6287 サトーHD 2021-05-11 15:00:00
2021年3月期 決算説明資料 [pdf]
2021年 5月 11日(火)
2021年3月期 決算説明資料
証券コード:6287
中期
FY20実績 振り返り
経営計画
1
中期
FY20実績 振り返り
経営計画
2
自動認識ソリューション事業
売上推移(海外・日本)
海外は回復がさらに速まり、日本は回復基調を堅持
2020年度 四半期ごとの売上高 対前年比の推移
20%
10%
0%
-10% 日本事業
-20%
海外事業
-30%
Q1 Q2 Q3 Q4
3
自動認識ソリューション事業(海外)
売上推移(地域別)
アジア・オセアニアと米州は回復が加速し、欧州は横ばい
2020年度 四半期ごとの売上高 対前年比の推移
40%
30%
20%
10%
0%
-10%
-20% 欧州
アジア・
-30% オセアニア
米州
-40%
Q1 Q2 Q3 Q4
4
自動認識ソリューション事業(日本)
売上推移(市場別)
※1:旧FA
リテールが力強く伸長。その他の市場もほぼ前年同期水準に ※2:旧リテール/アパレル
※3:旧食品
2020年度 四半期ごとの売上高 対前年比の推移(除く公共)
※1
マニュファクチャリング ロジスティクス リテール※2 ヘルスケア フード ※3
30%
20%
10%
0%
-10%
-20%
-30%
Q1 Q2 Q3 Q4
5
連結 通期
決算ハイライト
【連結】
多くの地域で回復が加速するも、コロナによる上期の
減速をカバーするには至らず、前年比で減収・減益
【自動認識ソリューション事業 海外】
前年比で減収・増益
●ベース事業:改善傾向がさらに鮮明になるも、Q1の減速が響いて減収・減益
●プライマリー専業:生活インフラ業界に注力して堅調を継続し、微増収。
原価率の低下等で大幅増益
【自動認識ソリューション事業 日本】
上期施策の成果発現や、お客さまの生産再開等によって
回復が継続。上期の減速が響いて前年比で減収・減益
6
連結 通期
事業セグメント別売上高及び営業利益
(単位:百万円)
FY2020 FY2019 前年比
除く為替
自動認識 売上高 108,916 116,009 -6.1% -4.1%
ソリューション事業 営業利益 5,906 8,757 -32.6% -33.7%
売上高 40,349 42,648 -5.4% +0.2%
海外
営業利益 2,684 2,277 +17.9% +27.5%
売上高 68,566 73,360 -6.5% -6.5%
日本
営業利益 3,221 6,479 -50.3% -55.2%
売上高 136 363 -62.5% -62.7%
IDP事業
営業利益 -148 -1,317 - -
売上高 109,052 116,372 -6.3% -4.3%
連結(消去後)
営業利益 5,847 7,461 -21.6% -22.9%
7
連結 通期
業績
(単位:百万円)
FY2020 FY2019 増減
%
売上高 109,052 116,372 -7,320 -6.3%
営業利益 5,847 7,461 -1,613 -21.6%
営業利益率 5.4% 6.4% -1.0pt -
経常利益 5,521 6,571 -1,049 -16.0%
親会社株主に帰属する
当期純利益 ※1
12,959 -1,882 +14,841 -
実効税率 ※2 9.6% 410.7% -401.0pt
EBITDA ※3 10,163 13,376 -3,212 -24.0%
FY20 通期 為替レート(期中平均):106.10円/USD, 123.75円/EUR (FY19 通期 同為替レート:108.69円/USD, 120.79円/EUR)
為替感応度:すべての通貨が1円/USDの円安に連動した場合、売上高+352百万円、営業利益+3百万円(FY20通期ベース)
※1 FY20 Q3に旧本社売却にともなう固定資産売却益を計上
※2 IDP事業譲渡に伴い、前期末に計上したDataLase社株式の減損損失が損金算入され、法人税が減少
※3 EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
・減価償却 FY20:4,092百万円 FY19: 5,043百万円
・のれん償却 FY20: 223百万円※4 FY19: 871百万円(DataLase社 587百万円)
※4 FY19 Q4にDataLase社ののれん減損処理を実施
8
自動認識ソリューション事業(海外)
総括
Q4 ベース事業のアジア・オセアニアを中心とした復調と、プライマリー専業の好調維持により、
単体 全体で増収・増益。増収と粗利率持ち直しにより、営業利益率が改善 (単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q4 Q4 % 除く為替
売上高 11,290 9,922 +1,367 +13.8% +17.3%
粗利額 4,018 3,362 +656 +19.5% -
粗利率(外売) 35.6% 33.9% +1.7pt - -
営業利益 880 349 +530 2.5倍 2.7倍
営業利益率 7.8% 3.5% +4.3pt - -
FY2020 FY2019 増減
% 除く為替
売上高 40,349 42,648 -2,298 -5.4% +0.2%
粗利額 14,435 14,872 -436 -2.9% -
粗利率(外売) 35.8% 34.9% +0.9pt - -
営業利益 2,684 2,277 +407 +17.9% +27.5%
営業利益率 6.7% 5.3% +1.3pt - -
9
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
米州
Q4 ベース事業:米国でキーアカウント向けコト売りが順調に推移し、増収・増益
単体 プライマリー専業:エッセンシャル業界の需要を捉えて好調を継続し、増収・増益
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q4 Q4 % 除く為替
売上高 3,140 2,664 +475 +17.8% +22.6%
ベース事業
営業利益 156 42 +113 3.6倍 3.9倍
プライマリー専業 売上高 576 536 +39 +7.3% +45.5%
・Achernar社
・Prakolar社 営業利益 93 27 +66 3.4倍 4.8倍
売上高 3,716 3,201 +514 +16.1% +26.4%
合計
営業利益 250 70 +179 3.5倍 4.3倍
FY2020 FY2019 増減
% 除く為替
売上高 10,376 10,988 -612 -5.6% -1.5%
ベース事業
営業利益 514 484 +29 +6.2% +11.9%
プライマリー専業 売上高 2,024 2,198 -173 -7.9% +29.3%
・Achernar社
・Prakolar社 営業利益 259 144 +114 +79.1% 2.6倍
売上高 12,401 13,187 -785 -6.0% +3.6%
合計
営業利益 773 629 +144 +22.9% +45.8%
10
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
欧州
ベース事業:ロックダウン再強化でお客さまの活動が停滞。当社営業も制約を受け、減収・減益
Q4
単体
プライマリー専業:ロシアのOkil社における新規ビジネスの継続的獲得と食品・飲料などの
巣ごもりニーズ増大を捉えて増収。売上伸長と原価率低減などにより、増益
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q4 Q4 % 除く為替
売上高 1,996 2,264 -267 -11.8% -16.7%
ベース事業
営業利益 20 129 -109 -84.2% -84.9%
プライマリー専業 売上高 1,737 1,591 +146 +9.2% +25.1%
・Okil社
・X-Pack社 営業利益 45 -21 +67 - -
売上高 3,734 3,855 -121 -3.1% +0.6%
合計
営業利益 66 108 -42 -38.9% -35.6%
FY2020 FY2019 増減
% 除く為替
売上高 7,588 8,923 -1,334 -15.0% -16.6%
ベース事業
