6287 サトーHD 2020-11-10 15:50:00
2021年3月期 第2四半期 決算説明資料 [pdf]

                    2020年 11月 10日(火)




2021年3月期 上期決算説明資料




                       証券コード:6287
              中期経営計画
FY2020上期実績
             FY2020~2022




                           1
              中期経営計画
FY2020上期実績
             FY2020~2022




                           2
連結
                       売上月次推移 地域別

 5月を底に、営業活動やお客さまの稼働の段階的な再開を受け、特に海外での回復基調が顕著



                 2020年度(4-9月) 月次売上高 対前年比の推移

     20%

     10%
            日本事業
      0%

     -10%   アジア・
            オセアニア
     -20%   欧州

     -30% 海外事業

     -40%   米州

     -50%

                 4月   5月    6月   7月    8月     9月


                                                   3
連結                                       上期
                 決算ハイライト


      連結業績は回復基調にあるものの、Q1の減速が響き、前年
       同期比で減収・減益
      自動認識ソリューション事業の海外は、減収・減益
       ベース事業は改善傾向にあるも、Q1の落ち込みが尾を引
       き、減収・減益
       プライマリー専業は生活インフラ業界向けが堅調。為替影
       響により減収の一方、原価率の低下などにより増益
      同事業の日本は、Q1はコロナ禍でも前期からの商談に下支
       えされた一方、Q2は受注までのリードタイム長期化などに
       より回復が鈍く、減収・減益
      IDP事業は損失を圧縮。DataLase社の全株式を9月に譲渡

                                          4
連結                                                                上期
               事業セグメント別売上高及び営業利益
                                                      (単位:百万円)

                        FY2020    FY2019
                                            前年比
                          上期        上期                 除く為替

     自動認識        売上高     49,736    57,680   -13.8%      -11.6%
     ソリューション事業   営業利益     1,609     4,239   -62.0%      -61.7%
                 売上高     18,013    21,607   -16.6%      -10.9%
       海外
                 営業利益       761     1,155   -34.1%      -26.3%
                 売上高     31,722    36,073   -12.1%      -12.1%
       日本
                 営業利益       847     3,083   -72.5%      -74.9%
                 売上高       136       194    -30.1%      -29.5%
     IDP事業
                 営業利益      -148      -737         -           -
                 売上高     49,872    57,875   -13.8%      -11.7%
     連結(消去後)
                 営業利益     1,470     3,542   -58.5%      -58.1%


                                                                   5
連結                                                         Q2単体
               事業セグメント別売上高及び営業利益
                                                      (単位:百万円)

                        FY2020    FY2019
                                            前年比
                          Q2        Q2                 除く為替

     自動認識        売上高     26,160    29,317   -10.8%       -8.9%
     ソリューション事業   営業利益     1,132     2,360   -52.0%      -50.7%
                 売上高     10,168    10,739    -5.3%       -0.1%
       海外
                 営業利益       683       595   +14.8%      +27.1%
                 売上高     15,991    18,578   -13.9%      -13.9%
       日本
                 営業利益       448     1,765   -74.6%      -77.0%
                 売上高        60         94   -35.9%      -39.1%
     IDP事業
                 営業利益       -77      -343         -           -
                 売上高     26,221    29,411   -10.8%       -9.0%
     連結(消去後)
                 営業利益     1,084     2,028   -46.5%      -44.9%


                                                                  6
連結                                                                                         上期
                                              業績
                                                                                    (単位:百万円)
                             FY2020                FY2019
                                                                       増減
                               上期                    上期                              前年比
       売上高                     49,872                57,875             -8,003       -13.8%

       営業利益                      1,470                 3,542            -2,072       -58.5%

       営業利益率                       2.9%                   6.1%          -3.2pt             -

       経常利益                      1,231                 3,237            -2,005       -61.9%
     親会社株主に帰属する
       四半期純利益 ※1                 3,249                 2,880             +369        +12.8%
        実効税率      ※2                      -                26.7%                -

       EBITDA     ※3
                                 3,650                 6,488            -2,838       -43.7%

 FY20 上期 為替レート(期中平均):106.92円/USD, 121.33円/EUR (FY19 上期 同為替レート:108.60円/USD, 121.40円/EUR)
 為替感応度:すべての通貨が1円/USDの円安に連動した場合、売上高+352百万円、営業利益+3百万円(FY20通期ベース)
 ※1, 2 親会社株主に属する四半期純利益、実効税率
       IDP事業譲渡に伴い、前期末に親会社で計上したDataLase社株式の減損損失に係る法人税等調整額の計上あり
 ※3    EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
       ・減価償却      FY20 上期:2,066百万円  FY19 上期:2,509百万円
       ・のれん償却 FY20 上期: 113百万円※4     FY19 上期: 436百万円(DataLase社 290百万円)
 ※4    FY19 Q4にDataLase社ののれん減損処理を実施
                                                                                               7
連結                                                                                        Q2単体
                                              業績
                                                                                    (単位:百万円)
                             FY2020                FY2019
                                                                       増減
                               Q2                    Q2                              前年比
       売上高                     26,221                29,411             -3,190       -10.8%

       営業利益                      1,084                 2,028              -943       -46.5%

       営業利益率                        4.1%                 6.9%           -2.8pt             -

       経常利益                         613                1,898            -1,284       -67.7%
     親会社株主に帰属する
       四半期純利益 ※1                 3,036                 2,038             +998        +49.0%
        実効税率      ※2                      -                24.3%                -

       EBITDA     ※3
                                 2,142                 3,509            -1,367       -39.0%

 FY20 上期 為替レート(期中平均):106.92円/USD, 121.33円/EUR (FY19 上期 同為替レート:108.60円/USD, 121.40円/EUR)
 為替感応度:すべての通貨が1円/USDの円安に連動した場合、売上高+352百万円、営業利益+3百万円(FY20通期ベース)
 ※1, 2 親会社株主に属する四半期純利益、実効税率
       IDP事業譲渡に伴い、前期末に親会社で計上したDataLase社株式の減損損失に係る法人税等調整額の計上あり
 ※3    EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
       ・減価償却      FY20 上期: 1,001百万円   FY19 上期:1,268百万円
       ・のれん償却 FY20 上期:        56百万円※4 FY19 上期: 212百万円(DataLase社 140百万円)
 ※4    FY19 Q4にDataLase社ののれん減損処理を実施                                                            8
自動認識ソリューション事業(海外)
                             総括
Q2     ・5月を底に回復基調にあるものの、前年同期比では依然として減収
単体     ・主にプライマリー専業の売上伸長と原価率低下が貢献して増益                          (単位:百万円)
              FY2020        FY2019
                                          増減
                Q2            Q2                     %         除く為替
売上高             10,168        10,739       -570      -5.3%       -0.1%
 粗利額                3,572         3,721      -149     -4.0%           -

 粗利率(外売)          35.1%         34.7%      +0.5pt         -           -

営業利益                683           595       +87     +14.8%      +27.1%
 営業利益率              6.7%          5.5%     +1.2pt         -           -

              FY2020        FY2019
                                          増減
               上期            上期                      %         除く為替
売上高             18,013        21,607      -3,593    -16.6%      -10.9%
 粗利額                6,323         7,506    -1,182    -15.8%           -

 粗利率(外売)          35.1%         34.7%      +0.4pt         -           -

営業利益                761        1,155       -394     -34.1%      -26.3%
 営業利益率              4.2%          5.3%     -1.1pt         -           -
                                                                          9
自動認識ソリューション事業(海外)
                       事業別内訳
Q2    ベース事業:改善傾向は顕著であるものの、底が深かったことから、減収・減益
単体    プライマリー専業:食品や飲料、製薬等の生活インフラを支える業界向けが下支え
            し、微減収・大幅増益。現地通貨ベースで増収・増益
                                                                 (単位:百万円)
                   FY2020         FY2019
                                                 増減
                     Q2             Q2                      %         除く為替
            売上高          7,779          8,286     -506      -6.1%       -5.5%
 ベース事業
            営業利益            423            517     -94     -18.2%      -15.7%
            売上高          2,389          2,453      -64      -2.6%     +18.3%
 プライマリー専業
            営業利益            245             61    +184          4倍        5倍
 消去         営業利益             14             16        -1   -11.8%            -
            売上高       10,168         10,739       -570      -5.3%       -0.1%
 合計
            営業利益            683            595     +87     +14.8%     +27.1%

