6340 渋谷工 2021-08-06 15:00:00
2021年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月6日
上場会社名 澁谷工業株式会社 上場取引所 東名
コード番号 6340 URL https://www.shibuya.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 澁谷 弘利
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 (氏名) 吉道 義明 TEL 076-262-1201
定時株主総会開催予定日 2021年9月28日 配当支払開始予定日 2021年9月29日
有価証券報告書提出予定日 2021年9月29日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年6月期の連結業績(2020年7月1日∼2021年6月30日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年6月期 103,965 0.3 12,700 35.6 12,952 35.5 8,826 36.4
2020年6月期 103,619 △4.6 9,366 △9.7 9,560 △7.6 6,471 △16.7
(注)包括利益 2021年6月期 9,917百万円 (52.9%) 2020年6月期 6,485百万円 (△11.5%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2021年6月期 319.02 ― 12.1 10.0 12.2
2020年6月期 233.89 ― 9.8 7.4 9.0
(参考) 持分法投資損益 2021年6月期 ―百万円 2020年6月期 59百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年6月期 132,448 76,941 58.1 2,779.98
2020年6月期 126,745 68,684 54.2 2,481.87
(参考) 自己資本 2021年6月期 76,914百万円 2020年6月期 68,667百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年6月期 14,319 △2,605 △3,032 35,292
2020年6月期 3,639 △4,750 △2,114 26,552
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2020年6月期 ― 30.00 ― 30.00 60.00 1,660 25.7 2.5
2021年6月期 ― 30.00 ― 40.00 70.00 1,936 21.9 2.7
2022年6月期(予想) ― 30.00 ― 30.00 60.00 25.2
(注)2021年6月期 期末配当金の内訳 普通配当 30円00銭 記念配当 10円00銭(創業90周年記念配当)
3. 2022年 6月期の連結業績予想(2021年 7月 1日∼2022年 6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 100,000 △3.8 9,200 △27.6 9,500 △26.7 6,600 △25.2 238.55
2022年6月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金
額となっております。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年6月期 28,149,877 株 2020年6月期 28,149,877 株
② 期末自己株式数 2021年6月期 482,443 株 2020年6月期 482,349 株
③ 期中平均株式数 2021年6月期 27,667,511 株 2020年6月期 27,667,764 株
(参考)個別業績の概要
2021年6月期の個別業績(2020年7月1日∼2021年6月30日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年6月期 69,272 △5.4 7,962 29.7 9,433 25.5 6,531 17.8
2020年6月期 73,225 △1.1 6,140 △4.6 7,519 △2.2 5,542 △7.8
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2021年6月期 236.09 ―
2020年6月期 200.33 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年6月期 103,923 65,002 62.5 2,349.42
2020年6月期 104,468 59,644 57.1 2,155.78
(参考) 自己資本 2021年6月期 65,002百万円 2020年6月期 59,644百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社と
してその実現を約束するものではありません。よって、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
なお、業績予想に関する事項は、【添付資料】P4「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 7
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 12
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 16
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 17
4.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 18
(1)受注の状況 ………………………………………………………………………………………………………… 18
(2)役員の異動 ………………………………………………………………………………………………………… 19
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澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により引き続き厳しい環境のなか、海外
経済の持ち直しにより製造業などでは輸出や生産活動の一部で回復の動きが見られました。その一方では感染拡大防
止に伴う経済活動の制限の影響を強く受ける業種もあり、業種間での業績の二極化が進む状況において感染症が収束
する兆しはなく、景気の先行きは極めて不透明な状況で推移しました。
このような状況のなか、当社グループの連結売上高は1,039億65百万円(前期比0.3%増)とほぼ横ばいとなりまし
たが、損益面については、全てのセグメントにおいて採算が向上したことから、営業利益は127億円(前期比35.6%
増)、経常利益は129億52百万円(前期比35.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は88億26百万円(前期比
36.4%増)となり、いずれも過去最高益を更新しました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
[セグメント別の売上高] (単位:百万円)
セグメントの名称 前連結会計年度 当連結会計年度 対前年比
%
パッケージングプラント事業 65,353 60,004 △8.2
