6310 井関農 2019-02-13 15:00:00
2018年12月期 連結業績 補足資料 [pdf]
2019 年 2 月 13 日
各 位
井関農機株式会社
2018 年 12 月期 連結業績 補足資料
（2018 年 1 月 1 日～2018 年 12 月 31 日）
1．2018 年 12 月期 連結業績 （億円、％）
2017/12期 2018/12期 前期比増減 2018/12期 予想比
実績 実績 金額 率 予想※ 増減
売 上 高 1,584 1,560 △ 24 △ 1.5 1,550 ＋ 10
国 内 1,231 1,228 △ 3 △ 0.3 1,219 ＋ 9
海 外 353 332 △ 21 △ 6.0 331 ＋ 1
売 上 総 利 益 462 460 △ 2 △ 0.6 465 △ 5
粗 利 率 29.2% 29.5% ＋0.3% － 30.0% △0.5%
販 管 費 422 428 ＋ 6 ＋ 1.2 433 △ 5
営 業 利 益 40 32 △ 8 △ 19.6 32 0
営 業 利 益 率 2.5% 2.0% △0.5% － 2.1% 0.0%
金 融 収 支 △ 7 △8 △ 1 － △ 7 △ 1
他 営 業 外 9 2 △ 7 － 1 ＋ 1
経 常 利 益 42 26 △ 16 △ 38.1 26 0
経 常 利 益 率 2.7% 1.7% △1.0% － 1.7% 0.0%
特 別 利 益 5 1 △ 4 － 2 △ 1
特 別 損 失 △ 9 △5 ＋ 4 － △ 4 △ 1
税前当 期純 利益 38 22 △ 16 △ 41.9 24 △ 2
税、税調整額他 △ 10 △11 △ 1 － △ 10 △ 1
親会 社株 主に 帰属 する
当 期 純 利 益 28 11 △ 17 △ 61.1 14 △ 3
（売上内訳） （億円）
2017/12期 2018/12期 前期比 2018/12期 予想比
実績 実績 増減 予想※ 増減
農機製品 571 566 △ 5 559 ＋ 7
作 業 機 197 202 ＋ 5 205 △ 3
補修用部品 147 148 ＋ 1 149 △ 1
修理収入 54 56 ＋ 2 56 0
農機関 連計 969 972 ＋ 3 969 ＋ 3
施 設 工 事 66 57 △ 9 54 ＋ 3
その他農業関連 196 199 ＋ 3 196 ＋ 3
国 内 計 1,231 1,228 △ 3 1,219 ＋ 9
北 米 91 108 ＋ 17 107 ＋ 1
欧 州 107 109 ＋ 2 114 △ 5
中 国 38 10 △ 28 10 0
ア セ ア ン 48 39 △ 9 37 ＋ 2
の そ 他 27 18 △ 9 17 ＋ 1
製 品 計 311 284 △ 27 285 △ 1
補修用 部 品 25 26 ＋ 1 28 △ 2
そ の 他 17 22 ＋ 5 18 ＋ 4
海 外 計 353 332 △ 21 331 ＋ 1
売 上 高 計 1,584 1,560 △ 24 1,550 ＋ 10
※予想：2018 年 11 月 12 日公表予想
１）前期比
(１)売上高：1,560 億円（前期比 △24 億円、△1.5％）
・国内売上高： 1,228 億円（前期比 △3 億円、△0.3％）
農機需要は弱含みで推移しトラクタが減少した一方、 新商品を投入した田植機およ
び作業機が好調に推移したことにより農機関連全体では＋3 億円。
施設工事は△9 億円の減少。
・海外売上高： 332 億円（前期比 △21 億円、△6.0％）
北米は、前年の取引条件一部変更影響が一巡し、＋17 億円。
欧州は、新商品の投入効果により、＋2 億円。
中国は、現地在庫調整に伴う田植機半製品の出荷減等により、△28 億円。
アセアンは、 インドネシア向けコンバインおよびタイ向けトラクタの出荷減等によ
り、△9 億円。
(２)収益：減収による粗利益減少と子会社合併に伴う退職給付計算原則適用等の一時
的負担、排ガス規制対応商品等の開発費用や人件費の増加等により営業損
益は前期比悪化。
市場低迷を受けた中国持分法適用会社の収益悪化により経常損益悪化。
・営業利益： 32 億円（前期比 △ 8 億円）
・経常利益： 26 億円（前期比 △16 億円）
・当期純利益： 11 億円（前期比 △17 億円）
営業利益は、国内販社収支構造改革による収益好転のほか、前期計上のあった施設
工事に係る損失がなくなった一方で、減収による粗利益減少、子会社合併に伴う退
職給付計算原則適用による一時的負担、 排ガス４次規制対応商品等の開発費や人件
費の増加等により、△8 億円。
経常利益は、為替差損益や持分法投資損益の悪化があった一方、受取技術料（営業
外収益）の計上等により、△16 億円。
当期純利益は、前期計上のあった熊本地震に係る補助金収入、施設違約金等の特別
損益がなくなったことと、税金費用の負担により、△17 億円。
２）予想比
(１)売上高：予想比＋10 億円（国内＋9 億円、海外＋1 億円）
・国内売上高は、トラクタが予想を上回り農機製品が＋7 億円。全体で＋9 億円。
・海外売上高は、ほぼ予想通り。
(２)収 益
・営業利益、経常利益は、ほぼ予想通り。
・当期純利益は、投資有価証券評価損の計上などにより、△3 億円。
３）配当：1 株当たり 30 円の期末配当予定
２．2019 年 12 月期 業績予想
【2019 年 12 月期通期連結業績予想】
（2019 年 1 月 1 日～2019 年 12 月 31 日） （億円）
2017/12期 2018/12期 2019/12期 前期比増減
実績 実績 業績予想 金額 率
売 上 高 1,584 1,560 1,640 ＋ 80 ＋5.2
国 内 1,231 1,228 1,267 ＋ 39 ＋3.2
海 外 353 332 373 ＋ 41 ＋12.5
営 業 利 益 40 32 40 ＋ 8 ＋25.8
営業利 益率 2.5% 2.0% 2.4% ＋0.4% －
経 常 利 益 42 26 26 0 △ 1.1
経常利 益率 2.7% 1.7% 1.6% △0.1% －
親会 社株 主に 帰属 する
当 期 純 利 益 28 11 16 ＋ 5 ＋46.7
＊通期想定為替レート：対米ドル＝108 円、対ユーロ＝125 円
［業績予想の考え方］
１）売上高
・国内売上高 1,267 億円（前期比＋39 億円）
大規模化や畑作・野菜作への作付転換に向けた農機製品および作業機、部品、
修理収入等の農機関連の増収を見込み、国内売上高全体で前期比＋39 億円。
・海外売上高 373 億円（前期比＋41 億円）
中国、タイでの在庫調整による受注減を織込む一方、堅調な北米、欧州のほか
アジア周辺国での増収を見込み、海外売上高全体で前期比＋41 億円。
２）収益
・営業利益 40 億円（前期比＋8 億円）
販管費の増加はあるものの、増収による粗利益の増加に加え、国内販売会社の
収支構造改革や海外製品の収益改善等で吸収し、前期比＋8 億円。
・経常利益 26 億円
前期に計上のあった受取技術料（営業外収益）がなくなること等から、前期比
同額。
【2019 年 12 月期 期末配当予想】
・2019 年 12 月期の期末配当は、１株当たり 30 円を予定。
以上