2021年12月期
第２四半期決算説明会
2021年８月４日
荏原実業株式会社
目次
1. 2021年12月期 第２四半期サマリー
2. 事業概要
– 事業概要
– 環境関連（メーカー事業）一覧表
3. 2021年12月期 第２四半期決算概要
– 決算報告
– 決算のポイント
– セグメント別決算推移
– セグメント別状況報告
– 受注高・売上高・受注残高・売上総利益の推移
4. 2021年12月期 通期事業計画
– 通期業績への見通し
– 連結通期事業計画
– 計画の前提条件（セグメント別計画）
5. 外部環境と事業戦略
– 外部環境と事業戦略
– セグメント別戦略
6. 中期経営計画「EJ2023」
7. 資本政策・株主還元
8. 新市場区分「プライム市場」適合について
9. 資料編
1
2021年12月期 第２四半期サマリー
2021年12月期第２四半期 増収増益
－ 感染症対策製品の売上高増加
－ 上下水道設備の更新案件も堅調
－ 売上総利益率上昇
2021年12月期通期業績見通し
－ 通期事業計画に向けて堅調に推移
－ 現時点では通期事業計画に変更なし
中期経営計画「EJ2023」
－ ビジョンや基本方針は変えず、計画実現に至るアプローチや計画数値を見直し
－ 事業環境、業績動向を精査し、通期決算発表（2022年２月）までに新中期経営計画を公表
資本政策、株主還元
－ 株式分割、増配、自己株式の取得
新市場区分「プライム市場」適合について
2
事業概要
≪3つの事業セグメント≫
【売上高】 【売上総利益】
環境関連
31.9% 24.6% 24.9%
33.4%
20/12月期 20/12月期
30,250百万円 9,010百万円
水処理関連 風水力冷熱機器等関連
43.5% 41.7%
環境関連（メーカー事業）
計測、省エネ・創エネ、脱臭、水処理、医療等の分野で 自社製品を扱う最も注力している事業
製品の開発から販売までを行う事業 利益率が高く、売上総利益構成比50％を目標
水処理関連（エンジニアリング事業）
上下水道関連施設の設計・施工からメンテナンスまで 更新・修繕需要や防災需要は堅調
トータルサービスを展開する事業 事業領域を開拓・拡大
風水力冷熱機器等関連（商社事業）
ポンプ、送風機、空調冷熱機器等の産業機械を 主力のポンプのほか、新商材の取扱いにも注力
商業ビル等の各種建築物や工場向けに販売する事業 再開発案件に対応
3
環境関連（メーカー事業）一覧表 環境
セグメント
分野 事業内容 主要顧客 製品例
主に水処理で使われる 公共施設
計測機器の製造及び販売 （高度浄水施設、下水処理施設）
計測 半導体分野向けの計測機器の 民間工場
製造及び販売 （半導体、液晶、食品など）
高精度オゾンモニタ 半導体用オゾンモニタ
ZEB・ZEH関連製品の開発、 民間企業
設計、施工及び販売 （空調機メーカー、オフィスビルなど）
省エネ・創エネ 省エネブロワを中心とする送風機 民間工場
の製造及び販売 （食品、飲料、製紙、化学など）
住宅用蓄電池 省エネブロワ
産業用脱臭剤を中心とする 公共施設
脱臭剤・装置の製造及び販売 （下水処理施設、農業集落排水施設）
脱臭 生物脱臭・脱硫装置の設計、 民間工場（食品、飲料など）
製作及び販売 商業施設（除害設備）
腐植質脱臭剤 生物脱硫装置
産業用水設備・産業排水処理
民間工場
施設の設計及び施工
水処理プラント 栽培漁業・養殖業及び水景施設
（食品、飲料、製紙、化学など）
公共施設（水産試験場など）
向けエンジニアリング
高効率砂ろ過器 海水電解殺菌装置
感染症対策、救急災害対策等、
医療機関、自治体、中央官庁など
医療 医療関連機器の開発及び販売
民間企業、民間工場など
その他
簡易陰圧装置 オゾン室内消毒装置
4
2021年12月期 第２四半期 決算報告
売 上 高 29.2億円増（18.2％増） 受 注 高 3.5億円減（2.2％減）
営業利益 12.9億円増（65.1％増） 受注残高 4.7億円増（2.6％増）
四半期純利益 11.2億円増（78.9％増）
19/12月期 第2Q 20/12月期 第2Q 21/12月期 第2Q 前年同期比
（単位：百万円） 構成比(％) 構成比(％) 構成比(％) 増減率(％) 増減額
売 上 高 15,652 100 16,087 100 19,013 100 + 18.2 + 2,926
売 上 総 利 益 4,256 27.2 4,802 29.8 6,463 34.0 + 34.6 + 1,661
販 管 費 2,705 17.3 2,819 17.5 3,191 16.8 + 13.2 + 372
営 業 利 益 1,551 9.9 1,982 12.3 3,271 17.2 + 65.1 + 1,289
経 常 利 益 1,631 10.4 2,062 12.8 3,334 17.5 + 61.7 + 1,272
四 半 期 純 利 益 1,147 7.3 1,428 8.9 2,555 13.4 + 78.9 + 1,127
受 注 高 11,545 - 15,533 - 15,184 - ▲ 2.2 ▲ 349
受 注 残 高 15,082 - 18,424 - 18,899 - + 2.6 + 475
5
2021年12月期 第２四半期 決算のポイント
市場環境
公共分野では、上下水道設備の更新需要が堅調、国土強靭化基本法に基づく防災・減災需要も増加
民間分野では、景気の先行き不透明感から設備投資が停滞、特に民間工場、水産関連で顕著
感染症対策製品に対する補助金動向は不透明、需要は逓減傾向
売上高 前年同期比 +29.2億円 (+18.2%) 受注高 前年同期比 ▲3.5億円 (▲2.2%)
上下水道設備の更新案件、感染症対策製品が増加 前年同期受注の大型案件（雨水排水施設）の反動減
民間設備投資案件は減少 環境関連、風水力関連は増加