(酒類用プラント) ( 2,311 ) ( 1,627 ) ( △29.6 )
(食品用プラント) ( 48,791 ) ( 40,467 ) ( △17.1 )
(薬品・化粧品用プラント) ( 11,964 ) ( 15,409 ) ( +28.8 )
(その他) ( 2,285 ) ( 2,499 ) ( +9.3 )
メカトロシステム事業 26,538 30,077 +13.3
農業用設備事業 11,728 13,883 +18.4
合 計 103,619 103,965 +0.3
(パッケージングプラント事業)
パッケージングプラント事業の売上高は、食品用プラントは健康志向を背景とした機能性ドリンクの大型ラインの納
入があったものの、2期間に亘り好調に推移した飲料用無菌充填ラインの納入が一巡したことから減少し、薬品・化粧
品用プラントは大型の樹脂シリンジラインや検査用試薬ラインの納入により増加したものの、食品用プラントの減少を
補うことはできず、前連結会計年度に比べ減少しました。
その結果、売上高は600億4百万円(前期比8.2%減)と減収となったものの、損益面については、プラントに占める
自社製品の割合が高まった結果、採算が向上し、営業利益は110億15百万円(前期比9.7%増)となりました。
(メカトロシステム事業)
メカトロシステム事業の売上高は、医療機器は新型コロナウイルス感染拡大の影響で特に欧州、インドでの人工透析
装置の需要落ち込みが続き減少したものの、半導体製造装置は、中国における半導体自給率の向上を目的とした設備投
資の需要拡大に加えて、コロナ禍におけるリモートワークの増加等のライフスタイルの変化による情報・電子機器の需
要増加もあり大きく増加したことから、前連会計年度に比べ増加しました。
その結果、売上高は300億77百万円(前期比13.3%増)となり、損益面については、半導体製造装置において売上高
の増加に伴い操業度が大きく向上したことから、営業利益は18億28百万円(前期比241.7%増)となりました。
(農業用設備事業)
農業用設備事業の売上高は、蔬菜類向け選果選別プラントの納入が減少したものの、柑橘類向け選果選別プラントの
納入が大きく増加したことから、前連結会計年度に比べ増加しました。
その結果、売上高は138億83百万円(前期比18.4%増)となり、損益面については、採算性の高い案件が多かったこ
とから、営業利益は19億49百万円(前期比82.9%増)となりました。
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澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の資産については、現金及び預金が87億21百万円増加したことから、前連結会計年度末に比べ57
億3百万円増加し1,324億48百万円となりました。
負債については、前受金が20億99百万円減少したことから、前連結会計年度末に比べ25億53百万円減少し555億7
百万円となりました。
純資産については、主として親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が71億66百万円増加したこ
とから、前連結会計年度末に比べ82億56百万円増加し769億41百万円となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については次のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減額
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,639 14,319 10,679
投資活動によるキャッシュ・フロー △4,750 △2,605 2,145
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,114 △3,032 △917
現金及び現金同等物の期末残高 26,552 35,292 8,739
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、143億19百万円の資金増加(前期は36億39百万円の資金増加)となりまし
た。これは主に、税金等調整前当期純利益が125億28百万円となり、前受金の減少額21億6百万円および法人税等の
支払額27億34百万円による資金減少があったものの、棚卸資産の減少21億59百万円および非資金項目である減価償却
費25億14百万円による資金増加があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、26億5百万円の資金減少(前期は47億50百万円の資金減少)となりまし
た。これは主に、投資有価証券の売買による資金収支が12億81百万円の収入増となったものの、有形固定資産の取得
による支出が43億67百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、30億32百万円の資金減少(前期は21億14百万円の資金減少)となりまし
た。これは主に、借入金返済および配当金の支払によるものであります。
これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末より87億39百万円増加し352億92百万円(前
期比32.9%増)となりました。
(ご参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2018年6月期 2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期
自己資本比率(%) 52.1 48.7 54.2 58.1
時価ベースの自己資本比率(%) 84.1 61.9 61.2 64.9
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 1.4 0.3 1.4 0.3
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 69.5 351.1 102.2 476.8
(注) 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
※ 各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※ 営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しており
ます。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としてお
ります。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
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(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、ワクチン接種の進展に伴い経済活動が正常化し、景気は緩やかに持ち直すものと見
込まれるものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大により依然として不透明な状況となっております。
このような状況のなか、次期のパッケージングプラント事業の売上高は、薬品・化粧品用プラントは抗がん剤の需
要増などにより増加が見込まれるものの、食品用プラントは飲料用無菌充填ラインの減少が見込まれることから、全
体としては減少を見込んでおります。
メカトロシステム事業の売上高は、半導体製造装置は現在も半導体不足の状態が続いているため好調に推移するも
のと見込まれ、また、医療機器は前期に納入を開始した新規市場である米国向け人工透析装置が増加すると見込まれ
