6293 日精樹脂 2019-05-10 15:00:00
第三次中期経営計画(2019年度~2021年度)の策定に関するお知らせ [pdf]

                                            2019 年5月 10 日
 各   位
                               会 社 名 日精樹脂工業株式会社
                               代表者名 代表取締役社長 依田 穂積
                                   (コード:6293 東証第 1 部)
                               問合せ先 専務取締役         荻原 英俊
                                     ( TEL 0268-82-3000 )


         第三次中期経営計画(2019 年度~2021 年度)の策定に関するお知らせ


 当社グループは、2019 年度(2020 年 3 月期)を初年度とした 3 ヵ年の第三次中期経営計画を
策定しましたので、下記の通りお知らせいたします。



                          記


1. 第三次中期経営計画の策定背景
     当社グループが製造、販売するプラスチック射出成形機は、自動車、IT、医療容器等の
 幅広い業種・業界に深く関わる製品で、人々の社会生活を支える上で欠かせないものであり
 ます。今後は、自動車産業の変革、5G通信等のデジタルインフラの整備・普及、海洋プラ
 スチック問題に象徴される環境課題への対応など、当社グループの製品の関わりが重要性を
 増していくことにより、更なる需要の拡大に繋がることが予想されます。
  2016 年度を初年度とした3ヵ年の第二次中期経営計画においては、当社が目指す姿として
「真のグローバル化と真のイノベーションのシナジー効果により、10年後を見据えた積極的
な体制作りを行う」という方針のもと、真のグローバル経営の強化、グローバル市場への積極
的展開による販売増強、グローバル生産体制の強化、グローバルリスク管理体制の強化、を進
めてまいりました。
 その結果、次のような主要な成果をあげることができました。
・プロダクト戦略では、米国テキサス工場の竣工により、世界4極生産体制が確立し、グロー
バル市場において最適機種を最適地で生産することが可能となり、各生産拠点からの安定供給
の礎を固めてまいりました。また、海外工場での部材の現地調達率拡大、本社工場での部品加
工の内製化推進等により、サプライチェーンの強化、生産の効率化、コストダウン等を推進し
てまいりました。
・セールス戦略では、日本国内をはじめ、メキシコや東欧など世界の主要市場において営業・
サービス拠点を開設したほか、国内外で商社や代理店を活用するなど営業体制の強化を図って
まいりました。
 ・商品戦略では、射出成形機に金型・周辺機器を含めたターンキーシステムの販売に加え、工
場レイアウトの提案や自動化システムの設計等のコンサルティング営業を強化してまいりまし
た。また、自動車、IT、医療・容器等の業界に向けて特殊機・専用機を市場投入し、成形ノウ
ハウや金型技術を活かした付加価値の高いソリューション提案を行い、シェア拡大を図ってま
いりました。


 第三次中期経営計画では、長期的な観点からの成長戦略や業績目標を見据えて策定に取組んで
いる経営目標「フューチャーデザイン 2026」の達成に向け、確固たる体制づくりを行い、当社
グループの企業価値の向上を図ることを目的として策定しております。


2. 数値計画
                2019 年 3 月期実績   2020 年 3 月期計画   2022 年 3 月期計画
    連 結 売 上 高     44,065 百万円      44,500 百万円      50,000 百万円
    連結営業利益         3,510 百万円       3,600 百万円       4,000 百万円
    連結営業利益率             8.0%            8.1%            8.0%


  概要につきましては、添付資料をご参照ください。


  ※ 本資料に記載されている中期経営計画等の将来に関する記述等については、当社が現在
    入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業
    績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。




                                                                以   上
【2019年度~2021年度】
 中期経営計画について




              2019年5月10日

                           1
当社を取り巻く事業環境

射出成形機業界の動向            社会・経済構造の変化、社会の要請
 足元の設備投資マインドの減退       持続可能な社会の実現に向けた企業の取組み
 (中国景気減退に対する様子見)       使い捨てプラの使用禁止(環境規制の強化)、
 部材調達難                 海洋プラスチック問題への対策(グリーンプラの
 部品加工先の逼迫              普及推進)
 競合メーカーの戦略の相似化(競争     働き方改革
  激化)、価格競争の激化          ダイバーシティの推進、女性活躍推進
 新興国メーカーの台頭           少子高齢化への対応