売上総利益 前年同期比 +16.6億円 (+34.6%) 受注残高 前年同期比 +4.7億円 (+2.6%)
感染症対策製品、上下水道設備の更新案件の売上高増により 環境関連は、売上高増加により減少
環境関連、水処理関連で増加
水処理関連、風水力関連は増加
民間設備投資案件の売上高減少により風水力関連減少
全てのセグメントで売上総利益率上昇
(全社売上総利益率29.8%⇒34.0%)
営業利益 前年同期比 +12.9億円 (+65.1%)
人件費、減価償却費等の増加により販管費は増加するものの、
売上総利益の増加により営業利益増加
6
2021年12月期 第2四半期 セグメント別決算推移
19/12月期 20/12月期 21/12月期 前年同期比
（単位：百万円） 2Q 2Q 2Q 増減率(％) 増減額
受 注 高 2,219 3,334 3,510 + 5.3 + 176
（
環 メ
境 ー
関 カ
売 上 高 2,660 2,901 5,591 ＋ 92.7 ＋ 2,690
連 ー
事
業
）
売 上 総 利 益 1,062 1,175 2,494 ＋ 112.2 ＋ 1,319
（
エ
ン 受 注 高 3,555 7,380 6,506 ▲ 11.8 ▲ 874
水 ジ
処 ニ
理 ア
関 リ 売 上 高 7,488 8,000 8,949 ＋ 11.9 ＋ 949
ン
連 グ
事
業
） 売 上 総 利 益 2,047 2,371 2,825 ＋ 19.2 ＋ 454
受 注 高 5,769 4,817 5,167 ＋ 7.3 ＋ 350
風 （
水 商
力 社
関 事 売 上 高 5,503 5,185 4,472 ▲ 13.8 ▲ 713
業
連 ）
売 上 総 利 益 1,146 1,255 1,143 ▲ 8.9 ▲ 112
7
セグメント別 状況報告
環境関連（メーカー事業）
受注高 +1.7億円（＋5.3%） (単位:百万円) 受注高（環境） (単位:百万円)
分野 増減要因 増減
計測 浄水場向け更新需要が谷間、半導体関連需要は増加 ▲34
3,334 3,510
省エネ・創エネ コロナ禍で蓄電池の認証に遅れが生じる ▲70
脱臭 豪雨対策に関連した脱臭フィルターの需要増加 ＋593
水処理プラント コロナ禍で民間工場向け・水産関連需要減少 ▲427 20/12期 2Q 21/12期 2Q
医療 感染症対策製品に対する補助金動向が不透明、需要は逓減傾向 ＋114
売上高（環境）
売上高 +26.9億円（＋92.7%） (単位:百万円)
分野 増減要因 増減
計測 半導体関連需要が増加 ＋192 5,591
省エネ・創エネ コロナ禍で蓄電池の認証に遅れが生じる ▲3
2,901
脱臭 脱臭剤の更新需要は安定的に推移 ＋7
水処理プラント 前期受注の大型化学工場向け排水プラント売上計上 ＋121 20/12期 2Q 21/12期 2Q
医療 3月までに前期末受注残を出荷し,感染症対策製品は大幅増加 ＋2,373
売上総利益（環境） 売上総利益率
44.6%
売上総利益 +13.2億円（＋112.2%） 40.5%
✓ 売上高増加に伴い売上総利益も増加
2,494
✓ 自社製品の優位性を生かした高い売上総利益率を継続して確保
1,175
✓ セールスミックスの変動による売上総利益率の上昇
20/12期 2Q 21/12期 2Q 8
セグメント別 状況報告
水処理関連（エンジニアリング事業） 風水力冷熱機器等関連（商社事業）
受注高 ▲8.7億円（▲11.8%） 受注高（水処理） (単位:百万円) 受注高 +3.5億円（＋7.3%） 受注高（風水力） (単位:百万円)
✓ 上下水道設備の更新案件、国土強靭 ✓ 空調関連機器の大口案件が
化基本計画に基づく防災・減災需要の 寄与し増加
増加によって市場環境は良好 7,380 6,506
4,817 5,167
✓ ただし、前年同期受注の大型案件
（雨水排水施設）の反動減により減少 20/12期 2Q 21/12期 2Q 20/12期 2Q 21/12期 2Q
売上高（水処理） 売上高（風水力）
売上高 +9.5億円（＋11.9%） 売上高 ▲7.1億円（▲13.8%）
✓ 上下水道設備の更新案件が ✓ 民間設備投資に停滞感
8,949
8,000
引き続き増加 が見られる
5,185 4,472
✓ 雨水排水設備等の防災・減災
案件も増加
20/12期 2Q 21/12期 2Q 20/12期 2Q 21/12期 2Q
売上総利益（水処理） 売上総利益（風水力）
売上総利益 +4.5億円（＋19.2%） 売上総利益率 売上総利益 ▲1.1億円（▲8.9%） 売上総利益率
31.6%
29.6% 25.6%
✓ 選別受注、原価低減活動、 ✓ 選別受注、原価低減活動、 24.2%
業務効率化などによる 業務効率化などにより売上総
売上総利益率の上昇 2,371 2,825 利益率向上を図り、売上高減少
1,255 1,143
の影響を最小限に留める
20/12期 2Q 21/12期 2Q 20/12期 2Q 21/12期 2Q 9
受注高 ・ 売上高 ・ 受注残高 ・ 売上総利益の推移
（単位：百万円）
【受注高の推移】 【売上高の推移】
環境 水処理 風水力 環境 水処理 風水力
19,013
15,533 15,184
15,652 16,087
3,334 5,591
11,545 3,510
2,660 2,901
2,219
7,380 6,506 7,488 8,000
3,555 8,949
5,769 4,817 5,167 5,503 5,185 4,472
19/12期2Q 20/12期2Q 21/12期2Q 19/12期2Q 20/12期2Q 21/12期2Q
【受注残高の推移】 【売上総利益の推移】
環境 水処理 風水力 環境 水処理 風水力
18,424 18,899 6,463
15,082 2,463
3,461
4,802
2,494
2,555 4,256