                   FY2020         FY2019
                                                 増減
                    上期             上期                       %         除く為替
            売上高       13,534         16,825      -3,290    -19.6%      -17.7%
 ベース事業
            営業利益            396         1,095     -698     -63.8%      -62.8%
            売上高          4,478          4,782     -303      -6.3%     +13.1%
 プライマリー専業
            営業利益            345             27    +318          12倍      15倍
 消去         営業利益             18             32     -14     -43.3%            -
            売上高       18,013         21,607      -3,593    -16.6%      -10.9%
 合計
            営業利益            761         1,155     -394     -34.1%      -26.3%
                                                                                 10
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
                                 米州
         ベース事業:米国小売り店の再開拡大や営業活動復活で売上は微減で健闘。売上回復で増益
 Q2      プライマリー専業:アルゼンチンのAchernar社は、飲料や化粧品の需要に支えられ、現地
 単体            通貨ベースで大幅増収・増益。ブラジルのPrakolar社は、製薬や飲料、化粧品
               業界向けが堅調に推移し、現地通貨ベースで増収・増益
                                                                  (単位:百万円)
                      FY2020         FY2019
                                                   増減
                        Q2            Q2                     %        除く為替
              売上高            2,660         2,714     -53      -2.0%    +1.4%
ベース事業
              営業利益            170           117      +53     +45.6%   +51.4%
プライマリー専業      売上高             498           586      -88     -15.0%   +20.9%
・Achernar社
・Prakolar社    営業利益             72             60     +11     +19.8%   +75.4%
              売上高            3,159         3,301    -142      -4.3%    +4.9%
合計
              営業利益            243           178      +65     +36.8%   +59.6%

                      FY2020         FY2019
                                                   増減
                       上期             上期                     %        除く為替
              売上高            4,442         5,512   -1,070    -19.4%    -16.4%
ベース事業
              営業利益            126           291     -165     -56.8%    -54.8%
プライマリー専業      売上高             876          1,163    -287     -24.7%    +8.4%
・Achernar社
・Prakolar社    営業利益             75             78        -2    -3.8%   +45.1%
              売上高            5,318         6,675   -1,357    -20.3%    -12.0%
合計
              営業利益            201           370     -168     -45.6%    -33.7%
                                                                                11
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
                                  欧州
           ベース事業:リテール市場向けを中心に回復するも、前年大口案件の剥落により減収。
 Q2
                 コスト削減が寄与して増益
 単体
           プライマリー専業:ロシア2社にて食品やアルコール飲料などの需要拡大により、現地通貨
                 ベースで増収。売上伸長と原価率低下により、増益       (単位:百万円)
                        FY2020        FY2019
                                                    増減
                         Q2            Q2                    %        除く為替
                売上高           2,000         2,066     -65     -3.2%     -5.8%
ベース事業
                営業利益             56            26     +30        2倍       2倍
プライマリー専業        売上高           1,891         1,867     +23    +1.3%    +17.4%
・Okil社
・X-Pack社        営業利益           172             0     +172     503倍      582倍
                売上高           3,892         3,933     -41     -1.1%    +5.2%
合計
                営業利益           228             26    +202        8倍       9倍

                        FY2020        FY2019
                                                    増減
                         上期            上期                    %        除く為替
                売上高           3,454         4,453    -998    -22.4%    -22.2%
ベース事業
                営業利益            -29          135     -165         -          -
プライマリー専業        売上高           3,602         3,618     -16     -0.4%   +14.6%
・Okil社
・X-Pack社        営業利益           270            -51    +321         -          -
                売上高           7,056         8,071   -1,014   -12.6%     -5.7%
合計
                営業利益           240             84    +156        2倍       3倍
                                                                                 12
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
                 アジア・オセアニア
Q2   ベース事業:生産活動の回復に時間がかかっており、減収・減益
単体         早期に経済活動が再開した中国では、前年比微増収
                                                       (単位:百万円)

                 FY2020      FY2019
                                         増減
                  Q2          Q2                   %       除く為替

          売上高       3,117       3,504     -387    -11.1%   -10.8%
ベース事業
          営業利益         196         374    -178    -47.6%   -47.2%


                 FY2020      FY2019
                                         増減
                  上期          上期                   %       除く為替

          売上高       5,638       6,860    -1,222   -17.8%   -15.9%
ベース事業
          営業利益         300         668    -367    -55.0%   -54.5%
                                                                    13
自動認識ソリューション事業(日本)
                           総括
Q2
     営業活動のオンライン化などで商談は増加するも、高度化したソリューション
単体   提案の受注までのリードタイム長期化などにより回復が鈍く、減収。
     減収および売上構成悪化に伴う粗利率低下により、減益       (単位:百万円)
                FY2020           FY2019
                                                  増減
                  Q2              Q2                            前年比
  メカトロ売上高                6,319            7,675        -1,355    -17.7%
  サプライ売上高                9,672         10,902          -1,230    -11.3%
 外部売上高 計          V    15,991          18,578      -2,586       -13.9%
  粗利額                    7,613            9,317        -1,704    -18.3%
  粗利率(外売)              47.6%           50.2%           -2.5pt         -
 営業利益                     448             1,765    -1,316       -74.6%
  営業利益率                  2.8%             9.5%         -6.7pt         -

                FY2020           FY2019
                                                  増減
                 上期               上期                            前年比
  メカトロ売上高              12,496          14,630      -2,133       -14.6%
  サプライ売上高              19,226          21,443      -2,216       -10.3%
 外部売上高 計               31,722          36,073      -4,350       -12.1%
  粗利額                  14,953          18,058      -3,104       -17.2%
  粗利率(外売)              47.1%           50.1%           -2.9pt         -
 営業利益                     847             3,083    -2,235       -72.5%
  営業利益率                  2.7%             8.5%         -5.9pt         -
                                                                          14
自動認識ソリューション事業(日本)                                                                                                  上期
                                    市場別売上高推移                                                              ※1:旧FA
                                                                                                          ※2:旧リテール
■:メカトロ ■:サプライ              ※%は前年比 (単位:百万円)                                                                ※3:旧食品

    マニュファクチャリング ※1                             ロジスティクス                                  リテール/アパレル                ※2


                                                      +6.5%
 15,000           +4.1%            10,000                   -11.6%              6,000            +5.2%
                                                8,237 8,776 7,754                                          -0.8%
          10,840 11,282 -23.1%                                                                   4,191     4,156
                                                                                        3,983
 10,000                 8,676
                                                                                4,000
                   6,760                                   5,923
                                                 5,811
          6,922                     5,000                           5,667                2,570    2,716    2,335
                           5,735
  5,000                                                                         2,000
          3,917    4,521                         2,425     2,852                         1,413    1,475    1,820
                           2,941                                    2,087
      0                                    0                                        0
          FY18     FY19    FY20                  FY18      FY19     FY20                 FY18     FY19     FY20

           ヘルスケア                                       フード                 ※3                    公共

