6294 オカダアイヨン 2021-11-19 13:30:00
2022年3月期第2四半期 決算説明会資料 [pdf]

              オカダアイヨン株式会社(東証一部                  6294)


                        2022/3期 2Q             決算説明資料




2021森林・林業・環境機械展示実演会(北海道)にて稼働するオカダハイブリットバケット(参考出品)       2021.11.19
目次

 1.   会社概要/当社の歩み
 2.   2022/3期   2Q業績概要
 3.   トピックス
 4.   東証プライム市場への対応
 5.   参考資料(2022年3月期)



                         1
        会社概要(21/3月末現在)
    事 業 内 容                 建設機械及び林業機械の製造、販売、修理
    グループ会社                  ㈱アイヨンテック(主力組立工場)
                            南星機械㈱ (林業機械等製造・開発・販売)
                            オカダアメリカ、オカダヨーロッパ
    創               業       1938年7月(設立1960年)
    資       本       金       2,221百万円
                                                   本社外観(大阪市港区)
    拠               点       国内22、海外5
(   グ   ル   ー   プ   計   )   ※南星盛岡営業所は4/1よりオカダに統合



    売       上       高        17,591百万円

    従       業       員       451名(連結)

                                                                 2
    当社の歩み
              さいせき
              砕石から都市解体需要まで、解体用アタッチメントの
                開発・製造・販売を中心に成長してきました                                        直近約30年
  1938 創業                                                                   売上高推移
                                                                              (単位:百万円)

                                                                   2017            20,000
                                                                 南星機械M&A
                                        2011
                                   (東日本大震災)
1951頃                                                             2016
(鑿岩機工法)                   1995                                   東証一部
                       (阪神淡路大震災)
                                                                                   15,000


                  1992                           2008
1960頃           大証二部上場                         リーマンショック
 (大型エアブレーカ登場)


                                                                                  10,000
                                                                                   10,000




                                                                                   5,000




1970代後半                                                                            0
                 FY               FY                       FY               FY
   (圧砕工法登場)
                1990             2000                     2010             2020        3
目次

 1.   会社概要/当社の歩み
 2.   2022/3期   2Q業績概要
 3.   トピックス
 4.   東証プライム市場への対応
 5.   参考資料(2022年3月期)



                         4
  2022年3月期第2四半期業績
     ~第2四半期連結累計期間の過去最高売上・最高利益を更新~
                                                                        (単位:百万円)




           21/3期 22/3期                22/3期2Q
           2Q実績 2Q予想                 (上半期)実績                    前年  前年
                                                      予想比 予想比
                                                               同期比 同期比
                     (2021.5.13発表)                     増減  増減
                                                                増減  増減
                                               通期      (額) (%)
                                              進捗率               (額) (%)

 売上高         8,456         8,900     10,056    54.3   1,156   13.0   1,600   18.9


営業利益          735            770      1,022    64.0    252    32.8    286    39.0


経常利益          758            770      1,026    64.1    256    33.3    267    35.3


四半期純利益
(当社株主帰属)
              460            480       659     62.3    179    37.5    199    43.5

                                                                                5
 通期業績予想
  ◆上期の上振れ分を通期予想に加えて上方修正
                                                                                (単位:百万円)
                                              修正


           21/3期     22/3期            22/3期
            実績        予想              修正予想
                    (2021.5.13発表)   (2021.11.12発表)   前回発表     前回発表      前期比      前期比
                                                     増減(額)    増減(%)    増減(額)    増減(%)



売上高        17,591      18,500          19,656         1,156      6.3    2,065     11.7


営業利益        1,377        1,600           1,852         252      15.8      475     34.6

 営業利益率        7.8            8.6             9.4        0.8       -       1.6       -


経常利益        1,433        1,600           1,856         256      16.0      422     29.5


四半期純利益
(当社株主帰属)
             919         1,060           1,200         140      13.3      281     30.6

                                                                                         6
  売上高増減要因
国内では、展示会販促効果の継続や再開発・建替え需要回復等により、前年同期比14.6%増
海外では、北米経済の順調な回復や欧州販売網の充実等により、前年同期比41.6%増
                                                                (百万円)
                                   国内                          海外


                                                                    10,056
                   解体環境機械

                                                          補財
                       つかみ機               林業機械      ケーブル
                                                         修理他
                                                    クレーン
                ブレーカ
          圧砕機

                              環境ATT その他
                                                  大型
                                                 環境機械


