6287 サトーHD 2020-11-10 15:50:00
2021年3月期 第2四半期 決算説明資料 [pdf]
2020年 11月 10日(火)
2021年3月期 上期決算説明資料
証券コード:6287
中期経営計画
FY2020上期実績
FY2020~2022
1
中期経営計画
FY2020上期実績
FY2020~2022
2
連結
売上月次推移 地域別
5月を底に、営業活動やお客さまの稼働の段階的な再開を受け、特に海外での回復基調が顕著
2020年度(4-9月) 月次売上高 対前年比の推移
20%
10%
日本事業
0%
-10% アジア・
オセアニア
-20% 欧州
-30% 海外事業
-40% 米州
-50%
4月 5月 6月 7月 8月 9月
3
連結 上期
決算ハイライト
連結業績は回復基調にあるものの、Q1の減速が響き、前年
同期比で減収・減益
自動認識ソリューション事業の海外は、減収・減益
ベース事業は改善傾向にあるも、Q1の落ち込みが尾を引
き、減収・減益
プライマリー専業は生活インフラ業界向けが堅調。為替影
響により減収の一方、原価率の低下などにより増益
同事業の日本は、Q1はコロナ禍でも前期からの商談に下支
えされた一方、Q2は受注までのリードタイム長期化などに
より回復が鈍く、減収・減益
IDP事業は損失を圧縮。DataLase社の全株式を9月に譲渡
4
連結 上期
事業セグメント別売上高及び営業利益
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
前年比
上期 上期 除く為替
自動認識 売上高 49,736 57,680 -13.8% -11.6%
ソリューション事業 営業利益 1,609 4,239 -62.0% -61.7%
売上高 18,013 21,607 -16.6% -10.9%
海外
営業利益 761 1,155 -34.1% -26.3%
売上高 31,722 36,073 -12.1% -12.1%
日本
営業利益 847 3,083 -72.5% -74.9%
売上高 136 194 -30.1% -29.5%
IDP事業
営業利益 -148 -737 - -
売上高 49,872 57,875 -13.8% -11.7%
連結(消去後)
営業利益 1,470 3,542 -58.5% -58.1%
5
連結 Q2単体
事業セグメント別売上高及び営業利益
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
前年比
Q2 Q2 除く為替
自動認識 売上高 26,160 29,317 -10.8% -8.9%
ソリューション事業 営業利益 1,132 2,360 -52.0% -50.7%
売上高 10,168 10,739 -5.3% -0.1%
海外
営業利益 683 595 +14.8% +27.1%
売上高 15,991 18,578 -13.9% -13.9%
日本
営業利益 448 1,765 -74.6% -77.0%
売上高 60 94 -35.9% -39.1%
IDP事業
営業利益 -77 -343 - -
売上高 26,221 29,411 -10.8% -9.0%
連結(消去後)
営業利益 1,084 2,028 -46.5% -44.9%
6
連結 上期
業績
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
上期 上期 前年比
売上高 49,872 57,875 -8,003 -13.8%
営業利益 1,470 3,542 -2,072 -58.5%
営業利益率 2.9% 6.1% -3.2pt -
経常利益 1,231 3,237 -2,005 -61.9%
親会社株主に帰属する
四半期純利益 ※1 3,249 2,880 +369 +12.8%
実効税率 ※2 - 26.7% -
EBITDA ※3
3,650 6,488 -2,838 -43.7%
FY20 上期 為替レート(期中平均):106.92円/USD, 121.33円/EUR (FY19 上期 同為替レート:108.60円/USD, 121.40円/EUR)
為替感応度:すべての通貨が1円/USDの円安に連動した場合、売上高+352百万円、営業利益+3百万円(FY20通期ベース)
※1, 2 親会社株主に属する四半期純利益、実効税率
IDP事業譲渡に伴い、前期末に親会社で計上したDataLase社株式の減損損失に係る法人税等調整額の計上あり
※3 EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
・減価償却 FY20 上期:2,066百万円 FY19 上期:2,509百万円
・のれん償却 FY20 上期: 113百万円※4 FY19 上期: 436百万円(DataLase社 290百万円)
※4 FY19 Q4にDataLase社ののれん減損処理を実施
7
連結 Q2単体
業績
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q2 Q2 前年比
売上高 26,221 29,411 -3,190 -10.8%
営業利益 1,084 2,028 -943 -46.5%
営業利益率 4.1% 6.9% -2.8pt -
経常利益 613 1,898 -1,284 -67.7%
親会社株主に帰属する
四半期純利益 ※1 3,036 2,038 +998 +49.0%
実効税率 ※2 - 24.3% -
EBITDA ※3
2,142 3,509 -1,367 -39.0%
FY20 上期 為替レート(期中平均):106.92円/USD, 121.33円/EUR (FY19 上期 同為替レート:108.60円/USD, 121.40円/EUR)
為替感応度:すべての通貨が1円/USDの円安に連動した場合、売上高+352百万円、営業利益+3百万円(FY20通期ベース)
※1, 2 親会社株主に属する四半期純利益、実効税率
IDP事業譲渡に伴い、前期末に親会社で計上したDataLase社株式の減損損失に係る法人税等調整額の計上あり
※3 EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費
・減価償却 FY20 上期: 1,001百万円 FY19 上期:1,268百万円
・のれん償却 FY20 上期: 56百万円※4 FY19 上期: 212百万円(DataLase社 140百万円)
※4 FY19 Q4にDataLase社ののれん減損処理を実施 8
自動認識ソリューション事業(海外)
総括
Q2 ・5月を底に回復基調にあるものの、前年同期比では依然として減収
単体 ・主にプライマリー専業の売上伸長と原価率低下が貢献して増益 (単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q2 Q2 % 除く為替
売上高 10,168 10,739 -570 -5.3% -0.1%
粗利額 3,572 3,721 -149 -4.0% -
粗利率(外売) 35.1% 34.7% +0.5pt - -
営業利益 683 595 +87 +14.8% +27.1%
営業利益率 6.7% 5.5% +1.2pt - -
FY2020 FY2019
増減
上期 上期 % 除く為替
売上高 18,013 21,607 -3,593 -16.6% -10.9%
粗利額 6,323 7,506 -1,182 -15.8% -
粗利率(外売) 35.1% 34.7% +0.4pt - -
営業利益 761 1,155 -394 -34.1% -26.3%
営業利益率 4.2% 5.3% -1.1pt - -