ることから、全体としては増加を見込んでおります。
農業用設備事業の売上高は、「産地パワーアップ事業」および「強い農業づくり交付金」等の補助事業が継続され
るものの、柑橘類向け選果選別プラントの大型案件が少ないことから、減少を見込んでおります。
以上により、次期の連結業績予想は、売上高1,000億円(当期比3.8%減)、営業利益92億円(当期比27.6%減)、
経常利益95億円(当期比26.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益66億円(当期比25.2%減)としております。
なお、2022年6月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の
連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっております。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
利益配当につきましては、当社の基本的な考えは将来の収益向上と利益確保のために内部留保を充実し、また株主
へも安定的な配当を実施すること、そして1株当たり利益の長期的向上をとおして株主に報いていく方針でありま
す。
当社は、2021年3月5日をもちまして創業90周年を迎えました。つきましては、株主の皆様への感謝の意を表すた
め、当期の期末配当におきまして、1株当たり10円の記念配当を実施し、普通配当30円と合わせて1株あたり40円を
第73回定時株主総会に付議する予定であります。よって、当期の配当金は、既に中間配当として1株につき30円を実
施しておりますので、期末配当と合わせて70円となる予定であります。
なお、次期の配当金につきましては、中間および期末にそれぞれ1株につき30円(年間配当は1株につき60円)を
予定しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、国際会計基準に基づく連結財務諸表を作成するための体制整備の負担等を考慮し、日本基準に基づ
き連結財務諸表を作成しております。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年6月30日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 26,829 35,550
受取手形及び売掛金 31,740 30,846
電子記録債権 7,210 7,252
製品 359 379
仕掛品 12,013 10,055
原材料及び貯蔵品 3,019 2,834
その他 2,783 2,025
貸倒引当金 △80 △4
流動資産合計 83,875 88,938
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 18,687 17,944
機械装置及び運搬具(純額) 2,562 2,393
土地 11,589 12,775
建設仮勘定 587 1,769
その他(純額) 1,189 1,185
有形固定資産合計 34,616 36,069
無形固定資産
のれん 215 78
その他 358 424
無形固定資産合計 574 503
投資その他の資産
投資有価証券 3,046 2,093
退職給付に係る資産 2,566 2,946
繰延税金資産 1,362 1,179
その他 733 749
貸倒引当金 △30 △30
投資その他の資産合計 7,678 6,937
固定資産合計 42,870 43,510
資産合計 126,745 132,448
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年6月30日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 24,547 23,887
電子記録債務 1,874 2,755
短期借入金 1,348 1,107
未払法人税等 1,408 2,605
未払費用 6,141 6,121
前受金 8,679 6,580
賞与引当金 407 418
受注損失引当金 178 76
製品保証引当金 54 68
その他 2,454 2,098
流動負債合計 47,096 45,719
固定負債
長期借入金 3,640 2,533
退職給付に係る負債 6,712 6,607
役員退職慰労引当金 338 339
繰延税金負債 106 162
その他 167 144
固定負債合計 10,964 9,787
負債合計 58,061 55,507
純資産の部
株主資本
資本金 11,392 11,392
資本剰余金 10,357 10,358
利益剰余金 48,770 55,937
自己株式 △438 △439
株主資本合計 70,082 77,248
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △413 74
繰延ヘッジ損益 - 0
為替換算調整勘定 △37 42
退職給付に係る調整累計額 △963 △450
その他の包括利益累計額合計 △1,414 △333
非支配株主持分 17 27
純資産合計 68,684 76,941
負債純資産合計 126,745 132,448
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 103,619 103,965
売上原価 83,647 81,098
売上総利益 19,972 22,866
販売費及び一般管理費 10,605 10,165
営業利益 9,366 12,700
営業外収益
受取利息 11 4
受取配当金 49 59
投資有価証券売却益 16 130
持分法による投資利益 59 -
その他 140 170
営業外収益合計 278 365
営業外費用
支払利息 38 28
投資有価証券売却損 - 68
租税公課 16 5
その他 29 11
営業外費用合計 84 113
経常利益 9,560 12,952
特別利益
固定資産売却益 2 2
投資有価証券売却益 163 0
補助金収入 46 7
特別利益合計 211 10
特別損失
固定資産処分損 14 5
投資有価証券評価損 301 425
その他 0 3
特別損失合計 316 433
税金等調整前当期純利益 9,455 12,528
法人税、住民税及び事業税 2,926 3,888
法人税等調整額 59 △195
法人税等合計 2,985 3,692
当期純利益 6,470 8,836
非支配株主に帰属する当期純利益又は
△1 9
非支配株主に帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益 6,471 8,826
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(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
当期純利益 6,470 8,836
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △183 487
繰延ヘッジ損益 △10 0
為替換算調整勘定 △5 79
退職給付に係る調整額 214 513
その他の包括利益合計 15 1,081
包括利益 6,485 9,917
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 6,486 9,908
非支配株主に係る包括利益 △1 9
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澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 11,392 10,357 43,959 △437 65,271