8,456


21/3期2Q                                                             22/3期2Q

                                                                              7
  営業利益増減要因
国内は、展示会費用等の販促費増加はあったものの売上が堅調に伸び、前年同期比+22.1%増
海外は、主要3地域が順調に推移する等により、前年同期比+105.0%増
                                              (百万円)

                     海外粗利増

             国内粗利増    154
                                 258
                                        988
              390            ▼
                                 販管費増

                                        1,022
                                        ・国内 759
     735                                ・海外 279
   ・国内 621                              ・調整 ▲15
   ・海外 136
   ・調整 ▲21




                                                  8
    コロナウイルス禍のセグメント別売上状況
【前年同月比(%)】


             国内   海外   連結計
 250.0


 200.0


 150.0


 100.0


  50.0


   0.0


                             9
セグメント・事業別売上(2Q推移)概要
※機種別詳細については参考資料(P.27)をご参照ください



  売上高(累計)               売上高(累計)                  売上高(累計)
  9,296百万円             8,456百万円                  10,056百万円
      20/3期2Q               21/3期2Q                   22/3期2Q
                                                              解体環境
                                                 海外           アタッチメント


  18%                   16%                       19%
                                           修理

                52%   14%            49%                      52%
14%                                             12%

  16%                   21%                       17%

                                            林業・大型環境他
         解体環境ATT            解体用ATT               解体用ATT
         林業・大型環境他           林業・大型環境機械                 林業・大型環境機械
         修理                 補材修理他                     補材修理他
         海外                 海外                        海外
                                                                    10
    機種別売上(2Q推移)
     第1四半期連結累計期間よりセグメント区分を変更し、変更後のセグメント区分に組み替えて行っております                           (百万円)

                                                                  前期比        前々期比
                                  20/3期2Q 21/3期2Q 22/3期2Q
                                                              金額     増減(%)   増減(%)
     ア            圧砕機                3,123   2,539    3,352      812    32.0     7.3
     タ       解
     ッ       体    ブレーカ                 459     381      448       67    17.6    ▲2.4
     チ       環
     メ       境    つかみ機                 461     489      698      209    42.8    51.3
     ン
     ト            環境アタッチメント            291     325      313     ▲11    ▲3.6      7.6
                  その他                  469     405      403      ▲1    ▲0.4    ▲14.1
                              計      4,805   4,140    5,216    1,076    26.0     8.6
国
内    大
             林   林業機械                  311     305      347       42    13.9    11.8
             業
     型       ・   大型環境機械                445     612      446   ▲165    ▲27.1      0.2
     環
     境           ケーブルクレーン             427     591      609       18     3.2    42.8
     他
                 その他                   327     252      283       31    12.5   ▲13.3
                              計      1,511   1,761    1,688     ▲73    ▲4.2     11.7
         修       補材                    902     786      821       35     4.5    ▲8.9
         理       修理                    400     401      395      ▲6    ▲1.5     ▲1.4
                              計      1,303   1,187    1,217       29     2.5    ▲6.6
                 国内セグメント計           7,620   7,089    8,121    1,032    14.6     6.6
     米国地域                            1,229     896    1,158      262    29.3    ▲5.8
海    欧州地域                              214     233      373      140    60.4    74.6
外    アジア地域 (中国を含まず)                    204     215      260       44    20.8    27.3
     その他                                27      21      142      121   561.2   410.2
                 海外セグメント計           1,676   1,366    1,935      568    41.6    15.4
                  連結計                9,296   8,456   10,056    1,600    18.9     8.2   11
    設備投資・減価償却
   ◆ 増産のための主力工場(アイヨンテック)拡張と大型機メンテナンス対応強化及び職場環境改善の
     ための営業所(兼整備工場)建替投資を計画的に実施 (今期が設備投資のピーク)

   ◆ 設備投資は工場建屋・クレーン設備等償却期間が長いものが多く、減価償却負担は漸増にとどまる


          ■設備投資                  ■減価償却費                                            <今期>
(百万円)


2,000
                                                                                   1,750

1,500
                                                                      1158
                                                                                            1,000
         887
1,000                                                                                                  800
                                              765
                                  627                     636                                                550
                     509                            429         433          439      470       520
 500                       332          374
               267

   0
         16/3期       17/3期        18/3期       19/3期        20/3期       21/3期        22/3期      23/3期     24/3期
          実績          実績           実績          実績           実績          実績           予想         計画        計画

<投資内容>   アイヨンテック工場   北陸営業所       アイヨンテック工場    湘南営業所       本社整備工場      湘南営業所         中部営業所     札幌営業所     アイヨンテック工場
                                 M&Aのれん       四国営業所       四国営業所       広島営業所         広島営業所     アメリカ本社    盛岡営業所
                                                                      アメリカ本社        仙台営業所