営業利益 84 350 -266 -75.9% -75.6%
プライマリー専業 売上高 7,314 7,071 +242 +3.4% +20.8%
・Okil社
・X-Pack社 営業利益 497 -49 +547 - -
売上高 14,902 15,994 -1,092 -6.8% -0.1%
合計
営業利益 581 300 +280 +93.3% 2.2倍 11
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
アジア・オセアニア
Q4
ベース事業:ほぼ全ての販社で回復基調となり、前年同期比増収・増益
単体
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q4 Q4 % 除く為替
売上高 3,839 2,865 +974 +34.0% +29.5%
ベース事業
営業利益 556 176 +380 3.2倍 3.1倍
FY2020 FY2019 増減
% 除く為替
売上高 13,045 13,466 -420 -3.1% -2.9%
ベース事業
営業利益 1,258 1,349 -90 -6.7% -7.4%
12
自動認識ソリューション事業(日本)
総括
Q4 ・メカ・サプともに回復基調を堅持。概ね全市場で復調傾向が続いて売上は前年同期の水準に
単体 ・主にメカトロの貢献で全体の粗利率が改善するも、先行投資によって営業利益率は低下
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q4 Q4 %
メカトロ売上高 8,443 8,710 -267 -3.1%
サプライ売上高 10,047 9,867 +179 +1.8%
外部売上高 計 18,490 18,578 -87 -0.5%
粗利額 9,019 8,997 +21 +0.2%
粗利率(外売) 48.8% 48.4% +0.3pt -
営業利益 1,203 1,697 -494 -29.1%
営業利益率 6.5% 9.1% -2.6pt -
FY2020 FY2019 増減
%
メカトロ売上高 27,968 30,797 -2,829 -9.2%
サプライ売上高 40,598 42,563 -1,965 -4.6%
外部売上高 計 68,566 73,360 -4,794 -6.5%
粗利額 32,635 36,192 -3,556 -9.8%
粗利率(外売) 47.6% 49.3% -1.7pt -
営業利益 3,221 6,479 -3,258 -50.3%
営業利益率 4.7% 8.8% -4.1pt - 13
自動認識ソリューション事業(日本) 通期
市場別売上高推移
■:メカトロ ■:サプライ %は前年比 (単位:百万円)
マニュファクチャリング ロジスティクス リテール
+4.4%
30,000 -0.9% 20,000 17,805 -6.9% 10,000 -2.4% +9.9%
17,058 16,568 8,866
22,967 22,766 -14.6% 8,261 8,066
19,447 15,000
20,000 5,006
11,738 11,800 5,230
13,959 13,478 11,664 5,221
12,560 10,000 5,000
10,000
5,000 3,859
9,007 9,287 6,886 5,319 6,004 4,904 3,031 2,844
0 0 0
FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20
ヘルスケア フード 公共
+7.2% +2.1%
10,000 8,553 -10.5% 8,000 -7.6% 3,000 -8.7% +4.8%
7,981 6,505 6,642 6,140 2,539
7,658 2,317 2,429
6,000
5,197 2,000
5,116 4,721 1,655 1,434
5,000 4,000 4,978 4,957 4,652 1,362
2,000 1,000
2,865 3,356 2,936 994
1,526 1,684 1,487 883 955
0 0 0
FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20
14
自動認識ソリューション事業(日本) Q4単体
市場別売上高推移 (1/2)
(単位:百万円)
■:メカトロ ■:サプライ %は前年比
マニュファクチャリング ロジスティクス リテール
+4.2% -4.2% +28.7%
8,000 5,000 2,500 2,300
-6.7% -3.1% 4,349 4,530 4,341 2,112
6,203 5,786 -15.4%
5,605 4,000 2,000 1,787
6,000
2,649 1,247
3,306 3,000 2,620 2,713 1,500 1,217
4,000 3,260 3,407 1,090
2,000 1,000
2,000 1,053
2,896 2,526 1,000 1,728 1,880 1,627 500 894
2,198 696
0 0 0
FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20
事
業 全般に生産活動が回復傾向にあり、 EC業界の活況に加えて、経済の全般 引き続き食品スーパーやECが活況。
環 電子部品や機械・電機は前年比増 的な回復もあって物量が増加。EC化 EC対応を急ぐ専門店が増加
境 になるも、化学などは依然マイナス や人手不足などへの対応ニーズが増大
当 サプライは多くの業界で前年比増に。 運輸業界の前年同期大口案件のため、 専門店を含むほぼ全業種でサプライ
社 メカトロは電子部品や機械・電機で前 市場全体ではマイナスだが、他の業界 およびメカトロが前年同期を上回って
状 年比増に。他業界でも減少幅縮小 では増加に 推移
況
15
自動認識ソリューション事業(日本) Q4単体
市場別売上高推移 (2/2)
(単位:百万円)
■:メカトロ ■:サプライ %は前年比
ヘルスケア フード 公共
-4.5% +0.1%
2,500 2,230 2,130 2,000 +6.7% -5.4% 1,000 +13.9%
2,132 1,638
1,536 1,549 853
-19.8%
2,000 800 749
1,500 684
1,250 1,230 1,164 383
1,500 600
1,111 1,014 405
1,000 1,067 360
1,000 400
500 980 967 500 469
900 200
468 527 534 344 323
0 0 0
FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20
事
業 医療機関への外来者数が回復傾向には 巣ごもり需要の継続のより、内食・ 全般に外部環境は安定
環 あるものの、市場全体の物量は前年比 中食が堅調。外食向けや業務用の
境 でマイナスが継続 需要は低調
当 医療機器メーカー等の好調業界への 売上構成の大きい食品製造業の物量 大口顧客からの受注減によりサプ
社 注力が奏功し、メカトロが伸長。 減を背景に、サプライ減少。一方で ライ減少。また前年同期の大口案
状 市場全体の微増に寄与 自動化推進など上期からの取り組み 件の剥落により、メカトロ減少
況
成果が発現してメカトロ増加
16
中期
FY20実績 振り返り
経営計画
17
振り返り:FY2011~2020(連結)
⚫ 18年度に経営方針を転換し、本業(タギングを軸にした自動認識ソリューション事業)に
経営資源を集中
売上高及び営業利益推移
本業とのシナジーを期待した周辺事業のM&A等 本業に経営資源を集中
売上高 (左軸) 営業利益 (右軸) ポートフォリオ見直し
Achernar社※2 Okil社※2 DataLase社 米中貿易摩擦
(アルゼンチン) (ロシア) (英国、IDP ※4事業) コロナ
Argox社※3 SGS社※1 設立 Prakolar社※2 SGS社※1
清算 IDP ※4
売上高 (台湾) (米国) (ブラジル) 営業利益
事業撤退
(百万円) (百万円)
120,000 8,000
100,000
6,000
80,000
60,000 4,000
40,000
2,000
20,000
0 0
FY11 FY12 FY13 FY14 FY15 FY16 FY17 FY18 FY19 FY20
