6310 井関農 2020-02-14 15:00:00
2019年12月期 連結業績 補足資料 [pdf]
2020 年 2 月 14 日
各 位
井関農機株式会社
2019 年 12 月期 連結業績 補足資料
（2019 年 1 月 1 日～2019 年 12 月 31 日）
1．2019 年 12 月期 連結業績 （億円、％）
2018/12期 2019/12期 2019/12期
前期比増減 予想比
予想
実績 実績 増減
金額 率 11月13日公表
売 上 高 1,560 1,499 △ 61 △ 3.9 1,555 △ 56
国 内 1,228 1,177 △ 51 △ 4.1 1,227 △ 50
海 外 332 322 △ 10 △ 2.9 328 △ 6
売 上 総 利 益 460 445 △ 15 △ 3.1 ― ―
粗 利 率 29.5% 29.7% ＋ 0.2% ― ― ―
販 管 費 428 418 △ 10 ― ― ―
営 業 利 益 32 27 △ 5 △ 13.6 40 △ 13
営 業 利 益 率 2.0% 1.8% △ 0.2% ― 2.6% △ 0.8%
金 融 収 支 △ 8 △8 ± 0 ― ― ―
他 営 業 外 2 △8 △ 10 ― ― ―
経 常 利 益 26 11 △ 15 △ 57.8 26 △ 15
経 常 利 益 率 1.7% 0.7% △ 1.0% ― 1.7% △ 1.0%
特 別 利 益 1 5 ＋ 4 ― ― ―
特 別 損 失 △ 5 △3 ＋ 2 ― ― ―
税前当期純利益 22 13 △ 9 △ 41.6 ― ―
税、税調整額他 △ 11 △6 ＋ 5 ― ― ―
親会 社株 主に 帰属 する
当 期 純 利 益 11 7 △ 4 △ 33.7 16 △ 9
（売上内訳） （億円）
2018/12期 2019/12期 2019/12期
前期比 予想比
予想
実績 実績 増減 増減
11月13日公表
農機製品 566 530 △ 36 563 △ 33
作 業 機 202 201 △ 1 205 △ 4
補修用部品 148 150 ＋ 2 152 △ 2
修理収入 56 57 ＋ 1 58 △ 1
農機関 連計 972 938 △ 34 978 △ 40
施 設 工 事 57 46 △ 11 49 △ 3
その他農業関連 199 193 △ 6 200 △ 7
国 内 計 1,228 1,177 △ 51 1,227 △ 50
北 米 108 127 ＋ 19 130 △ 3
欧 州 109 102 △ 7 107 △ 5
中 国 10 1 △ 9 1 0
ア セ ア ン 39 17 △ 22 17 0
の そ 他 18 35 ＋ 17 34 ＋ 1
製 品 計 284 282 △ 2 289 △ 7
補修用 部 品 26 24 △ 2 23 ＋ 1
そ の 他 22 16 △ 6 16 0
海 外 計 332 322 △ 10 328 △ 6
売 上 高 計 1,560 1,499 △ 61 1,555 △ 56
1）前期比
① 売上高： 1,499 億円（前期比 △61 億円、△3.9％）
国内は、第 3 四半期までは消費増税の駆け込み需要が見られたものの、
第 4 四半期での反動により農機製品、作業機等が減収。
海外は、北米堅調に加え韓国向け出荷が増加するも、欧州・中国・アセアン
の減少により全体では減収。
ⅰ）国内売上高：1,177 億円（前期比 △51 億円、△4.1％）
補修部品、修理収入は堅調に推移したものの、消費増税駆け込み後の反動により
トラクタ、コンバイン等の農機製品が減少し、農機関連全体では △34 億円。
施設工事は、前期にあった大型工事の完工が今期なかったことにより△11 億円。
ⅱ）海外売上高： 322 億円（前期比 △10 億円、△2.9％）
北米は、新商品の小型トラクタが好調に推移し、＋19 億円。
欧州は、景観整備製品等が堅調に推移したものの為替円高の影響により、円貨ベース
では△7 億円。
中国は、現地在庫調整に伴う田植機半製品の出荷減等により、△9 億円。
アセアンは、 インドネシア政府入札減やタイ向けトラクタの出荷減により、△22 億円。
その他地域は、韓国向けの出荷増等により、＋17 億円。