1,175
11,565 1,062
10,795
7,953
2,371 2,825
2,047
4,573 4,167 4,870 1,255
1,146 1,143
19/12期2Q 20/12期2Q 21/12期2Q 19/12期2Q 20/12期2Q 21/12期2Q
10
2021年12月期通期業績への見通し
通期事業計画に変更なし
第2四半期累計期間の業績は、当期（四半期）純利益において、通期業績予想を上回る
しかし、業績の季節的変動要因に加え、コロナ禍で今後の業績を高い確度で見積もることが困難
現時点では変更なしとするものの、業績の見込が把握できた段階で速やかに公表
◆ 第3四半期以降のセグメント別見通し ◆ 第2四半期と通期事業計画の比較
環境関連 21/12月期 21/12月期
計測分野の半導体関連需要は当面堅調 （単位：百万円） 2Q実績 通期事業計画
省エネ・創エネ分野の蓄電池事業は進捗に遅れ 受 注 高 15,184 31,000
感染症対策製品に対する補助金動向が不透明、需要は 売 上 高 19,013 33,000
逓減傾向
売 上 総 利 益 6,463 9,600
水処理プラント分野の工場向け需要など民間設備投資の
回復には時間がかかる 営 業 利 益 3,271 3,400
水処理関連 当期（四半期）純利益 2,555 2,500
上下水道設備の更新案件、雨水排水設備等の防災・減
災案件は堅調に推移する見込 ◆ 第2四半期までの通期業績に対する進捗率【過去5期平均進捗率との比較】
風水力関連
過去5年間の 21/12月期
民間設備投資の回復は、コロナ禍からの経済回復状況に 平均進捗率 2Q進捗率
依存
受 注 高 43% 49%
売 上 高 55% 58%
売 上 総 利 益 56% 67%
営 業 利 益 76% 96%
当期（四半期）純利益 74% 102%
進捗率＝第2四半期実績÷通期実績（当期は計画値） 11
2021年12月期 連結通期事業計画 ※2021年2月10日公表
受注残高増加を背景に売上高増加を計画
公共分野では、上下水道設備の更新需要、防災需要が引き続き堅調に推移する見込
感染症対策製品の需要動向は、補助金の動向が未確定なため、補助金が無い前提で計画
20/12月期 21/12月期 計画 前期比
（単位：百万円） 構成比（％） 構成比（％） 増減率 （％） 増減額
受 注 高 34,000 - 31,000 - ▲ 8.8 ▲ 3,000
売 上 高 30,250 100.0 33,000 100.0 ＋ 9.1 ＋ 2,750
売 上 総 利 益 9,010 29.8 9,600 29.1 ＋ 6.5 ＋ 590
販 管 費 5,795 19.2 6,200 18.8 ＋ 7.0 ＋ 405
営 業 利 益 3,214 10.6 3,400 10.3 ＋ 5.8 ＋ 186
経 常 利 益 3,363 11.1 3,600 10.9 ＋ 7.0 ＋ 237
当 期 純 利 益 2,342 7.7 2,500 7.6 ＋ 6.7 ＋ 158
１ 株 当 た り 配 当 金 110円 - （※） - - -
※ P31 2. 株主還元①配当 参照
12
計画の前提条件（セグメント別計画） ※2021年2月10日公表
環境関連（メーカー事業）計画 環境関連 20/12月期 21/12月期 計画 前期比
構成比 増減率
◆ 受注高 - 計測分野、省エネ・創エネ分野が増加 （百万円）
（％） （％）
増減額
- 医療分野は、補助金が無い前提で減少を見込む
受 注 高 8,972 7,400 - ▲ 17.5 ▲ 1,572
◆ 売上高 - 受注残高を背景に医療分野が増加
売 上 高 7,456 9,200 100.0 + 23.4 ＋ 1,744
- 計測分野、省エネ・創エネ分野も増加
◆ 売上総利益 - 利益率は例年同水準、売上高増加に伴い増益 売上総利益 3,011 3,700 40.2 + 22.9 ＋ 689
水処理関連（エンジニアリング事業）計画 水処理関連 20/12月期 21/12月期 計画 前期比
◆ 受注高 - 前期大型の雨水排水施設受注の反動減 構成比 増減率
（百万円） 増減額
（％） （％）
- 上下水道設備更新需要は堅調
受 注 高 15,748 13,600 - ▲ 13.6 ▲ 2,148
◆ 売上高 - 受注残高を背景に増加
売 上 高 13,155 13,800 100.0 + 4.9 ＋ 645
◆ 売上総利益 - 利益率は前期並、売上高増加に伴い増益
売上総利益 3,752 3,900 28.3 + 3.9 ＋ 148
風水力冷熱
風水力冷熱機器等関連（商社事業）計画 機器等関連
20/12月期 21/12月期 計画 前期比
◆ 受注高・売上高 - 感染症拡大の影響による停滞から徐々に回復 （百万円）
構成比 増減率
増減額
（％） （％）
◆ 売上総利益 - 利益率は前期水準を下回る
受 注 高 9,278 10,000 - + 7.8 ＋ 722
売 上 高 9,639 10,000 100.0 + 3.7 ＋ 361
売上総利益 2,246 2,000 20.0 ▲ 11.0 ▲ 246
販管費 研究開発費、人件費の増加を見込み約4億円（7.0％）の増加
営業利益 販管費の増加を売上総利益の増加が吸収し、増益を計画
13
外部環境と事業戦略
外部環境 需要動向
上下水道分野 《上下水道関連工事受注高の推移》
人口減少・節水化 （兆円）
使用料収入減少 国内需要は長期的には緩やかに減少
イニシャル・ランニングコスト削減
施設・設備老朽化 2.0 1.9 1.9 1.8 2.0 2.1
省人・省エネ化 1.7 1.9
技術職員不足
遠隔監視・自動制御
自然災害多発 防災・減災、国土強靭化のための5ヵ年加速化対策 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20