  6,000                            4,000             +0.9% -11.9%                                         +27.8%
                +13.8%                         3,226 3,254                      1,500
                                                                                        1,179 -23.5%       1,152
                       -17.0%                               2,868
          3,632  4,133             3,000
                        3,429                                                                    901
  4,000                                                                         1,000
                   2,603           2,000       2,508     2,484                          837                651
          2,510            2,250                                   2,308
  2,000                                                                          500             693
                                   1,000
          1,121    1,529   1,179                         769                                               500
                                               717                 559                  342
                                                                                                 208
     0                                0                                            0
          FY18    FY19     FY20                FY18      FY19      FY20                 FY18     FY19     FY20
                                                                                                                      15
自動認識ソリューション事業(日本)                                                                          Q2単体
                                 市場別売上高推移                 (1-2)
                                                                                    (単位:百万円)
                                                                                    ※1:旧FA
■:メカトロ ■:サプライ              ※%は前年比                                                   ※2:旧リテール
                             ※1                                                                ※2
    マニュファクチャリング                           ロジスティクス                          リテール/アパレル
                                                  +6.3%                            +7.9%   -2.9%
8,000           +2.6%             5,000           4,399   -12.1%   2,500
                                          4,138                                    2,123   2,060
                                                          3,865            1,967
        5,623   5,768   -23.9%    4,000                            2,000
6,000
                        4,388
                                  3,000           2,987            1,500           1,390   1,202
                                          2,887                            1,217
4,000   3,444   3,408                                     2,879
                         2,864    2,000                            1,000
2,000                                                               500
                2,360
                                  1,000                                     749     732     858
        2,178                             1,250   1,411
                         1,524                             986
    0                                0                                0
        FY18    FY19     FY20             FY18    FY19    FY20             FY18    FY19    FY20

事
業   生産活動は回復傾向にあるものの、                EC市場の活況により物量増加。人手               主に食品スーパーやドラッグストアが
環   前年比では依然として厳しい状況が                不足対応に加えて、従業員の安全確保               活況。インバウンド需要の減退と実店
境   続く                              へのニーズが高まる                       舗での売上減により専門店は低調

当   自動貼りやRFIDに対するニーズは堅              3PLで人手不足対応の自動化ニーズ拡              大口案件や、HACCPソリューション
社   調も、販売の後ずれやリプレイスの                大も、外食やアパレル向け卸の回復が               及び自動貼りのニーズを背景にメカト
状   一巡でメカトロが減速。市場全体の                鈍くメカトロ減少。EC好調による物               ロ伸長。専門店向けラベルの需要が減
況
    落ち込みを受けてサプライ減少                  量増加も、卸の不調でサプライ微減                退してサプライ減少
                                                                                                   16
自動認識ソリューション事業(日本)                                                                              Q2単体
                                  市場別売上高推移                  (2-2)
                                                                                        (単位:百万円)

■:メカトロ ■:サプライ              ※%は前年比                                                        ※3:旧食品
                                                                  ※3
          ヘルスケア                                   フード                                 公共
                +25.6%                            +3.1%
2,500            2,292   -20.5%   2,000                                1,000
                                                  1,692    -13.7%
        1,825                             1,641
2,000                    1,823                              1,460
                                  1,500                                 800                    +6.9%
                                                                                      -14.8%
                 1,327                                                         595
1,500                                                                   600            507     543
                         1,095                     1,263
        1,238                     1,000   1,266
                                                           1,153
1,000                                                                   400    389             350
                                                                                       397
 500             965
                                   500
         587              727                                           200
                                          375      428      307                206             192
    0                                                                                  110
                                     0                                    0
        FY18     FY19    FY20             FY18     FY19    FY20                FY18   FY19     FY20

事
業   医療機関への外来者数がコロナ感染症                内食・中食需要が堅調。外食向けや業                   全般に外部環境は安定。業務効率化や
環   拡大前の水準から大幅減の状態が続                 務用の需要は低迷                            資産管理などの商談が増加
境   き、市場全体で物量減少

当   上記の影響に加えて、前年同期の消費                メカトロは自動貼りの需要が強いもの                   大口案件によりメカトロ伸長。サプラ
社   増税前の駆け込み需要の影響もあり、                の、前年度活況だったリプレイスの反                   イは、交通機関の利用減少や教育機関
状   メカトロ・サプライともに減速                   動もあり減少。外食向け食品製造及び                   での活動停滞を受けて縮減
況
                                     外食の低迷を受け、サプライ減少
                                                                                                       17
IDP事業
                              総括
 Q2   のれん償却費の解消と研究開発費の抑制により、営業損失を圧縮
 単体
      IDP事業を担うDataLase社の全株式を9月に譲渡                            (単位:百万円)
               FY2020         FY2019
                                             増減
                 Q2             Q2                       %       除く為替
 売上高                    60             94         -33   -35.9%   -39.1%
  粗利額                    42             70        -27   -39.2%          -
  粗利率(外売)          70.7%          74.5%      -3.8pt          -          -
 営業利益                   -77         -343     +265            -          -
  営業利益率                   -              -          -        -          -

               FY2020         FY2019
                                             増減
                上期             上期                        %       除く為替
 売上高                 136            194           -58   -30.1%   -29.5%
  粗利額                   101            137        -36   -26.5%          -
  粗利率(外売)          74.4%          70.9%      +3.6pt          -          -
 営業利益                -148           -737     +589            -          -
  営業利益率                   -              -          -        -          -
                                                                            18
IDP事業
             IDP事業の撤退について

  経緯
     2015年DataLase社株式を一部譲受、2017年完全子会社化
     2020年同社全株式を譲渡

  買収時の狙い
     革新的印刷技術(レーザー照射による直接印字)の商業化
     特にマルチカラー技術のパッケージ業界への展開
  撤退の要因
    白黒高速印字で品質に関わる克服困難な技術課題が顕在化
    マルチカラー技術の開発が大幅に遅延

  今後の方針
     技術面のデューデリジェンス強化
     買収・提携戦略の本業への回帰
                                          19
連結
                                                         配当
           2020年度中間配当金は35円とする                                                   18年度            19年度          20年度(計画)
                                                                    EPS             112.5円          -56.1円         279.9円

                                                                    ROE               6.9%           -3.6%         18.3%
          単位:円                                                (参考) 配当性向                  62%             -              25%
     80
                                                                                                              70   70    70
     70                                                                                                  65
            配                                                                                       60
     60     当         1株当たりの企業価値を向上                                                            55
            方         させ、安定配当を継続する
     50
            針
                                                                                          45
                                                                                    40
     40                                                                        37
                                                                     34   35
                                               32   33   33    33
                                     30   31
                                28                                                                   2020年度内訳(予定)
     30
                      23   24                                                                        中間配当 35円
                 22
                                                                                                     期末配当 35円
     20    17                                                                                            計 70円

     10


     0
           99    00   01   02   03   04   05   06   07   08    09    10   11   12   13    14   15   16   17   18   19    20
                                                         年度
                                                                                                                              20
連結
                         2020年度          業績計画
                                                                    (単位:百万円)


                      上期                    下期                     通期
                 実績        前年比         計画        前年比          計画         前年比

     売上高        49,872     -13.8%     52,627      -10.0%    102,500      -11.9%


     営業利益        1,470     -58.5%       2,129     -45.7%       3,600     -51.7%


     経常利益        1,231     -61.9%       2,068     -38.0%       3,300     -49.8%

 親会社株主に帰属する
    当期純利益        3,249     +12.8%       6,150           -      9,400           -

                <参考>

     EBITDA※    13,376   ←2019年度通期                             8,300     -38.0%

 ※ EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費         FY20 想定レート         :106円/USD, 120円/EUR
                                    FY20 上期為替レート (期中平均):106.92円/USD, 121.33円/EUR
                                    FY19 通期為替レート (期中平均):108.69円/USD, 120.79円/EUR