9
自動認識ソリューション事業(海外)
事業別内訳
Q2 ベース事業:改善傾向は顕著であるものの、底が深かったことから、減収・減益
単体 プライマリー専業:食品や飲料、製薬等の生活インフラを支える業界向けが下支え
し、微減収・大幅増益。現地通貨ベースで増収・増益
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q2 Q2 % 除く為替
売上高 7,779 8,286 -506 -6.1% -5.5%
ベース事業
営業利益 423 517 -94 -18.2% -15.7%
売上高 2,389 2,453 -64 -2.6% +18.3%
プライマリー専業
営業利益 245 61 +184 4倍 5倍
消去 営業利益 14 16 -1 -11.8% -
売上高 10,168 10,739 -570 -5.3% -0.1%
合計
営業利益 683 595 +87 +14.8% +27.1%
FY2020 FY2019
増減
上期 上期 % 除く為替
売上高 13,534 16,825 -3,290 -19.6% -17.7%
ベース事業
営業利益 396 1,095 -698 -63.8% -62.8%
売上高 4,478 4,782 -303 -6.3% +13.1%
プライマリー専業
営業利益 345 27 +318 12倍 15倍
消去 営業利益 18 32 -14 -43.3% -
売上高 18,013 21,607 -3,593 -16.6% -10.9%
合計
営業利益 761 1,155 -394 -34.1% -26.3%
10
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
米州
ベース事業:米国小売り店の再開拡大や営業活動復活で売上は微減で健闘。売上回復で増益
Q2 プライマリー専業:アルゼンチンのAchernar社は、飲料や化粧品の需要に支えられ、現地
単体 通貨ベースで大幅増収・増益。ブラジルのPrakolar社は、製薬や飲料、化粧品
業界向けが堅調に推移し、現地通貨ベースで増収・増益
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q2 Q2 % 除く為替
売上高 2,660 2,714 -53 -2.0% +1.4%
ベース事業
営業利益 170 117 +53 +45.6% +51.4%
プライマリー専業 売上高 498 586 -88 -15.0% +20.9%
・Achernar社
・Prakolar社 営業利益 72 60 +11 +19.8% +75.4%
売上高 3,159 3,301 -142 -4.3% +4.9%
合計
営業利益 243 178 +65 +36.8% +59.6%
FY2020 FY2019
増減
上期 上期 % 除く為替
売上高 4,442 5,512 -1,070 -19.4% -16.4%
ベース事業
営業利益 126 291 -165 -56.8% -54.8%
プライマリー専業 売上高 876 1,163 -287 -24.7% +8.4%
・Achernar社
・Prakolar社 営業利益 75 78 -2 -3.8% +45.1%
売上高 5,318 6,675 -1,357 -20.3% -12.0%
合計
営業利益 201 370 -168 -45.6% -33.7%
11
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
欧州
ベース事業:リテール市場向けを中心に回復するも、前年大口案件の剥落により減収。
Q2
コスト削減が寄与して増益
単体
プライマリー専業:ロシア2社にて食品やアルコール飲料などの需要拡大により、現地通貨
ベースで増収。売上伸長と原価率低下により、増益 (単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q2 Q2 % 除く為替
売上高 2,000 2,066 -65 -3.2% -5.8%
ベース事業
営業利益 56 26 +30 2倍 2倍
プライマリー専業 売上高 1,891 1,867 +23 +1.3% +17.4%
・Okil社
・X-Pack社 営業利益 172 0 +172 503倍 582倍
売上高 3,892 3,933 -41 -1.1% +5.2%
合計
営業利益 228 26 +202 8倍 9倍
FY2020 FY2019
増減
上期 上期 % 除く為替
売上高 3,454 4,453 -998 -22.4% -22.2%
ベース事業
営業利益 -29 135 -165 - -
プライマリー専業 売上高 3,602 3,618 -16 -0.4% +14.6%
・Okil社
・X-Pack社 営業利益 270 -51 +321 - -
売上高 7,056 8,071 -1,014 -12.6% -5.7%
合計
営業利益 240 84 +156 2倍 3倍
12
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
アジア・オセアニア
Q2 ベース事業:生産活動の回復に時間がかかっており、減収・減益
単体 早期に経済活動が再開した中国では、前年比微増収
(単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q2 Q2 % 除く為替
売上高 3,117 3,504 -387 -11.1% -10.8%
ベース事業
営業利益 196 374 -178 -47.6% -47.2%
FY2020 FY2019
増減
上期 上期 % 除く為替
売上高 5,638 6,860 -1,222 -17.8% -15.9%
ベース事業
営業利益 300 668 -367 -55.0% -54.5%
13
自動認識ソリューション事業(日本)
総括
Q2
営業活動のオンライン化などで商談は増加するも、高度化したソリューション
単体 提案の受注までのリードタイム長期化などにより回復が鈍く、減収。
減収および売上構成悪化に伴う粗利率低下により、減益 (単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q2 Q2 前年比
メカトロ売上高 6,319 7,675 -1,355 -17.7%
サプライ売上高 9,672 10,902 -1,230 -11.3%
外部売上高 計 V 15,991 18,578 -2,586 -13.9%
粗利額 7,613 9,317 -1,704 -18.3%
粗利率(外売) 47.6% 50.2% -2.5pt -
営業利益 448 1,765 -1,316 -74.6%
営業利益率 2.8% 9.5% -6.7pt -
FY2020 FY2019
増減
上期 上期 前年比
メカトロ売上高 12,496 14,630 -2,133 -14.6%
サプライ売上高 19,226 21,443 -2,216 -10.3%
外部売上高 計 31,722 36,073 -4,350 -12.1%
粗利額 14,953 18,058 -3,104 -17.2%
粗利率(外売) 47.1% 50.1% -2.9pt -
営業利益 847 3,083 -2,235 -72.5%
営業利益率 2.7% 8.5% -5.9pt -
14
自動認識ソリューション事業(日本) 上期
市場別売上高推移 ※1:旧FA
※2:旧リテール
■:メカトロ ■:サプライ ※%は前年比 (単位:百万円) ※3:旧食品
マニュファクチャリング ※1 ロジスティクス リテール/アパレル ※2
+6.5%