広域化・集約化の機運の高まり 出典：国土交通省「建設工事受注動態統計調査」より当社作成
※数字は「下水道」と「上・工業水道」の合計
新型コロナウイルス
建築設備分野 《建設工事受注高の推移》
（兆円）
国内需要はコロナ禍で停滞
再開発事業
高度成長期に建造されたビルの老朽化 75 76 82 86 84 84 86 80
大規模金融緩和策
2020年以降のプロジェクトの顕在化
脱炭素社会の機運 顧客ニーズの多様化・高度化 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20
出典：国土交通省「建設工事受注動態統計調査」より当社作成
事業戦略
メーカー事業（環境セグメント）を核とした成長基盤の構築
新事業の創出、新製品開発の加速 事業領域の拡大 安定的収益基盤の確立
14
セグメント別戦略 ～環境関連（メーカー事業）～ 環境
セグメント
成長の核とすべく、ニッチ戦略と事業領域の拡大を進める
１．新製品の投入
◆ ZEBに続き、ZEHの取組みを強化、感染症対策製品のラインナップ強化
２．現有製品群のブラッシュアップ
◆ 実績のある製品は利益を重視
◆ 「高度処理」「省エネ」「AI/IoT」「環境負荷軽減」「安心安全」の
ニーズに対応する形で競争力を強化
３．メンテナンス・サービスの強化
◆ アフターサービスを充実させ、外部環境に左右されない収益基盤として育成
◆ 医療分野において、感染症対策製品のアフタービジネス体制を整備
15
セグメント別戦略 ～環境関連（メーカー事業）～ 環境
セグメント
成長の核とすべく、ニッチ戦略と事業領域の拡大を進める
業績動向
感染症対策製品の需要は逓減傾向
省エネ・創エネ分野の蓄電池事業に遅れが生じている
計測分野の半導体向け需要は当面堅調に推移
コロナ禍で民間工場向け・水産関連需要減少
【受 注 高】 【売 上 高】
（単位：百万円） 売上総利益率 （単位：百万円）
8,972 9,200
7,400 7,456
計測 6,486
5,624 5,328 5,468 5,397 5,296
省エネ・創エネ
脱臭 40.5% 39.1% 39.7% 40.4% 40.2%
水処理プラント
医療
17/12期 18/12期 19/12期 20/12期 21/12期 17/12期 18/12期 19/12期 20/12期 21/12期
計画 計画
※各分野の推移詳細は、本冊子末の「セグメント別 業績推移 (通期)」をご参照ください。
16
セグメント別戦略 ～水処理関連（エンジニアリング事業）～ 水処理
セグメント
顧客軸・製品軸の両面から、事業領域を開拓
１．選別受注、積算技術の向上、原価意識の徹底
◆ 施工能力の向上・価格競争力の向上に向けた協力会社との連携強化
２．実績の少ないエリアでの受注活動の強化
◆ ‘18年に栃木県、’19年に新潟県、’20年には北海道に拠点を開設
３．防災需要への対応
◆ 自然災害の多発を受けて、公共事業費が増額
◆ ポンプなど排水設備の整備需要が拡大
17
水処理
セグメント別戦略 ～水処理関連（エンジニアリング事業）～ セグメント
顧客軸・製品軸の両面から、事業領域を開拓
業績動向
上下水道設備の更新案件と自然災害多発による雨水排水施設等の防災・減災案件の増加
採算性を重視した受注と施工能力の強化により、利益率は上昇傾向
21/12期受注高は20/12期受注の大型案件（雨水排水施設）の反動減
【受 注 高】 【売 上 高】
既存エリア 新規エリア （単位：百万円） 売上総利益率 （単位：百万円）
15,154 15,748
13,600 14,167 13,800
12,544 13,155
11,883 12,072
11,092
27.4% 28.5% 28.3%
25.6% 26.7%
17/12期 18/12期 19/12期 20/12期 21/12期 17/12期 18/12期 19/12期 20/12期 21/12期
計画 計画
18
セグメント別戦略 ～風水力冷熱機器等関連（商社事業）～ 風水力
セグメント
創業以来の礎である収益基盤を着実に強化
１．ゼネコン・サブコン・メーカーとの連携強化
◆ 上流段階からの対応力向上とコスト競争力の向上
２．多様な顧客層へのアプローチ
◆ 的確な対応と提案営業強化
◆ 豊富な納入実績を活用した新規顧客の開拓
19
セグメント別戦略 ～風水力冷熱機器等関連（商社事業）～ 風水力
セグメント
創業以来の礎である収益基盤を着実に強化
業績動向
採算性を重視し、高水準の利益率を維持
新型コロナウイルス感染症の影響により、民間設備投資に停滞感
【受 注 高】 【売 上 高】
（単位：百万円） 売上総利益率 （単位：百万円）
9,972 10,590
9,992 10,818 9,278 10,000 9,549 9,729 9,639 10,000
23.3%
20.7% 20.4% 20.0%
18.8%
17/12期 18/12期 19/12期 20/12期 21/12期 17/12期 18/12期 19/12期 20/12期 21/12期
計画 計画
20
中期経営計画「EJ2023」
中期経営計画「EJ2023」
① ＥＪ2023の進捗状況
◆ 20/12実績及び21/12計画の営業利益は、医療分野の特需があったものの、
EJ2023最終年度の営業利益計画を超えている
→ ＥＪ2023のビジョンや基本方針は変えないものの、実現に至るアプローチや数値計画は
見直しが必要とし、一旦ＥＪ2023を保留としている。（2021年2月）
23/12 20/12までの
19/12実績 20/12実績 21/12計画
EJ2023 達成率
売上高 28,431 30,250 33,000 35,000 86%
売上総利益 7,621 9,010 9,600 9,500 95%
販管費 5,596 5,795 6,200 6,500 89%