業種別動向                     世界経済のリスク
 自動車産業の変革(自動運転対応の技術       為替相場の急激な変動
  開発、EVシフト等)               保護主義の台頭による貿易の停滞(米中
 電子部品の車載シフト                貿易摩擦)
 デジタルインフラの整備・普及           英国のEU離脱
  (5G通信、ビッグデータの活用)         新興国の金融リスク(通貨下落による成長
 IoT化、ロボット化の進展、AI技術の進化     の減退)
 東京オリンピックに向けた設備需要の持続      新興国での人件費の高騰
  (住設関連、日用雑貨)              地政学リスク
 医療、容器業界の安定推移

                                                  2
経営ミッション・経営理念と経営目標


      【経営ミッション】                  【経営理念】
私たちの経営ミッションはお客様の価値を創造する           世界の日精
ことです。そしてお客様に満足していただき、射出   プラスチックを通して人間社会を豊かにする
成形技術を通して社会に貢献します。




                    【経営目標】
 1.グローバル経営体制の強化
  • 連結経営機能を更に強化し、グローバル経営を実践する。
  • キャッシュフロー経営を重視し、収益力を更に強化する。
  • パートナー企業とのサプライチェーンを強化する。
 2.お客様満足度の充実
  • グローバルネットワークにより、お客様の満足度充実を図り、企業価値を高める。
 3.環境経営の強化
  • グローバル環境経営への対応を図り、省資源・省エネルギー等に配慮した取組みを強化する。
 4.グローバル人材の育成と活用
  • グローバル人材の育成と活用を図る。
  • 社員の働きがいを充実させ、グローバル企業としての価値を高める。
                                                 3
当社が目指す3年後の姿


 本3ヵ年(2019年度〜2021年度)は、
  グローバル経営を進化させ、
  グローバル環境への対応を図り、
  「フューチャーデザイン2026」※の
  達成に向けた体制づくりを⾏う。


  ※ 「フューチャーデザイン2026」:長期的な観点から成長戦略や業績目標を見据え、
    取組みを進めている経営目標

                                              4
経営方針


1.真のグローバル経営の強化               3.グローバル生産体制の強化
 世界規模で進展する市場変化のなかで、          4極生産体制により生産能力を増強すると共
 環境経営を強化し、高収益企業としてグロー          に、生産技術力と品質保証体制を強化する
 バルな展開を図り、自力成長力を強化する          グローバル調達体制の強化と、内製化の推
                               進により更なるコストダウンを図る




                      経営方針
2.グローバル市場への                      4.グローバルリスク
  積極的展開による営業強化                         管理体制の強化
 営業力の強化と新たなビジネスモデルの創出に       リーガルリスクに対応した製・販・財戦略と
  より売上増大を図る                    マネジメント体制を強化する
 革新的な営業戦略により、お客様にご満足頂け
                              コーポレートガバナンス、BCP等に対応した
  る提案型営業を行うとともに、ボーダレス化、
  IoT化に呼応して、グローバル市場への積極的       マネジメント体制を強化する
  な展開を図る                      グローバルに対応できる人材育成を図る
 持続可能な開発目標(SDGs)、成形の理(ことわ
  り)を具現化する製品を計画的に投入する

                                                       5
連結売上高・営業利益推移 >>> 数値目標


  (百万円)                                                                             50,000
                                                                                         (計画)
  30,000
  50,000


                                                                 44,500
  45,000
  25,000
                                                        44,065       (計画)
                                               42,321                               計画


  40,000
  20,000                     38,305
                    36,262            36,730

  35,000
  15,000   売上高
           31,558
  10,000
  30,000



   5,000                                                             3,600               4,000 
             営業利益                2,709  2,522      3,103    3,511         (計画)               (計画)
               1,612  2,290 
      0
            14/3期    15/3期    16/3期    17/3期    18/3期    19/3期    20/3期     21/3期    22/3期

             第1次 中期経営計画                 第2次 中期経営計画                   第3次 中期経営計画

                                                                                                    6
本資料に掲載されている当社の業績予想、見通し、重点戦略につきましては、
現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々
な要因により予想と異なる結果となる可能性があります。