                                                                                   21
             中期経営計画
FY2020上期実績
             FY2020~22




                         22
             成長戦略




自動認識ソリューション事業に経営資源を傾け、
持続可能な成長力と収益基盤を確立


1   自動認識ソリューション事業の進化・拡大


2   グローバルアライアンスによるビジネスの強化・拡大


3   消費者価値創造のB2B2Cビジネスの創出




                               23
            振り返り 自動認識ソリューション事業

           ■2019年度スタートの中計




           海外                           日本
3年でコト売りへの変革を目指しているが、計画比遅延     外部環境の変化の影響を受けたものの、
【外部要因】
                              宣言した取り組みは計画に沿って進捗
米中貿易摩擦やパンデミック                 【進捗】
【内部要因】
                              ・業界毎の新たなソリューションの創出
内外の連携の確立が想定以上に難航              ・課金ビジネスの開始
・マインドセットの定着                   ・エリア・アライアンス・パートナーの拡充
・ソリューションのローカライズ               【成果】
                                ●自動車、3PL:庫内ナビゲーションシステム
【進捗】
                                         資産管理パッケージ
本部体制のグローバル化で本社と現地の連携が進展         ●スーパー:店内行動可視化
パートナーとの協業の増加も寄与してコト売りが進展               HACCPソリューション
・市場と機能を軸とした本社マトリックス組織が、ノウハウ     ●アパレル:サプライチェーン可視化
 共有を通じて現地をサポートしたことで商談が活性化       ●食品製造: HACCPソリューション
・パートナーの開拓が進み、販路の拡大やソリューションの
 高度化が実現           ※成果は次ページ
                                                         24
         振り返り 自動認識ソリューション事業 海外の成果(1)

                       グローバル営業本部
●CRMを軸としたPDCAの高速化            ●マーケティング・ツールの量産化と
●市場・機能別の専門的・具体的サポート           現地化。成功事例の定期共有

           国・市場・業界ごとに、コト売りとパートナーシップを強化


                                   マーケティングツールの
                                     ローカライズ
            米国大手小売り

   複数社製プリンタの管理の一元化
>   言語変換機能を実装したプリンタを提供
>   パートナーと協業した資産管理ツールを導入
   500台強のプリンタを受注
>   全米で10倍以上の他社製入れ替えポテンシャル



                                業界ごとのソリューション用途を可視化

                              本社マーケティングチームと連携
       サプライ等、他商品の拡販         > 業界マップの活用進化


                                                     25
             振り返り 自動認識ソリューション事業 海外の成果(2)

                                        グローバル営業本部
●CRMを軸としたPDCAの高速化                             ●マーケティング・ツールの量産化と
●市場・機能別の専門的・具体的サポート                            現地化。成功事例の定期共有

                   国・市場・業界ごとに、コト売りとパートナーシップを強化



CRMを軸とした本社との定期コミュニケーション                         情報共有の加速によるグローバル共通解創出


 業績や経緯の可視化により、本社・現地が改善                           フードデリバリーが世界で伸長
  ポイントを的確に把握                                      関連ソリューションの成功事例の共有
 市場担当チームとの具体策協議と実行の高速化                            により、グローバル共通解化
 現地パートナーとの連携でコト売りを推進

              インド販社 売上高の推移(上期)
      FY20        FY19                                    デリバリー商品の封留めシール


                                                  非接触や生産性向上ニーズ拡大により、
                                                   製造現場でRFID商談が増加
                                                  本部主導でROI測定ツール等を
                                                                   RFID
 4月          5月          6月   7月   8月    9月        開発し、グローバルに展開

                                                                           26
                       振り返り B2B2Cビジネスの創出
 B2B2Cビジネスも着実に進展。市場別に、お客さまのニーズを実現する技術や商品、運用を提案
 幅広い市場・業界で蓄積してきたタギングの知見やパートナーシップ等を活用・応用


    ヘルスケア市場                    フード市場           リテール市場
 ・服薬履歴                     ・温度情報           ・店内動線履歴
 ・トレーサビリティ                 ・トレーサビリティ       (購買情報との掛け合わせ)



   センサー付きRFID                センサー付きRFID
                                           位置測位技術




   輸液 医薬品 ボトル
  バッグ カプセル
                               ワインボトル




                          ロック機能付き


2019年6月 5社共同ニュースリリース                        2020年10月 ニュースリリース

                                                                27
                 中計の建付け(本年5月時点)

                    自動認識ソリューション事業

      1    海外事業                             2   日本事業
     「コト売り」をキーにして                        成長ビジネスをより強化して
   ベース事業のさらなる強化・拡大                     ソリューション事業のさらなる拡大
   マニュファクチャリング     ヘルスケア             マニュファクチャリング   ロジスティクス    公共

    リテール/アパレル       フード              リテール/アパレル     ヘルスケア     フード


      コト売りの浸透                               コト売りの進化

                  顧客・消費者志向のイノベーションで新規
                  ビジネスモデルをグローバルに事業化する
                                                   競争優位性の確立
 3 ゲームチェンジ
  (B2B2Cビジネス)        革新的デバイス要素技術起点

                       IDPソリューション      撤退


                 ・ITインフラ、リスクマネジメント体制強化              持続可能な
4 グループ経営         ・資本生産性の向上
                 ・社内バリューチェーンの最適化                   経営基盤の構築


                                                                   28
                         中計の建付け


           FY2020-2022
                                          ブランド
                                         ステートメント
   サトーグループの成長を加速させる                      (目指す姿)


■自動認識ソリューション事業                    B2B2C
  本業集中「市場別戦略の強化×パートナーシップ」         ビジネスの創造 あらゆるもの
                                          を情報化して
  海外事業   コト売りの深化による成長力の追求
                                          社会のうごき
  日本事業   コト売りの進化と収益力の強化                   を最適化する


                                         (タギングの高度化・
■グループ経営   持続可能な経営基盤の強化                   多様化を実現して、さ
                                         まざまな現場の課題解
  サステナビリティ活動の強化(ESG)、新ITインフラ、
                                         決のデータ収集に欠か
  リスクマネジメント体制の強化、資本生産性の向上 等              せない存在を目指す)




                                                   29
                  自動認識ソリューション事業
                   市場別戦略の強化(1)

       持続的な成長に向けて、成果が顕在化している市場別戦略をさらに強化


                  市場コンセプト
                   グループが目指す姿をベースに、
                     各市場がビジョンを策定
                                     マニュファク
          ヘルスケア
                                      チャリング

Patient Safety                             Connected &
                      あらゆるものを                Flexible
                       情報化して
                      社会のうごきを
                       最適化する
                                      ロジス
           フード
                                      ティクス

Right Food,                                Agile Logistics
   Right Way
                        リテール/
                        アパレル
                            Smart Living                     30
           自動認識ソリューション事業
             市場別戦略の強化(2)
 これまでは、顕在化した課題への対応が中心だった
 今後は、現在の取り組みをベースにしつつ、将来の社会や技術の変化を先取りする
 将来の市場別ビジョンを示すことで、立ち位置や社会貢献のイメージが明確になり、
 社員の行動変化やお客さま・BPパートナーの期待・共感につながり協業が促進される
 変化の激しい事業環境においても、常に将来を見据えながら取り組みを進めることで、
  事業の強化、サステナビリティにつなげる

             <市場コンセプトの建付け>
       変化を見据え、時間軸で提供価値やソリューション等を特定

                 社会や技術の変化


                              (将来)
          (現在)    (近い将来)
             コンセプトワード       提供価値

             ターゲット業界    パートナー企業

                  提供ソリューション
                                            31
                                自動認識ソリューション事業
                      市場別戦略の強化(例:リテール/アパレル市場                                   ①)
                                                                                (将来)
                                                     (近い将来)                         Smart
          (現在)
             Smart Shopping                            Smart Living                 Community
              店舗の生産性向上を軸とした                          消費者の購買体験を軸とした                  コミュニティの
                コストダウンを支援                               売上増加を支援                     サステナビリティ
                                                                                      を支援
           GMS/スーパー     コンビニエンスストア           百貨店       ソーシャルメディア企業                   メーカー・ブランド

           ドラッグストア      ホームセンター        家電量販店           決済システム運営企業
業界※




                                                                                     一般消費者

           アパレル/スポーツメーカー・卸             各種専門店           ECサイト運営企業       広告代理店         省庁/自治体

           オフプライスリテーラー

                                        ※パートナーを含む
ソリューション




           値引き割引     プライスカード        食品内容表示   HACCP     アレルギー照会         顧客行動分析       家庭内冷蔵庫在庫管理

           物流(PD、SCM)     RFIDSol     ポイントカード          SATO Digital Markdown        食品ロス削減Sol