営業利益 2,024 3,214 3,400 3,000 107%
22
中期経営計画「EJ2023」
② ＥＪ2023の見直しについて
◆アフターコロナの事業環境、業績動向、製品開発状況を精査した上で、新たな数値計画を策定し、
通期決算発表（2022年２月）までに新中期経営計画を公表
✓ ウイズコロナ・アフターコロナの医療分野の動向
✓ 蓄電池事業の進捗状況
✓ 脱炭素社会に向けた製品開発の進捗状況
✓ 国土強靭化基本計画に基づく防災・減災需要の動向
✓ 民間設備投資の回復状況
◆ 「目指す３つの経営指標」及び中期経営計画の「ビジョンや基本方針」については、現状を維持
23
中期経営計画「EJ2023」：ビジョン・成長イメージ
ビジョン
当社が大切にする価値
社会性
トータル環境ソリューション
カンパニーへの進化
顧客価値 ブランド
顧客課題解決型の EJブランドの確立
高収益率企業へ 社員がプライドを持てる会社
社内活性化(人・組織づくり)
24
中期経営計画「EJ2023」：方針
環境関連（メーカー事業）の拡大による飛躍的な成長を目指す
基本方針1： 新事業の創出、新製品開発の加速
これまでの研究開発活動の成果を基に、新事業の創出、新製品の市場投入を加速
ZEB、ZEH関連市場への進出
オゾン技術を利用した新市場への進出
水産関連における省エネシステム
水処理×IoT/AI領域の製品開発
基本方針2： 事業領域の拡大
既存事業の顧客、エリア拡大、顧客ニーズに対応する製品、技術、サービスを整備
上下水道事業のエリア拡大
商社事業のエリア拡大
防災需要への対応
OEM製品および取扱製品の充実
基本方針3： 安定的収益基盤の確立
既存事業の収益性を一層向上させ、ストックビジネスを強化
メンテナンス体制を強化し、アフターマーケットを獲得
積算精度の向上による受注拡大
原価低減による収益性向上
25
資本政策・株主還元
資本政策・株主還元
資本政策・株主還元の基本方針
成長投資による利益拡大
ＲＯＥは10%台前半の継続を目指す
連結配当性向35%を目安とした安定的・継続的な配当
自己株式取得を機動的に実施
財務健全性、資本効率、利益還元のバランスを追求
27
資本政策・株主還元
1. 株式分割
目的
株式の投資単位当たりの金額を引き下げることにより、
投資家の皆様がより投資しやすい環境を整え、
株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ること
分割の概要
① 分割の方法
2021年７月１日付で普通株式１株につき２株の割合をもって株式分割を実施
② 分割により増加した株式数
株式分割前の発行済株式総数 6,715,000 株
株式分割による増加株式数 6,715,000 株
株式分割後の発行済株式総数 13,430,000 株
28
資本政策・株主還元
2. 株主還元
基本方針
◆ 連結配当性向35％を目安に安定的な配当を継続的に実施
◆ 利益還元の一つとして、資金需要・株価水準等を考慮しながら、機動的に自己株式を取得
① 配当
◆ 2021年５月18日に配当予想を修正（増配）
◆ 業績を総合的に勘案し、株主の皆様への利益還元を目的に配当予想を修正
◆ 分割前基準で期初予想の１株当たり140円から150円へ10円増配
年間配当金
第２四半期末 期末 合計
期初予想
70円00銭 70円00銭 140円00銭
5/18付修正予想 75円00銭 37円50銭 － （※）
（分割前換算） （75円00銭） （75円00銭） （150円00銭）
前期実績 30円00銭 80円00銭 110円00銭
※2021年７月１日付で普通株式１株につき２株の株式分割を実施
株式分割の実施により単純計算ができないため合計は表示しておりません
29
資本政策・株主還元
１株当たり年間配当金の推移
（2021年度以前についても株式分割後の値に変換）
配当金 配当性向
39.8%
40.0% 37.6% 37.7%
35.2%
32.5%
30.8% 29.7% 29.8%
75
30.0%
24.9%
19.7% 55
20.0%
30 30
22.5 22.5 22.5 25
20 20
10.0%
12/12期 13/12期 14/12期 15/12期 16/12期 17/12期 18/12期 19/12期 20/12期 21/12期
計画
30
資本政策・株主還元
2. 株主還元
② 自己株式の取得
◆ 株主還元の拡充を図るとともに、資本効率の向上を図るために、自己株式の取得を実施
◆ 自己株式取得の内容
（１） 取得する株式の種類 当社普通株式
450,000 株（上限）
（２） 取得する株式の総数
（発行済株式総数（自己株式除く）に対する割合3.57%）
（３） 株式の取得価額の総額 10億円（上限）
（４） 取得期間 2021年８月５日から2021年11月30日
（５） 取得方法 自己株式取得に係る取引一任契約に基づく市場買付
◆ 自己株式取得の実績
発行済み株式数
取得時期 取得株式数
に対する割合
2018年５月 115,000 株 1.71％
2020年３月 307,500 株 4.66％
※上記自己株式取得実績は、2021年７月１日付株式分割前基準
31
新市場区分「プライム市場」適合に関するお知らせ
◆ 2021年７月９日付で株式会社東京証券取引所より
「新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果」を受領
◆「プライム市場」の上場維持基準に適合していることを確認
「プライム市場」の選択を前提に手続きを進める
32
資料編
セグメント別戦略・概要 ～環境関連（メーカー事業）～ 環境
セグメント
計測分野
事業概要 高精度オゾンモニタ
・ オゾンモニタを中心とする計測機器の製造及び販売
・ 主な販売先は､上下水道の高度処理施設や液晶・半導体工場（国内トップシェア）