※1:ソフトウエア開発子会社、 ※2:プライマリー専業、 ※3:廉価版プリンタ製造・販売、※4:Inline Digital Printing
18
振り返り:FY2016~2020(海外・日本)
海外 日本
⚫ 18年度よりモノ売りからコト売り※へのシフトに本格着手 ⚫ 16年度より収益性改善やコト売りに軸足を移した
も、意識改革に想定以上の時間を要す 構造改革を断行し、18年度まで3年連続で増収・増益。
市場・業界・用途別のソリューション商材を拡充
⚫ 19年度以降は本社からのサポート拡充や海外の横連携を
進め、コト売りが一定程度浸透。 ⚫ 19年度以降は商品群のミックス悪化や減収により、
今後は成長スピード加速が課題 利益率低下。今後は収益力強化が課題
売上高及び営業利益推移 売上高及び営業利益推移
売上高 営業利益 (単位:百万円) 売上高 営業利益 (単位:百万円)
コト売り → コト売り進化
モノ売り → コト売り深化
売上高 営業利益 売上高 構造改革 営業利益
スタート
80,000 8,000 80,000 8,000
60,000 6,000 60,000 6,000
40,000 4,000 40,000 4,000
20,000 2,000 20,000 2,000
0 0 0 0
FY16 FY17 FY18 FY19 FY20 FY16 FY17 FY18 FY19 FY20
※お客さまの現場ごとの課題を捉えて最適なソリューションを提案し、その導入効果を示した売り方のこと 19
振り返り:成果と課題
重点施策 成果 課題
コト売りの深化と ・国・市場・業界ごとの注力先を絞り、成功 ・コト売りが浸透途上の国・地域の
体験を蓄積。好事例の横展開などによりコト 底上げ
成長力の追求
売りが浸透 ・市場・業界に特化したリソース増強
・本社と現地の連携進展 ・成長加速
米州 <リテール>
海外
スーパー、オフプライス・リテーラー
欧州 <リテール> スーパー、コンビニ
<フード> ファーストフード
アジア <マニュファクチャリング>
自動車、電機・電子、食品製造
コト売りの進化と ・業界ごとの新たなソリューションの創出 ・収益力強化
・市場・業界に特化したマーケティング ・クロージング力強化
日本 収益力の強化
ツールの拡充(動画・リーフレットなど)
・課金ビジネスの開始
20
<ご参考>振り返り:セグメント別売上高及び営業利益
(単位:百万円)
FY2018 FY2019 FY2020
自動認識ソリューション事業(海外)
売上高 43,316 42,648 40,349
営業利益 2,239 2,277 2,684
営業利益率 5.2% 5.3% 6.7%
自動認識ソリューション事業(日本)
売上高 72,435 73,360 68,566
営業利益 6,982 6,479 3,221
営業利益率 9.6% 8.8% 4.7%
IDP事業※1
売上高 427 363 136
営業利益 -1,421 -1,317 -148
営業利益率 - - -
連結
売上高 116,179 116,372 109,052
営業利益※2 7,679 7,461 5,847
営業利益率 6.6% 6.4% 5.4%
※1: 2020年9月にDataLase社の全株式をDataLase Holdings Ltd.へ譲渡、 ※2:連結消去を含む
21
現状分析と経営の方向性
経営環境の変化(外部環境)
• デジタルシフト
• 産業構造の見直し
• サステナビリティ推進の重要性の高まり など
タギングを軸とする自動認識ソリューション
➢ 従来提供している ➢ 循環型経済の実現に向けた
ニーズの増加 ニーズの増加
・生産性向上
・モノのトラック&トレース管理
・安心・安全 など
あらゆるものを情報化して、社会のうごきを最適化する。
22
中期
FY20実績 振り返り
経営計画
23
2021年度業績計画(連結)
(単位:百万円)
FY2021 FY2020
増減
(計画) (実績) %
売上高 117,000 109,052 +7,947 +7.3%
営業利益 6,400 5,847 +552 +9.4%
営業利益率 5.5% 5.4% +0.1pt -
経常利益 6,200 5,521 +678 +12.3%
親会社株主に帰属する
当期純利益 4,000 12,959 -8,959 -69.1%
EBITDA※ 10,800 10,163 +636 +6.3%
2021年度想定レート:USD…107円, EUR…128円 2020年度実績レート(期中平均):USD…106.10円, EUR…123.75円
※ EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
24
配当 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度
(予定) (計画)
EPS 121.5円 112.5円 -56.1円 385.9円 119.1円
2020年度年間配当は70円を予定(前年度と同額)
2021年度年間配当は70円を計画(前年度と同額) ROE 7.6% 6.9% -3.6% 24.4% 6.8%
(参考)
配当 53% 62% - 18% 59%
性向
単位:円
80
70 70 70 70
70 65
配 企業価値を向上させ、 60
60 当 55
方 安定配当を継続する
50
針
45
40
40 37
34 35
32 33 33 33
30 31
28 2020年度内訳
30
23 24 中間配当 35円
22
期末配当 35円(予定)
20 17 計 70円(予定)
10
0
99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
(年度)
25
営業利益 FY2021の計画(連結) (単位:百万円)
⚫ FY20:主に日本事業でコロナ禍施策の効果発現や需要回復に時間を要した
⚫ FY21:グローバルにコロナ禍施策の効果実現や需要回復を見込む。一方で研究開発等、中長期成長に向け
積極投資を計画
+
+
・プリンタの
共通プラット
フォーム開発
+
+
+ ・戦略的営業活動への
+ ・市場別施策の効果実現 投資による費用増
+ ・粗利率回復 (マーケティングや
日本:マニュ市場中心に ソリューション開発
・事業撤退 売上回復、ミックス改善 など)
・営業活動 海外:コト売り推進による ・コロナ禍で縮小した
制限による メカトロ販売伸長 など 経費の戻り
・コト売り浸透 経費縮減
・コロナ禍施策の
効果発現
・ミックス改善
FY19 <日本> <海外> 研究開発費 自動認識 IDP事業に FY20 <日本> <海外> 研究開発費 自動認識 IDP事業に FY21
営業利益 売上増減/ 売上増減/ 要因 ソリューション 係る要因 営業利益 売上増減/ 売上増減/ 要因 ソリューション 係る要因 営業利益
(実績) 粗利要因 粗利要因 事業の (実績) 粗利要因 粗利要因 事業の (計画)
販管費要因 販管費要因
26
中期経営計画 FY2021~23 経営目標(連結)
2020年度 実績 2023年度
売上高 109,052 百万円 売上高 130,000百万円 +6.0%(CAGR)
営業利益 5,847百万円 営業利益 11,800百万円 +26.4%(CAGR)
営業利率 5.4% 営業利率 9.1% +3.7pt
ROIC 5.8% ROIC 10.3% +4.5pt
売上高 営業利益
(百万円) 売上高(左軸) (百万円)
140,000 営業利益(右軸) 最高益 11,800 12,000
130,000
8,600 10,000
120,000
7,461
110,000 6,400 8,000
5,847
100,000
6,000
90,000 130,000
117,000 123,000
116,372
80,000 109,052 4,000
70,000
2,000
60,000
0
~
~
50,000 0
FY2019 FY2020 FY2021 FY2022 FY2023
実績 計画/目標
27
<ご参考>連結・事業セグメント別売上高及び営業利益 実績・計画/目標
(単位:百万円)
FY2019 FY2020 FY2021 FY2022 FY2023 FY20-23
CAGR
(実績) (計画/目標)
自動認識ソリューション事業(海外)
売上高 42,648 40,349 46,000 49,500 54,000 +10.2%