15,000 +4.1% 10,000 -11.6% 6,000 +5.2%
8,237 8,776 7,754 -0.8%
10,840 11,282 -23.1% 4,191 4,156
3,983
10,000 8,676
4,000
6,760 5,923
5,811
6,922 5,000 5,667 2,570 2,716 2,335
5,735
5,000 2,000
3,917 4,521 2,425 2,852 1,413 1,475 1,820
2,941 2,087
0 0 0
FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20
ヘルスケア フード ※3 公共
6,000 4,000 +0.9% -11.9% +27.8%
+13.8% 3,226 3,254 1,500
1,179 -23.5% 1,152
-17.0% 2,868
3,632 4,133 3,000
3,429 901
4,000 1,000
2,603 2,000 2,508 2,484 837 651
2,510 2,250 2,308
2,000 500 693
1,000
1,121 1,529 1,179 769 500
717 559 342
208
0 0 0
FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20
15
自動認識ソリューション事業(日本) Q2単体
市場別売上高推移 (1-2)
(単位:百万円)
※1:旧FA
■:メカトロ ■:サプライ ※%は前年比 ※2:旧リテール
※1 ※2
マニュファクチャリング ロジスティクス リテール/アパレル
+6.3% +7.9% -2.9%
8,000 +2.6% 5,000 4,399 -12.1% 2,500
4,138 2,123 2,060
3,865 1,967
5,623 5,768 -23.9% 4,000 2,000
6,000
4,388
3,000 2,987 1,500 1,390 1,202
2,887 1,217
4,000 3,444 3,408 2,879
2,864 2,000 1,000
2,000 500
2,360
1,000 749 732 858
2,178 1,250 1,411
1,524 986
0 0 0
FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20
事
業 生産活動は回復傾向にあるものの、 EC市場の活況により物量増加。人手 主に食品スーパーやドラッグストアが
環 前年比では依然として厳しい状況が 不足対応に加えて、従業員の安全確保 活況。インバウンド需要の減退と実店
境 続く へのニーズが高まる 舗での売上減により専門店は低調
当 自動貼りやRFIDに対するニーズは堅 3PLで人手不足対応の自動化ニーズ拡 大口案件や、HACCPソリューション
社 調も、販売の後ずれやリプレイスの 大も、外食やアパレル向け卸の回復が 及び自動貼りのニーズを背景にメカト
状 一巡でメカトロが減速。市場全体の 鈍くメカトロ減少。EC好調による物 ロ伸長。専門店向けラベルの需要が減
況
落ち込みを受けてサプライ減少 量増加も、卸の不調でサプライ微減 退してサプライ減少
16
自動認識ソリューション事業(日本) Q2単体
市場別売上高推移 (2-2)
(単位:百万円)
■:メカトロ ■:サプライ ※%は前年比 ※3:旧食品
※3
ヘルスケア フード 公共
+25.6% +3.1%
2,500 2,292 -20.5% 2,000 1,000
1,692 -13.7%
1,825 1,641
2,000 1,823 1,460
1,500 800 +6.9%
-14.8%
1,327 595
1,500 600 507 543
1,095 1,263
1,238 1,000 1,266
1,153
1,000 400 389 350
397
500 965
500
587 727 200
375 428 307 206 192
0 110
0 0
FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20
事
業 医療機関への外来者数がコロナ感染症 内食・中食需要が堅調。外食向けや業 全般に外部環境は安定。業務効率化や
環 拡大前の水準から大幅減の状態が続 務用の需要は低迷 資産管理などの商談が増加
境 き、市場全体で物量減少
当 上記の影響に加えて、前年同期の消費 メカトロは自動貼りの需要が強いもの 大口案件によりメカトロ伸長。サプラ
社 増税前の駆け込み需要の影響もあり、 の、前年度活況だったリプレイスの反 イは、交通機関の利用減少や教育機関
状 メカトロ・サプライともに減速 動もあり減少。外食向け食品製造及び での活動停滞を受けて縮減
況
外食の低迷を受け、サプライ減少
17
IDP事業
総括
Q2 のれん償却費の解消と研究開発費の抑制により、営業損失を圧縮
単体
IDP事業を担うDataLase社の全株式を9月に譲渡 (単位:百万円)
FY2020 FY2019
増減
Q2 Q2 % 除く為替
売上高 60 94 -33 -35.9% -39.1%
粗利額 42 70 -27 -39.2% -
粗利率(外売) 70.7% 74.5% -3.8pt - -
営業利益 -77 -343 +265 - -
営業利益率 - - - - -
FY2020 FY2019
増減
上期 上期 % 除く為替
売上高 136 194 -58 -30.1% -29.5%
粗利額 101 137 -36 -26.5% -
粗利率(外売) 74.4% 70.9% +3.6pt - -
営業利益 -148 -737 +589 - -
営業利益率 - - - - -
18
IDP事業
IDP事業の撤退について
経緯
2015年DataLase社株式を一部譲受、2017年完全子会社化
2020年同社全株式を譲渡
買収時の狙い
革新的印刷技術(レーザー照射による直接印字)の商業化
特にマルチカラー技術のパッケージ業界への展開
撤退の要因
白黒高速印字で品質に関わる克服困難な技術課題が顕在化
マルチカラー技術の開発が大幅に遅延
今後の方針
技術面のデューデリジェンス強化
買収・提携戦略の本業への回帰
19
連結
配当
2020年度中間配当金は35円とする 18年度 19年度 20年度(計画)
EPS 112.5円 -56.1円 279.9円
ROE 6.9% -3.6% 18.3%
単位:円 (参考) 配当性向 62% - 25%
80
70 70 70
70 65
配 60
60 当 1株当たりの企業価値を向上 55
方 させ、安定配当を継続する
50
針
45
40
40 37
34 35
32 33 33 33
30 31
28 2020年度内訳(予定)
30
23 24 中間配当 35円
22
期末配当 35円
20 17 計 70円
10
0
99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
年度
20
連結
2020年度 業績計画
(単位:百万円)
上期 下期 通期
実績 前年比 計画 前年比 計画 前年比
売上高 49,872 -13.8% 52,627 -10.0% 102,500 -11.9%
営業利益 1,470 -58.5% 2,129 -45.7% 3,600 -51.7%
経常利益 1,231 -61.9% 2,068 -38.0% 3,300 -49.8%
親会社株主に帰属する
当期純利益 3,249 +12.8% 6,150 - 9,400 -
<参考>
EBITDA※ 13,376 ←2019年度通期 8,300 -38.0%
※ EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費 FY20 想定レート :106円/USD, 120円/EUR
FY20 上期為替レート (期中平均):106.92円/USD, 121.33円/EUR
FY19 通期為替レート (期中平均):108.69円/USD, 120.79円/EUR
21
中期経営計画
FY2020上期実績
FY2020~22
22
成長戦略
自動認識ソリューション事業に経営資源を傾け、
持続可能な成長力と収益基盤を確立
1 自動認識ソリューション事業の進化・拡大
2 グローバルアライアンスによるビジネスの強化・拡大
3 消費者価値創造のB2B2Cビジネスの創出
23
振り返り 自動認識ソリューション事業
■2019年度スタートの中計
海外 日本
3年でコト売りへの変革を目指しているが、計画比遅延 外部環境の変化の影響を受けたものの、
【外部要因】
宣言した取り組みは計画に沿って進捗
米中貿易摩擦やパンデミック 【進捗】
【内部要因】
・業界毎の新たなソリューションの創出
内外の連携の確立が想定以上に難航 ・課金ビジネスの開始
・マインドセットの定着 ・エリア・アライアンス・パートナーの拡充
・ソリューションのローカライズ 【成果】
●自動車、3PL:庫内ナビゲーションシステム
【進捗】
資産管理パッケージ
本部体制のグローバル化で本社と現地の連携が進展 ●スーパー:店内行動可視化
パートナーとの協業の増加も寄与してコト売りが進展 HACCPソリューション
・市場と機能を軸とした本社マトリックス組織が、ノウハウ ●アパレル:サプライチェーン可視化
共有を通じて現地をサポートしたことで商談が活性化 ●食品製造: HACCPソリューション
・パートナーの開拓が進み、販路の拡大やソリューションの
高度化が実現 ※成果は次ページ
24
振り返り 自動認識ソリューション事業 海外の成果(1)
グローバル営業本部
●CRMを軸としたPDCAの高速化 ●マーケティング・ツールの量産化と
●市場・機能別の専門的・具体的サポート 現地化。成功事例の定期共有
国・市場・業界ごとに、コト売りとパートナーシップを強化
マーケティングツールの
ローカライズ
米国大手小売り
複数社製プリンタの管理の一元化
> 言語変換機能を実装したプリンタを提供
> パートナーと協業した資産管理ツールを導入
500台強のプリンタを受注
> 全米で10倍以上の他社製入れ替えポテンシャル
業界ごとのソリューション用途を可視化
本社マーケティングチームと連携
サプライ等、他商品の拡販 > 業界マップの活用進化
25
振り返り 自動認識ソリューション事業 海外の成果(2)
グローバル営業本部
●CRMを軸としたPDCAの高速化 ●マーケティング・ツールの量産化と
●市場・機能別の専門的・具体的サポート 現地化。成功事例の定期共有
国・市場・業界ごとに、コト売りとパートナーシップを強化
CRMを軸とした本社との定期コミュニケーション 情報共有の加速によるグローバル共通解創出
業績や経緯の可視化により、本社・現地が改善 フードデリバリーが世界で伸長
ポイントを的確に把握 関連ソリューションの成功事例の共有
市場担当チームとの具体策協議と実行の高速化 により、グローバル共通解化
現地パートナーとの連携でコト売りを推進
インド販社 売上高の推移(上期)
FY20 FY19 デリバリー商品の封留めシール
非接触や生産性向上ニーズ拡大により、
製造現場でRFID商談が増加
本部主導でROI測定ツール等を
RFID
4月 5月 6月 7月 8月 9月 開発し、グローバルに展開
26
振り返り B2B2Cビジネスの創出
B2B2Cビジネスも着実に進展。市場別に、お客さまのニーズを実現する技術や商品、運用を提案
幅広い市場・業界で蓄積してきたタギングの知見やパートナーシップ等を活用・応用
ヘルスケア市場 フード市場 リテール市場
・服薬履歴 ・温度情報 ・店内動線履歴
・トレーサビリティ ・トレーサビリティ (購買情報との掛け合わせ)
センサー付きRFID センサー付きRFID
位置測位技術
輸液 医薬品 ボトル
バッグ カプセル
ワインボトル
ロック機能付き
2019年6月 5社共同ニュースリリース 2020年10月 ニュースリリース
27
中計の建付け(本年5月時点)
自動認識ソリューション事業
1 海外事業 2 日本事業
「コト売り」をキーにして 成長ビジネスをより強化して
ベース事業のさらなる強化・拡大 ソリューション事業のさらなる拡大
マニュファクチャリング ヘルスケア マニュファクチャリング ロジスティクス 公共
リテール/アパレル フード リテール/アパレル ヘルスケア フード
コト売りの浸透 コト売りの進化
顧客・消費者志向のイノベーションで新規
ビジネスモデルをグローバルに事業化する
競争優位性の確立
3 ゲームチェンジ
(B2B2Cビジネス) 革新的デバイス要素技術起点
IDPソリューション 撤退
・ITインフラ、リスクマネジメント体制強化 持続可能な
4 グループ経営 ・資本生産性の向上
・社内バリューチェーンの最適化 経営基盤の構築
28
中計の建付け
FY2020-2022
ブランド
ステートメント
サトーグループの成長を加速させる (目指す姿)
■自動認識ソリューション事業 B2B2C
本業集中「市場別戦略の強化×パートナーシップ」 ビジネスの創造 あらゆるもの
を情報化して
海外事業 コト売りの深化による成長力の追求
社会のうごき
日本事業 コト売りの進化と収益力の強化 を最適化する
(タギングの高度化・
■グループ経営 持続可能な経営基盤の強化 多様化を実現して、さ
まざまな現場の課題解
サステナビリティ活動の強化(ESG)、新ITインフラ、
決のデータ収集に欠か
リスクマネジメント体制の強化、資本生産性の向上 等 せない存在を目指す)
29
自動認識ソリューション事業
市場別戦略の強化(1)
持続的な成長に向けて、成果が顕在化している市場別戦略をさらに強化
市場コンセプト
グループが目指す姿をベースに、
各市場がビジョンを策定
マニュファク
ヘルスケア
チャリング
Patient Safety Connected &
あらゆるものを Flexible
情報化して
社会のうごきを
最適化する
ロジス
フード
ティクス
Right Food, Agile Logistics
Right Way
リテール/
アパレル
Smart Living 30
自動認識ソリューション事業
市場別戦略の強化(2)
これまでは、顕在化した課題への対応が中心だった
今後は、現在の取り組みをベースにしつつ、将来の社会や技術の変化を先取りする
将来の市場別ビジョンを示すことで、立ち位置や社会貢献のイメージが明確になり、
社員の行動変化やお客さま・BPパートナーの期待・共感につながり協業が促進される
変化の激しい事業環境においても、常に将来を見据えながら取り組みを進めることで、
事業の強化、サステナビリティにつなげる
<市場コンセプトの建付け>
変化を見据え、時間軸で提供価値やソリューション等を特定
社会や技術の変化
(将来)
(現在) (近い将来)
コンセプトワード 提供価値
ターゲット業界 パートナー企業
提供ソリューション
31
自動認識ソリューション事業
市場別戦略の強化(例:リテール/アパレル市場 ①)
(将来)
(近い将来) Smart
(現在)
Smart Shopping Smart Living Community
店舗の生産性向上を軸とした 消費者の購買体験を軸とした コミュニティの
コストダウンを支援 売上増加を支援 サステナビリティ
を支援
GMS/スーパー コンビニエンスストア 百貨店 ソーシャルメディア企業 メーカー・ブランド
ドラッグストア ホームセンター 家電量販店 決済システム運営企業
