6302 住友重 2021-10-29 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年10月29日
上 場 会 社 名 住友重機械工業株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 6302 URL https://www.shi.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 下村 真司
問合せ先責任者 (役職名) コーポレート・コミュニケーション部長 (氏名) 渡辺 美知子 (TEL) 03-6737-2331
四半期報告書提出予定日 2021年11月9日 配当支払開始予定日 2021年12月1日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト・マスコミ向け )
(百万円未満四捨五入)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 446,037 13.9 27,464 29.8 27,230 42.4 17,713 63.0
2021年3月期第2四半期 391,701 △7.8 21,163 △22.2 19,128 △25.9 10,866 △33.9
(注) 包括利益 2022年3月期第2四半期 33,889百万円( 432.3%) 2021年3月期第2四半期 6,367百万円( △49.6%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 144.59 ―
2021年3月期第2四半期 88.69 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第2四半期 1,044,996 531,116 49.5
2021年3月期 1,030,684 504,928 47.6
(参考) 自己資本 2022年3月期第2四半期 516,758百万円 2021年3月期 490,697百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 ― 9.00 ― 56.00 65.00
2022年3月期 ― 35.00
2022年3月期(予想) - 55.00 90.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 950,000 11.9 60,000 16.9 57,000 15.0 34,000 27.0 277.54
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 、 除外 ―社
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 122,905,481株 2021年3月期 122,905,481株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 402,242株 2021年3月期 397,425株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 122,505,571株 2021年3月期2Q 122,513,993株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他の特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の
前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等につきましては、添付資料4ページ「連結業績予想
などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………… 9
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………… 9
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………… 9
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………… 10
(1)セグメント別受注高・売上高及び営業損益・受注残高 ………………………………………… 10
(2)(要約)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………… 11
-1-
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期における当社グループを取り巻く経営環境は、国内においては、依然新型コロナウイルス感染拡大の
影響が残るものの製造業を中心に設備投資に回復が見られ、海外においては、欧米や中国などで経済の回復を背景に
設備投資が回復し、世界的に機械需要は増加基調となりました。一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響が残る一
部の地域や業種では、回復の動きが遅く、二極化の動きが見られました。また、これに加え、原材料や調達品の価格
上昇と需給逼迫、米中貿易摩擦の深刻化、地政学上のリスクの継続及び原油価格の変動など、不透明感が残る状態で
もありました。
このような経営環境のもとではありますが、当社グループは「中期経営計画2023」を策定し、製品・サービスによ
る社会課題解決を通じて持続的に企業価値を拡大することを目指し、強靭な事業体の構築、企業価値向上のための変
革、SDGsへの貢献拡大、環境負荷低減への取組み強化などの施策を推進してまいりました。
この結果、当社グループの受注高は4,895億円、売上高は4,460億円となりました。損益面につきましては、営業利
益は275億円、経常利益は272億円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は177億円となりました。
各部門別の状況は、以下のとおりであります。
なお、「中期経営計画2023」の方針を踏まえ、2022年3月期より報告セグメントを変更しております。この変更に
伴い、当社グループの報告セグメントは「機械コンポーネント」、「精密機械」、「建設機械」、「産業機械」、