営業利益 2,277 2,684 3,100 3,600 4,500 +18.8%
営業利益率 5.3% 6.7% 6.7% 7.3% 8.3%
自動認識ソリューション事業(日本)
売上高 73,360 68,566 71,000 73,500 76,000 +3.5%
営業利益 6,479 3,221 3,300 5,000 7,300 +31.4%
営業利益率 8.8% 4.7% 4.6% 6.8% 9.6%
連結
売上高 116,372 109,052 117,000 123,000 130,000 +6.0%
営業利益 7,461 5,847 6,400 8,600 11,800 +26.4%
営業利益率 6.4% 5.4% 5.5% 7.0% 9.1%
28
中期経営計画の長期視点での位置づけ 【目指す姿】
⚫ コト売り浸透などの成果実現 あらゆるものを情報化して、
社会のうごきを最適化する。
⚫ 長期目標達成のための成長投資
Tagging for Sustainability
投資効果の発現
FY20-25 CAGR
【中計FY2021-23】 売上高
成果実現と 約+6.0%
コト売り浸透と 長期成長投資 営業利益率目標
売上高 withコロナの変化 営業利益
(百万円) 10%超 (百万円)
16,000
150,000
14,000
売上高 営業利益
最高益 11,800
130,000 12,000
8,600
10,000
110,000 7,461 6,400
5,847 8,000
90,000 130,000 6,000
117,000 123,000
116,372
109,052 4,000
70,000
2,000
~
0 ~
~
~
~
~
50,000 0
FY2019 FY2020 FY2021 FY2022 FY2023 FY2025 FY2030
実績 計画/目標
29
営業利益 FY2025の目標(連結)
(単位:百万円)
⚫ FY21~23:施策効果の実現や需要回復の享受と、長期成長に向けた積極投資を計画
⚫ FY24~25:新ITインフラ稼働に伴う生産性向上と直接人員の増加、プリンタ共通プラットフォーム化
による新商品のタイムリーな投入や開発プロセス効率化等で利益伸長を見込む
営業利益率目標
10%超
営業利益率
目標
9.1% ・プリンタ
・新ITインフラ 開発プロセス
減価償却 効率化など
・新需要創造に 社内VC改善
・プリンタ ・新プリンタやソリュー 向けた開発強化
・新需要創造に 開発プロセス (ソリューショ
営業利益率 効率化など
ション投入などの施策
向けた開発強化 効果 ン開発、マーケ
5.4% (ソリューション 社内VC改善 ・新ITインフラ稼働に ティング など)
開発、マーケティ よる生産性向上
ング など)
・市場・業界別戦略
専門人員増強
・地域別・市場別施策や
コロナ禍施策の効果
・需要回復
・新プリンタ投入
・ミックス改善
FY20 <日本> <海外> 研究開発費 販管費 その他 IDP事業に FY23 <日本> <海外> 研究開発費 販管費 その他 FY25
営業利益 売上増減/ 売上増減/ 要因 要因 投資・ 係る要因 営業利益 売上増減/ 売上増減/ 要因 要因 投資・ 営業利益
(実績) 粗利要因 粗利要因 施策効果 (計画) 粗利要因 粗利要因 施策効果 (目標)
30
自動認識ソリューションの長期展望
限定された範囲での各現場の改善から、高度な技術による社会のうごきの最適化へ
テクノロジー
高
各現場の人やモノの
Tagging for
IDを情報化して個別の
生産性を向上
2
Sustainability
成長エンジン
タギング技術の高度化
技術イノベーション DCS &
あらゆるものを情報化して、
Labeling 社会のうごきを最適化する。
低
狭 ターゲット市場のサプライチェーン 広
1 より広範なサプライチェーン 地域別・市場別成長戦略
製・配・販の 製・配・販をまたぐ 消費者を含む サーキュラー・
各現場 サプライチェーン サプライチェーン エコノミー
31
Tagging for Sustainabilityに向けて
▍ 例:ヘルスケア市場
DSC & Labeling 個別現場ごとの業務改善が中心
医薬品製造 卸 病院 調剤薬局
⚫RFID入出荷管理 ⚫RFID入出荷管理 ⚫3点照合 ⚫お薬手帳
⚫カメラ自動検査 ⚫自動貼付け機 ⚫在庫管理
ミスなく 棚卸を ミスなく
出荷する 効率化する 投薬する
正確 省力 省資源 安心・安全
32
Tagging for Sustainabilityに向けて
▍ 例:ヘルスケア市場
⚫ サプライチェーンが、情報で繋がって
Tagging for 容器への モノのトラック&トレースが可能に
Sustainability 高度タギング ⚫ 新たな事業機会が生まれる
⚫ 情報の利活用で価値の幅と質が増大
モノの流れ 情報の流れ
新たな
事業機会 ⚫ IDや状態情報を取得し、プラットフォームへ届ける
⚫ ソースタギング
ID、開封検知、
温度、重量 等
容器製造 医療品製造 卸 病院 調剤薬局 患者さん 廃棄
回収
リユース
リサイクル
最適生産・
創薬 品質管理 服薬見守り 健康増進 自動回収
在庫
正確 省力 省資源 安心・安全 環境 感動
33
「タギング」で新しいビジネスを生み出す
企業の資産となるトラック&トレースデータの提供で価値創出
これまで
原料、素材 部品、材料 製造 物流 小売 消費 廃棄
分別
解体
回収
リサイクル
「タギング」する必要性が高い 「タギングで得た情報」の重要性が高い
サプライチェーン
ソースタギング 最適化のための自動認識 タギング情報の利活用
あらゆるものを情報化 ソリューションビジネス 社会のうごきを最適化する
34
中期経営計画の長期視点での位置づけ(再掲) 【目指す姿】
⚫ コト売り浸透などの成果実現 あらゆるものを情報化して、
社会のうごきを最適化する。
⚫ 長期目標達成のための成長投資
Tagging for Sustainability
投資効果の発現
FY20-25 CAGR
【中計FY2021-23】 売上高
成果実現と 約+6.0%
コト売り浸透と 長期成長投資 営業利益率目標
売上高 withコロナの変化 営業利益
(百万円) 10%超 (百万円)
16,000
150,000
14,000
売上高 営業利益
最高益 11,800
130,000 12,000
8,600
10,000
110,000 7,461 6,400
5,847 8,000
90,000 130,000 6,000
117,000 123,000
116,372
109,052 4,000
70,000
2,000
~
0 ~
~
~
~
~
50,000 0
FY2019 FY2020 FY2021 FY2022 FY2023 FY2025 FY2030
実績 計画/目標
35
成長戦略三本柱
1. 地域別・市場別 2. 技術
3. ESG経営の強化
成長戦略 イノベーション
▶︎海外事業 1. 新たなタギング要素 1. 環境負荷低減への貢献
コト売りの深化と 技術の開発
戦略パートナーシップ 2. 企業文化浸透による
の強化 2. 革新的な商品・ 人的資産の強化
サービスの開発
▶︎日本事業 3. コーポレート
コト売りの進化と ガバナンスの強化
収益力の強化
36
1. 地域別・市場別成長戦略
Tagging for Sustainabilityを具現化するシナリオ
タギングによるビジネスの拡大を各市場で展開
Tagging for
Sustainability
あらゆるものを
情報化して、
社会のうごきを
最適化する。
37
1. 地域別・市場別成長戦略
海外事業 「コト売りの深化」と「戦略パートナーシップの強化」
戦略パートナーと商談創出・顧客層拡大により成長を加速
事例 業界:フード/外食
コト売り
パートナー:HACCPソリューション専門ISV※
業界特化
パートナー パートナー
(ISV)
プリンタ・ HACCP
サプライなど ソリューション
(国別の制度あり)
モノ売り
ディストリ ➡ 相互のお客さまへアプローチ
コト売り ビューター サトーの お客さま
/リセラー
パートナー パートナー パートナー
A社 B社 C社
成長加速
展開国:フランス、イギリス、スペイン、アメリカ、タイ(商談中含む)
横展開可能な業界:スーパー、食品製造など
※ Independent Software Vendor。特定のメーカー傘下に入っていない独立系ソフトウエアベンダー 38
