2020年12⽉期第2四半期
決算補⾜説明資料
井関農機株式会社
2020年8⽉6⽇
目 次
１．2020年12月期第2四半期業績の概要
２．2020年12月期 業績予想
2020年12月期第2四半期 補足資料 2
１．2020年12⽉期第2四半期 業績の概要
2020年12月期第2四半期 補足資料
連結業績への新型コロナウイルスおよびその他影響
＜国内＞
新型コロナウイルス影響による展示会の中止を初めとする営業活動の自粛および消費増税による反動減
などにより減収
＜海外＞
北米 ： 新型コロナウイルス影響は第1四半期に一部あるも軽微
仕入エンジンの入荷遅れに伴うOEM先へのトラクタの出荷減影響
欧州 ： ロックダウンを受けた現地代理店店舗の一時閉鎖等により現地の売上が伸びず、当社およ
びフランス子会社からの出荷に影響、減収
中国 ： 田植機が好調に推移
アセアン ： インドネシア入札の減少
アジア ： 韓国、台湾が好調に推移
＜新型コロナウイルス影響(当社分析)＞
売上高影響額：国内△19億円、海外△7億円、計△26億円
2020年12月期第2四半期 補足資料 4
連結業績の概要
(2020年1月1日～2020年6月30日) (単位：億円、％)
19/12期 20/12期
前年同期比
2Q実績 比率 2Q実績 比率
売上高 775 100.0 722 100.0 △ 53
(国内) 599 77.3 572 79.2 △ 27
(海外) 176 22.7 150 20.8 △ 26
営業利益 16 2.1 13 1.8 △ 3
経常利益 8 1.1 11 1.5 ＋ 3
親会社株主に帰属する
四半期純利益 7 0.9 10 1.4 ＋ 3
為替平均 米ドル 110.7 108.5 △2.2
レート
(円) ユーロ 125.7 119.7 △6.0
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国内売上高
前年同期比 農機製品・作業機は、消費増税駆け込み後の反動や新型コロナウイルス影響により減収、
△27億円 部品・修理収入は堅調に推移、施設工事の増収もあったが、全体では減収
(単位：億円)
19/12期 20/12期 前年同期比
主な増減要因（前年同期比）
2Q実績 2Q実績 備 考
整 地 機 151 134 △ 17 トラクタ：△15
農
機 栽 培 機 61 55 △ 6 田植機：△5 ✔ 農機製品は、消費増税駆け込み後の反動減、
製 収穫調製機 54 43 △ 11 コンバイン：△9 新型コロナウイルス影響による展示会中止や
農
品 小 計 266 232 △ 34 営業活動自粛により、34億円の減収
機
関 作 業 機 120 107 △ 13 作業機は農機製品の減少に連動し減収
連 部 品 69 72 ＋ 3
修 理 収 入 26 27 ＋ 1 ✔ 部品売上、修理収入は引続き堅調に推移
小 計 215 206 △ 9
計 481 438 △ 43 ✔ 施設工事は大型施設工事の完工があったこと
により、17億円の増収
施設工事 13 30 ＋ 17
その他農業関連 105 104 △ 1
合 計 599 572 △ 27
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海外売上高
前年同期比
中国、韓国向け売上が増加するも、北米、欧州、アセアンの減少により全体では減収
△26億円
(単位：億円)
19/12期 20/12期 前年同期比 主な増減要因（前年同期比）
2Q実績 2Q実績 備 考
✔ 北 米 ： エンジン入荷遅れによるトラクタ
北 米 64 47 △ 17 トラクタ：△17
の出荷減少により減収
トラクタ：△2
欧 州 59 51 △ 8 芝刈機：△6 ✔ 欧 州 ： ドイツ、ベルギーなどで現地代理
中 国 1 4 ＋ 3 田植機：＋3 店店舗が一時閉鎖されたことによ
る出荷調整により減収
アセアン 9 5 △ 4 トラクタ：△3
✔ 中 国 ： 東風井関への半製品出荷増によ
その他 21 24 ＋ 3 韓国：＋2 り増収
製品 計 154 131 △ 23 ✔ アセアン： インドネシア向けトラクタの減少に
部品その他 22 19 △ 3 より減収
✔ そ の 他 ： 韓国向けトラクタ、コンバインの出
連結売上高合計 176 150 △ 26 荷増により増収
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営業利益