「船舶」、「環境・プラント」から、「メカトロニクス」、「インダストリアル マシナリー」、「ロジスティック
ス&コンストラクション」、「エネルギー&ライフライン」に変更いたしました。また、前第2四半期連結累計期間
(前年同期)の数値につきましては、新セグメントの区分に組替えております。
① メカトロニクス部門
国内、欧米、中国で、中小型の減・変速機やロボット用精密減速機、モータの需要が増加し、受注、売上、営業
利益ともに増加しました。この結果、受注高は933億円(前年同期比39%増)、売上高は759億円(前年同期比19%増)、
営業利益は27億円(前年同期比152%増)となりました。
② インダストリアル マシナリー部門
プラスチック加工機械事業は、中国の電気電子関連の需要増加や欧米での需要増加により、受注、売上、営業利
益ともに増加しました。その他の事業では、半導体関連の需要が増加したことから受注は増加したものの、半導体
関連の受注残が前年に比べ減少したことから売上、営業利益ともに減少しました。この結果、受注高は1,333億円
(前年同期比64%増)、売上高は1,069億円(前年同期比11%増)、営業利益は前年同期並みの88億円となりました。
③ ロジスティックス&コンストラクション部門
油圧ショベル事業は、国内や中国の市場が堅調であったことや北米地区の需要が回復してきたことから、受注、
売上、営業利益ともに増加しました。その他の事業では、建設用クレーン事業が、国内や北米地区の需要が回復し
てきたことから、受注、売上、営業利益ともに増加しましたが、運搬機械事業は、造船、鉄鋼関連の需要回復が遅
れていることなどから、受注、売上、営業利益ともに減少しました。この結果、受注高は1,915億円(前年同期比
45%増)、売上高は1,673億円(前年同期比18%増)、営業利益は95億円(前年同期比30%増)となりました。
④ エネルギー&ライフライン部門
エネルギープラント事業は、前年にバイオマス発電設備の大型案件を受注していたことなどから当期の受注は減
少しましたが、主に国内で受注残があったことから売上、営業利益はともに増加しました。その他の事業では、船
舶をはじめ受注は増加しましたが、売上、営業利益ともに減少しました。この結果、受注高は680億円(前年同期比
22%減)、売上高は931億円(前年同期比7%増)、営業利益は52億円(前年同期比75%増)となりました。
-2-
⑤ その他部門
受注高は33億円(前年同期比20%増)、売上高は29億円(前年同期比7%減)、営業利益は13億円(前年同期比32%
増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末(2021年9月30日)における総資産は、前連結会計年度末と比べて受取手形、売掛金
及び契約資産が165億円減少しましたが、棚卸資産が152億円、有形固定資産が116億円それぞれ増加したことなど
により、前連結会計年度末比143億円増の1兆450億円となりました。
負債合計は、有利子負債が149億円減少したことなどにより、前連結会計年度末比119億円減の5,139億円となり
ました。
純資産は、為替換算調整勘定が157億円、利益剰余金が107億円それぞれ増加したことなどにより、前連結会計年
度末比262億円増の5,311億円となりました。
以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比1.8ポイント増の49.5%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ6億円減少し、957億円
となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであ
ります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、448億円の資金の増加となり、前年
同期に比べ249億円の増加となりました。これは、仕入債務の減少幅が縮小したこと及び税金等調整前四半期純利
益が増加したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、249億円の資金の減少となり、前年
同期に比べ9億円支出が増加しました。これは、固定資産の取得による支出が増加したことなどによるものであり
ます。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、239億円の資金の減少となり、前年
同期に比べ359億円支出が増加しました。これは、有利子負債が減少したことなどによるものであります。
-3-
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年5月10日の決算短信で公表した2022年3月期の連結業績予想を、以下のとおり修正いたします。
(2022年3月期 通期)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
(百万円) (百万円) (百万円) 当期純利益
(円 銭)
(百万円)
前回発表予想(A) 870,000 50,000 46,000 27,000 220.39
今回発表予想(B) 950,000 60,000 57,000 34,000 277.54
増減額(B-A) 80,000 10,000 11,000 7,000 ―
増減率(%) 9.2 20.0 23.9 25.9 ―
(ご参考)前期実績 849,065 51,342 49,544 26,764 218.46
世界的な設備投資の回復傾向により、量産系機種を中心に需要が増加していることから、売上高・営業利益・経常
利益及び親会社株主に帰属する当期純利益に関し、2021年5月10日に公表した2022年3月期の連結業績予想を上方修
正することといたします。
なお、第3四半期連結会計期間以降の主な為替レートは、1ドル=110円、1ユーロ=130円と想定しております。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 99,518 99,079
受取手形及び売掛金 282,928 ―
受取手形、売掛金及び契約資産 ― 266,463
棚卸資産 200,155 215,362
その他 34,276 33,992