当期変動額
剰余金の配当 △1,660 △1,660
親会社株主に帰属する
6,471 6,471
当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
連結子会社株式の取得に
△0 △0
よる持分の増減
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - △0 4,811 △0 4,810
当期末残高 11,392 10,357 48,770 △438 70,082
その他の包括利益累計額
非支配
その他 その他の 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算 退職給付に係る 株主持分
有価証券 包括利益
損益 調整勘定 調整累計額
評価差額金 累計額合計
当期首残高 △230 10 △32 △1,178 △1,430 19 63,861
当期変動額
剰余金の配当 △1,660
親会社株主に帰属する
6,471
当期純利益
自己株式の取得 △0
連結子会社株式の取得に
△0
よる持分の増減
株主資本以外の項目の
△183 △10 △5 214 15 △1 13
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △183 △10 △5 214 15 △1 4,823
当期末残高 △413 - △37 △963 △1,414 17 68,684
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澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年7月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 11,392 10,357 48,770 △438 70,082
当期変動額
剰余金の配当 △1,660 △1,660
親会社株主に帰属する
8,826 8,826
当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 0 0 0
連結子会社株式の取得に
△0 △0
よる持分の増減
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - 0 7,166 △0 7,166
当期末残高 11,392 10,358 55,937 △439 77,248
その他の包括利益累計額
非支配
その他 その他の 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算 退職給付に係る 株主持分
有価証券 包括利益
損益 調整勘定 調整累計額
評価差額金 累計額合計
当期首残高 △413 - △37 △963 △1,414 17 68,684
当期変動額
剰余金の配当 △1,660
親会社株主に帰属する
8,826
当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 0
連結子会社株式の取得に
△0
よる持分の増減
株主資本以外の項目の
487 0 80 513 1,081 9 1,090
当期変動額(純額)
当期変動額合計 487 0 80 513 1,081 9 8,256
当期末残高 74 0 42 △450 △333 27 76,941
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澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 9,455 12,528
減価償却費 2,371 2,514
のれん償却額 159 137
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) 159 123
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 163 138
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 16 1
貸倒引当金の増減額(△は減少) 51 △75
賞与引当金の増減額(△は減少) 4 10
受注損失引当金の増減額(△は減少) △27 △102
受取利息及び受取配当金 △61 △64
支払利息 38 28
持分法による投資損益(△は益) △59 -
投資有価証券売却損益(△は益) △180 △62
補助金収入 △33 △7
売上債権の増減額(△は増加) 661 871
前受金の増減額(△は減少) △1,738 △2,106
たな卸資産の増減額(△は増加) △4 2,159
仕入債務の増減額(△は減少) △5,125 206
前渡金の増減額(△は増加) 407 534
未払又は未収消費税等の増減額 879 △414
その他 △310 594
小計 6,829 17,015
利息及び配当金の受取額 60 68
利息の支払額 △35 △30
法人税等の支払額 △3,214 △2,734
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,639 14,319
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △381 △398
定期預金の払戻による収入 370 422
投資有価証券の取得による支出 △149 △705
投資有価証券の売却による収入 529 1,987
有形固定資産の取得による支出 △5,315 △4,367
有形固定資産の売却による収入 4 2
無形固定資産の取得による支出 △143 △150
貸付けによる支出 △677 -
貸付金の回収による収入 638 610
補助金の受取額 290 7
その他 84 △13
投資活動によるキャッシュ・フロー △4,750 △2,605
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 1,300 -
長期借入金の返済による支出 △1,730 △1,348
自己株式の増減額(△は増加) △0 △0
配当金の支払額 △1,658 △1,658
その他 △23 △24
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,114 △3,032
現金及び現金同等物に係る換算差額 5 57
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △3,219 8,739
現金及び現金同等物の期首残高 29,771 26,552
現金及び現金同等物の期末残高 26,552 35,292
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澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会
が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、製品の販売、生産体制やサービスの類似性を基準とした事業部門を設置しており、各事業部門は包
括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは事業部門を基礎としたセグメントから構成されており、「パッケージングプラント事
業」、「メカトロシステム事業」および「農業用設備事業」の3つを報告セグメントとしております。
各報告セグメントの主要な製品は、以下のとおりであります。
セグメントの名称 主要製品
ボトリングシステム(充填システム、キャッピングシステム、ラベリングシステムな
ど)、製函・包装システム、製薬設備システム(医薬品製造システム、アイソレータ