業界※
一般消費者
アパレル/スポーツメーカー・卸 各種専門店 ECサイト運営企業 広告代理店 省庁/自治体
オフプライスリテーラー
※パートナーを含む
ソリューション
値引き割引 プライスカード 食品内容表示 HACCP アレルギー照会 顧客行動分析 家庭内冷蔵庫在庫管理
物流(PD、SCM) RFIDSol ポイントカード SATO Digital Markdown 食品ロス削減Sol
プライス/賞味期限チェック 値札 S-ROBO自動化 Click&Collect 消費サイクル分析
食のECシフト=ピッキングSol
32
自動認識ソリューション事業
市場別戦略の強化(例:リテール/アパレル市場 ②)
<具体例:リテール/アパレル市場コンセプト>
Smart Community
(新たなタギングへの挑戦)
Smart Living コミュニティのサステナビリティ
(タギングの進化)
消費者の購買体験の向上
Smart Shopping
(タギングの深化)
イエナカデータの
店舗の生産性向上 取得・活用
ソースタギング
位置測位技術
システム企画、動線分析
読取り機
位置測位
バーコード 関連機器
プリンタ デジタル
サイネージ
バーコードラベル
パートナーと実現
33
自動認識ソリューション事業
海外事業 コト売りの深化 日本事業 コト売りの進化
グローバル営業本部立ち上げにより、 市場・業界別ソリューションの創出などが
成果が着実に実現 着実に進展
さらに さらに
成長力を強化 収益力を強化
アライアンス戦略によるコト売り キラーコンテンツの強化
の強化(グローバル、ローカル)
キラーコンテンツの強化 売り方の改革
(特にプリンタ、サプライ)
社内バリューチェーンの
各国の市場別担当者の専任化 全体最適化
原価低減
34
自動認識ソリューション事業
日本事業の収益力強化
(現在) 商談総数
コロナ禍の新ニーズで商談数増
しかし クロージング数
ソリューションは複雑化・高度化
商談の長期化、クロージング数が限定的
商談期間
(これから)
日本事業の
営業利益率 更なる
収益力向上
約+2pt
※FY19比の
FY25目標
新ITインフラ(FY24~)
・情報連携の高度化で、創出リソースを更に増加
・形式知化の実現で、リソースの最大化 35
中期目標 連結
2019年度 2022年度
売上高 116,372百万円 売上高 118,500百万円 +0.6%(CAGR)
営業利益 7,461百万円 営業利益 8,800百万円 +5.7%(CAGR)
営業利率 6.4% 営業利率 7.4% +1.0pt
ROIC 7.5% ROIC 8.0% +0.5pt
売上高 営業利益
(百万円) (百万円)
120,000 8,800 10,000
7,461 売上高(左軸) 営業利益(右軸)
115,000
6,400 8,000
110,000
6,000
105,000 3,600 118,500
116,372
4,000
100,000 111,800
102,500 2,000
95,000
90,000 0
FY2019 FY2020 FY2021 FY2022
実績 計画/見通し
36
中期目標 セグメント別
売上高 IDP事業(左軸) 売上高 自動認識ソリューション事業(海外)(左軸)
売上高 営業利益
(百万円) 売上高 自動認識ソリューション事業(日本)(左軸) 売上高(日本)除く収益認識影響 (百万円)
営業利益(日本)除く収益認識影響 営業利益 自動認識ソリューション事業(日本)(右軸)
営業利益 自動認識ソリューション事業(海外)(右軸) 営業利益 IDP事業(右軸)
140,000 12,000
73,400
120,000 70,400 10,000
73,360 73,100
70,000
100,000 8,000
66,000
6,479
6,100
80,000 6,000
4,600 6,000
60,000 4,400 4,000
2,800
2,277 2,500
2,000
40,000 1,300 45,400 2,000
42,648
41,800
36,400
20,000 0
-1,317 -150
363 100
0 -2,000
FY2019 FY2020 FY2021 FY2022
実績 計画/見通し
37
中期目標 市場別
海外は主にマニュファクチャリング及びフード、日本はヘルスケアの構成比が伸長
海外 *主な販社。工場・プライマリー専業会社は除く
その他 18.5%
マニュファクチャリング
その他 20.6% 30.4%
マニュファクチャリング
28.0%
フード 13.5%
フード 10.2%
ヘルスケア
ヘルスケア 5.9% 5.9% リテール/アパレル
リテール/アパレル
35.1% 31.8%
FY19 FY22
日本 フード 10.5% 公共 3.2%
公共 3.5%
フード 10.0% マニュファクチャリング
ヘルスケア 32.0%
ヘルスケア マニュファクチャリング 14.2%
12.9% 34.4%
リテール/アパレル リテール/アパレル
12.2% 12.5% ロジスティクス
ロジスティクス 27.6%
26.9%
FY19 FY22
38
中期目標 資金配分の考え方
<FY20-22 創出キャッシュの配分割合>
内部
事業投資 株主還元 留保
効果
カテゴリー 主要な施策 収益 生産性 原価
貢献 向上 低減
① 戦略プリンタの開発・改良 <カテゴリー別 投資額の配分割合>
② オンリーワン高速RFID製造設備の
自動認識 自社開発
ソリューション
事業への ③ サプライ生産拠点&設備の最適化 持続的成長に
成長投資 向けた戦略投資
④ 市場別ソリューションサービス開発
⑤ 戦略パートナーの提携・M&A
⑥ 新ITインフラの構築
持続的成長に 自動認識ソリューション事業
⑦ 人財能力開発の仕組みの構築 への成長投資
向けた戦略投資
⑧ ソースタギング組合せ技術の開発
39
中期目標 ROICツリー
重点市場に集中し、ソリューション事業のさらなる強化・拡大
戦略モデルプリンタの投入・拡販
売上拡大と
海外事業
粗利率向上 グローバルアライアンス強化
6.2%(5.3%)
プライマリーラベル事業とのシナジー強化、グローバル生産
営業利益率 ネットワーク整備
7.4%
新しいソリューション事業の創出とアライアンスの強化で、
(6.4%) さらなる進化・拡大
粗利率向上 戦略モデルプリンタの投入・拡販
日本事業 コストダウン、不良品削減(品質向上)
ROIC 販管費の
8.2%(8.8%) 生産性向上、直間比率改善、自動化/省力化
効率執行
8.0%
(7.5%)
棚卸資産 グループSCM改善(在庫の最適化、リードタイムの短縮)
運転資本
債権債務 財務リスクの最小化と資金効率の最大化
投下資本
事業用資産の有効活用(バランスシートの適切な管理)
回転率
有形
1.55 投資案件の収益性およびリスクの精査
(1.69)
M&Aのシナジー創出
固定資産
カッコ内数字はFY2019 無形 グローバル経営情報基盤の構築
保有特許の実施率向上
40
Appendix
補足資料 P.42~P.57
用語集 P.58~P.61
41
自動認識ソリューション事業 上期
地域別売上高及び営業利益構成
(単位:百万円)
日本 米州 欧州 アジア・オセアニア
売上高
57,680 FY19
列2 62.5% 11.6% 14.0% 11.9%
49,736 列1
FY20 63.8% 10.7% 14.2% 11.3%
営業利益 *割合は消去を除く
列2 73.3% 8.8% 15.9%
4,239 FY19
2.0%
1,609 FY20
列1 53.3% 12.7% 15.1% 18.9%