貸倒引当金 △3,258 △3,614
流動資産合計 613,620 611,282
固定資産
有形固定資産
土地 108,305 108,622
その他(純額) 167,499 178,814
有形固定資産合計 275,804 287,436
無形固定資産
のれん 29,364 31,973
その他 47,432 48,210
無形固定資産合計 76,796 80,183
投資その他の資産
その他 68,021 69,992
貸倒引当金 △3,556 △3,898
投資その他の資産合計 64,465 66,094
固定資産合計 417,064 433,713
資産合計 1,030,684 1,044,996
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 160,260 163,374
短期借入金 31,698 22,122
1年内返済予定の長期借入金 3,270 6,441
保証工事引当金 18,192 16,508
その他の引当金 2,857 3,317
その他 124,885 122,052
流動負債合計 341,162 333,814
固定負債
社債 50,000 50,000
長期借入金 39,471 30,960
引当金 151 154
退職給付に係る負債 51,662 53,811
再評価に係る繰延税金負債 20,437 20,434
その他 22,873 24,706
固定負債合計 184,594 180,066
負債合計 525,756 513,879
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 30,872 30,872
資本剰余金 26,071 26,071
利益剰余金 390,336 401,051
自己株式 △1,100 △1,115
株主資本合計 446,179 456,879
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 5,030 5,149
繰延ヘッジ損益 △834 △850
土地再評価差額金 40,342 40,442
為替換算調整勘定 1,016 16,714
退職給付に係る調整累計額 △1,035 △1,575
その他の包括利益累計額合計 44,518 59,880
非支配株主持分 14,230 14,358
純資産合計 504,928 531,116
負債純資産合計 1,030,684 1,044,996
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 391,701 446,037
売上原価 305,395 346,937
売上総利益 86,306 99,101
販売費及び一般管理費 65,142 71,636
営業利益 21,163 27,464
営業外収益
受取利息 434 362
受取配当金 195 256
その他 848 1,842
営業外収益合計 1,478 2,460
営業外費用
支払利息 523 379
為替差損 753 69
特許関係費用 469 543
その他 1,768 1,704
営業外費用合計 3,513 2,695
経常利益 19,128 27,230
特別損失
減損損失 ― 261
特別損失合計 ― 261
税金等調整前四半期純利益 19,128 26,969
法人税等 7,388 8,905
四半期純利益 11,740 18,064
非支配株主に帰属する四半期純利益 874 351
親会社株主に帰属する四半期純利益 10,866 17,713
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四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 11,740 18,064
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 946 116
繰延ヘッジ損益 329 △13
為替換算調整勘定 △6,839 16,263
退職給付に係る調整額 186 △546
持分法適用会社に対する持分相当額 5 6
その他の包括利益合計 △5,373 15,826
四半期包括利益 6,367 33,889
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 5,687 32,975
非支配株主に係る四半期包括利益 680 914
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用につきましては、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会
計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財
又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
この適用により、契約履行に伴い発生する販売奨励金、遅延損害金を従来売上原価又は販売費及び一般管理費、
営業外費用に計上していましたが、取引の実態に鑑み変動対価や顧客に支払われる対価とし、売上高から減額する
方法に変更しております。
また、従来は工事契約に関して、進捗部分について成果の確実性が認められる工事については工事進行基準を、
それ以外の工事については工事完成基準を適用しておりましたが、一定の期間にわたり充足される履行義務につい
ては、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識する方法に変更
しております。一定の期間にわたり充足されるものではない場合には、一時点で充足される履行義務として完全に
履行義務が充足した時点で収益を認識しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連
結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認
識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほと
んどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。