1. 地域別・市場別成長戦略
日本事業 「コト売りの進化」と「収益力の強化」
4つの施策の相乗効果で、営業利益率を改善 FY19(実績) FY25(目標)
8.8% 2 pt up
収益力の強化 コロナ禍での営業スタイルの変革
・デジタルマーケティングをフル活用
1. キラーコンテンツの強化 ・分担と連携の体制を構築
商品・サービスの強化
共通解化や標準化
マーケティング
コンタクト オンラインと対面の
2. バリューチェーンの最適化 センター 営業
ハイブリッド
支える仕事の効率化 お
客
さ 見込み案件の 案件絞り込み 商談化
受 ノウハウの
ま 大幅拡大
3. 売り方の改革 潜 ・Webセミナー ・テレマーケ ・本部サポート
注 形式知化
・営業ツール(動画)
在 ・Web展示会
体制変革や形式知化 層 ・コンテンツ
マーケティング
4. 原価低減 商談 受注数
短期化 増加
39
2. 技術イノベーション
1. 新たなタギング要素技術の開発
タギングの高度化と多様化を実現
➢ 2つの組織を新設
成果の発現:短中期 成果の発現:中長期
RFID事業本部 イノベーションラボ
目的 目的
⚫ RFID事業のグローバルでの拡大 ⚫ 新たなタギング技術の創出
役割 役割
⚫ 企画開発・製造・事業推進の一体化に ⚫ 新たな自動認識技術や技術の組合わせ
より、高まる需要を確実に、スピー ⚫ 被着体への新たなタギング手法(付け方)
ディーに捕捉 ⚫ 新たなタグの製造技術
40
2. 技術イノベーション
2. 革新的な商品・サービスの開発
プリンタのスマート化を実現してラインナップを拡充
提供
サービス
①オンライン・予防保守 ②業界・用途別アプリ ③トラック&トレースデータ
お客さま
マニュファク
チャリング
ロジスティクス リテール ヘルスケア フード
拡張性・柔軟性を向上 プリンタ共通プラットフォーム※
⚫ お客さまニーズに合致するプリンタ・ソフトウエアを柔軟に組み合わせて提供
⚫ クラウドサービスとの連携で、変化するニーズにタイムリーに対応
⚫ 取得情報の利活用(稼働状況のトラック&トレースデータの活用で、安定稼働を担保 など)
⚫ コスト抑制(開発期間の短縮化、部品集約化など)
※プラットフォーム仕様をベースに業界ごとにこだわったメカ、インターフェース、アプリケーションを開発 41
3. ESG経営の強化
Tagging for Sustainability実現に向けたESGの取り組み
S 人的資産の強化 E 環境負荷低減への貢献
サーキュラー・エコノミー
イノベーションを生み出す タギング 実現へ貢献
工夫し挑戦する ⚫ 廃棄物減少の支援
資源の有効活用
小さな変化を ⚫ リサイクルの促進 など
社員 喜ぶ
会社
文化 ⚫ DX推進
社会課題の解決
⚫ 持続的な能力開発の仕組み
新たな価値提供
三行提報 ※ ⚫ 奨励・褒賞の仕組み
G コーポレートガバナンスの強化 ー 経営の健全性・透明性・効率性を確保
※社員が毎日、経営トップに宛てて「会社を良くする、創意・くふう・気付いたことの提案や考えと、
その対策の報告」を三行(約127文字)にまとめて提出
42
資金配分の考え方
●手元資金及びFY2021-23創出キャッシュの配分割合
約500億円
株主 内部
還元
成長のための戦略投資 留保
効果
キャッシュ
項目 主要な施策
配分 売上貢 生産性 原価低
献 向上 減
市場別ソリューションサービス開発 ✔
1. 地域別・市場別
約10%
成長戦略
パートナーとの提携、M&A ✔ ✔
研究開発、設備更新
✔ ✔ ✔
(プリンタ、サプライ、RFID)
2. 技術イノベーション 約70%
タギング要素技術開発 ✔
人財能力開発の仕組みの構築 ✔ ✔ ✔
3. ESG経営の強化 約20% 環境配慮型商品の開発 ✔ ✔
新ITインフラの構築 ✔ ✔ ✔
43
中期経営目標(FY2023) ROICツリー
●ROICにより、国別の事業成長と投資の効率性を追求し、
最適なポートフォリオの構築を目指す 自動認識ソリューション事業のさらなる強化・拡大
革新的な戦略モデルプリンタの投入・拡販
売上拡大と
海外事業
粗利率向上 地域別・市場別戦略パートナーシップの強化
8.3% (6.7%)
持続的な収益の安定化
営業利益率 (サプライ生産拠点・設備、プライマリーラベル事業)
9.1%
新しい自動認識ソリューションの創出と、地域別・市場別戦略
(5.4%) パートナーシップの強化で、さらなる進化・拡大
粗利率向上 革新的な戦略モデルプリンタの投入・拡販
日本事業 コストダウン、自動化/省力化、品質向上
9.6% (4.7%) 販管費の
ROIC 生産性向上(働き方改革)、直間比率改善
効率執行
10.3%
(5.8%)
棚卸資産 グループSCM改善(在庫の最適化、リードタイムの短縮)
運転資本
債権債務 財務リスクの最小化と資金効率の最大化
投下資本
事業用資産の有効活用(バランスシートの適切な管理)
回転率
有形
1.63 投資案件の収益性およびリスクの精査
(1.56)
M&Aのシナジー創出
固定資産
カッコ内数字はFY2020実績 グローバル経営情報基盤の構築
無形
保有特許の実施率向上
44
Appendix
補足資料 P.46~P.64
用語集 P.65~P.68
45
自動認識ソリューション事業
売上推移(海外・日本)
2020年度 月次売上高 対前年比の推移
40%
30%
20%
10%
日本事業
0%
-10%
-20%
海外事業
-30%
-40%
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
46
連結 Q4単体
事業セグメント別売上高及び営業利益
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
前年比
Q4 Q4 除く為替
自動認識 売上高 29,781 28,500 +4.5% +5.7%
ソリューション事業 営業利益 2,083 2,047 +1.8% +2.0%
売上高 11,290 9,922 +13.8% +17.3%
海外
営業利益 880 349 2.5倍 2.7倍
売上高 18,490 18,578 -0.5% -0.5%
日本
営業利益 1,203 1,697 -29.1% -36.4%
売上高 0 68 - -
IDP事業 ※
営業利益 0 -261 - -
売上高 29,781 28,569 +4.2% +5.4%
連結(消去後)
営業利益 2,069 1,815 +14.0% +9.9%
※IDP事業:2020年9月にDataLaseの全株式をDataLase Holdings Ltd.へ譲渡
47
連結 Q4単体
業績
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q4 Q4 %
売上高 29,781 28,569 +1,212 +4.2%
営業利益 2,069 1,815 +254 +14.0%
営業利益率 6.9% 6.4% +0.6pt -
経常利益 2,051 1,209 +842 +69.6%
親会社株主に帰属する
四半期純利益 ※1
1,355 -6,039 +7,394 -
実効税率 19.6% - -
EBITDA ※2 3,133 3,279 -145 -4.4%
FY20 通期 為替レート(期中平均):106.10円/USD, 123.75円/EUR (FY19 通期 同為替レート:108.69円/USD, 120.79円/EUR)
為替感応度:すべての通貨が1円/USDの円安に連動した場合、売上高+352百万円、営業利益+3百万円(FY20通期ベース)
※1 親会社株主に帰属する当期純利益:FY19にIDP事業等において減損による特別損失の計上あり
※2 EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
・減価償却 FY20 Q4単体: 1,008百万円 FY19 Q4単体:1,249百万円
・のれん償却 FY20 Q4単体: 55百万円※3 FY19 Q4単体: 215百万円(DataLase社 148百万円)
※3 FY19 Q4にDataLase社ののれん減損処理を実施
48
自動認識ソリューション事業 通期
地域別売上高及び営業利益構成
(単位:百万円)
日本 米州 欧州 アジア・オセアニア
売上高
116,009 FY19
列2 63.2% 11.4% 13.8% 11.6%