・ 売上の半分をメンテナンスが占めており、業績は安定
半導体用オゾンモニタ
事業戦略
オゾンモニタの新市場として海外を開拓（販売チャネル強化）
水質測定器及びオゾン発生器は、新規販路の拡大に向けた用途開発を継続 多項目水質計器
産学連携は、将来を展望し、事業化に向けた取組みを支援
【計測分野 受注高】 （単位：百万円）
上期までの状況と下期以降の見通し
1,600
上下水道の高度処理向けオゾンモニタは、更新需要の谷間 1,519
1,212
半導体向けオゾンモニタは当面高い水準の需要
811 777
コロナ禍で海外開拓は進まず 676
引き続き大学と連携した研究開発を推進
19/12期 19/12期 20/12期 20/12期 21/12期 21/12期
2Q 2Q 2Q 計画
34
セグメント別戦略・概要 ～環境関連（メーカー事業）～ 環境
セグメント
省エネ・創エネ分野
事業概要
・ 太陽光発電パネルや蓄電システム等、ZEH関連製品の開発及び販売
・ 高効率のターボブロワを中心とする送風機の製造及び販売 住宅用蓄電池
・ MMR空調機・除湿機等、ZEB関連製品の開発、設計及び施工
事業戦略
住宅用リチウムイオン蓄電システムの販売を上期に開始
省エネブロワは、曝気以外の用途で、顧客ターゲティングと営業活動を実行 MMR空調機 省エネブロワ（民間向け）
MMR空調機及び除湿機は、スペックイン（設計段階での当社製品の採用）を推進
【省エネ・創エネ分野 受注高】 （単位：百万円）
省エネブロワ
上期までの状況と下期以降の見通し
ZEB・ZEH関連
コロナ禍で、住宅用蓄電池の補助金対象製品としての認証が遅延、 1,000
蓄電システムの本格的な販売開始時期に遅れ
600 642
500
省エネブロワは、コロナ禍で民需計画件数減少 448
355 378
360
481 207
MMR空調機は、コロナ禍で海外メーカーとのアライアンス進まず 332
187 500
241 282 191
23 119
除湿機は、保守管理体制を整備し、下期以降の拡販に備える 19/12期 19/12期 20/12期 20/12期 21/12期 21/12期
2Q 2Q 2Q 計画
35
セグメント別戦略・概要 ～環境関連（メーカー事業）～ 環境
セグメント
脱臭分野
事業概要 ボエフ（腐植質脱臭剤）
・ 腐植質由来の産業用脱臭剤を中心とする脱臭剤・脱臭装置の製造及び販売
・ 主な販売先は、下水処理場と工場等の除害施設
EKOフィルタ
事業戦略
産業用脱臭剤は、装置の工事を伴わない物販を推進
脱臭フィルタは、内製化推進（コスト低減）と雨水地下貯留施設の需要へ対応
生物脱硫装置は、パートナー企業の探索など販売チャネルを強化 生物脱硫装置
上期までの状況と下期以降の見通し 【脱臭分野 受注高】 （単位：百万円）
国内の産業用脱臭剤市場は安定的ではあるが、成長性に欠ける
1,189 1,200 1,200
都市圏では雨水地下貯留施設の整備需要が顕在化
（脱臭フィルタの需要増） 885
生物脱硫装置は、高濃度の処理における優位性をもとに、 470
パートナー企業と共に拡販に努める 292
19/12期 19/12期 20/12期 20/12期 21/12期 21/12期
2Q 2Q 2Q 計画
36
セグメント別戦略・概要 ～環境関連（メーカー事業）～ 環境
セグメント
水処理プラント分野
事業概要
排水処理設備
・ 産業用水設備・産業排水処理施設の設計及び施工
・ 養殖施設の設計及び施工、養殖業・栽培漁業向け装置の製造及び販売
・ 噴水等、水景施設の設計及び施工
海水電解殺菌装置
事業戦略
産業用水設備と産業排水処理施設は、新規顧客開拓を推進 （既存顧客への依存度縮小）
既存顧客へのメンテナンス・サービスの拡充
エコスイング（砂ろ過器）
水処理×IoT/AI領域における事業機会の探索
【水処理プラント分野 受注高】 （単位：百万円）
陸上養殖システムの黎明期から蓄積した技術をもとに その他
水産・水景
閉鎖循環式に加え、新魚種の取組を強化 用排水
2,138 2,094 2,100
上期までの状況と下期以降の見通し 92 124 200
692
コロナ禍で、産業用水、排水施設需要、民間の水産関連需要が減少 1,036 1,133 1,100
592 45 609
水産関連でのメンテナンスサービスを強化 1,354
43 738 37
344 837 392 800
閉鎖循環式陸上養殖施設の研究開発を実施中 205 253 180
19/12期 19/12期 20/12期 20/12期 21/12期 21/12期
2Q 2Q 2Q 計画
37
セグメント別戦略・概要 ～環境関連（メーカー事業）～ 環境
セグメント
医療分野
事業概要
・ 感染症対策製品の開発、設計、販売及びサービス
・ 主に、全国の医療機関及び社会福祉施設へ納入 簡易陰圧装置
・ 簡易陰圧装置は、2003年の販売開始以降、300か所超の納入実績を有する
・ 空気清浄除菌脱臭装置(FDSシリーズ)は、当社がフクダ電子株式会社より受託し、OEM供給
空気清浄除菌脱臭装置
（医療従事者向け）
事業戦略 【医療分野 受注高】 （単位：百万円）
全国の第二種感染症指定医療機関への納入実績を基に顧客基盤拡大を推進 3,729
累積納入実績を生かしたメンテナンス・サービス事業の拡充
生産管理体制及び品質管理体制の再構築（効率化）
1,500
126 189 861
747
19/12期 19/12期 20/12期 20/12期 21/12期 21/12期
2Q 2Q 2Q 計画
38
感染症対策製品の需要動向 環境
セグメント
動向
３月までに前期受注残を出荷したため、売上は大幅増加
医療関連 前期比
簡易陰圧装置ACEシリーズは、インフルエンザ整備として継続 20/12月期 21/12月期
されていた補助金を利用した整備が多い傾向。病院独自予 2Q 2Q 増減率
（百万円） 増減額
（％）