前年同期比 減収による粗利益減少を販管費の削減や利益率改善などでカバーするも、
△ 3億円 部品在庫の評価損計上等により前年同期比減益
(単位：億円、％) 【営業利益増減内訳(前年同期比)】
19/12期 20/12期
前年同期比 △14 ＋8 ＋6 △3
2Q実績 2Q実績
売上高 775 722 △53
16
13
売上総利益 225 214 △11
粗利率 29.1% 29.7% ＋0.6% 減収 販管費 粗利率 仕入エンジン
19/12期 20/12期
による 減少 改善等 入荷遅れに伴
2Q 2Q
販管費 209 201 △8 粗利減 う部品在庫の
評価損計上
人件費 122 120 △2
【為替影響(億円)】
その他経費 87 81 △6 売 上 原 価 販管費 営業利益
営業利益 16 13 △3 △3 △3 0 ±0
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経常利益、四半期純利益
経常利益
前年同期比 為替差損の好転や、東風井関の収益改善および当社出資比率変更に伴う
持分法投資損失の減少等により前年同期比増益
＋ 3億円
(単位：億円)
19/12期 20/12期 営業外損益増減内訳(前年同期比)
前年同期比
2Q実績 2Q実績
持分法投資損失の減少 ＋5億円
営業利益 16 13 △3
為替差損の好転 ＋1億円
金融収支 △4 △4 ±0
その他営業外損益 △4 2 ＋6
経常利益 8 11 ＋3 ・ご参考)持分法関連 (単位：億円)
特別利益 1 6 ＋5 19/12期 20/12期
増 減
2Q実績 2Q実績
特別損失 △1 △1 ±0
持分法投資損益
税前利益 8 16 ＋8 (営業外) △7 △2 ＋5
持分変動損益
税、税調整額 △1 △6 △5 (特別) - 6 ＋6
親会社株主に帰属する
四半期純利益 7 10 ＋3
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３．2020年12⽉期 業績予想
2020年12月期第2四半期 補足資料
連結業績予想の前提
事業環境の前提
新型コロナウイルス感染症は、翌期（2021年）の前半には収束
国内外での経済活動の再開が進んでいることを踏まえ、
当期の第3四半期以降当社グループの販売は徐々に回復
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連結業績予想の前提
市場別の見通し
＜国内＞ ： 展示会が段階的に再開し、新型コロナウイルス影響は徐々に縮小
＜海外＞
北米 ： 内製エンジン搭載の新商品により上期のエンジンの入荷遅れによる影響は解消
欧州 ： 現地代理店の上期売上減少の影響による一定期間の在庫調整を想定し、当社出荷は減少
現地市場はコンシューマ向けを中心に回復し、ヰセキフランスは回復
アセアン ： インドネシア入札の減少に加え、主力であるタイでの干ばつ影響が長期化
アジア ： 上期に引続き韓国、台湾が堅調に推移
＜生産の見通し＞
上期での国内外の販売低迷により、流通在庫および販売代理店在庫が増加、下期は在庫調整を想定
＜新型コロナウイルス影響(想定)＞
売上高影響額：国内△27億円、海外△16億円、計△43億円
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2020年12月期 連結業績予想
・通期連結業績予想は、翌期の前半には新型コロナウイルス感染症は収束する仮定のもと、国内外で経済活動の再開
業績 が進んでいることを踏まえ、当期の第3四半期以降当社グループの販売は徐々に回復するものと想定。一方、利益面
予想 では、足許の流通在庫の増加を受けた在庫調整の実施を織込み連結業績予想を算定
・配当予想は、新型コロナウイルス感染症による経済的影響の不確実性を考慮し、引き続き未定
１．通期連結業績予想 (単位：億円) ２．配当予想 (単位：円)
19/12期 20/12期 増減 18/12期 19/12期 20/12期
実 績 ※ 予想 前期比 実 績 実 績 ※ 予 想
売上高 1,499 1,445 △54 期末配当 30 30 未定
(国内) 1,177 1,145 △32 【売上高】
・国内は、部品・修理収入・施設工事で増収も、新型コロナウイルス
(海外) 322 300 △22 影響や消費増税駆け込み後の反動、による農機製品・作業機の