                                                                                                               12
     配当実績推移
22/3期は2021年5月13日発表予想比で1円増配の年間31円
中長期の安定成長に基づき、目線である配当性向30%と成長投資配分を考慮しつつ累進的配当方針
35                                                                                                               120.0%
(円)             配当金                      配当性向                             <12期連続増配の見込み>                            (%)

30             87.6%                                                                                             100.0%


25                                                                                                               80.0%


20                                                      34.6%                                            20.7%
                                                                                                                 60.0%
                                                                        25.3%           25.6% 25.2%      31
                                                24.0%           22.8%           21.9%    28      29
15                                                                               27                              40.0%
                                        21.5%
                                                                         24
10                              14.7%                    22      23                                              20.0%
                                                 20
                       14.6%             18
     N/A                         12
5              8.5       10                                                                                      0.0%
           5

0                                                                                                                -20.0%
       10/3期   11/3期    12/3期   13/3期   14/3期   15/3期   16/3期   17/3期   18/3期   19/3期    20/3期   21/3期   22/3期
                                                                                                         (修正後計画)
       ※白字は配当金/黒字は配当性向                  ※2010/3期は利益マイナスながら配当実施のためN/A表記
                                                                                                                        13
目次

 1.   会社概要/当社の歩み
 2.   2022/3期   2Q業績概要
 3.   トピックス
 4.   東証プライム市場への対応
 5.   参考資料(2022年3月期)



                         14
  トピックス(林業展での新製品展示)
   ~森林・林業・環境機械展示実演会~10/10・11日 北海道にて開催
  【オカダハイブリットバケット】        【ストロークプロセッサ NSP-45】(参考出品)




●林業では、第一に作業道の確保が必要       ●強力な送材力で斜面での作業も可能
●作業道確保には複数の重機が必要だったが、    (人工林の7割を占めるヒノキ・マツに適している)
 伐採、運搬、除根、地面の整形等を1台で実現   ●一度で確実な枝払いを実現
                                                 15
  トピックス(国内営業所〈兼整備工場〉の充実)
   【拠点リニューアル推移】                【広島営業所(2021/10/15開所】
2016年:北陸営業所移転新設
2019年:四国営業所移転新設
2020年:湘南営業所移転新設
2021年:広島営業所移転新設

2022年:中部営業所建替え(※)
    :仙台営業所移転新設(※)


(※)予定

                                    【北陸営業所(2016)】     【四国営業所(2019)】




                                    【中部営業所(2022予定)】   【仙台営業所(2022予定)】
                    【湘南営業所(2020)】




                                                                        16
目次

 1.   会社概要/当社の歩み
 2.   2022/3期   2Q業績概要
 3.   トピックス
 4.   東証プライム市場への対応
 5.   参考資料(2022年3月期)



                         17
東証プライム市場への対応


    プライム市場適合状況(2021/7/9付 東証1次判定)

             上場維持基準        当社数値          適合状況



  流通株式数      20,000 単位     60,807 単位      〇


流通株式時価総額      100.0 億円       75.9 億円      ×


 流通株式比率         35.0   %      72.5   %    〇


売買代金(1日平均)   20.0   百万円    28.1   百万円     〇

  ※プライム市場に向けた計画書については別紙ご参照願います
                                                18
目次

 1.   会社概要/当社の歩み
 2.   2022/3期   2Q業績概要
 3.   トピックス
 4.   東証プライム市場への対応
 5.   参考資料(2022年3月期)



                         19
拠点

【国内】                    【海外】              オカダアメリカ


                             オカダヨーロッパ




                               オカダタイ




 オカダアイヨン 12拠点           オカダアメリカ  3拠点(本社/オレゴン)
 アイヨンテック 1拠点            オカダヨーロッパ 1拠点(本社/オランダ)
 南星機械     9拠点           オカダタイ    1拠点(本社/アユタヤ)
 ※南星盛岡営業所は4/1よりオカダに統合     ※タイ駐在員事務所を2021/5月より現地法人化
                                                     20
商品用途(大型環境機械)



    【中低速回転機】            【高速回転機】




  ・大きな丸太から破砕可能       ・木材を木片チップに切削
  ・東北震災時にはガレキ処理で活躍   ・チップはバイオマス発電等で活用




                                        21
商品用途(林業機械・ケーブルクレーン)



