東証(TSE):6264
株式会社マルマエ
2020年8月期 第1四半期決算 補足資料 2020年1月6日
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1.決算概要
PL分析
PL Point
2019年8月期 2020年8月期
第1四半期累計期間 第1四半期累計期間 ①受注状況
半導体分野：715百万円
金額 割合 金額 割合 対前年同期
（百万円） （%） （百万円） （%） 増減率（%） （対前年同期：2.1％減）
FPD分野：235百万円
受注高 933 － 956 － 2.4
（対前年同期：31.7％増）
受注残高 736 － 776 － 5.4 その他分野：4百万円
（対前年同期：80.8％減）
売上高 1,174 100.0 941 100.0 △19.8 ②売上高
対前年同期19.8％の減少
売上原価 782 66.6 665 70.6 △15.0
※分野別の詳細は次頁
△29.4 ③売上原価・売上総利益
売上総利益 391 33.4 276 29.4
材料費：31百万円減少
販売管理費 165 14.1 129 13.7 △21.7 （対前年同期：16.6％減）
労務費：15百万円減少
営業利益 226 19.3 147 15.7 △35.0 （対前年同期：6.9％減）
外注加工費：35百万円減少
経常利益 224 19.1 144 15.3 △35.8
（対前年同期：24.4％減）
減価償却費：10百万円増加
特別損益 △4 0.4 － － △100.0
（対前年同期：9.6％増）
当期純利益 150 12.9 98 10.4 △35.1 ④営業利益
販管人件費：3百万円減少
EPS（円） 11.57 － 7.51 － △35.1 （対前年同期：5.6％減）
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1.決算概要
四半期業績の推移
（会計期間 単位：百万円）
売上・切削(半導体) 売上・切削(FPD) 20年
売上・切削(その他) その他売上 8月期
1,200
売上総利益 営業利益 293 273
経常利益 当期純利益 244
1,000 256 237 198
944
220 907 263
871 111
800 831
791 102
767 771
171
701 707
600 219 648
158
569
400 436 443
276
200 147
144
98
0
Point 17/8 1Q 17/8 2Q 17/8 3Q 17/8 4Q 18/8 1Q 18/8 2Q 18/8 3Q 18/8 4Q 19/8 1Q 19/8 2Q 19/8 3Q 19/8 4Q 20/8 1Q
①売上高は、FPD分野好調も半導体分野は出直し その他分野：5百万円（対前年同期：85.6％減）
半導体分野：648百万円（対前年同期：25.6％減） ②損益面は低調ながらも改善傾向
• 一部消耗品種の減少による売上減少 • 限界利益率の良い案件が増え、変動費は低減
FPD分野：263百万円（対前年同期：8.0％増） • 昨年末までに生産設備の増強を行ったことにより、
• EBW（電子ビーム溶接）関連受注による売上増加 減価償却費が増加
※グラフは四半期毎の会計期間の数値ですが、ポイントのコメントは当期の累計期間の数値となっております。
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1.決算概要
B/S分析
B/S Point
2019年8月期 2020年8月期
① 資産：8,341百万円(前期末比:12百万円増加)
会計年度末 第1四半期末
（単位：百万円） • 有形固定資産：111百万円減少
• 売上債権：63百万円増加
流動資産 3,607 3,735
• 現金及び預金：51百万円増加
現金及び預金 2,263 2,315 ② 負債：3,000百万円(前期末比:20百万円減少)
• 長期借入金：94百万円減少
売上債権 • 未払法人税等：37百万円増加
(受取手形・売掛金・電子記録債権)
834 897
③ 純資産：5,340百万円(前期末比:32百万円増加)
たな卸資産 435 451 • 利益剰余金：32百万円増加
• 自己資本比率：63.7％→64.0％
固定資産 4,721 4,605
建物・土地 2,448 2,427 長期借入金 20年
8月期
1年内返済予定の長期借入金
379
機械及び装置 2,009 1,922 2,500
短期借入金 379
379
339
（単位：百万円）
流動負債 731 805 6 309
309
2,000
有利子負債（短期）※ 379 379
194
1,500
固定負債 2,289 2,195 176
519
139 2,357 2,262
12 150
長期借入金 2,262 2,167 1,000 2,008 1,977 1,899
2,092 2,167
負債合計 3,021 3,000 1,486
1,303 1,229
1,137 1,084 1,071
500
純資産合計 5,307 5,340
総資産 8,329 8,341 0
※ 有利子負債（短期）：短期借入金＋1年内返済予定の長期借入金
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2.事業環境
月次受注残高の推移
（単位：百万円）
2020年
1,200