算や、その他の補助金の活用も
受 注 高 747 861 + 15.3 ＋ 114
空気清浄機FDSシリーズは、薬局やクリニックに対する国と県
の補助金に適合。過去最高の出荷台数を記録 売 上 高 320 2,693 + 741.5 ＋ 2,373
４月以降の感染症対策製品に対する補助金動向が不透明、
需要は逓減傾向
◆ 秋口以降明確になると予想される、令和3年度の補助金動向に迅速に対応
◆ メンテナンス事業の体制を強化し、アフタービジネス拡大
◆ アフター／ウィズコロナに対応した新製品開発
簡易陰圧装置 空気清浄除菌脱臭装置
ACEシリーズ FDSシリーズ *
プレフィルタ、紫外線ランプ、酵素HEPA ハイパワー紫外線＋抗菌HEPAフィルタに
フィルタのトリプル構造により、設置空間 よる強力な除菌効果
の空気感染リスクを低減 ハイブリッド脱臭システムにより、アンモニア、
CDC（アメリカ疾病管理予防センター） ホルムアルデヒド、酢酸等のガスを迅速に
ガイドライン「空気予防策」に準拠 脱臭
* FDSシリーズは、当社がフクダ電子株式会社より受託し
後付け可能で、既存の部屋を容易に陰 OEM供給
圧環境に 《ACE-5000》 《FDS-ZERO》
39
連結通期業績推移（過去10年間の業績）
安定した売上高と増益基調を維持
【売上高・営業利益の推移】
売上高 営業利益 営業利益率
29,939 30,250
28,770 29,295
27,771 28,431
26,752 26,887 26,994 10.6%
26,110
3,214
7.3% 7.1%
6.6%
5.3% 2,139
4.6% 2,024
3.9% 3.7% 3.9% 3.8% 1,717
1,417
1,290
1,130 1,146
1,043 1,001
11/12期 12/12期 13/12期 14/12期 15/12期 16/12期 17/12期 18/12期 19/12期 20/12期
40
セグメント別 業績推移（上期）
17/12月期 2Q 18/12月期 2Q 19/12月期 2Q 20/12月期 2Q 21/12月期 2Q
（単位：百万円） 実績 前年同期比 実績 前年同期比 実績 前年同期比 実績 前年同期比 実績 前年同期比
計測 711 +61.8% 604 △15.0% 676 +11.9% 811 +20.0% 777 △4.2%
省エネ・創エネ 372 +364.8% 265 △28.8% 355 +34.0% 448 +26.2% 378 △15.6%
脱臭 416 △6.1% 435 +4.6% 470 +8.0% 292 △37.9% 885 +203.1%
受 水処理プラント 1,613 +119.7% 1,460 △9.5% 592 △59.5% 1,036 +75.0% 609 △41.2%
注 医療 186 △9.5% 212 +14.0% 126 △40.6% 747 +492.9% 861 +15.3%
高 環境関連 (メーカー) 3,300 +73.4% 2,976 △9.8% 2,219 △25.4% 3,334 +50.2% 3,510 +5.3%
水処理関連 (エンジニアリング) 5,121 +8.5% 3,088 △39.7% 3,555 +15.1% 7,380 +107.6% 6,506 △11.8%
風水力関連 (商社) 5,233 +0.5% 5,102 △2.5% 5,769 +13.1% 4,817 △16.5% 5,167 +7.3%
連結 合計 13,655 +15.4% 11,167 △18.2% 11,545 +3.4% 15,533 +34.5% 15,184 △2.2%
計測 553 +9.3% 750 +35.6% 656 △12.5% 496 △24.4% 688 +38.7%
省エネ・創エネ 395 +297.1% 223 △43.5% 268 +20.2% 307 +14.6% 304 △1.0%
脱臭 469 △17.4% 742 +58.2% 669 △9.8% 571 △14.6% 578 +1.2%
売 水処理プラント 861 △19.0% 1,012 +17.5% 944 △6.7% 1,207 +27.9% 1,328 +10.0%
上 医療 139 △28.4% 155 +11.5% 123 △20.6% 320 +160.2% 2,693 +741.6%
高 環境関連 (メーカー) 2,418 △0.6% 2,881 +19.1% 2,660 △7.7% 2,901 +9.0% 5,591 +92.7%
水処理関連 (エンジニアリング) 6,876 △9.8% 8,278 +20.4% 7,488 △9.5% 8,000 +6.8% 8,949 +11.9%
風水力関連 (商社) 5,095 △14.7% 4,921 △3.4% 5,503 +11.8% 5,185 △5.8% 4,472 △13.8%
連結 合計 14,390 △10.3% 16,081 +11.7% 15,652 △2.7% 16,087 +2.8% 19,013 +18.2%
売
上 環境関連 (メーカー) 1,042 +10.3% 1,269 +21.8% 1,062 △16.3% 1,175 +10.6% 2,494 +112.2%
総 水処理関連 (エンジニアリング) 1,984 +10.3% 2,237 +12.8% 2,047 △8.5% 2,371 +15.8% 2,825 +19.2%
利
益 風水力関連 (商社) 1,074 △3.9% 917 △14.5% 1,146 +25.0% 1,255 +9.5% 1,143 △8.9%
連結 合計 4,101 +6.2% 4,425 +7.9% 4,256 △3.8% 4,802 +12.8% 6,463 +34.6%
販管費 2,701 +2.8% 2,676 △0.9% 2,705 +1.1% 2,819 +4.2% 3,191 +13.2%