パッケージングプラント事業
など)、再生医療システム(細胞培養アイソレータ、ロボット自動細胞培養システ
ム、バイオ3Dプリンターなど)など
切断加工システム(レーザ加工機、ウォータジェット切断加工機など)、半導体製造
システム(ハンダボールマウンタ、ワイヤボンダ、LED検査装置など)、医療機器
メカトロシステム事業
(レーザ手術および治療装置、人工透析装置など)、超音波発生装置、油圧プレス機
など
農業用設備事業 農業用選果・選別システムなど
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であり、セグメント間の内部売上高および振替高は市場実勢価格等に
基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務
調整額
パッケージ メカトロ 諸表計上額
農業用設備 (注)1
ングプラン システム 計 (注)2
事業
ト事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 65,353 26,538 11,728 103,619 - 103,619
セグメント間の内部売上高
675 720 973 2,369 △2,369 -
又は振替高
計 66,028 27,258 12,701 105,989 △2,369 103,619
セグメント利益 10,038 535 1,065 11,639 △2,272 9,366
セグメント資産 64,081 27,623 9,025 100,730 26,015 126,745
その他の項目
減価償却費 1,506 638 146 2,291 76 2,368
のれんの償却額 21 137 - 159 - 159
有形固定資産及び
1,325 1,564 108 2,998 623 3,621
無形固定資産の増加額
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澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
(注)1.調整額の内容は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△2,272百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△2,264百万円お
よび棚卸資産等の調整額△8百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一
般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額26,015百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産26,071百万円およ
び棚卸資産等の調整額△55百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない余資
運用資金(現金及び預金、投資有価証券)および管理部門に係る資産であります。
(3)減価償却費の調整額は、全社資産に係る減価償却費であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、全社資産の増加額であります。
2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業損益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2020年7月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
連結財務
調整額
パッケージ メカトロ 諸表計上額
農業用設備 (注)1
ングプラン システム 計 (注)2
事業
ト事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 60,004 30,077 13,883 103,965 - 103,965
セグメント間の内部売上高
1,132 627 701 2,461 △2,461 -
又は振替高
計 61,136 30,705 14,584 106,426 △2,461 103,965
セグメント利益 11,015 1,828 1,949 14,793 △2,092 12,700
セグメント資産 60,000 29,845 11,894 101,740 30,708 132,448
その他の項目
減価償却費 1,531 716 162 2,409 102 2,511
のれんの償却額 - 137 - 137 - 137
有形固定資産及び
2,030 540 746 3,318 735 4,053
無形固定資産の増加額
(注)1.調整額の内容は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額△2,092百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△2,112百万円お
よび棚卸資産等の調整額19百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般
管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額30,708百万円には、各報告セグメントに配分していない全社資産30,746百万円およ
び棚卸資産等の調整額△37百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない余資
運用資金(現金及び預金、投資有価証券)および管理部門に係る資産であります。
(3)減価償却費の調整額は、全社資産に係る減価償却費であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、全社資産の増加額であります。
2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業損益と調整を行っております。
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澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
日本 アジア 北米 その他 合計
75,587 18,658 4,569 4,804 103,619
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省
略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称または氏名 売上高 関連するセグメント名
ニプロ株式会社 12,504 メカトロシステム事業
コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社 12,270 パッケージングプラント事業
当連結会計年度(自 2020年7月1日 至 2021年6月30日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
日本 アジア 北米 その他 合計
74,053 20,840 5,883 3,187 103,965
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省
略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称または氏名 売上高 関連するセグメント名
ニプロ株式会社 11,600 メカトロシステム事業