      【林業機械】        【発電所・ダム建設用
                       ケーブルクレーン
                    等】




  ・森林にて木材を伐採        ・道の無い山の斜面での
  ・枝払い、剪定、運搬までこなす    生コンクリート・資材等の運搬に




                                       22
  当社の強み
                一気通貫の循環モデル
商品は「必ず」磨耗・破損しやすいため              修理対応・直接販売によって得た
 修理が必要となる                         ユーザーニーズを開発に活かせる
→ 「自社」修理担当を持つのは当社のみ


                           設計・
                      修理
                           開発

                      販売   製造




                                                23
商品販売先(国内)

                          解体
                         事業者
                         約10%



                レンタル企業          ショベルメーカー系販売会社
                約20%
                                 約70%

(他、各地域レンタル企業)




                                        ※各画像は一例として各社HPより引用   24
海外エリア別売上内訳(2022/3月期2Q)
(販売構成)



 海外
 19.0%                欧州
                      19%                                          北米
                                                   その他             60%
                               アジア
                                                    8%
                                13%
 国内
 81.0%                        ※中国を含まず

               【欧州】                         【アジア】                       【北米】
         450                          450                               1,229
                             373                                                       1,158
         350                          350                        1000           896
                      233                                 260
         250   214                    250   204    215
         150                          150                        500
         50    20/3   21/3   22/3     50                  22/3
                                            20/3   21/3
                                                                         21/3   20/3    22/3
         -50                          -50                          0
           (各地域2Q推移/単位:百万円)                                                                    25
 グローバル市場の成長見通し
解体アタッチメント市場
◆注力市場の「米国」「欧州」「アジア」における2021/2025のCAGR(年平均成長率)は6.97%
◆「日本」の2021/2025のCAGR(年平均成長率)も6.18%
 5,000 (単位:百万US$)
               欧州           北米         アジア(中国は含まず)                     日本          その他
                                                                                  見通し
 4,000

                                                                                                    1,869
                                                                                            1,749
 3,000                                                                              1,626
                                                                        1,505
                                                               1,382
                                       1,200   1,224                                                319
                                                       1,264
                             1,101                                                          299
 2,000   962        1,000                                                           284
                                                                            271
                                               238             251                          647     700
                                       228                                          596
                             210                       235                  545
         187        193                425     441             487
                             385                       446
         329        345                                                                             721
 1,000                                                                              653     689
                                       582     581             563          620
         470        470      534                       490

                             588       628     636             632          672     712     747     781
         550        555                                580
    0
         2015       2016     2017      2018    2019    2020    2021     2022        2023    2024    2025



                                     「民間リサーチ会社の調査資料をもとに当社作成」                                                26
  長期ビジョン VISION 30

  VISION 30 事業計画(国内解体市場ポテンシャル)

非木造建物(コンクリート建物)の建築年代と建築面積
◆ 築40年以上の解体建物対象を見ると、解体需要はこれからが本格化(毎年東京ドーム約1,500個分相当の面積が対象に)


  (万㎡)
                          今後の解体対象
 80,000                   となる建物面積
 70,000
                   現時点で築40年以上
 60,000             経過した建物面積

 50,000                 東京ドーム
           7億1,500万㎡   約15,000個分
 40,000

 30,000

 20,000

 10,000

     0
          ~1950年    ~1960年    ~1970年    ~1980年   ~1990年   ~2000年   ~2010年

                    共同住宅           事務所・店舗        工場・倉庫      その他
◆東京ドームの床面積を46,000㎡として換算            国土交通省「建築物ストック資料」より当社作成
                                                                            27
  長期ビジョン VISION 30

  VISION 30 事業計画(国内林業市場ポテンシャル)

木材供給量及び木材自給率の推移
◆ 高度成長期に、国産木材の不足を補うかたちで増加した輸入木材が、長期間国産材を凌駕し続けてきたが、40~50年前に
 植林した人口造林が伐採適齢期となり、間伐問題等の環境保全の観点から国も国産木材の利用を促進
◆ その結果、木材自給率は10年連続上昇(18.8% → 41.8%)し、作業効率が改善する林業機械の活躍の場はますます拡大中




                 林野庁「『令和元年木材需給表』の公表について」(2021年9月30日発表)            28
 本資料に掲載されている計画、見通しに関する内容については、
当社が現時点で入手可能な情報と、 合理的であると判断する一定の前提に基
づき判断した予想であり、リスクや不確定要素を含んでいます。
 従いまして、掲載された将来の計画数値、施策の実現を確約、あるいは保証
するものではありません。



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               オカダアイヨン株式会社
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        TEL 06-6576-1271 FAX 06-6576-1270
            URL http://www.aiyon.co.jp/

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