           プライス/賞味期限チェック       値札     S-ROBO自動化        Click&Collect                消費サイクル分析

                                                       食のECシフト=ピッキングSol




                                                                                                 32
                   自動認識ソリューション事業
             市場別戦略の強化(例:リテール/アパレル市場 ②)
<具体例:リテール/アパレル市場コンセプト>
                                                       Smart Community
                                                         (新たなタギングへの挑戦)

                               Smart Living            コミュニティのサステナビリティ
                                  (タギングの進化)

                               消費者の購買体験の向上

  Smart Shopping
           (タギングの深化)
                                                                  イエナカデータの
    店舗の生産性向上                                                        取得・活用
                                                        ソースタギング
                                              位置測位技術
                       システム企画、動線分析

                読取り機




                                 位置測位
   バーコード                         関連機器
    プリンタ                デジタル
                       サイネージ
           バーコードラベル

                                 パートナーと実現
                                                                             33
                自動認識ソリューション事業

      海外事業 コト売りの深化           日本事業    コト売りの進化


    グローバル営業本部立ち上げにより、   市場・業界別ソリューションの創出などが
         成果が着実に実現              着実に進展

          さらに                       さらに
        成長力を強化                 収益力を強化

 アライアンス戦略によるコト売り          キラーコンテンツの強化
    の強化(グローバル、ローカル)

   キラーコンテンツの強化            売り方の改革
    (特にプリンタ、サプライ)
                           社内バリューチェーンの
   各国の市場別担当者の専任化            全体最適化

                           原価低減
                                               34
                    自動認識ソリューション事業
                     日本事業の収益力強化
(現在)                    商談総数
  コロナ禍の新ニーズで商談数増
 しかし                                          クロージング数
  ソリューションは複雑化・高度化


 商談の長期化、クロージング数が限定的
                                  商談期間

(これから)




                                         日本事業の
                                         営業利益率      更なる
                                                   収益力向上
                                         約+2pt
                                         ※FY19比の
                                          FY25目標




              新ITインフラ(FY24~)
         ・情報連携の高度化で、創出リソースを更に増加
         ・形式知化の実現で、リソースの最大化                             35
                                 中期目標 連結


                       2019年度                                   2022年度
     売上高                116,372百万円         売上高            118,500百万円 +0.6%(CAGR)
    営業利益                  7,461百万円         営業利益             8,800百万円 +5.7%(CAGR)
    営業利率                       6.4%        営業利率                  7.4% +1.0pt
      ROIC                     7.5%        ROIC                  8.0% +0.5pt
 売上高                                                                         営業利益
(百万円)                                                                        (百万円)
120,000                                                            8,800       10,000
              7,461              売上高(左軸)    営業利益(右軸)

115,000
                                                  6,400                        8,000

110,000
                                                                               6,000
105,000                           3,600                           118,500
             116,372
                                                                               4,000
100,000                                       111,800

                                 102,500                                       2,000
 95,000

 90,000                                                                        0
             FY2019              FY2020       FY2021               FY2022

                  実績                              計画/見通し


                                                                                        36
                          中期目標 セグメント別
          売上高 IDP事業(左軸)                         売上高 自動認識ソリューション事業(海外)(左軸)
 売上高                                                                            営業利益
(百万円)     売上高 自動認識ソリューション事業(日本)(左軸)             売上高(日本)除く収益認識影響                (百万円)
          営業利益(日本)除く収益認識影響                      営業利益 自動認識ソリューション事業(日本)(右軸)
          営業利益 自動認識ソリューション事業(海外)(右軸)            営業利益 IDP事業(右軸)
140,000                                                                         12,000

                                                                  73,400
120,000                                         70,400                          10,000
          73,360                                                  73,100
                                                70,000
100,000                                                                         8,000
                             66,000
          6,479
                                                                       6,100
 80,000                                                                         6,000
                                                 4,600                 6,000

 60,000                                             4,400                       4,000
                                                                   2,800
          2,277              2,500
                                                 2,000
 40,000                               1,300                       45,400        2,000
          42,648
                                                41,800
                             36,400
 20,000                                                                         0
          -1,317                  -150
                   363                    100
     0                                                                          -2,000
          FY2019             FY2020             FY2021             FY2022

              実績                                 計画/見通し


                                                                                         37
                          中期目標 市場別
 海外は主にマニュファクチャリング及びフード、日本はヘルスケアの構成比が伸長

   海外     *主な販社。工場・プライマリー専業会社は除く
                                   その他 18.5%
                                                      マニュファクチャリング
  その他 20.6%                                                  30.4%
                  マニュファクチャリング
                         28.0%
                                   フード 13.5%
  フード 10.2%
                                   ヘルスケア
  ヘルスケア 5.9%                       5.9%                 リテール/アパレル
                      リテール/アパレル
                           35.1%                             31.8%

               FY19                            FY22

   日本                              フード 10.5%                 公共 3.2%
                         公共 3.5%
  フード 10.0%                                           マニュファクチャリング
                                   ヘルスケア                     32.0%
  ヘルスケア          マニュファクチャリング       14.2%
  12.9%                 34.4%

  リテール/アパレル                        リテール/アパレル
  12.2%                            12.5%                   ロジスティクス
                       ロジスティクス                                27.6%
                          26.9%

               FY19                            FY22
                                                                       38
                       中期目標 資金配分の考え方

                     <FY20-22   創出キャッシュの配分割合>

                                                             内部
                             事業投資                     株主還元   留保



                                        効果
 カテゴリー             主要な施策           収益   生産性   原価
                                   貢献    向上   低減

          ①   戦略プリンタの開発・改良                         <カテゴリー別 投資額の配分割合>
          ②   オンリーワン高速RFID製造設備の
自動認識           自社開発
ソリューション
事業への      ③   サプライ生産拠点&設備の最適化                      持続的成長に
成長投資                                               向けた戦略投資
          ④ 市場別ソリューションサービス開発

          ⑤   戦略パートナーの提携・M&A

          ⑥   新ITインフラの構築
持続的成長に                                                自動認識ソリューション事業
          ⑦   人財能力開発の仕組みの構築                           への成長投資
向けた戦略投資
          ⑧   ソースタギング組合せ技術の開発


                                                                   39
                             中期目標 ROICツリー

                                               重点市場に集中し、ソリューション事業のさらなる強化・拡大

                                               戦略モデルプリンタの投入・拡販
                                       売上拡大と
                           海外事業
                                       粗利率向上   グローバルアライアンス強化
                          6.2%(5.3%)
                                               プライマリーラベル事業とのシナジー強化、グローバル生産
                営業利益率                          ネットワーク整備
                  7.4%
                                               新しいソリューション事業の創出とアライアンスの強化で、
                 (6.4%)                        さらなる進化・拡大

                                       粗利率向上   戦略モデルプリンタの投入・拡販


                           日本事業                コストダウン、不良品削減(品質向上)

     ROIC                              販管費の
                          8.2%(8.8%)           生産性向上、直間比率改善、自動化/省力化
                                       効率執行
     8.0%
    (7.5%)

                                       棚卸資産    グループSCM改善(在庫の最適化、リードタイムの短縮)
                           運転資本
                                       債権債務    財務リスクの最小化と資金効率の最大化
                投下資本
                                               事業用資産の有効活用(バランスシートの適切な管理)
                 回転率
                                        有形
                  1.55                         投資案件の収益性およびリスクの精査
                 (1.69)
                                               M&Aのシナジー創出
                           固定資産
カッコ内数字はFY2019                           無形     グローバル経営情報基盤の構築

                                               保有特許の実施率向上

                                                                              40
Appendix
補足資料       P.42~P.57
用語集        P.58~P.61




                       41
自動認識ソリューション事業                                                      上期
                 地域別売上高及び営業利益構成
                                                          (単位:百万円)
                            日本      米州   欧州   アジア・オセアニア

  売上高


 57,680   FY19
            列2             62.5%              11.6% 14.0% 11.9%




 49,736     列1
          FY20              63.8%              10.7% 14.2% 11.3%



  営業利益    *割合は消去を除く




            列2                73.3%                8.8%   15.9%
 4,239    FY19
                                                          2.0%