半導体分野 6
10 8 8月期
1,100 7
FPD分野 6
7
19
1,000 その他分野 362 344
323 360
311 37
900 16 306
322
6 13
24 23 3
0 5
800 239
213 229 22 5 3 4
214 3 4 6 4 4
26 4 4
700 7 278 318
268 258 283 147 4
158 3 185 191 206
6 174 164 174 4
600 211 246 337 322 312
169 340
173 157
500 7
6 6
158
400 155 155 774 788
814 785 811
730 741
655 646 675
300 620 606 571
564 539 551 567 552 534 540 521 555 548 536
450 482 458 490 460 429 438 459
200 391
320 330 353
100
0
Point 半導体分野は、ロジック向け好調。メモリ向け再始動。一部消耗品種減少以外は再拡大始まる
FPD分野は、中小型パネル向けが回復。大型液晶パネル向けの一部中断もEBW工程受注拡大
その他分野は新たな動きなし
※当社の受注は、案件ごとに長短さまざまなリードタイム（LT）があり、LTの長い案件が多いと売上高にくらべ受注残が多めで、LTが短い案件が
多いと売上高にくらべ受注残は低めに表れます。
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2.事業環境
販売分野別の環境と方針等
半 ロジック向けは過去最高水準継続。NAND向けも再開
導
体 一部消耗品のリサイクル影響長期化。新規品は拡大
分
野 新顧客開拓と受注品種拡充で再拡大を狙う
G6 OLED（有機EL）設備投資続くも、新規計画低調
FPD
分
大型EBW※１により真空チャンバーの受注拡大
野
同業者の撤退もあり、案件少なくともシェア拡大傾向続く
そ
の EBW、加工、ガンドリル、表面処理のワンストップ受注狙う
他
分 生産余力を活かし半導体とFPD以外の受注進める
野
※１ EBW：電子ビーム溶接の略。真空内で電子ビームを高速に加速し、素材に照射することによって素材を溶融させながら溶接する加工
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3. 2020年8月期の業績予想
今期の見通し（損益・設備投資・固定費要因）
業績 (単位：百万円、１株当たり当期純利益は円)
Point
予想
2020年8月期 営業 経常 純利 1株当たり
業績予想
売上高
利益 利益 益 純利益 半導体分野は市場回復も消耗品影響残る
FPD分野はEBW工程が受注貢献
第2四半期(累計) 2,000 280 270 187 14.33
新規品の生産ひっ迫もあり投資再開も視野
通期 4,380 650 633 440 33.71 自動化の認証出始め、生産性改善に注力
上期は、一部消耗品減少の影響（年間約6億減）もあり低調な損益を
見込んだが、MIX改善や環境好転もあり改善傾向。損益は上方修正
（単位：百万円）
(単位：百万円） 予想
5,000 予想 2,500
売上・切削(半導体) 売上・切削(FPD) 設備投資額
売上・切削(その他) その他売上 減価償却費(製造)
1,060
4,000 売上・組立 売上総利益 1,228 2,000
営業利益 経常利益 労務費(製造)
657
当期純利益 3,410
3,000 3,181
3,054 1,500
771
0 1,530
2,462
2,000 947 2,150
575 1,000 902 896
849
1,000 669 628 398 1,172 1,205 628
528 554
728 510 448
500 350 454
521 490 485 310 335 362
783 334
0 110
109 101 185 303 210 246
227
139 149
-1,000 0 57 82
※設備投資額はキャッシュフローベースです。当期に稼働開始する設備は
680百万円分の予想です。現時点における予想額で、変動があります。
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注意事項
本資料に掲載された情報、及び、口頭によって説明された実現していない内容に
関しては、ある一定の仮定の元に予想された見通しであり、マルマエ経営陣の判断
など不確実要素を含んでおります。
本資料は、株主・投資家などの皆様にマルマエの現況と経営方針をご理解いただ
くために作成されたものであり、利用者に対して、当社株式の購入・売却など投資
判断を提供するものではありません。投資に関しての責任は負いません。
数値などの情報には注意をはらっておりますが、掲載の内容については未監査の
数値も多く、確度を保証するものではありません。また、掲載された情報、または
その誤りについて、その理由に関わらず、当社は一切責任を負うものではありませ
ん。
本資料に関するお問合せ先
株式会社マルマエ 管理本部総務課 IR担当
ir@marumae.com
TEL 0996-68-1140 FAX 0996-68-1151
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企業情報