108,916 FY20
列1 63.0% 11.4% 13.7% 12.0%
営業利益 *割合は消去を除く
列2 74.0% 7.2% 15.4%
8,757 FY19
3.4%
5,906 FY20
列1 55.2% 13.3% 10.0% 21.6%
営業利益率 FY19 日本:8.8%、海外:5.3%
FY20 日本:4.7%、海外:6.7%
49
自動認識ソリューション事業 通期
市場別売上高構成
※1
マニュファクチャリング ロジスティクス リテール※2 ヘルスケア フード ※3 公共 その他
海外 *主な販社。工場・プライマリー専業会社は除く
FY19 28.0% 5.0% 35.1% 5.9% 10.2% 15.1%
0.5%
FY20 27.6% 4.7% 36.2% 6.2% 8.8% 15.9%
0.5%
日本 *保守等は除く
FY19 34.4% 26.9% 12.2% 12.9% 10.0%
3.5%
FY20 31.8% 27.1% 14.5% 12.5% 10.0%
※1:旧FA、※2:旧リテール/アパレル、※3:旧食品 4.0%
50
連結
売上高・営業利益 推移
売上高 売上高 営業利益 1 営業利益 2(自動認識ソリューション事業。IDP事業及び消去を除く)
FY2018 FY2019 FY2020 (単位:百万円)
30,000 3,000
20,000 2,000
10,000 1,000
0 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
売上高 28,118 28,371 30,272 29,417 28,463 29,411 29,928 28,569 23,651 26,221 29,398 29,781
前年比 +4.9% +1.2% +0.3% +3.7% +1.2% +3.7% -1.1% -2.9% -16.9% -10.8% -1.8% +4.2%
営業利益 1 1,473 1,869 2,100 2,235 1,514 2,028 2,103 1,815 385 1,084 2,307 2,069
前年比 +73.1% +9.7% -0.9% +42.0% +2.7% +8.5% +0.1% -18.8% -74.5% -46.5% +9.7% +14.0%
営業利益 2 1,777 2,274 2,534 2,635 1,878 2,360 2,471 2,047 476 1,132 2,213 2,083
前年比 +44.3% +9.6% +0.8% +40.6% +5.7% +3.8% -2.5% -22.3% -74.6% -52.0% -10.4% +1.8%
51
連結
営業利益前年との比較 (単位:百万円)
Q4単体
+331 -127 +74
-369 +345
1,815
2,069
各増減項目は、為替の影響を除いた数字
FY19 売上増減要因 粗利要因・ 自動認識 IDP事業の 為替影響 FY20
営業利益 その他 ソリューション 販管費要因 営業利益
事業の販管費要因
通期
-2,906
+1,337 +96
-1,110 +969
7,461 5,847
各増減項目は、為替の影響を除いた数字
52
自動認識ソリューション事業(海外)
営業利益前年との比較 (単位:百万円)
Q4単体
+145 -177
+610 -47
880
349 各増減項目は、為替の影響を除いた数字
FY19
. 売上増減要因
. 粗利要因・その他
. 販管費要因
. 為替影響
. FY20
.
営業利益 営業利益
通期
+336 -219
+588
-298
2,684
2,227
各増減項目は、為替の影響を除いた数字
53
自動認識ソリューション事業(海外)
事業別内訳
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q4 Q4 % 除く為替
売上高 8,976 7,794 +1,181 +15.2% +13.7%
ベース事業
営業利益 733 348 +385 2.1倍 2.1倍
売上高 2,313 2,128 +185 +8.7% +30.2%
プライマリー専業
営業利益 139 6 +133 22.0倍 29.0倍
消去 営業利益 6 -5 +12 - -
売上高 11,290 9,922 1,367 +13.8% +17.3%
合計
営業利益 880 349 +530 2.5倍 2.7倍
FY2020 FY2019 増減
% 除く為替
売上高 31,010 33,378 -2,367 -7.1% -6.1%
ベース事業
営業利益 1,857 2,184 -326 -15.0% -14.1%
売上高 9,339 9,270 +68 +0.7% +22.8%
プライマリー専業
営業利益 756 94 +661 8.0倍 10.1倍
消去 営業利益 70 -2 +72 - -
売上高 40,349 42,648 -2,298 -5.4% +0.2%
合計
営業利益 2,684 2,277 +407 +17.9% +27.5%
54
自動認識ソリューション事業(海外)
事業別 売上高・営業利益 推移 (単位:百万円)
ベース事業 売上高 プライマリー専業 売上高 ベース事業 営業利益 プライマリー専業 営業利益
売上高 営業利益
FY2018 FY2019 FY2020
10,000 800
8,000 600
6,000 400
4,000 200
2,000 0
0 -200
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
売上高
8,730 8,421 9,118 8,359 8,539 8,286 8,758 7,794 5,755 7,779 8,499 8,976
前年比
ベ +10.2% +0.8% +1.5% -3.9% -2.2% -1.6% -3.9% -6.8% -32.6% -6.1% -3.0% +15.2%
ー
営業
ス
利益 477 538 678 478 577 517 740 348 -26 423 727 733
前年比
+39.9% -21.0% -41.8% 4.2倍 +21.1% -3.9% +9.2% -27.1% - -18.2% -1.8% 2.1倍
売上高
2,180 2,264 2,301 1,939 2,328 2,453 2,360 2,128 2,089 2,389 2,546 2,313
プ
ラ 前年比
イ +0.8% +4.8% +2.9% -5.9% +6.8% +8.3% +2.5% +9.7% -10.3% -2.6% +7.9% +8.7%
マ 営業
リ 利益 112 146 12 -107 -33 61 61 6 100 245 270 139
ー
前年比
2.4倍 5.6倍 -67.0% - - -58.3% 4.9倍 - - 4.0倍 4.4倍 22.0倍
55
自動認識ソリューション事業(海外) 通期
売上高及び営業利益構成 (事業別・地域別)
(単位:百万円)
ベース プライマリー 米州 欧州 アジア・オセアニア
売上高
42,648 FY19 78.3% 21.7% FY19 30.9% 37.5% 31.6%
40,349 FY20 76.9% 23.1% FY20 30.7% 36.9% 32.3%
営業利益 *割合は消去を除く
13.2%
2,277 FY19 95.8% 4.2% FY19 27.6% 59.2%
2,684 FY20 71.1% 28.9%
FY20 29.6% 22.2% 48.2%
FY19 米州:4.8%、欧州:1.9%、
営業利益率:
アジア・オセアニア:10.0%
FY19 ベース:6.5%、プライマリー:1.0%
FY20 米州:6.2%、欧州:3.9%、
FY20 ベース:6.0%、プライマリー:8.1%
アジア・オセアニア:9.6%
56
自動認識ソリューション事業(海外) 通期
事業別及び地域別売上高及び営業利益推移
売上高 営業利益 (単位:百万円、左軸:売上高、右軸:営業利益)
事業別
ベース事業 プライマリー専業
35,000 2,500 35,000 2,500
30,000 30,000
2,000 2,000
25,000 25,000
20,000 1,500 20,000 1,500
15,000 1,000 15,000 1,000
10,000 10,000
500 500
5,000 5,000
0 0 0 0
FY2018 FY2019 FY2020 FY2018 FY2019 FY2020