 1,609    FY20
            列1           53.3%            12.7% 15.1%     18.9%

                 営業利益率 FY19 日本:8.5%、海外:5.3%
                       FY20 日本:2.7%、海外:4.2%
                                                                    42
自動認識ソリューション事業                                                            上期
                          市場別売上高構成
               ※1
 マニュファクチャリング         ロジスティクス     リテール/アパレル※2   ヘルスケア    フード ※3    公共     その他

  海外    *主な販社。工場・プライマリー専業会社は除く




 FY19       26.9%      4.9%         34.6%        5.7% 11.1%      16.3%

                                                                 0.5%

 FY20       28.6%       5.0%        34.0%         6.7% 9.5%      15.8%

                                                                 0.4%

  日本


 FY19         34.7%                27.0%        12.9%   12.7%    10.0%

                                                                  2.8%

 FY20        30.9%               27.7%         14.8%    12.2%    10.2%

        ※1:旧FA、※2:旧リテール、※3:旧食品                                    4.1%
                                                                           43
連結
                                  売上高・営業利益 推移
                    売上高      営業利益 1                                        (単位:百万円)
                                               営業利益 2(自動認識ソリューション事業。IDP事業除く)


売上高                   FY2018                              FY2019                      FY2020           営業利益

30,000                                                                                                 3,000


20,000                                                                                                 2,000


10,000                                                                                                 1,000


      0                                                                                                0
            Q1       Q2      Q3        Q4       Q1       Q2       Q3       Q4       Q1       Q2

     売上高   28,118   28,371   30,272   29,417    28,463   29,411   29,928   28,569   23,651   26,221
     前年比   +4.9%    +1.2%    +0.3%    +3.7%     +1.2%    +3.7%     -1.1%    -2.9%   -16.9%   -10.8%
  営業利益 1    1,473    1,869    2,100    2,235     1,514    2,028    2,103    1,815     385      1,084
     前年比   +73.1%   +9.7%    -0.9%    +42.0%    +2.7%    +8.5%    +0.1%    -18.8%   -74.5%   -46.5%
  営業利益 2    1,777    2,274    2,534    2,635     1,878    2,360    2,471    2,047     476      1,132
     前年比   +44.3%   +9.6%    +0.8%    +40.6%    +5.7%    +3.8%     -2.5%   -22.3%   -74.6%   -52.0%
                                                                                                           44
連結
                         営業利益前年との比較                         (単位:百万円)

     Q2単体
             -2,642

                                            +297     -33
     2,028                        +517
                        +917                                  1,084



      FY19   売上増減要因      粗利要因・     自動認識     IDP事業の   為替影響       FY20
     営業利益                 その他    ソリューション    販管費要因              営業利益
                                 事業の販管費要因

                      各増減項目は、為替の影響を除いた数字
      上期
             -3,206



     3,542
                                            +624     -13
                                 +1,287
                         -764                                 1,470


                                                                       45
自動認識ソリューション事業(海外)
                                売上高・営業利益 推移
                                                                                          (単位:百万円)

 売上高      売上高        営業利益                                                                          営業利益
                    FY2018                                   FY2019                  FY2020
12,000                                                                                                 1,200
10,000                                                                                                 1,000
 8,000                                                                                                 800
 6,000                                                                                                 600
 4,000                                                                                                 400
 2,000                                                                                                 200
     0                                                                                                 0
          Q1      Q2       Q3       Q4         Q1       Q2       Q3         Q4      Q1        Q2

   売上高
         10,910   10,686   11,419   10,298     10,867   10,739   11,118     9,922    7,844    10,168

   前年比
         +8.2%    +1.6%    +1.7%    -4.2%      -0.4%    +0.5%    -2.6%      -3.7%   -27.8%    -5.3%
    営業
    利益      553     667      674         344     560      595         772     349        77     683

   前年比
         +49.8%   -8.6%    +1.6%         3倍    +1.2%    -10.7% +14.6%       +1.4%   -86.1% +14.8%




                                                                                                          46
自動認識ソリューション事業(海外)
                                事業別 売上高・営業利益 推移                                                         (単位:百万円)
          ベース事業 売上高             プライマリー専業 売上高                     ベース事業 営業利益                   プライマリー専業 営業利益
  売上高                                                                                                               営業利益
                       FY2018                                     FY2019                           FY2020
 10,000                                                                                                              800
  8,000                                                                                                                 600
  6,000                                                                                                                 400
  4,000                                                                                                                 200
  2,000                                                                                                                 0
     0                                                                                                                  -200
             Q1       Q2        Q3         Q4         Q1         Q2         Q3         Q4         Q1         Q2
     売上高
              8,730    8,421     9,118      8,359      8,539      8,286      8,758      7,794      5,755      7,779

     前年比
 ベ           +10.2%   +0.8%      +1.5%     -3.9%       -2.2%      -1.6%      -3.9%      -6.8%     -32.6%      -6.1%
 ー
     営業
 ス
     利益         477     538          678        478        577        517        740        348        -26        423

     前年比
             +39.9%   -21.0%     -3.3%       18倍      +21.1%      -3.9%     +9.2%      -27.1%            -   -18.2%

     売上高
              2,180    2,264     2,301      1,939      2,328      2,453      2,360      2,128      2,089      2,389
 プ
 ラ   前年比
 イ           +0.8%    +4.8%      +2.9%     -5.9%      +6.8%      +8.3%      +2.5%      +9.7%      -10.3%      -2.6%
 マ   営業
 リ   利益         112     146           12    -107           -33         61         61          6        100        245
 ー
     前年比
            +141.7%        5倍          -          -          -   -58.3%          4倍           -          -        4倍
                                                                                                                            47
自動認識ソリューション事業(海外)
                    営業利益前年との比較               (単位:百万円)

  Q2単体
                                +145   -73
            -611      +627


                                                683
    595




               各増減項目は、為替の影響を除いた数字
   上期
            -990

                                +492   -90

    1,155
                      +194                      761




                                                        48
自動認識ソリューション事業(海外)                                                                      上期
             売上高及び営業利益構成 (事業別・地域別)
                                                                            (単位:百万円)

                ベース        プライマリー                       米州     欧州      アジア・オセアニア
                                         売上高

21,607   FY19      77.9%           22.1%       FY19    30.9%     37.4%         31.7%




18,013   FY20      75.1%           24.9%       FY20    29.5%    39.2%          31.3%



                                         営業利益   *割合は消去を除く


                                 2.4%                               7.5%

 1,155   FY19            97.6%                 FY19    33.0%               59.5%




 761     FY20    53.4%           46.6%
                                               FY20   27.1%    32.4%         40.5%



                                                      FY19 米州:5.5%、欧州:1.0%、
         営業利益率:
                                                           アジア・オセアニア:9.7%
         FY19 ベース:6.5%、プライマリー:0.6%
                                                      FY20 米州:3.8%、欧州:3.4%、
         FY20 ベース:2.9%、プライマリー:7.7%
                                                           アジア・オセアニア:5.3%
                                                                                        49
自動認識ソリューション事業(海外)                                                                                                        上期
                            事業別及び地域別売上高及び営業利益推移
                                売上高                  営業利益             (単位:百万円、左軸:売上高、右軸:営業利益)
   事業別
                             ベース事業                                                     プライマリー専業
    20,000                                           1,200                 20,000                                        1,200


    15,000                                           900                   15,000                                        900


    10,000                                           600                   10,000                                        600


         5,000                                       300                    5,000                                        300


            0                                        0                           0                                       0
                    FY2018     FY2019       FY2020                                   FY2018    FY2019       FY2020

   地域別
                    米州                                       欧州                               アジア・オセアニア
 9,000                              1,000    9,000                           1,000   9,000                           1,000

                                    800                                      800                                     800
 6,000                                       6,000                                   6,000
                                    600                                      600                                     600

                                    400                                      400                                     400
 3,000                                       3,000                                   3,000
                                    200                                      200                                     200