この結果、当第2四半期連結累計期間の損益及び期首利益剰余金に与える影響は軽微であります。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた
「受取手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示するこ
ととしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新た
な表示方法により組替えを行っておりません。
(時価の算定に関する会計基準の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)
等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企
業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新
たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、当第2四半期連結財務諸表に与える影響は
ありません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
-9-
3.補足情報
(1)セグメント別受注高・売上高及び営業損益・受注残等
「1.(1)経営成績に関する説明」に記載のとおり、2022年3月期より報告セグメントを変更しております。
① 受注高
(単位:百万円)
前年同四半期 当第2四半期
増 減
(2020/4~2020/9) (2021/4~2021/9)
セグメント 金 額 金 額 金 額 比(%)
メカトロニクス 67,376 93,325 25,949 38.5
インダストリアル
81,095 133,273 52,178 64.3
マシナリー
ロジスティックス&
132,457 191,493 59,036 44.6
コンストラクション
エネルギー&
87,036 68,021 △19,015 △21.8
ライフライン
その他 2,792 3,346 554 19.8
合 計 370,757 489,458 118,701 32.0
② 売上高及び営業損益
(単位:百万円)
前年同四半期 当第2四半期
増 減
(2020/4~2020/9) (2021/4~2021/9)
セグメント 売上高 営業損益 売上高 営業損益 売上高 営業損益
メカトロニクス 63,671 1,057 75,854 2,663 12,183 1,607
インダストリアル
96,574 8,870 106,865 8,827 10,291 △43
マシナリー
ロジスティックス&
141,283 7,291 167,327 9,486 26,044 2,195
コンストラクション
エネルギー&
87,065 2,966 93,115 5,191 6,050 2,226
ライフライン
その他 3,108 1,033 2,876 1,233 △232 200
調整額 ― △53 ― 64 ― 117
合 計 391,701 21,163 446,037 27,464 54,336 6,301
③ 受注残高
(単位:百万円)
前期末 当第2四半期末
増 減
(2021.3.31) (2021.9.30)
セグメント 金 額 金 額 金 額 比(%)
メカトロニクス 47,447 64,918 17,471 36.8
インダストリアル
85,157 111,566 26,408 31.0
マシナリー
ロジスティックス&
124,981 149,146 24,165 19.3
コンストラクション
エネルギー&
275,445 250,351 △25,094 △9.1
ライフライン
その他 1,120 1,590 470 42.0
合 計 534,151 577,571 43,420 8.1
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当社のセグメント区分は、以下のとおりであります。
事業区分 主要製品
減・変速機、モータ、インバータ、レーザ加工システム、精密位置決め装置、制御シス
メカトロニクス
テム装置
インダストリアル プラスチック加工機械、フィルム加工機械、極低温冷凍機、精密鍛造品、半導体製造装
マシナリー 置、加速器、医療機械器具、鍛造プレス、工作機械、空調設備、防衛装備品
ロジスティックス& 油圧ショベル、建設用クレーン、道路機械、運搬荷役機械、物流システム、駐車場シス
コンストラクション テム
エネルギー& 自家発電設備、ボイラ、大気汚染防止装置、水処理装置、産業廃棄物処理設備、タービ
ライフライン ン、ポンプ、プロセス装置、反応容器、攪拌槽、食品製造機械、船舶
(2)(要約)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前年同四半期 当第2四半期
増 減
(2020/4~2020/9) (2021/4~2021/9)
税金等調整前四半期純利益 19,128 26,969 7,841
減価償却費 14,815 15,240 424
売上債権の増減額(△は増加) 14,856 23,109 8,253
棚卸資産の増減額(△は増加) △10,267 △10,649 △381
仕入債務の増減額(△は減少) △14,482 △2,903 11,579
法人税等の支払額 △7,487 △9,849 △2,362
その他 3,357 2,859 △497
営業活動によるキャッシュ・フロー 19,920 44,776 24,856
固定資産の取得による支出 △19,508 △21,862 △2,354
その他 △4,524 △3,052 1,471
投資活動によるキャッシュ・フロー △24,032 △24,915 △883
借入金等の増減額(△は減少) 17,929 △16,471 △34,400
配当金の支払額 △4,291 △6,853 △2,562
その他 △1,671 △599 1,072
財務活動によるキャッシュ・フロー 11,967 △23,922 △35,889
その他 △819 3,497 4,316
現金及び現金同等物の期首残高 83,630 96,242 12,612
現金及び現金同等物の四半期末残高 90,666 95,678 5,012
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