチック成形機事業
専門
プラスチックリサイクル事業︓時代の要請に対応
技術
関連事業︓電気⾃動⾞・⽔素⾃動⾞・ロボット等
競争⼒ 研究開発・特許取得の強化・M&A戦略採⽤
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当社がとるべき方針
インフレーションフィルム成形機及びブロー成形機
コア事業 事業は、当社の技術⼒と競争⼒の源
従来以上に深耕強化しシェアを伸⻑
展 展
開 開
リサイクル
関連事業
事業
プラスチックリサイクル機器事業の復活 当社の技術を生かした新たな事業分野
強化プラスチック成形機メーカーとして 電気⾃動⾞や⽔素⾃動⾞関連機器
の責任として、プラスチック製品の再利 ロボット・AI関連。
⽤分野に貢献する 6
3事業の相乗効果
プラスチック
成形機事業
•機械製造技術の蓄積
•制御・IT・⾃動化技術
ノウハウ
高度な技術・
ノウハウの移転
プラスチック
リサイクル事業 関連事業
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数値目標
(単位︓億円)
2021 2022 2023 2025
番号 項目
年度 年度 年度 年度
1 プラスチック成形機事業 27 30 35 40
2 リサイクル事業 5 10 15 30
3 関連事業 1 10 15 30
4 売上合計 33 50 65 100.0
5 営業利益 3.0 6.0 8.5 10.0
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数値目標達成のための施策①
情報 当社からお客様への情報発信︓
既存顧客および潜在顧客へ、当社新製品、
1 発信 新サービスの情報発信
業務 ITフル活⽤による効率的業務運営︓
2 顧客データベース。納入設備診断。テクノサ
運営 ービス拡充。予備品サイト・プラモール充実
営業利益の3〜5%を開発投資に。
コア事業目標 新 製
3 品開発
インフレーション、ブロー共に新機能
搭載機器を市場投入。
5年前(57期)売上
37億円を回復、
さらに拡大(40億円) 特許 新機能開発した技術は特許取得により
を目指す。
4 戦略 囲い込み。
社 内 社内テスト機を常設、顧客に来場
5 テスト機 頂き新樹脂のテストを⾏っていただく。
6 スクリュー 貸出専⽤のテストスクリュー
貸出サービス 常備
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数値目標達成のための施策②
1 法令改正に対応した 2
リサイクル機器販売 助成⾦対象となる
リサイクル事業 新機能機器の開発
既存顧客および新規顧客へ
リサイクル機器製造
販売と廃プラスチッ
ク回収加工再生剤の 3 機器単品ではなく 4
製造販売 リサイクルプラント
特許戦略及び
M&Aの活⽤。
製品の開発販売
1 電気⾃動⾞関連、 2
関連事業 ⽔素⾃動⾞、燃料電池⾞
コア事業での技術転⽤および M&Aの活⽤。
顧客との協業。協業による新
製品開発と市場投入
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インフレーションフィルム成形機
大型の成形機から小
型機まで幅広く製造。
製造ノウハウ保有し、
顧客のニーズととも
に成⻑。
生分解フィルム対
応成形機
バイオプラスチッ
クを⽤いた包装資
材⽤フィルム成形
機事業
高品質・高精度な
シーラント、マスキ
ング、医療⽤フィル
ム成形機
顧客のさまざまな要
高性能押出機 多層インフレーション成形機 望に対応する高性能
多層フィルム成形機
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ブロー成形機
⾃動⾞⽤燃料タンク、
ダクト、容器、小物
などのブロー製品に
対応。
プラスチック製パ
レットやシステムバ
スの壁、天井板材等
の大型製品に適する
高出⼒な油圧式ブ
ロー成形機
食品⽤やシャンプー
ボトル等の製品に適
するクリーンルーム
対応な全電動式ブ
ロー成形機
DAH
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リサイクル機器
お客様のニーズに合わせた環境機器の
開発提案を⾏います。機械設計・製造、設置、
移設、メンテナンスも充実
製造工場内リサイクル 選別ライン 破砕機
リサイクル業 ⼀次 洗浄ライン
⼀般・産業廃棄物処理業 粉砕機
処理 光学選別 ⼀軸破砕
容器包装リサイクル法施設対応 乾燥機
色選別等 二軸破砕
材料リサイクル
リサイクル業原料製造
マテリ 向け インフレーション ブロー
再商品製造
アル 溶融機 成形機 成形機
(脱炭素社会構築)
ペレタイザー
リサイクル業
サーマ サーマルリサイクル
⼀般・産業廃棄物処理業
ル 溶融機 RPF製造
廃棄物燃料製造
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メンテナンス体制
EXZスクリュー①
顧客工場に訪問メンテナンス体制
関東、名古屋、大阪、九州での
シリンダー① サービス
スムーズな予備品の提供
当社在庫をお客様が確認し
⾒積もり依頼できるシステム
減速機GL①
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プラスチックリサイクル事業
プラスチック製品を生み出す成形機メーカーの使命として、
プラスチック回収リサイクル、再生剤製造を⾏う。
プラスチック破砕機・
溶融機・ペレタイザー
(造粒機)
資源循環
ソリューション
一軸破砕機ZSSシリーズ
企業
容器包装 事業者との
プラスチック 協業
リサイクル
法準拠の
リサイクル
プラント開発
ペレタイザー
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環境省資料
(出典︓ 環境省HP)
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プラコー
CSR
企業活動を⾏うに際しての社会的責任
ESGへの取り組み
項 目 内 容 プラコーでの取組 ESG SDGs
再生可能エネルギー使⽤ プラスチック成形機メーカーの責任 *投資家主導の
Environment サステナビリ
CO₂の排 出削減 として、プラスチック製品や工場内
(環境) ティ全般
製造工程での廃棄物低減 廃プラを回収しリサイクルへ
ESGへの取り組み
サプライヤーの⼈権問題配慮 上場企業としての社会的責任
Social
ダイバーシティやワークライフパランス コーポレート・ガバナンスコードの
(社会)
個⼈情報保護・管理 コンプライアンス
積極的な情報開示
Governance 開かれた経営
取締役会の多様化
(統治) 収益向上とガバナンスの共⽴経営
資本効率への高い意識
従業員、お客様、取引
SDGs:持続可能な開発目標 先様、株主様、地域、
具体例 プラコーでの取り組み 社会、環境などへの配
プラスチックを燃やさない
慮と社会貢献等への適
CO₂削減、カーボンニュートラル
リサイクルによる再利⽤ 切な実⾏
資源の保護・回復 ESGへの取り組み
ペットボトル・プラスチックフィルム お客様、取引先様、⾦
持続可能な利⽤ 樹脂タンク、容器包装など資源循環 融機関との関係改善・
海洋保全
漁網・プラスチックボトル等の海洋投棄の削減と 強化
資源回収リサイクル
従業員満⾜度向上
持続可能な開発の実施手段 プラスチックリサイクル機械メーカー と 株主・投資家様の満⾜
グローバル・パートナーシップ リサイクルオペレーションとの協業
度向上
M&A戦略
事業統合で新規事業の成⻑を加速
コア事業のノウ
ハウを活⽤する
ことで、リサイ
クル事業や新規
事業を展開する
A社
⾃社資源 得意分野 プラコー
(ノウハウ)が 得意分野
不⾜する分野は B社
MAで
強化する。
得意分野
C社
得意分野
成⻑速度を
上げるため、
無理ない範囲で
M A を展開。 「統合推進⼒」によるシナジー効果で事業を強化
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株式会社プラコー