    0                               0            0                           0           0                           0
             FY18    FY19    FY20                    FY18    FY19   FY20                      FY18   FY19    FY20


                                                                                                                               50
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
                                        米州 売上高・営業利益 推移                                                                   (単位:百万円)
         ベース事業 売上高                     プライマリー専業 売上高                         ベース事業 営業利益                       プライマリー専業 営業利益
売上高                                                                                                                            営業利益
4,000                     FY2018                                            FY2019                             FY2020               200

3,000                                                                                                                               150
                                                                                                                                    100
2,000
                                                                                                                                    50
1,000                                                                                                                               0
    0                                                                                                                               -50
             Q1           Q2           Q3           Q4           Q1         Q2         Q3         Q4          Q1         Q2
    売上高
                  2,854        2,640        3,043        2,753    2,797      2,714      2,811      2,664       1,781       2,660

    前年比
ベ             +2.7%            -9.0%    -0.6%         -9.4%       -2.0%      +2.8%      -7.6%      -3.2%      -36.3%       -2.0%
ー
        営業
ス
        利益          42             6          -45          11         174        117        149         42         -44        170

    前年比
              -49.7%       -94.9%               -            -        4倍         17倍          -        3倍            -   +45.6%

    売上高
                   546          584          587          550         577        586        497        536         378        498
プ
ラ   前年比
イ             -16.9%       -12.4%       -9.9%        -19.6%       +5.6%      +0.4%     -15.2%      -2.5%      -34.5%      -15.0%
マ       営業
リ       利益           9           34           11           28          17         60         38         27           2         72
ー
    前年比
              -92.1%             2倍             -    -68.0%      +86.3%     +76.8%          3倍     -1.1%      -85.4%     +19.8%
                                                                                                                                          51
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
                                   欧州 売上高・営業利益 推移                                                              (単位:百万円)

          ベース事業 売上高               プライマリー専業 売上高                     ベース事業 営業利益             プライマリー専業 営業利益
売上高                                                                                                                   営業利益
                        FY2018                                       FY2019                          FY2020
2,500                                                                                                                     200
                                                                                                                          150
 2,000
                                                                                                                          100
 1,500                                                                                                                    50
 1,000                                                                                                                    0
                                                                                                                          -50
    500
                                                                                                                          -100
      0                                                                                                                   -150
            Q1         Q2         Q3        Q4          Q1          Q2        Q3         Q4         Q1         Q2
     売上高
             2,315      2,160       2,330    2,279       2,386       2,066     2,205      2,264      1,453       2,000

     前年比
ベ           +20.8%     +6.3%       +7.6%    +1.2%       +3.1%        -4.4%     -5.4%      -0.7%     -39.1%      -3.2%
ー
      営業
ス
      利益         110         29        53        116         109         26         85        129        -86         56

     前年比
                 2倍    -17.2%     +10.6%    +4.5%        -0.8%      -10.7%    +61.7%     +11.1%            -        2倍

     売上高
             1,633      1,680       1,714    1,388       1,751       1,867     1,862      1,591      1,711       1,891
プ
ラ    前年比
イ            +8.6%     +12.5%      +8.1%    +1.0%       +7.2%       +11.1%    +8.6%      +14.6%      -2.3%      +1.3%
マ     営業
リ     利益         103        111         0        -135        -51          0         22        -21        98         172
ー
     前年比
                   -        9倍         3倍           -          -    -99.7%         36倍          -          -     503倍
                                                                                                                                 52
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
                アジア・オセアニア 売上高・営業利益 推移

                                                                                                       (単位:百万円)

 売上高            売上高            営業利益                                                                                営業利益
                       FY2018                                    FY2019                           FY2020
 4,000                                                                                                                 800

 3,000                                                                                                                 600

 2,000                                                                                                                 400

 1,000                                                                                                                 200

     0                                                                                                                 0
           Q1       Q2         Q3         Q4         Q1         Q2         Q3         Q4         Q1         Q2
     売上高
            3,560     3,620     3,743      3,326     3,355       3,504      3,740      2,865      2,520      3,117

     前年比
 ベ         +10.3%     +5.8%     -0.4%      -2.3%     -5.8%       -3.2%      -0.1%     -13.9%     -24.9%     -11.1%
 ー
     営業
 ス
     利益       324        502        670        350        294        374        504        176        104        196

     前年比
           +52.3%     -1.8%    +37.9%     +18.8%     -9.4%      -25.5%     -24.7%     -49.7%     -64.5%     -47.6%




                                                                                                                           53
自動認識ソリューション事業(日本)
                                  売上高・営業利益 推移

                                                                                              (単位:百万円)

 売上高       売上高              営業利益                                                                          営業利益
 20,000              FY2018                              FY2019                     FY2020                2,500

 15,000                                                                                                   2,000
                                                                                                          1,500
 10,000
                                                                                                          1,000
  5,000                                                                                                   500
     0                                                                                                    0
           Q1       Q2       Q3        Q4      Q1       Q2       Q3       Q4       Q1          Q2


    売上高
          17,081   17,579    18,736   19,037   17,495   18,578   18,709   18,578   15,730      15,991

    前年比
          +2.7%    +0.9%     -0.9%    +8.7%    +2.4%    +5.7%    -0.1%     -2.4%   -10.1%      -13.9%
     営業
     利益    1,224    1,606     1,860    2,291    1,318    1,765    1,698    1,697        399         448

    前年比
          +41.9%   +19.4%    +0.5%    +29.3%   +7.7%    +9.8%    -8.7%    -25.9%   -69.7%      -74.6%




                                                                                                                  54
自動認識ソリューション事業(日本)
                     営業利益前年との比較                 (単位:百万円)

  Q2単体
            -2,902


    1,765
                                 +387    +41
                       +1,157                     448




     FY19   売上増減要因    粗利要因・その他   販管費要因   為替影響      FY20
    営業利益                                          営業利益
                各増減項目は、為替の影響を除いた数字

   上期
            -2,177




    3,083
                       -1,002    +868    +75

                                                  847


                                                           55
IDP事業
                                    売上高・営業利益 推移

                                                                                                   (単位:百万円)

          売上高         営業利益
 売上高                                                                                                       営業利益
                   FY2018                                 FY2019                         FY2020
 150                                                                                                           100
 125                                                                                                           0
 100                                                                                                           -100
  75                                                                                                           -200
  50                                                                                                           -300
  25                                                                                                           -400
   0                                                                                                           -500
        Q1       Q2       Q3        Q4        Q1         Q2        Q3         Q4        Q1          Q2

 売上高
           125      104     116          81        100        94        100        68        75          60

 前年比
        +53.2%   +34.0%        2倍   -18.9%    -20.0%     -10.0%    -13.8%     -15.5%    -24.6%      -35.9%
  営業
  利益      -303     -372     -337      -407      -394       -343      -317       -261         -70         -77

 前年比
             -        -         -         -          -         -          -         -          -           -




                                                                                                                      56
IDP事業
                        営業利益前年との比較                 (単位:百万円)

  Q2単体

                                    +297    -2      -77


    -343



                -36
                           +7

     FY19      売上増減要因    粗利要因・その他   販管費要因   為替影響    FY20
    営業利益                                           営業利益

                   各増減項目は、為替の影響を除いた数字
   上期


                                    +624     +1     -148


        -737


                 -39       +3

                                                              57
用語集(1/4)
    サトー独自のコンセプト/取組                                            説明 ※

                            DCS & Labeling+Oneを展開。具体的には、お客さまの課題に基づいて自社で開発・製造したバーコードプリンタ
1 自動認識ソリューション事業             やラベル、自社で設計したソフトウェアやサービス、外部パートナーの技術や商品などを組み合わせて提供。本事業は
                            海外と日本に区分され、海外はベース事業とプライマリー専業から構成される。