地域別
米州 欧州 アジア・オセアニア
18,000 2,000 18,000 2,000 18,000 2,000
15,000 15,000 15,000
1,500 1,500 1,500
12,000 12,000 12,000
9,000 1,000 9,000 1,000 9,000 1,000
6,000 6,000 6,000
500 500 500
3,000 3,000 3,000
0 0 0 0 0 0
FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20
57
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
米州 売上高・営業利益 推移 (単位:百万円)
ベース事業 売上高 プライマリー専業 売上高 ベース事業 営業利益 プライマリー専業 営業利益
売上高 営業利益
4,000 FY2018 FY2019 FY2020 250
200
3,000
150
2,000 100
50
1,000
0
0 -50
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
売上高
2,854 2,640 3,043 2,753 2,797 2,714 2,811 2,664 1,781 2,660 2,794 3,140
前年比
ベ +2.7% -9.0% -0.6% -9.4% -2.0% +2.8% -7.6% -3.2% -36.3% -2.0% -0.6% +17.8%
ー
営業
ス
利益 42 6 -45 11 174 117 149 42 -44 170 232 156
前年比
-49.7% -94.9% - - 4.1倍 17.0倍 - 3.8倍 - +45.6% +54.8% 3.6倍
売上高
546 584 587 550 577 586 497 536 378 498 571 576
プ
ラ 前年比
イ -16.9% -12.4% -9.9% -19.6% +5.6% +0.4% -15.2% -2.5% -34.5% -15.0% +14.9% +7.3%
マ 営業
リ 利益 9 34 11 28 17 60 38 27 2 72 89 93
ー
前年比
-92.1% 2.5倍 +34.5% -69.9% +86.3% +76.8% 3.2倍 -1.1% -85.4% +19.8% 2.3倍 3.4倍
58
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
欧州 売上高・営業利益 推移 (単位:百万円)
ベース事業 売上高 プライマリー専業 売上高 ベース事業 営業利益 プライマリー専業 営業利益
売上高 営業利益
FY2018 FY2019 FY2020
2,500 200
150
2,000
100
1,500 50
1,000 0
-50
500
-100
0 -150
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
売上高
2,315 2,160 2,330 2,279 2,386 2,066 2,205 2,264 1,453 2,000 2,137 1,996
前年比
ベ +20.8% +6.3% +7.6% +1.2% +3.1% -4.4% -5.4% -0.7% -39.1% -3.2% -3.1% -11.8%
ー
営業
ス
利益 110 29 53 116 109 26 85 129 -86 56 94 20
前年比
2.5倍 -17.2% +10.6% +4.5% -0.8% -10.7% +61.7% +11.1% - 2.2倍 +9.6% -84.2%
売上高
1,633 1,680 1,714 1,388 1,751 1,867 1,862 1,591 1,711 1,891 1,974 1,737
プ
ラ 前年比
イ +8.6% +12.5% +8.1% +1.0% +7.2% +11.1% +8.6% +14.6% -2.3% +1.3% +6.0% +9.2%
マ 営業
リ 利益 103 111 0 -135 -51 0 22 -21 98 172 180 45
ー
前年比
- 9.1倍 3.8倍 - - -99.7% 36.2倍 - - 503.7倍 8.0倍 -
59
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
アジア・オセアニア 売上高・営業利益 推移
(単位:百万円)
売上高 売上高 営業利益 営業利益
FY2018 FY2019 FY2020
5,000 800
4,000 600
3,000
400
2,000
1,000 200
0 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
売上高
3,560 3,620 3,743 3,326 3,355 3,504 3,740 2,865 2,520 3,117 3,567 3,839
前年比
ベ +10.3% +5.8% -0.4% -2.3% -5.8% -3.2% -0.1% -13.9% -24.9% -11.1% -4.6% +34.0%
ー
営業
ス
利益 324 502 670 350 294 374 504 176 104 196 401 556
前年比
+52.3% -1.8% +37.9% +18.8% -9.4% -25.5% -24.7% -49.7% -64.5% -47.6% -20.5% 3.2倍
60
自動認識ソリューション事業(日本)
売上高・営業利益 推移
(単位:百万円)
売上高 売上高 営業利益 営業利益
20,000 FY2018 FY2019 FY2020 2,500
15,000 2,000
1,500
10,000
1,000
5,000 500
0 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
売上高
17,081 17,579 18,736 19,037 17,495 18,578 18,709 18,578 15,730 15,991 18,352 18,490
前年比
+2.7% +0.9% -0.9% +8.7% +2.4% +5.7% -0.1% -2.4% -10.1% -13.9% -1.9% -0.5%
営業
利益 1,224 1,606 1,860 2,291 1,318 1,765 1,698 1,697 399 448 1,170 1,203
前年比
+41.9% +19.4% +0.5% +29.3% +7.7% +9.8% -8.7% -25.9% -69.7% -74.6% -31.1% -29.1%
61
自動認識ソリューション事業(日本) Q3累計
営業利益前年との比較 (単位:百万円)
Q4単体
-28 -74
-516
+124
1,697
1,203
各増減項目は、為替の影響を除いた数字
FY19 売上増減要因 粗利要因・その他 販管費要因 為替影響 FY20
営業利益 営業利益
通期 -2,365
-1,507
6,479 +317
+297
各増減項目は、為替の影響を除いた数字
3,221
62
IDP事業
売上高・営業利益 推移
(単位:百万円)
売上高 営業利益
売上高 営業利益
FY2018 FY2019 FY2020
150 100
125 0
100 -100
75 -200
50 -300
25 -400
0 -500
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
売上高
125 104 116 81 100 94 100 68 75 60 0 0
前年比
+53.2% +34.0% 2.1倍 -18.9% -20.0% -10.0% -13.8% -15.5% -24.6% -35.9% - -
営業
利益 -303 -372 -337 -407 -394 -343 -317 -261 -70 -77 0 0
前年比
- - - - - - - - - - - -
63
IDP事業
営業利益前年との比較 (単位:百万円)
Q4単体
各増減項目は、為替の影響を除いた数字
-261
-1
+345 0
-261
-66
-17
FY19 売上増減要因 粗利要因・その他 販管費要因 為替影響 FY20
.
営業利益
. . . . .