営業利益率 FY19 日本:8.5%、海外:5.3%
FY20 日本:2.7%、海外:4.2%
42
自動認識ソリューション事業 上期
市場別売上高構成
※1
マニュファクチャリング ロジスティクス リテール/アパレル※2 ヘルスケア フード ※3 公共 その他
海外 *主な販社。工場・プライマリー専業会社は除く
FY19 26.9% 4.9% 34.6% 5.7% 11.1% 16.3%
0.5%
FY20 28.6% 5.0% 34.0% 6.7% 9.5% 15.8%
0.4%
日本
FY19 34.7% 27.0% 12.9% 12.7% 10.0%
2.8%
FY20 30.9% 27.7% 14.8% 12.2% 10.2%
※1:旧FA、※2:旧リテール、※3:旧食品 4.1%
43
連結
売上高・営業利益 推移
売上高 営業利益 1 (単位:百万円)
営業利益 2(自動認識ソリューション事業。IDP事業除く)
売上高 FY2018 FY2019 FY2020 営業利益
30,000 3,000
20,000 2,000
10,000 1,000
0 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
売上高 28,118 28,371 30,272 29,417 28,463 29,411 29,928 28,569 23,651 26,221
前年比 +4.9% +1.2% +0.3% +3.7% +1.2% +3.7% -1.1% -2.9% -16.9% -10.8%
営業利益 1 1,473 1,869 2,100 2,235 1,514 2,028 2,103 1,815 385 1,084
前年比 +73.1% +9.7% -0.9% +42.0% +2.7% +8.5% +0.1% -18.8% -74.5% -46.5%
営業利益 2 1,777 2,274 2,534 2,635 1,878 2,360 2,471 2,047 476 1,132
前年比 +44.3% +9.6% +0.8% +40.6% +5.7% +3.8% -2.5% -22.3% -74.6% -52.0%
44
連結
営業利益前年との比較 (単位:百万円)
Q2単体
-2,642
+297 -33
2,028 +517
+917 1,084
FY19 売上増減要因 粗利要因・ 自動認識 IDP事業の 為替影響 FY20
営業利益 その他 ソリューション 販管費要因 営業利益
事業の販管費要因
各増減項目は、為替の影響を除いた数字
上期
-3,206
3,542
+624 -13
+1,287
-764 1,470
45
自動認識ソリューション事業(海外)
売上高・営業利益 推移
(単位:百万円)
売上高 売上高 営業利益 営業利益
FY2018 FY2019 FY2020
12,000 1,200
10,000 1,000
8,000 800
6,000 600
4,000 400
2,000 200
0 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
売上高
10,910 10,686 11,419 10,298 10,867 10,739 11,118 9,922 7,844 10,168
前年比
+8.2% +1.6% +1.7% -4.2% -0.4% +0.5% -2.6% -3.7% -27.8% -5.3%
営業
利益 553 667 674 344 560 595 772 349 77 683
前年比
+49.8% -8.6% +1.6% 3倍 +1.2% -10.7% +14.6% +1.4% -86.1% +14.8%
46
自動認識ソリューション事業(海外)
事業別 売上高・営業利益 推移 (単位:百万円)
ベース事業 売上高 プライマリー専業 売上高 ベース事業 営業利益 プライマリー専業 営業利益
売上高 営業利益
FY2018 FY2019 FY2020
10,000 800
8,000 600
6,000 400
4,000 200
2,000 0
0 -200
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
売上高
8,730 8,421 9,118 8,359 8,539 8,286 8,758 7,794 5,755 7,779
前年比
ベ +10.2% +0.8% +1.5% -3.9% -2.2% -1.6% -3.9% -6.8% -32.6% -6.1%
ー
営業
ス
利益 477 538 678 478 577 517 740 348 -26 423
前年比
+39.9% -21.0% -3.3% 18倍 +21.1% -3.9% +9.2% -27.1% - -18.2%
売上高
2,180 2,264 2,301 1,939 2,328 2,453 2,360 2,128 2,089 2,389
プ
ラ 前年比
イ +0.8% +4.8% +2.9% -5.9% +6.8% +8.3% +2.5% +9.7% -10.3% -2.6%
マ 営業
リ 利益 112 146 12 -107 -33 61 61 6 100 245
ー
前年比
+141.7% 5倍 - - - -58.3% 4倍 - - 4倍
47
自動認識ソリューション事業(海外)
営業利益前年との比較 (単位:百万円)
Q2単体
+145 -73
-611 +627
683
595
各増減項目は、為替の影響を除いた数字
上期
-990
+492 -90
1,155
+194 761
48
自動認識ソリューション事業(海外) 上期
売上高及び営業利益構成 (事業別・地域別)
(単位:百万円)
ベース プライマリー 米州 欧州 アジア・オセアニア
売上高
21,607 FY19 77.9% 22.1% FY19 30.9% 37.4% 31.7%
18,013 FY20 75.1% 24.9% FY20 29.5% 39.2% 31.3%
営業利益 *割合は消去を除く
2.4% 7.5%
1,155 FY19 97.6% FY19 33.0% 59.5%
761 FY20 53.4% 46.6%
FY20 27.1% 32.4% 40.5%
FY19 米州:5.5%、欧州:1.0%、
営業利益率:
アジア・オセアニア:9.7%
FY19 ベース:6.5%、プライマリー:0.6%
FY20 米州:3.8%、欧州:3.4%、
FY20 ベース:2.9%、プライマリー:7.7%
アジア・オセアニア:5.3%
49
自動認識ソリューション事業(海外) 上期
事業別及び地域別売上高及び営業利益推移
売上高 営業利益 (単位:百万円、左軸:売上高、右軸:営業利益)
事業別
ベース事業 プライマリー専業
20,000 1,200 20,000 1,200
15,000 900 15,000 900
10,000 600 10,000 600
5,000 300 5,000 300
0 0 0 0
FY2018 FY2019 FY2020 FY2018 FY2019 FY2020
地域別
米州 欧州 アジア・オセアニア
9,000 1,000 9,000 1,000 9,000 1,000
800 800 800
6,000 6,000 6,000
600 600 600
400 400 400
3,000 3,000 3,000
200 200 200
0 0 0 0 0 0
FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20 FY18 FY19 FY20
50
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