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６．参考資料（現在の事業内容）
当社製品は世界中で半導体・液晶製造装置の心臓部を支えています
主要工程 エッチング
ＣＶＤ
コータ/デベロッパ
スパッタ
枚葉洗浄
アッシング
ウエハーボンディング
イオン注入
アニール
主要製品 真空チャンバー
シャワーヘッド
排気板
静電チャック
ヒーター類
上部電極
ターゲット
搬送系パーツ類
各種真空パーツ類
※画像はイメージです
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６．参考資料（会社概要）
会社名 株式会社マルマエ （Marumae Co., Ltd.） 発行済株式総数 13,053,000株
単元株式数 100株
設立 1988年10月
株主総数 7,959名
資本金 12億4,115万円 （2019年11月30日現在） 前田 俊一 4,818,100株
日本トラスティ・サービス
代表取締役社長 前田 俊一 750,600株
信託銀行（信託口）
取締役 海崎 功太 取締役（監査等委員）兒島 吉二 前田 美佐子 504,000株
役員 取締役 安藤 博音 取締役（監査等委員）桃木野 聡
取締役（監査等委員）山本 隆章 日本マスタートラスト信託銀
248,300株
取締役（監査等委員）宮川 博次 行株式会社（信託口）
前田 良子 180,000株
234名 うち 臨時雇用者等 107名 (2019年11月30日現在）
従業員数 川本 忠男 172,700株
他 派遣社員12名
出水事業所 〒899-0216 五十嵐 光栄 168,000株
（本社） 鹿児島県出水市大野原町2141番地 日本トラスティ・サービス
大株主 159,500株
信託銀行（信託口5）
〒899-0401 （普通株式）
所在地 高尾野事業所
鹿児島県出水市高尾野町大久保3816番41 J.P. MORGAN BANK
LUXEMBOURG S.A.
関東事業所 〒351-0014 1300000
埼玉県朝霞市膝折町2-17-15 （常任代理人 136,200株
株式会社みずほ銀行決済営業
・精密機械、精密機器の設計、製造、加工
部）
・精密機械部品の設計および製作
事業内容 ・産業および医療機械器具の設計、製造、販売
・ソフトウェアの開発、販売 ・製缶工事 ・配管工事 マルマエ共栄会
122,900株
・運送業務 ・不動産の賃貸
・技術は究極を目指し （注）自己株式が150株あります。
・競争と協調を尊び
・技術注力企業として社会に貢献する （2019年8月31日現在）
経営理念
経済を支える“モノづくり”の中で、モノづくりの源流である部品加工にこだわっていきます。そして、さまざまな分野で
総合メーカーを支えられる企業となるために先端技術と供給力を持つ部品加工のリーディングカンパニーを目指します。
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６．参考資料（沿革と事業変遷）
’65 ’88 ’97 ’00 ’01 ’03 ’05 ’06 ’08 ’09 ’11 ’15 ’17 ’18 ’19
マ 有
T′s M′s R&D
バ 株 本 グ 東 熊 関 熊事 事 出 東 東本
半
FPD
ル 限 イ 式 社大 リ 証 本 東 本業 業 水 証 証社
マ 会 ク 導 会 を型 ー マ 事 事 事再 再 事 二 一を
エ 体 分
工 社 部 社 野 高加 ン ザ 業 業 業生 生 業 部 部出
設 品 分 に 尾工 シ ー 所 所 所Ａ Ａ 所 に 指水
業 野 参
個 立 製 改
入 野機 ー ズ が が のＤ Ｄ 取 上 定事
人 造 へ
参 組 工導 ト に 稼 稼 閉Ｒ Ｒ 得 場 業
創
の
入 業入 銘 上 動 動 鎖手 手
所
合 柄 場 続 続
業 団 開 開 成 の へ
併 地 指 始 始 移
定 立 終 転
へ 結
（当初はバイク部品を製造） 移
転
T’s M’s R&D
（法人は継続）
大型製品で 半導体注力
マルマエ Ｒ＆Ｄ事業部（現在の事業） 事業成長 技術力重視
創業期 転換期 規模拡大期 再生期 再成長期
リーマン
バイクから産業用部品 真空パーツのノウハウ蓄積 ショック
原点回帰⇒進化
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６．参考資料（沿革と事業変遷）
事業成長と成長ドライバー
売上高 （単位：億円） 役職員数
50 半導体で再成長 300
45
組立
40
250
その他
35 太陽電池 事業再生計画 200
30 FPD リーマンショック 終結
半導体 事業再生
25 150
役職員数 ADR手続き
20 マザーズ上場
15
100
10 決算期変更
50
5
0 0
（決算期）'02 '03 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '19
規模拡大時期 再構築 再成長
設備大型化 大型設備整理
ＦＰＤ
技術力醸成 生産力拡大 生産力再配分 半導体強化
組立事業 太陽電池 真空パーツ強化
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私達は持続可能な経営を念頭に
技術で社会貢献できる企業を目指します
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