営業利益
通期
各増減項目は、為替の影響を除いた数字
0
+1,337 -148
-1,317
-167
-1
64
用語集(1/4)
サトー独自のコンセプト/取組 説明 ※
DCS & Labeling+Oneを展開。具体的には、お客さまの課題に基づいて自社で開発・製造したバーコードプリンタ
1 自動認識ソリューション事業 やラベル、自社で設計したソフトウェアやサービス、外部パートナーの技術や商品などを組み合わせて提供。本事業は
海外と日本に区分され、海外はベース事業とプライマリー専業から構成される。
2 ベース事業 現場でバーコードなどの可変情報をタギングするビジネス。
商品ラベルなどの固定情報ラベルをタギングするビジネス。Achernar(アルゼンチン)、Prakolar(ブラジル)、
3 プライマリー専業
Okil(ロシア)、X-Pack(ロシア)の4社からなる。
IDP (Inline Digital Printing)に関わる開発・製造・販売。旧「素材事業」。2020年9月、本事業を推進してい
4 IDP事業
た連結子会社DataLase Ltd.の全株式をDataLase Holdings Ltd.へ譲渡。
商品の単品売りではなくハードウエアやサプライ、保守サービス、ソフトウェア等を組み合わせたソリューションを、ROIの
5 コト売り
提示を含めて提案する売り方。単品売りの「モノ売り」に対する概念。
お客さまの現場で人やモノにIDや位置などの情報を物理的にひも付けし、それを上位システムに受け渡すこと。すなわ
ち現物と情報を一致させ、デジタル化された情報を活用できるようにする作業。
6 タギング
この「現物と情報の一致」は、商品に価格等の情報をひも付けするハンドラベラーの時代から続くサトーの事業コンセプ
ト。
DCS & Labelingは、バーコードやRFIDなどの自動認識技術とプリンタやラベルなどの商品・サービスを活用して、さま
ざまな現場にある人やモノの情報(=Data)を正確かつ効率的に収集(=Collection)する仕組み
DCS & Labeling+One (=Systems)と、情報を最適な形でひも付けするタギング(含むLabeling)を提供するサトーグループのビジネス
7 (DCS: Data Collection モデル。
Systems) DCS & Labeling+Oneは、お客さま課題の高度化を受けて、オープンなイノベーションやパートナーシップを活用し、
本ビジネスモデルに画像認識・音声認識や位置測位技術、センサーなど(=+One)を組み合わせてお客さま課題
の解決手法をさらに向上させる取り組み。
※下線付き用語は別途説明項目あり
65
用語集(2/4)
サトー独自のコンセプト/取組
説明
(続き)
さまざまな市場・業界のお客さまの現場と向き合い、運用を理解し、課題の本質を捉えて最適な解決策を提
供する力。カバレッジ(現場を知ることで蓄積された幅広い「市場x業界x用途」の課題へ対応する力)、インテグ
8 現場力
レーション(戦略パートナーとの共創に基づき、商品・サービス・技術を統合して提供する力)、メンテナンス(継続
的なソリューション提供でお客さまの信頼を醸成し、深く、長い関係を構築する力)の3つの要素で構成される。
社員が現場でキャッチした、会社を良くするための情報やアイデアを三行(約127文字)にまとめて、毎日経
営トップに直接提出するサトー独自の取組み。経営トップはいち早く社内外の環境変化を把握し、迅速な意
思決定や必要な施策を講じ、社員は経営者と同じ目線で物事を考える「全員参画の経営」に寄与。また経
9 三行提報
営トップに直接提出することから、不正や不適切な行為などを防ぐモニタリングとしての役割も担っており、コーポ
レートガバナンスの面においても効果を発揮。
1976年から始まり、近年は海外拠点の導入も増えている。
AAP(Area Alliance Partner) 各県を細分化し、サトーがカバーしていない地域や業界で強いプレゼンスを持つ企業とパートナー契約を締結す
10
施策 る活動。
商品・サービス・技術 説明
プリンタやラベル自動貼付機器、スキャナ、ハンドラベラーなどのハードウェア、ソフトウェア、保守サポートなど、サプ
1 メカトロ商品
ライ商品以外のすべて。粗利率はサプライ商品よりも高い。プリンタはマレーシア、ベトナムおよび台湾にて製造。
可変情報ラベル、RFIDタグ、プライマリーラベル(商品シール)、リボンなどの消耗品。粗利率はメカトロ商品
2 サプライ商品
よりも低いが、リピートビジネスのため販売管理費率は小さい。
DCS & Labeling+Oneを実現するための商品・サービス。具体的にはプリンタ、ラベル、ソフトウェア、保守サ
ポートなどの組み合わせ。加えて、近年は複雑化・多様化するお客さま課題に応えるために自前主義に拘らず、
3 自動認識ソリューション パートナーシップを推進することにより実現を目指す。例えば位置測位技術を用いて人・モノの位置情報を取得
し、作業者や在庫の動きをリアルタイム捕捉することで、工数・作業時間の見える化や製造工程進捗管理を
実現。
66
用語集(3/4)
商品・サービス名・技術(続き) 説明
お客さまのプリンタをクラウドに接続して遠隔でモニタリングを行うサービス。これにより予防保守やエラー時の早期復旧が
SOS 可能となる。またお客さまはプリンタの稼働・活用状況を一覧でき、資産管理が容易となる。
4
(SATO Online Services) 一方サトーにとっては、予防保守の実現による保守人員の労働生産性向上や、保守人員が少ない海外におけるサ
ポート向上に寄与。
AEP (Application
5 プリンタに内蔵された知能がラベル発行作業を最適化。PCを介さずにプリンタ単体で他のシステムとの連携も可能。
Enabled Printing)
バーコードや商品価格、製造年月日、消費期限など、お客さまの現場で必要に応じて変化させる情報を印字する用
6 可変情報ラベル 途のラベル。必要な時に必要な分だけ発行できる点が、固定情報を一度に大量印刷するプライマリーラベル(商品
シール)との大きな相違点。
RFID 自動認識技術の一つ。電波を利用してデータの読み書きを行い、①複数一括読み取り、②非接触での読み取り、③
7 (Radio Frequency 遮蔽物や汚損があっても可能な読み取り、④情報の書き換え、といったバーコードには無い特性を持つ。これにより、業
Identification) 務効率の飛躍的な向上が実現可能。
IDP
8 感熱顔料を含む塗料をさまざまな基材に塗布し、レーザー照射による発色でダイレクト印字ができる印刷技術。
(Inline Digital Printing)
67
用語集(4/4)
2012年以降に買収した
説明
主な会社
Argox Information Co.,
1 2012年に買収したエントリー・モデルのプリンタの開発・製造・販売子会社。
Ltd.(台湾)
2 Achernar S.A.(アルゼンチン) 2012年に買収したプライマリー専業子会社。
大量のRFIDタグを高速かつ正確に読み取ることができ、金属や液体の影響、および積層状態での読み取
Magellan Technology
3 りに強いなどの優位性の高いRFID技術「PJM (Phase Jitter Modulation)」を含む同社の事業を
Pty Ltd.(オーストラリア)
2013年に譲り受け、SATO Vicinity Pty Ltd.を設立。
2014年に買収したプライマリー専業子会社。サトーホールディングスが75%を保有。同国のX-Packは関
4 Okil-Holding, JSC(ロシア)
連会社。
Prakolar Rótulos
5 2015年に買収したプライマリー専業子会社。
Autoadesivos LTDA.(ブラジル)
2017年に完全子会社化したIDP事業を推進する開発・製造・販売子会社。2020年9月、同社の全株
6 DataLase Ltd. (英国)
式をDataLase Holdings Ltd.へ譲渡。
2017年以降に設立した
説明
海外子会社
シュリンクスリーブ、インモールド、軟包装の製造・販売を行い、サトーホールディングスが60%の株式を保有
1 X-Pack(ロシア)
するプライマリー専業子会社。2017年設立。
SATO Healthcare
2 ヘルスケア事業を担い、サトーホールディングスが100%の株式を保有する子会社。2018年設立。
Switzerland AG (スイス)
SATO Productivity Solutions 自動車産業に焦点を当てて事業を展開し、サトーホールディングスがほぼ100%の株式を保有する販売
3
Mexico S.A. de C.V. (メキシコ) 子会社。2019年設立。
68
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