営業利益 1,400 +13.4% 1,749 +24.9% 1,551 △11.3% 1,982 +27.8% 3,271 +65.1%
営業外収益 99 94 113 110 119
営業外費用 31 43 33 29 57
経常利益 1,468 +13.0% 1,800 +22.6% 1,631 △9.4% 2,062 +26.5% 3,334 +61.7%
特別利益 - - - - 338
特別損失 - - - 28 26
税引前利益 1,468 +13.0% 1,800 +22.6% 1,631 △9.4% 2,034 +24.7% 3,646 +79.3%
四半期純利益 1,049 +17.0% 1,264 +20.4% 1,147 △9.2% 1,428 +24.5% 2,555 +78.9%
41
セグメント別 業績推移（通期）
17/12月期 18/12月期 19/12月期 20/12月期 21/12月期
（単位：百万円） 実績 前期比 実績 前期比 実績 前期比 実績 前期比 計画 前期比
計測 1,470 +31.3% 1,176 △20.0% 1,212 +3.1% 1,519 +25.3% 1,600 +5.3%
省エネ・創エネ 762 +72.0% 583 △23.5% 600 +2.9% 642 +7.0% 1,000 +55.8%
脱臭 1,514 +48.6% 1,372 △9.4% 1,189 △13.3% 987 △17.0% 1,200 +21.6%
受 水処理プラント 2,395 +84.0% 2,222 △7.2% 2,138 △3.8% 2,094 △2.1% 2,100 +0.3%
注 医療 344 △19.8% 270 △21.5% 189 △30.0% 3,729 +1873.0% 1,500 △59.8%
高 環境関連 (メーカー) 6,486 +50.4% 5,624 △13.3% 5,328 △5.3% 8,972 +68.4% 7,400 △17.5%
水処理関連 (エンジニアリング) 15,154 +31.2% 11,883 △21.6% 12,072 +1.6% 15,748 +30.5% 13,600 △13.6%
風水力関連 (商社) 9,972 +0.5% 9,992 +0.2% 10,818 +8.3% 9,278 △14.2% 10,000 +7.8%
連結 合計 31,614 +22.6% 27,500 △13.0% 28,220 +2.6% 34,000 +20.5% 31,000 △8.8%
計測 1,247 +13.4% 1,390 +11.5% 1,304 △6.2% 1,388 +6.4% 1,700 +22.5%
省エネ・創エネ 761 +265.9% 572 △24.8% 734 +28.3% 689 △6.1% 1,100 +59.7%
脱臭 994 △7.9% 1,588 +59.8% 1,118 △29.6% 1,016 △9.1% 1,000 △1.6%
売 水処理プラント 2,073 +25.0% 1,454 △29.9% 1,784 +22.7% 2,629 +47.4% 2,400 △8.7%
上 医療 392 △19.7% 393 +0.3% 356 △9.4% 1,733 +386.8% 3,000 +73.1%
高 環境関連 (メーカー) 5,468 +20.6% 5,397 △1.3% 5,296 △1.9% 7,456 +40.8% 9,200 +23.4%
水処理関連 (エンジニアリング) 11,092 △10.8% 14,167 +27.7% 12,544 △11.5% 13,155 +4.9% 13,800 +4.9%
風水力関連 (商社) 9,549 △11.5% 9,729 +1.9% 10,590 +8.8% 9,639 △9.0% 10,000 +3.7%
連結 合計 26,110 △6.0% 29,295 +12.2% 28,431 △2.9% 30,250 +6.4% 33,000 +9.1%
売
上 環境関連 (メーカー) 2,215 +21.0% 2,108 △4.8% 2,105 △0.1% 3,011 +43.0% 3,700 +22.9%
総 水処理関連 (エンジニアリング) 3,039 +6.0% 3,621 +19.2% 3,355 △7.3% 3,752 +11.8% 3,900 +3.9%
利
益 風水力関連 (商社) 1,979 +0.8% 1,827 △7.7% 2,159 +18.2% 2,246 +4.0% 2,000 △11.0%
連結 合計 7,234 +8.6% 7,557 +4.5% 7,621 +0.8% 9,010 +18.2% 9,600 +6.5%
販管費 5,516 +2.7% 5,417 △1.8% 5,596 +3.3% 5,795 +3.6% 6,200 +7.0%
営業利益 1,717 +33.1% 2,139 +24.6% 2,024 △5.4% 3,214 +58.8% 3,400 +5.8%
営業外収益 194 211 210 209 280
営業外費用 62 99 65 61 80
経常利益 1,848 +30.1% 2,252 +21.8% 2,169 △3.7% 3,363 +55.0% 3,600 +7.0%
特別利益 - - - 3 -
特別損失 - - - 27 -
税引前利益 1,848 +30.1% 2,252 +21.8% 2,169 △3.7% 3,339 +53.9% 3,600 +7.8%
当期純利益 1,353 +31.4% 1,600 +18.3% 1,512 △5.5% 2,342 +54.9% 2,500 +6.7%
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