6328 荏原実業 2020-02-25 15:00:00
中期経営計画「EJ2023」策定のお知らせ [pdf]
2020 年2月 25 日
各 位
会 社 名 荏原実業株式会社
代表者名 代表取締役会⻑兼社⻑ 鈴木 久司
(コード:6328 東証第一部)
問合せ先 上席執行役員総合企画室⻑ 大野 周司
(TEL. 03-5565-2885)
中期経営計画「EJ2023」策定のお知らせ
当社は、この度、2020年12月期から2023年12月期までの中期経営計画「EJ2023」を策定しまし
たので、概要についてお知らせします。
1.中期経営計画策定の背景及び目的
当社グループは、
「豊かな人間環境の創造を目指して社会に貢献する」という経営理念に基づき、
⻑年にわたり様々な環境問題に目を向けてきました。
今年、創業75周年を迎えるにあたり、外部環境の変化に左右されず、確固たる軸を持った競争力
ある企業を実現するために、当社が大切にする価値を「ビジョン」として定め、また、これまで
掲げてきた「目指す経営指標」達成への道標とするために、中期経営計画「EJ2023」を策定し
ました。
2.ビジョンの設定
当社が大切にする価値を「ビジョン」として設定しております。
►「社会性」
地球規模の環境問題に貢献できるトータル環境ソリューションカンパニーへの進化
►「顧客価値」
顧客課題解決型の高収益率企業へ
►「ブランド」
荏原実業(EJ)ブランドを確立するとともに、社員が働くことに誇りを持てる企業へ
3.中期経営計画「EJ2023」の概要
⑴ 2023年12月期 経営目標
(単位:百万円)
2019年12月期 2023年12月期
増加率
実績 目標
売上高 28,431 35,000 23%
売上総利益 7,621 9,500 25%
営業利益 2,024 3,000 48%
⑵ 経営目標を達成するための基本方針
① 新事業の創出、新製品開発の加速
「EJ2023」の達成、更にはその先に位置する「目指す経営指標」達成のためにも
新事業の創出と新製品開発に持てる経営資源を注力し、その加速を図っていきます。
② 事業領域の拡大
顧客軸・製品軸の両面から、事業領域の拡大を図っていきます。
③ 安定的収益基盤の確立
外部環境に左右されない基盤造りとしてのストックビジネスの強化と、既存事業の収益
性向上を図っていきます。
4.中⻑期経営目標「目指す経営指標」
►「環境関連(メーカー事業)の売上総利益構成比率50%以上」
►「売上総利益率30%以上」
►「営業利益率10%以上」
これまで掲げてきた「目指す経営指標」を中⻑期経営目標として改めて設定しました。
「EJ2023」は、これらの指標達成のために進むべき道を示した道標であり、現状と「目指す経
営指標」との中間に位置付けられるものです。
中期経営計画「EJ2023」の詳細につきましては、添付資料をご参照ください。
以 上
EJ2023
荏原実業株式会社
中期経営計画
第82期(2020年) ~ 第85期(2023年)
「経営理念」と「ビジョン」
経営理念
豊かな人間環境の創造を目指して社会に貢献する
ビジョン
当社が大切にする価値
社会性
トータル環境ソリューション
カンパニーへの進化
顧客価値 ブランド
顧客課題解決型の EJブランドの確立
高収益率企業へ 社員がプライドを持てる会社
社内活性化(人・組織づくり)
1
目指す経営指標とEJ2023の位置付け
経営戦略 環境関連(メーカー事業)を核とした成長基盤の構築
目指す経営指標
環境関連(メーカー事業)の売上総利益構成比率: 50%以上(19/12月期現在 27.6%)
売上総利益率: 30%以上(19/12月期現在 26.8%)
営業利益率: 10%以上(19/12月期現在 7.1%)
【利益成長のイメージ】 目指す経営指標
EJ2023
環境関連 売上総利益率
9,500
水処理関連 営業利益率
風水力冷熱機器等関連 7,900
7,557 7,621
7,234 30.0%
売上総利益 売上総利益率
6,655 6,661
(百万円)
目標30%
27.7%
26.8% 26.8% 27.1%
営業利益率
25.8%
目標10%
24.6% 10.0%
24.0% 8.5%
7.3% 7.1% 7.3%
6.6%
5.3%
4.6%
15/12期 16/12期 17/12期 18/12期 19/12期 20/12期 23/12期 目標
計画 中期計画
2
成長イメージ
売上
2019/12期 350億円 2023/12期
売上
284億円
営業利益
30億円
営業利益
20億円
売上高 営業利益
3
方針
環境関連(メーカー事業)の拡大による飛躍的な成長を目指す
基本方針1:新事業の創出、新製品開発の加速
これまでの研究開発活動の成果を基に、新事業の創出、新製品の市場投入を加速
・ ZEB、ZEH関連市場への進出
・ オゾン技術を利用した新市場への進出
・ 水産関連における省エネシステム
・ 水処理×IoT/AI領域の製品開発
基本方針2:事業領域の拡大
既存事業の顧客、エリア拡大、顧客ニーズに対応する製品、技術、サービスを整備
・ 上下水道事業のエリア拡大
・ 商社事業のエリア拡大
・ 防災需要への対応
・ OEM製品および取扱製品の充実
基本方針3:安定的収益基盤の確立
既存事業の収益性を一層向上させ、ストックビジネスを強化
・ メンテナンス体制を強化し、アフターマーケットを獲得
・ 積算精度の向上による受注拡大
・ 原価低減による収益性向上
4
数値計画
(単位: 百万円)
成長
数値目標 2019/12期 2023/12期
増額 成長率
売上高 28,431 35,000 6,569 23.1%
環境関連 5,296 8,000 2,704 51.1%
水処理関連 12,544 15,000 2,456 19.6%
風水力関連 10,590 12,000 1,410 13.3%
売上総利益 7,621 26.8% 9,500 27.1% 1,879 24.7%
環境関連 2,105 3,200 1,095 52.0%
水処理関連 3,355 4,000 645 19.2%
風水力関連 2,159 2,300 141 6.5%
販管費 5,596 6,500 904 16.2%
営業利益 2,024 7.1% 3,000 8.5% 976 48.2%
5