2 ベース事業                     現場でバーコードなどの可変情報をタギングするビジネス。

                            商品ラベルなどの固定情報ラベルをタギングするビジネス。Achernar(アルゼンチン)、Prakolar(ブラジル)、
3 プライマリー専業
                            Okil(ロシア)、X-Pack(ロシア)の4社からなる。

4 IDP事業                     IDP (Inline Digital Printing)に関わる開発・製造・販売。旧「素材事業」。

                            商品の単品売りではなくハードウエアやサプライ、保守サービス、ソフトウェア等を組み合わせたソリューションを、ROIの
5 コト売り
                            提示を含めて提案する売り方。単品売りの「モノ売り」に対する概念。
                            お客さまの現場で人やモノにIDや位置などの情報を物理的にひも付けし、それを上位システムに受け渡すこと。すなわ
6 タギング
                            ち現物と情報を一致(情物一致)させ、デジタル化された情報を活用できるようにする作業。
                            DCS & Labelingは、バーコードやRFIDなどの自動認識技術とプリンタやラベルなどの商品・サービスを活用して、さま
                            ざまな現場にある人やモノの情報(=Data)を正確かつ効率的に収集(=Collection)する仕組み
    DCS & Labeling+One      (=Systems)と、情報を最適な形でひも付けするタギング(含むLabeling)を提供するサトーグループのビジネス
7   (DCS: Data Collection   モデル。
    Systems)                DCS & Labeling+Oneは、お客さま課題の高度化を受けて、オープンなイノベーションやパートナーシップを活用し、
                            本ビジネスモデルに画像認識・音声認識や位置測位技術、センサーなど(=+One)を組み合わせてお客さま課題
                            の解決手法をさらに向上させる取り組み。

8 情物一致                      現物と情報が一致すること。商品に価格等の情報をひも付けするハンドラベラーの時代から続くサトーの事業コンセプト。

             ※下線付き用語は別途説明項目あり

                                                                                             58
用語集(2/4)
     サトー独自のコンセプト/取組
                                                             説明
             (続き)

                                  さまざまな市場・業界のお客さまの現場と向き合い、運用を理解し、課題の本質を捉えて最適な解決策を提
                                  供する力。カバレッジ(現場を知ることで蓄積された幅広い「市場x業界x用途」の課題へ対応する力)、インテグ
9 現場力
                                  レーション(戦略パートナーとの共創に基づき、商品・サービス・技術を統合して提供する力)、メンテナンス(継続
                                  的なソリューション提供でお客さまの信頼を醸成し、深く、長い関係を構築する力)の3つの要素で構成される。

                                  社員が現場でキャッチした、会社を良くするための情報やアイデアを三行(約127文字)にまとめて、毎日経
                                  営トップに直接提出するサトー独自の取組み。経営トップはいち早く社内外の環境変化を把握し、迅速な意
                                  思決定や必要な施策を講じ、社員は経営者と同じ目線で物事を考える「全員参画の経営」に寄与。また経
10 三行提報
                                  営トップに直接提出することから、不正や不適切な行為などを防ぐモニタリングとしての役割も担っており、コーポ
                                  レートガバナンスの面においても効果を発揮。
                                  1976年から始まり、近年は海外拠点の導入も増えている。

     AAP(Area Alliance Partner)   各県を細分化し、サトーがカバーしていない地域や業界で強いプレゼンスを持つ企業とパートナー契約を締結す
11
     施策                           る活動。

         商品・サービス・技術                                          説明

                                  プリンタやラベル自動貼付機器、スキャナ、ハンドラベラーなどのハードウェア、ソフトウェア、保守サポートなど、サプ
1 メカトロ商品
                                  ライ商品以外のすべて。粗利率はサプライ商品よりも高い。プリンタはマレーシア、ベトナムおよび台湾にて製造。
                                  可変情報ラベル、RFIDタグ、プライマリーラベル(商品シール)、リボンなどの消耗品。粗利率はメカトロ商品
2 サプライ商品
                                  よりも低いが、リピートビジネスのため販売管理費率は小さい。
                                  DCS & Labeling+Oneを実現するための商品・サービス。具体的にはプリンタ、ラベル、ソフトウェア、保守サ
                                  ポートなどの組み合わせ。加えて、近年は複雑化・多様化するお客さま課題に応えるために自前主義に拘らず、
3 自動認識ソリューション                     パートナーシップを推進することにより実現を目指す。例えば位置測位技術を用いて人・モノの位置情報を取得
                                  し、作業者や在庫の動きをリアルタイム捕捉することで、工数・作業時間の見える化や製造工程進捗管理を
                                  実現。


                                                                                               59
用語集(3/4)
商品・サービス名・技術(続き)                                            説明

                          お客さまのプリンタをクラウドに接続して遠隔でモニタリングを行うサービス。これにより予防保守やエラー時の早期復旧が
  SOS                     可能となる。またお客さまはプリンタの稼働・活用状況を一覧でき、資産管理が容易となる。
4
   (SATO Online Services) 一方サトーにとっては、予防保守の実現による保守人員の労働生産性向上や、保守人員が少ない海外におけるサ
                          ポート向上に寄与。

    AEP (Application
5                                プリンタに内蔵された知能がラベル発行作業を最適化。PCを介さずにプリンタ単体で他のシステムとの連携も可能。
    Enabled Printing)

                                 バーコードや商品価格、製造年月日、消費期限など、お客さまの現場で必要に応じて変化させる情報を印字する用
6 可変情報ラベル                        途のラベル。必要な時に必要な分だけ発行できる点が、固定情報を一度に大量印刷するプライマリーラベル(商品
                                 シールなど)との大きな相違点。

  RFID                           自動認識技術の一つ。電波を利用してデータの読み書きを行い、①複数一括読み取り、②非接触での読み取り、③
7 (Radio Frequency               遮蔽物や汚損があっても可能な読み取り、④情報の書き換え、といったバーコードには無い特性を持つ。これにより、業
  Identification)                務効率の飛躍的な向上が実現可能。

    IDP
8                                感熱顔料を含む塗料をさまざまな基材に塗布し、レーザー照射による発色でダイレクト印字ができる印刷技術。
     (Inline Digital Printing)




                                                                                          60
用語集(4/4)
       2012年以降に買収した
                                                              説明
           主な会社
    Argox Information Co.,
1                                 2012年に買収したエントリー・モデルのプリンタの開発・製造・販売子会社。
     Ltd.(台湾)

2 Achernar S.A.(アルゼンチン)           2012年に買収したプライマリー専業子会社。

                                  大量のRFIDタグを高速かつ正確に読み取ることができ、金属や液体の影響、および積層状態での読み取
  Magellan Technology
3                                 りに強いなどの優位性の高いRFID技術「PJM (Phase Jitter Modulation)」を含む同社の事業を
  Pty Ltd.(オーストラリア)
                                  2013年に譲り受け、SATO Vicinity Pty Ltd.を設立。

                                  2014年に買収したプライマリー専業子会社。サトーホールディングスが75%を保有。同国のX-Packは関
4 Okil-Holding, JSC(ロシア)
                                  連会社。

    Prakolar Rótulos
5                                 2015年に買収したプライマリー専業子会社。
     Autoadesivos LTDA.(ブラジル)
                                  2017年に完全子会社化したIDP事業を推進する開発・製造・販売子会社。2020年9月、DataLase
6 DataLase Ltd. (英国)
                                  Holdings Limitedへ全株式を譲渡。
       2017年以降に設立した
                                                              説明
           海外子会社
                                  シュリンクスリーブ、インモールド、軟包装の製造・販売を行い、サトーホールディングスが60%の株式を保有
1   X-Pack(ロシア)
                                  するプライマリー専業子会社。2017年設立。

    SATO Healthcare
2                                 ヘルスケア事業を担い、サトーホールディングスが100%の株式を保有する子会社。2018年設立。
     Switzerland AG (スイス)

    SATO Productivity Solutions   自動車産業に焦点を当てて事業を展開し、サトーホールディングスがほぼ100%の株式を保有する販売
3
    Mexico S.A. de C.V. (メキシコ)    子会社。2019年設立。

                                                                                                61
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