営業利益 27 11 △16 減収が響き、全体で減収の見込み
経常利益 11 2 △9 ・海外は、上期の新型コロナウイルス影響（欧州）やエンジン入荷遅
れ（北米）による減収をカバーしきれず減収の見込み
親会社株主に帰属する
当期純利益
7 2 △5 【収益】営業利益は新型コロナウイルス影響や消費増税駆け込み
後の反動減等による売上減少に伴う粗利益減少に加え販売会社
為替 米ドル 109.3 106.5 △2.8 合併に伴う退職給付費用など一時的ﾏｲﾅｽ要因もあり減益見込み
レート(円) ユーロ 121.6 118.8 △2.8 ＊第3四半期以降想定為替ﾚｰﾄ：米ﾄﾞﾙ＝105円、ﾕｰﾛ＝118円
※予想：2020年8月6日公表予想
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国内売上高予想
国内 部品・修理収入・施設工事で増収も、消費増税駆け込み後の反動、新型コロナ
売上高 ウイルス影響による農機製品・作業機の減収が響き、全体で減収の見込み
(単位：億円)
18/12期 19/12期 20/12期 前期比
実績 実績 ※ 予想 増減
整 地 機 274 254 237 △17
農
機 栽 培 機 92 90 84 △6
製 収 穫 調 製 機 200 186 168 △18
農
品 小 計 566 530 489 △41
機
関 作 業 機 202 201 190 △11
連 部 品 148 150 153 ＋3
修 理 収 入 56 57 59 ＋2
小 計 406 408 402 △6
計 972 938 891 △47
施設工事 57 46 63 ＋17
その他農業関連 199 193 191 △2
合 計 1,228 1,177 1,145 △32 ※予想：2020年8月6日公表予想
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海外売上高予想
海外 下期は回復傾向とみるも、上期の新型コロナウイルス影響（欧州）やエンジン
売上高 入荷遅れ（北米）による減収をカバーしきれず減収の見込み
(単位：億円)
18/12期 19/12期 20/12期 前期比
実績 実績 ※ 予想 増減
北 米 108 127 117 △10
欧 州 109 102 93 △9
中 国 10 1 6 ＋5
アセアン 39 17 8 △9
その他 18 35 45 ＋10
製品 計 284 282 269 △13
部品その他 48 40 31 △9
連結売上高合計 332 322 300 △22 ※予想：2020年8月6日公表予想
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連結営業利益予想
業績 営業利益は新型コロナウイルス影響や消費増税駆け込み後の反動減等による売上減少に
予想 伴う粗利益減少に加え、一時的マイナス要因等もあり減益の見込み
18/12期 19/12期 20/12期 前期比 【営業利益増減内訳(前期比)】
※
実 績 実 績 予 想 増 減
△16 ＋10 △7 △3
※
売上高 1,560 1,499 1,445 △ 54
売上総利益 460 445 423 △ 22
粗利率 29.5% 29.7% 29.3% △0.4%
販管費 428 418 412 △ 6
人件費 254 247 248 ＋ 1
27 11
その他経費 174 171 164 △ 7
＊
営業利益 32 27 11 △ 16 減収 販管費減少 一時的マイナ その他
19/12期 20/12期
による ス要因
※予想：2020年8月6日公表予想
粗利減
＊一時的マイナス要因 ： 販売会社合併に伴う退職給付原則法適用の一時的負担 △4億円
仕入エンジン入荷遅れに伴う部品在庫の評価損計上 △3億円
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将来の見通しに関する記述についての注意
・本資料は、情報提供を目的として作成しており、本資料による何らかの行動を勧誘するものではありません。
・本資料は、現時点で入手可能な情報に基づき、当社が作成したものでありますが、潜在的リスクや不確実性が含まれ
ており、経済情勢や市場動向の変化等により実際の結果と必ずしも一致するものではありません。
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