② 収 益： 減収に伴う粗利益減少はあるものの、販管費削減により一部吸収。
ⅰ）営業利益： 27 億円（前期比 △ 5 億円）
ⅱ）経常利益： 11 億円（前期比 △15 億円）
ⅲ）当期純利益： 7 億円（前期比 △ 4 億円）
営業利益は、減収に伴う粗利益減少を国内販社収支構造改革による収益好転や販管費
削減等で吸収したものの、前期比 △5 億円の 27 億円。
経常利益は、営業利益の減に加え、前期計上のあった受取技術料がなくなったことや
持分法投資損失の増加等により、前期比 △15 億円の 11 億円。
当期純利益は、企業結合に係る特定勘定取崩益、投資有価証券売却益等の特別利益の
計上に加え税金費用の減少等により、 減益幅を一部吸収し、 前期比 △4 億円の 7 億円。
2）予想比
① 売上高： 予想比 △56 億円（国内 △50 億円、海外 △6 億円）
ⅰ）国内売上高は、消費増税駆け込み後の反動が予想を上回り、全体で△50 億円。
ⅱ）海外売上高は、北米・欧州の減少により全体では未達。
② 収 益： 売上未達による粗利益減少を販管費の削減により一部吸収。
ⅰ）営業利益： 27 億円（予想比 △13 億円）
ⅱ）経常利益： 11 億円（予想比 △15 億円）
ⅲ）当期純利益： 7 億円（予想比 △ 9 億円）
営業利益は、売上未達による粗利益減少を販管費の削減で一部吸収したものの、
予想比 △13 億円の 27 億円。
経常利益は、営業利益の未達に加え、持分法投資損失の増加等により、
予想比 △15 億円の 11 億円。
当期純利益は、 税金費用の減少等により、 上記未達幅を一部吸収し、予想比 △9 億円の
7 億円。
3）配当：1 株当たり 30 円の期末配当予定
２．2020 年 12 月期 業績予想
【2020 年 12 月期 通期連結業績予想】
（2020 年 1 月 1 日～2020 年 12 月 31 日） （億円、％）
2018/12期 2019/12期 2020/12期 前期比増減
実績 実績 予想
金額 率
売 上 高 1,560 1,499 1,560 ＋ 61 ＋ 4.1
国 内 1,228 1,177 1,203 ＋ 26 ＋ 2.2
海 外 332 322 357 ＋ 35 ＋ 10.9
営 業 利 益 32 27 36 ＋ 9 ＋ 31.1
営業利 益率 2.0% 1.8% 2.3% ＋0.5% －
経 常 利 益 26 11 28 ＋ 17 ＋ 152.5
経常利 益率 1.7% 0.7% 1.8% ＋1.1% －
親会 社株 主に 帰属 する
当 期 純 利 益 11 7 17 ＋ 10 ＋ 135.1
＊通期想定為替レート：対米ドル＝105 円、対ユーロ＝118 円
［業績予想の考え方］
1） 売上高
① 国内売上高： 1,203 億円（前期比 ＋26 億円）
農機関連は、消費増税後の不透明な需要環境から農機需要は弱含み横ばいで推移、
作業機・部品・修理収入は引続き堅調、施設工事の受注状況から増収を見込み、
国内売上高全体で前期比 ＋26 億円。
② 海外売上高： 357 億円（前期比 ＋35 億円）
北米は引続き堅調に推移、アセアンの回復による増収を見込み、海外売上高全体で
前期比 ＋35 億円。
2） 収益
① 営業利益： 36 億円（前期比 ＋ 9 億円）
販売会社合併に伴う退職給付費用等の増加はあるものの、 増収による粗利益増加に
加え、国内販売会社の収支構造の更なる改善や海外向け製品の収益改善等により、
前期比 ＋9 億円の 36 億円。
② 経常利益： 28 億円（前期比 ＋17 億円）
持分法投資損失の減少により、前期比 ＋17 億円の 28 億円。
【2020 年 12 月期 期末配当予想】
2020 年 12 月期の期末配当は、1 株当たり 30 円を予定
※ 新型コロナウイルス（COVID-19）の感染拡大による業績への影響は現時点では見通す
ことが困難なため、本業績予想には織込んでおりません。今後、修正の必要が生じた場合
は、速やかに開示いたします。
以上
＊業績予想の適切な利用に関する説明
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する
一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。