米州 売上高・営業利益 推移 (単位:百万円)
ベース事業 売上高 プライマリー専業 売上高 ベース事業 営業利益 プライマリー専業 営業利益
売上高 営業利益
4,000 FY2018 FY2019 FY2020 200
3,000 150
100
2,000
50
1,000 0
0 -50
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
売上高
2,854 2,640 3,043 2,753 2,797 2,714 2,811 2,664 1,781 2,660
前年比
ベ +2.7% -9.0% -0.6% -9.4% -2.0% +2.8% -7.6% -3.2% -36.3% -2.0%
ー
営業
ス
利益 42 6 -45 11 174 117 149 42 -44 170
前年比
-49.7% -94.9% - - 4倍 17倍 - 3倍 - +45.6%
売上高
546 584 587 550 577 586 497 536 378 498
プ
ラ 前年比
イ -16.9% -12.4% -9.9% -19.6% +5.6% +0.4% -15.2% -2.5% -34.5% -15.0%
マ 営業
リ 利益 9 34 11 28 17 60 38 27 2 72
ー
前年比
-92.1% 2倍 - -68.0% +86.3% +76.8% 3倍 -1.1% -85.4% +19.8%
51
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
欧州 売上高・営業利益 推移 (単位:百万円)
ベース事業 売上高 プライマリー専業 売上高 ベース事業 営業利益 プライマリー専業 営業利益
売上高 営業利益
FY2018 FY2019 FY2020
2,500 200
150
2,000
100
1,500 50
1,000 0
-50
500
-100
0 -150
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
売上高
2,315 2,160 2,330 2,279 2,386 2,066 2,205 2,264 1,453 2,000
前年比
ベ +20.8% +6.3% +7.6% +1.2% +3.1% -4.4% -5.4% -0.7% -39.1% -3.2%
ー
営業
ス
利益 110 29 53 116 109 26 85 129 -86 56
前年比
2倍 -17.2% +10.6% +4.5% -0.8% -10.7% +61.7% +11.1% - 2倍
売上高
1,633 1,680 1,714 1,388 1,751 1,867 1,862 1,591 1,711 1,891
プ
ラ 前年比
イ +8.6% +12.5% +8.1% +1.0% +7.2% +11.1% +8.6% +14.6% -2.3% +1.3%
マ 営業
リ 利益 103 111 0 -135 -51 0 22 -21 98 172
ー
前年比
- 9倍 3倍 - - -99.7% 36倍 - - 503倍
52
自動認識ソリューション事業(海外)地域別内訳
アジア・オセアニア 売上高・営業利益 推移
(単位:百万円)
売上高 売上高 営業利益 営業利益
FY2018 FY2019 FY2020
4,000 800
3,000 600
2,000 400
1,000 200
0 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
売上高
3,560 3,620 3,743 3,326 3,355 3,504 3,740 2,865 2,520 3,117
前年比
ベ +10.3% +5.8% -0.4% -2.3% -5.8% -3.2% -0.1% -13.9% -24.9% -11.1%
ー
営業
ス
利益 324 502 670 350 294 374 504 176 104 196
前年比
+52.3% -1.8% +37.9% +18.8% -9.4% -25.5% -24.7% -49.7% -64.5% -47.6%
53
自動認識ソリューション事業(日本)
売上高・営業利益 推移
(単位:百万円)
売上高 売上高 営業利益 営業利益
20,000 FY2018 FY2019 FY2020 2,500
15,000 2,000
1,500
10,000
1,000
5,000 500
0 0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
売上高
17,081 17,579 18,736 19,037 17,495 18,578 18,709 18,578 15,730 15,991
前年比
+2.7% +0.9% -0.9% +8.7% +2.4% +5.7% -0.1% -2.4% -10.1% -13.9%
営業
利益 1,224 1,606 1,860 2,291 1,318 1,765 1,698 1,697 399 448
前年比
+41.9% +19.4% +0.5% +29.3% +7.7% +9.8% -8.7% -25.9% -69.7% -74.6%
54
自動認識ソリューション事業(日本)
営業利益前年との比較 (単位:百万円)
Q2単体
-2,902
1,765
+387 +41
+1,157 448
FY19 売上増減要因 粗利要因・その他 販管費要因 為替影響 FY20
営業利益 営業利益
各増減項目は、為替の影響を除いた数字
上期
-2,177
3,083
-1,002 +868 +75
847
55
IDP事業
売上高・営業利益 推移
(単位:百万円)
売上高 営業利益
売上高 営業利益
FY2018 FY2019 FY2020
150 100
125 0
100 -100
75 -200
50 -300
25 -400
0 -500
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2
売上高
125 104 116 81 100 94 100 68 75 60
前年比
+53.2% +34.0% 2倍 -18.9% -20.0% -10.0% -13.8% -15.5% -24.6% -35.9%
営業
利益 -303 -372 -337 -407 -394 -343 -317 -261 -70 -77
前年比
- - - - - - - - - -
56
IDP事業
営業利益前年との比較 (単位:百万円)
Q2単体
+297 -2 -77
-343
-36
+7
FY19 売上増減要因 粗利要因・その他 販管費要因 為替影響 FY20
営業利益 営業利益
各増減項目は、為替の影響を除いた数字
上期
+624 +1 -148
-737
-39 +3
57
用語集(1/4)
サトー独自のコンセプト/取組 説明 ※
DCS & Labeling+Oneを展開。具体的には、お客さまの課題に基づいて自社で開発・製造したバーコードプリンタ
1 自動認識ソリューション事業 やラベル、自社で設計したソフトウェアやサービス、外部パートナーの技術や商品などを組み合わせて提供。本事業は
海外と日本に区分され、海外はベース事業とプライマリー専業から構成される。
2 ベース事業 現場でバーコードなどの可変情報をタギングするビジネス。
商品ラベルなどの固定情報ラベルをタギングするビジネス。Achernar(アルゼンチン)、Prakolar(ブラジル)、
3 プライマリー専業
Okil(ロシア)、X-Pack(ロシア)の4社からなる。
4 IDP事業 IDP (Inline Digital Printing)に関わる開発・製造・販売。旧「素材事業」。