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澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年7月1日 至 2021年6月30日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
パッケージング メカトロ
農業用設備事業 全社・消去 合計
プラント事業 システム事業
当期末残高 - 215 - - 215
(注)のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2020年7月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
パッケージング メカトロ
農業用設備事業 全社・消去 合計
プラント事業 システム事業
当期末残高 - 78 - - 78
(注)のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年7月1日 至 2021年6月30日)
該当事項はありません。
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澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
1株当たり純資産額 2,481円87銭 1株当たり純資産額 2,779円98銭
1株当たり当期純利益 233円89銭 1株当たり当期純利益 319円02銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益について なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益について
は、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記 は、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記
載しておりません。 載しておりません。
(注)1.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年6月30日) (2021年6月30日)
純資産の部の合計額 68,684百万円 76,941百万円
純資産の部の合計額から控除する金額 17百万円 27百万円
(うち非支配株主持分) (17百万円) (27百万円)
普通株式に係る期末の純資産額 68,667百万円 76,914百万円
1株当たり純資産額の算定に用いられた
27,667千株 27,667千株
期末の普通株式の数
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
親会社株主に帰属する当期純利益 6,471百万円 8,826百万円
普通株主に帰属しない金額 - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純
6,471百万円 8,826百万円
利益
普通株式の期中平均株式数 27,667千株 27,667千株
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後 新株予約権 新株予約権
1株当たり当期純利益の算定に含めなかった (第五回信託型ライツ・プラン) (第五回信託型ライツ・プラン)
潜在株式の概要 50,000千株 50,000千株
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澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
(重要な後発事象)
(連結子会社の吸収合併)
当社は、2021年2月10日の取締役会において、当社の完全子会社であるシブヤマシナリー株式会社を吸収合併する
ことを決議し、同日付で合併契約を締結しました。なお、2021年7月1日付で当該吸収合併を実施しております。
1.取引の概要
(1) 結合当事企業の名称および事業の内容
①結合企業
名 称 澁谷工業株式会社(当社)
事業の内容 パッケージングプラント事業およびメカトロシステム事業に係る製品の製造販売
②被結合企業
名 称 シブヤマシナリー株式会社(当社の完全子会社)
事業の内容 パッケージングプラント事業に係る製品の製造販売
(2) 企業結合日
2021年7月1日
(3) 企業結合の法的形式
当社を存続会社とし、シブヤマシナリー株式会社を消滅会社とする吸収合併
(4) 結合後企業の名称
澁谷工業株式会社
(5) その他取引の概要に関する事項
シブヤマシナリー株式会社は、顧客から直接または当社を経由し受注したパッケージングプラント製品およ
びFAエンジニアリングの製造・販売を担う会社として事業を展開してまいりましたが、当社への販売依存度
が7割を超える状況であり、グループ間取引の調整や管理面の重複を解消し業務効率を高めることが不可欠と
判断し、同社を吸収合併することとしました。
2.実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」および「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づ
き、共通支配下の取引として処理しております。
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澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
4.その他
(1)受注の状況
① セグメント別の受注高
(単位:百万円)
セグメントの名称 前連結会計年度 当連結会計年度 対前年比
%
パッケージングプラント事業 52,636 49,530 △5.9
(酒類用プラント) ( 1,740 ) ( 3,126 ) ( +79.6 )
(食品用プラント) ( 32,957 ) ( 27,886 ) ( △15.4 )
(薬品・化粧品用プラント) ( 14,897 ) ( 16,720 ) ( +12.2 )
(その他) ( 3,040 ) ( 1,796 ) ( △40.9 )
メカトロシステム事業 23,132 32,470 +40.4
農業用設備事業 15,845 10,175 △35.8
合 計 91,614 92,175 +0.6
② セグメント別の受注残高
(単位:百万円)
セグメントの名称 前連結会計年度 当連結会計年度 対前年比
%
パッケージングプラント事業 49,759 39,285 △21.0
(酒類用プラント) ( 705 ) ( 2,204 ) ( +212.5 )
(食品用プラント) ( 30,500 ) ( 17,919 ) ( △41.2 )
(薬品・化粧品用プラント) ( 17,281 ) ( 18,591 ) ( +7.6 )
(その他) ( 1,272 ) ( 569 ) ( △55.2 )
メカトロシステム事業 5,971 8,364 +40.1
農業用設備事業 10,901 7,192 △34.0
合 計 66,632 54,843 △17.7
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澁谷工業㈱(6340)2021年6月期 決算短信
(2)役員の異動
※( )は現職であります。
① 代表取締役の異動
該当事項はありません。
② その他の役員の異動
(1) 新任取締役候補
北 川 久 司 (SPM営業本部長)
取締役 SPM営業本部長
(2) 退任予定取締役
澁 谷 進 (取締役副会長)
小 林 威 夫 (取締役副社長)
渡 辺 英 勝 (取締役)
(3) 異動予定日(定時株主総会開催予定日)
2021年9月28日
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