商品の単品売りではなくハードウエアやサプライ、保守サービス、ソフトウェア等を組み合わせたソリューションを、ROIの
5 コト売り
提示を含めて提案する売り方。単品売りの「モノ売り」に対する概念。
お客さまの現場で人やモノにIDや位置などの情報を物理的にひも付けし、それを上位システムに受け渡すこと。すなわ
6 タギング
ち現物と情報を一致(情物一致)させ、デジタル化された情報を活用できるようにする作業。
DCS & Labelingは、バーコードやRFIDなどの自動認識技術とプリンタやラベルなどの商品・サービスを活用して、さま
ざまな現場にある人やモノの情報(=Data)を正確かつ効率的に収集(=Collection)する仕組み
DCS & Labeling+One (=Systems)と、情報を最適な形でひも付けするタギング(含むLabeling)を提供するサトーグループのビジネス
7 (DCS: Data Collection モデル。
Systems) DCS & Labeling+Oneは、お客さま課題の高度化を受けて、オープンなイノベーションやパートナーシップを活用し、
本ビジネスモデルに画像認識・音声認識や位置測位技術、センサーなど(=+One)を組み合わせてお客さま課題
の解決手法をさらに向上させる取り組み。
8 情物一致 現物と情報が一致すること。商品に価格等の情報をひも付けするハンドラベラーの時代から続くサトーの事業コンセプト。
※下線付き用語は別途説明項目あり
58
用語集(2/4)
サトー独自のコンセプト/取組
説明
(続き)
さまざまな市場・業界のお客さまの現場と向き合い、運用を理解し、課題の本質を捉えて最適な解決策を提
供する力。カバレッジ(現場を知ることで蓄積された幅広い「市場x業界x用途」の課題へ対応する力)、インテグ
9 現場力
レーション(戦略パートナーとの共創に基づき、商品・サービス・技術を統合して提供する力)、メンテナンス(継続
的なソリューション提供でお客さまの信頼を醸成し、深く、長い関係を構築する力)の3つの要素で構成される。
社員が現場でキャッチした、会社を良くするための情報やアイデアを三行(約127文字)にまとめて、毎日経
営トップに直接提出するサトー独自の取組み。経営トップはいち早く社内外の環境変化を把握し、迅速な意
思決定や必要な施策を講じ、社員は経営者と同じ目線で物事を考える「全員参画の経営」に寄与。また経
10 三行提報
営トップに直接提出することから、不正や不適切な行為などを防ぐモニタリングとしての役割も担っており、コーポ
レートガバナンスの面においても効果を発揮。
1976年から始まり、近年は海外拠点の導入も増えている。
AAP(Area Alliance Partner) 各県を細分化し、サトーがカバーしていない地域や業界で強いプレゼンスを持つ企業とパートナー契約を締結す
11
施策 る活動。
商品・サービス・技術 説明
プリンタやラベル自動貼付機器、スキャナ、ハンドラベラーなどのハードウェア、ソフトウェア、保守サポートなど、サプ
1 メカトロ商品
ライ商品以外のすべて。粗利率はサプライ商品よりも高い。プリンタはマレーシア、ベトナムおよび台湾にて製造。
可変情報ラベル、RFIDタグ、プライマリーラベル(商品シール)、リボンなどの消耗品。粗利率はメカトロ商品
2 サプライ商品
よりも低いが、リピートビジネスのため販売管理費率は小さい。
DCS & Labeling+Oneを実現するための商品・サービス。具体的にはプリンタ、ラベル、ソフトウェア、保守サ
ポートなどの組み合わせ。加えて、近年は複雑化・多様化するお客さま課題に応えるために自前主義に拘らず、
3 自動認識ソリューション パートナーシップを推進することにより実現を目指す。例えば位置測位技術を用いて人・モノの位置情報を取得
し、作業者や在庫の動きをリアルタイム捕捉することで、工数・作業時間の見える化や製造工程進捗管理を
実現。
59
用語集(3/4)
商品・サービス名・技術(続き) 説明
お客さまのプリンタをクラウドに接続して遠隔でモニタリングを行うサービス。これにより予防保守やエラー時の早期復旧が
SOS 可能となる。またお客さまはプリンタの稼働・活用状況を一覧でき、資産管理が容易となる。
4
(SATO Online Services) 一方サトーにとっては、予防保守の実現による保守人員の労働生産性向上や、保守人員が少ない海外におけるサ
ポート向上に寄与。
AEP (Application
5 プリンタに内蔵された知能がラベル発行作業を最適化。PCを介さずにプリンタ単体で他のシステムとの連携も可能。
Enabled Printing)
バーコードや商品価格、製造年月日、消費期限など、お客さまの現場で必要に応じて変化させる情報を印字する用
6 可変情報ラベル 途のラベル。必要な時に必要な分だけ発行できる点が、固定情報を一度に大量印刷するプライマリーラベル(商品
シールなど)との大きな相違点。
RFID 自動認識技術の一つ。電波を利用してデータの読み書きを行い、①複数一括読み取り、②非接触での読み取り、③
7 (Radio Frequency 遮蔽物や汚損があっても可能な読み取り、④情報の書き換え、といったバーコードには無い特性を持つ。これにより、業
Identification) 務効率の飛躍的な向上が実現可能。
IDP
8 感熱顔料を含む塗料をさまざまな基材に塗布し、レーザー照射による発色でダイレクト印字ができる印刷技術。
(Inline Digital Printing)
60
用語集(4/4)
2012年以降に買収した
説明
主な会社
Argox Information Co.,
1 2012年に買収したエントリー・モデルのプリンタの開発・製造・販売子会社。
Ltd.(台湾)
2 Achernar S.A.(アルゼンチン) 2012年に買収したプライマリー専業子会社。
大量のRFIDタグを高速かつ正確に読み取ることができ、金属や液体の影響、および積層状態での読み取
Magellan Technology
3 りに強いなどの優位性の高いRFID技術「PJM (Phase Jitter Modulation)」を含む同社の事業を
Pty Ltd.(オーストラリア)
2013年に譲り受け、SATO Vicinity Pty Ltd.を設立。
2014年に買収したプライマリー専業子会社。サトーホールディングスが75%を保有。同国のX-Packは関
4 Okil-Holding, JSC(ロシア)
連会社。
Prakolar Rótulos
5 2015年に買収したプライマリー専業子会社。
Autoadesivos LTDA.(ブラジル)
2017年に完全子会社化したIDP事業を推進する開発・製造・販売子会社。2020年9月、DataLase
6 DataLase Ltd. (英国)
Holdings Limitedへ全株式を譲渡。
2017年以降に設立した
説明
海外子会社
シュリンクスリーブ、インモールド、軟包装の製造・販売を行い、サトーホールディングスが60%の株式を保有
1 X-Pack(ロシア)
するプライマリー専業子会社。2017年設立。
SATO Healthcare
2 ヘルスケア事業を担い、サトーホールディングスが100%の株式を保有する子会社。2018年設立。
Switzerland AG (スイス)
SATO Productivity Solutions 自動車産業に焦点を当てて事業を展開し、サトーホールディングスがほぼ100%の株式を保有する販売
3
Mexico S.A. de C.V. (メキシコ) 子会社。2019年設立。
61
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